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桜色のハーフコート



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【この小説が収録されている参考書籍】
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)

桜色のハーフコートの評価: 4.29/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

さやかの大ファン

杉原爽香シリーズはすべて読んでいます。いつも楽しい。ずっと読んでいきたいシリーズです。読み始めると・・・はまります。
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)より
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No.6:
(5pt)

シリーズの中でも事件性の高い

シリーズの中でも,事件性の高い話が集まっている。ホームレス家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)学校の荒廃などなど、複数の事件が重なっている。杉原爽香の活躍は続く。最後が、大円団で,ハッピイエンドなところがやや余韻が足りないかもしれない。連載と文庫という決まった枠がややじゃまな気もしました。最後は、もう少し,丁寧な描写があってもよかったかもしれない。読者の想像にまかせるというのも文学だとは思いますが。
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)より
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No.5:
(4pt)

おなじみシリーズ最新刊。

主人公、杉原爽香が一年ずつ成長していく、おなじみのシリーズ。
登場したときは15歳だった爽香も、もう34歳このシリーズも20年目ということになる。
彼女が10代20代だったときは、あまりの無鉄砲さに
ドキドキはらはらして読んだものだけど、
最近は爽香もいくらか落ち着いてきたみたいな感じだなあー。
自分自身が事件に巻き込まれるというか解決すると言うより、
今回はいざ!というときに登場して解決を助けるような感じでした。
今回の事件に巻き込まれる怜ちゃんは、昔の爽香くらいの年。
この子が、色々な体験する様子が描かれているしね。
いつも私は彼女がおなじくらいの年のような気がして読んでいるんだけど、よく考えたらかなり年下なんだよね。
それだけ私の精神年齢が低いと言うことかぁ??
今回の事件は、家庭内の態度と外面が違うお父さん、と言うのが重要なポイント。
何だか、、、他人事とは思えないわ・・・ww
話はいつもながらテンポ良く、展開よく進んでいくので読みやすいです。 このシリーズが初めて、と言う方でも楽しめるとは思いますけど、
やっぱり15歳の時の事件・「若草色のポシェット」から順序よく読んでいくのがおすすめー。
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)より
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No.4:
(4pt)

苦労人

毎年1冊出版され,それとともに年月も1年過ぎていく。
本の登場人物と読者が同じ時間の流れで生きている。そこが最大の魅力です。
爽香は34歳になりました。
並行して進む2つの事件。それに爽香がどう関わっていくのかが見所です。
近年の事件は,爽香自身が事件の関係者というよりも,爽香の周りの人間が起こした事件について
爽香が解決を導いている内容になっています。
そのためか,爽香の苦労人ぶりが印象に残ります。
爽香が事件に巻き込まれ苦しむのはイヤなのですが,その出来事を通して成長していく爽香をみたいなと思います。
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)より
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No.3:
(4pt)

20年。莢香も34歳。

毎年9月のこの時期に刊行されるこのシリーズも、ついに20冊目になりました。毎年1歳づつ年をとってゆく主人公もついに34歳。
もう莢香も女の子ではありません。立派な女性です。ですから、彼女の役割も少しづつ変わってきたのでしょう。莢香は、相変わらず多くの人の相談に乗り、頼りにされています。そのために、彼女の携帯電話は鳴りっぱなしです。
そのせいなのかどうか解りませんが、彼女が直接動いて危険に立ち向かうということは、この本でも言葉の上では出てきますが、実際にはそういう場面は出てきません。その代わり、彼女の周りには多くの仲間が集まってきます。そして、みんなの力で事件を解決して行きます。
顔なじみの人たちもちょっとだけ出ていたりして、懐かしく思えたりします。
20年。いろんなことがありましたが、莢香は着実に成長しています。その姿が見られるだけでも、この1年間待った甲斐がありました。
今回は、内容的にも充実しています。
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)より
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No.2:
(4pt)

見事なタイトルです!

シリーズ第20作
毎年1回9月に刊行される杉原爽香シリーズの待望の最新作です。
本シリーズは、現実の時間の流れに対応して、1年に1歳ずつ登場人物も成長していくという異色の作品です。つまり、第1作では、15歳だったわけです。
本作は、ヒロイン「爽香」が無断欠勤している部下の「宮本」を訪ね、爽香の中学時代の恩師「布子」が勤務する中学校の女子学生「怜」が関わる事件から物語がはじまります。その後、怜が出会ったある不思議なホームレスの男性とのかかわりを通し、物語は進んでいきます。
本作も今までの作品同様スピード感があり、とても読みやすいです。ですが、だからといって軽々しくなく、なかなか密度の濃い作品です。
読み終わった後に、「桜色のハーフコート」というタイトルにこめた作者の思いを感じました。今までの作品の中で、もっとも深いタイトルだと思います。
自分自身や周りの人々の様々な苦労を背負いながらも、凛としているヒロイン爽香の生き様は、本当にかっこよく、見習いたいものです。
なお、5点でなく、4点にしたのは、物語終盤のある記述で少し疑問な部分があったためです。
明記はされていませんでしたが、次回作もありそうな雰囲気なので、また1年後を楽しみに待ちたいと思います。
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)より
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No.1:
(4pt)

十分面白いです。

毎年登場人物が歳をとっていくシリーズです。年々登場人物が増えていくような感じがしますが、うまくカットしていたりほんの少しの登場で済ましています。だがやはり詰め込まれた感はありますね。ここ数年はいつ子供ができるのかが楽しみになっています。1年に1度の読み物として十分楽しめます。
桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)より
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