四季 春

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評判

四季 春の評価:

3.76/5点 レビュー 37件。 B ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 41〜52 3/3ページ
No.12
(5pt)

ミステリ…ではない気がする

本作でも,この作者の作品ではもはやおなじみとなってしまった,叙述を利用した仕掛けがある。
とはいえ,その種明かしは中盤くらいでなされるため,読み終わるギリギリに大混乱するということにはならないだろう。

S&MシリーズでもVシリーズでも,「密室殺人」というネタが使われることは多く,本作でも「密室殺人」は出てくる。そして,以前の作品にも見られるような,「密室もの」としては反則だと言いたくなるようなトリックとなっている。
実のところ,「密室殺人」ものというのは見せかけだけで,ストーリーを読ませる方に重点がおかれているのではないかと思われる。
特に本作では,いわゆるミステリの範疇に入るか否かも疑問に思えてくる。そのことを留意してから読んでほしい。

各シリーズを順番に読むべきかという点については,
作者自身は,各作品を順番に読まなくとも,読者は読んだあとに順番に再構築ができるからよいというような旨のことを言っている。
しかし,読む方の,作品から受ける最初のインパクトや,読み続けるモチベーションという観点では,やはり順番に読むことをおすすめしたい。
したがって,本作を読む前に,S&Mシリーズ,Vシリーズを読了しておくことをおすすめする。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.11
(3pt)

分かりにくいが、読みがいはあります

昨日、ブックオフで本作を購入した。
はっきりいうと、私は森氏の作品の文体があまり好みではない。なぜなら登場人物が冷たい感じがして、感情移入ができないからだ。
内容についても、昔「すべてがFになる」を購入して読んだ後、理解不能に陥った。
子供の頃に親を殺した人間を博士と呼び隔離している?という設定はよいとしても、すっきりしないラストが好きになれなかった。
しかし、よく分からないと思いつつも、何故四季が親を殺したのか動機は知りたかった。
そして消化不良になった。
それはシリーズ最終作を呼んだ後も変わらなかった。
だが、あのまま終わるのかとも思ったので、本作が出て救われた気がした。

それでこの作品だが……やはりよく分からない。
ただ四季が親を殺したという設定を今までの作品で読んだのであって、真実は全てを読み終わるまで分からないという事は分かった。
少なくとも、最初のシリーズ全てと、次のシリーズは9作目まで読んだが、それよりも本作が一番好みの小説という感じはした。
叙述のトリックが好きな「今はもういない」などそれなりに楽しいと思った物もあり、何だかんだいって、好きではないが、私は四季が気になるようだ。
今さらではあるが、残りの3冊も読もうとは思っている。

好みではないが、題材が気になる作家ではあり、刊行が早いのにも驚嘆する。
しかし、文系人間としては、理系ミステリという言い方はあまり好きにはなれなず、反発を感じてしまうなあ。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.10
(3pt)

惜しい。

確かに面白いが、あまりにも抽象的な言葉の羅列が多すぎる。少し退屈気味。S&MシリーズでもVシリーズでも、思考を表明する手段としての言語、抽象概念、ひいては真賀田四季という存在が論理的存在であるミステリをより格好良く装飾するための手段であり、最大の特徴であった。それは論理的思考とあわせて食すことによって、最大の面白さを常に提供してきた。
 だが、このように抽象的な概念をひたすら(四巻も)並べられたら飽きる。四季というキャラが好きだっただけに残念
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.9
(3pt)

四季様、ご生誕

真賀田四季を通して、S&Mシリーズ、Vシリーズに出てきたキャラクター達の過去と未来がわかる。今まで、森博嗣の作品を読み続けてきた人には気になるシリーズだろう。
とは言うものの、「春」ではサービスは少なめ。(まあ、最初だし)内容は、幼少の四季様の天才っぷりが如何なく発揮され、それゆえに共感できる要素は一切なし。ミステリィとしての要素も少ないし、「天才ってこうゆう生き物なのか」と天才観察的な読み物として読むのが正解かも。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.8
(5pt)

最初によんではいけない。

この作品を森作品の最初に読む事はお勧めしません。
確かに万人受けする作品ではありませんが、
今までの森作品を読み通した者にとっては
驚きの連続で、どこまで先を見通して今までの
作品が書かれたのかが想像できないくらい
細かなエピソードがこの作品群をとおして繋がっていって
森ファンにとってのある意味完結編だと思います。あまり森作品を読まれていない人の評価で
全体評価が下がるのがあまりに忍びないので
星10個でも足りないぐらいですが、
まだ他の作品を読んでいなくて少しでも興味がある方は
ぜひ読み終わってからこの作品に「挑んで」下さい。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.7
(5pt)

わくわくして読める

「すべてがFになる」の登場人物、天才真賀田四季の幼少のころのお話です。
一番最初に森先生の作品を読んだのが「すべてがFになる」でした。
なんとなく本棚にあったこの本を読んで森作品の虜になりました。
最初読んでいると「?」な部分が多かったのですが、
読み勧めるうちに「あっ」という感じで気がつかされます。一度読んですぐにもう一度読んでしまいました。
「すべてがFになる」「有限と微小のパン」を読んでから(最低でも「すべてがFになる」を読んでから)本作品を読むことをお勧め致します。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.6
(4pt)

この本から入るのもあり

S&Mシリーズよりも前の時代で、Vシリーズとは・・・。といった設定がまた新しい森ワールドを創っていて、広がる一方の世界です。私個人の感想としては、今までの真賀田四季とは違い、より人間的で未完な感じに仕上げた森博嗣のうまさに感激しました。そして、この本から順にS&Mシリーズを読んでみると違った読み方ができるのでないでしょうか。つまり、新しい四季の視点にたったS&M、Vシリーズの読み方もおもしろいなぁ、思ってしまいました。主演女優は萌絵だけでないのでは・・・。すべてがFになるを読まずにこの本を買う人はいないかも知れませんが、この本から読んでも大丈夫だと思います。ただ、この本はS&MとVシリーズと蜘蛛の巣状に密接にリンクしており、かつ四季シリーズの1つを構成している巻だと思って読んでいただけると、より楽しく読めるのではないでしょうか?
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.5
(3pt)

面白くて好きだけど…。

Vシリーズに次ぐシリーズである四季4部作の最初の1冊。 作者の「自分は頭が良い」というオーラ(決して言葉にはしないだろうけど…)が漂ってくるような作品。…といっては何だけど、読者の混乱のさせ方が相変わらず上手いと思う。そこが好きなので別に「頭の良さ」云々は気にならないんだけど。 他のシリーズを読んでる人間(が殆どだとは思うが)にはちょっと楽しい部分もあったり、その分騙されやすい構造になっていたりと、森博嗣の書き方がが好きな人にはまずまずの出来なのではないかと。  多分、一度読んでからくりを理解した上で二度目に読むと、緻密な叙述が積み重なっているのが分かる…んだと思うけど、しばらくそういう気分にはならないかと。一度目を読み終わった後、「なんとなく思い返して理解できたからいいやー」という変な満足感が尾を引く感じ。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.4
(5pt)

さわやか

これを読んでいる途中、ふと気がついて「すべてがFになる」の登場人物一覧を見た。
 驚愕。 森センセの描く「天才」たちの描写がとても鋭い。
 次回作も待ち遠しい。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.3
(5pt)

久しぶりに登場!

森博嗣さんの小説は、脇役にもバックグラウンドがあり、それぞれが複雑に絡み合っている。そういった背景による、それぞれの個性による発言や行動が如実に表現され、理論的であるだけでなく、ストーリーとしての面白みさえも持ち合わせている。
毎回、新作を楽しみにしている。
そして今回の四季「春」。犀川シリーズでも最も印象的な、あの「真賀田四季」の幼少に迫るストーリー。
久々に、触れる四季の思考をトレースし、心地よさと懐かしさが蘇った。
ストーリーは語るまい。けれど、犀川シリーズのファンならば、満足のいくものであることに間違いない。
最高!
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.2
(4pt)

難しい??

最初、意味がわからなかったけど、なんかシリーズものみたいなので、次を早く読みたいと思いました。天才「四季」についていけるようになるのでしょうか?すごく面白かった。びっくり!!
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337
No.1
(5pt)

今までの集大成

待ちに待ったシリーズが始まった。
あの真賀田四季の物語が、今、幕を開ける。物語の舞台は、彼女の少女時代。
S&Mシリーズの、がっちりとした骨格と、確かな存在感。
Vシリーズの、シャープでスパイシィな、切れ味鋭い語り口。
その二つを融合させた手腕は、まさに見事としか言いようがない。全てに謎が紐解かれていく予感に打ち震えつつ、一気に読了してしまった。
早速、次作が待ち遠しい。
季節が冬を迎えるとき、そこにはどんな世界が広がるのだろう。
四季・春 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 四季・春 (講談社ノベルス)より
4061823337