玻璃の天

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評判

玻璃の天の評価:

4.34/5点 レビュー 32件。 B ランク

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平均点4.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 21〜38 2/2ページ
No.18
(4pt)

ドスンとハマりました!

北村さんの 「スキップ」「ターン」「リセット」3部作は、とても面白かった。
その後、すっかりご無沙汰していた作家さん。
「鷺と雪」が出版されたので、調べてみたら、どうやらシリーズの3番目とか。
で、遡って、これを読みました。
う〜ん、ドスンとハマりました。
知らずにいたことが恥ずかしい、でもこれをスルーしなくて良かった!
良家の子女・花村英子とおかかえ運転手・ベッキーさん。
やっぱり北村さんは、お上手!
キャラクターが生き生きしている。
女学校の女生徒達や、女学校の様子が実にありありと伺える。
近世の歴史って、時間が足りなくて学校の授業でパスされることが多いので、意外と知らない。
当時の街の様子や、おひいさまたちの暮らしが嫌味にならずに、巧く描かれている。
膨大な参考文献、膨大な時間を費やして調べ、書かれているのでしょう。
作品に対する作者の姿勢が心地よい。
ミステリーであるが、それ以外の部分に全く無駄を感じない。
上質の作品。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.17
(4pt)

青春の光と影

「街の灯」の続編にして、ベッキーさんと英子シリーズ第2弾。
英子はいよいよ女子学習院の中期4年を修了し、後期3年の課程に進む
(前期4年、中期4年だから今でいう中3から高1ぐらい)。
当時のおひいさま(お嬢様)方は社交界デビューの年頃とて、英子の周辺でも、
好いたはれただの、お見合いだの、駆け落ちだのといった話が聞こえてくる。
そんな日常において出来する事件の謎をめぐる英子とベッキーの活躍が描かれている。
残念なことに、本作でベッキーさんの素性が明かされてしまう。
個人的には、この謎はできるだけ引っ張って欲しかったし、明かされた正体も意外に
平凡というか、衝撃度は小さかった。まあ、まだ謎は少々残されてはいるが…。
ただ、描かれている時代がこの先いよいよ暗い軍国主義の時代へと突入していくことを
考え合わせると、作者にとっては続編を書き続けていくことがかなり厳しいのではと
心配してしまう。本シリーズのファンとしては、第3弾あたりで終了とならないことを
祈っているのだが。
個人的には、昭和初期という時代に興味を惹かれるものがある。
大正デモクラシー後、戦前においてもっともリベラルな空気を纏い、昭和文化が花開き、
モボ、モガが闊歩した時代。
北村薫はかなり緻密に時代考証を重ね、この時代の雰囲気をかなり忠実に再現している(と思う)。
例えば、当時女子学習院のあった青山や、現在衆・参両議長公邸のある永田町の
旧閑院宮邸あたりの描写、銀座和光の時計塔の竣工当時の話等々実に興味深い。
それと例によって博覧強記を発揮し、当時の詩歌、書画、美術、思想に至るまで巧みに、
しかも嫌味なくストーリーに取り入れていくところなど、感心しきり。
そして、北村作品に共通する登場人物たちの繊細な思考と、思いやりに満ちた解決案の提示。
「日常の謎」が北村作品のキャッチフレーズとなっているが、その(主要)登場人物たちは、
非現実的と思えるほど、優しく、繊細で純粋なことが多い。
このシリーズでは、時代設定が今から70年以上前なだけに、そんな純粋な人物像にも
一層違和感なく溶け込めるのかも知れない。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.16
(4pt)

時代考証の質が高い!

『街の灯』に続く本作は氏の「推理」小説としては、
円紫シリーズなどと比べその輝きが少ないことを認めざるは得ないだろう。
しかし、会話がやや現代風に改められてはいるものの
これだけの時代考証を行い、それを作品の中に
反映させたエネルギーは高く評価すべきだ。
十五年戦争の前夜、最も華開いた昭和の消費文化。
数々の作品に採り上げられた記号といえども
イメージだけではなく、生活感を持って描写し得た作品は
それほど多くはない。その直後に設定を置いた本作は
その中でも高い質を持ったものに相違ない。
自由に外出できないお嬢様を探偵役に据えた逆転の発想が、
軍靴の足音が不穏な時代を描写するに相応しい。
続編が強烈に待たれる。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.15
(5pt)

格調高い時代ロマン

舞台は昭和初期で、現代の作品ながら、当時の雰囲気が、克明に描かれている。
巻末の参考文献の多さからみても、多くの資料を駆使して、当時が再現されている様だ。
特に、巻頭に配されている「幻の橋」は、明治大正昭和初期の風俗が、凝縮されて描かれている様な作品だ。
そして、巻末に配されている「玻璃の天」には、少々不穏な雰囲気も感じられ、戦争に突き進んでいる事が分かる。
こういった雰囲気の中で、それぞれの作品はミステリーでもある。
その内容は、人探しから、殺人まで、色々だ。
これらの作品は、内外の文学、音楽、美術といった、芸術的要素があるミステリーであるのが特徴だ。
特に、国文学や海外の文学に題材を求め、それらが自然に物語に溶け込んでいる。
こういった意味で、大変格調高い作品に仕上がっている。
この格調の高さにロマンを感じる。
本書を読み始めると、途中で本を置くのは無理だ。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.14
(5pt)

昭和初期の空気を確かに感じる作品

戦争の影が色濃くなってきている日本で、凛としたたたずまいで
国の行く末を見つめ、自分の信念を持ち続けるふたりの女性の姿が
大変印象的な作品。ジャンルを問われると「推理小説」だが、
推理小説が苦手な人にもぜひ勧めたい作品。
作者は、昭和8年の東京を舞台に選び、ヒロイン達に
日本が選んだ道をしっかりと見届けさせている。
自分の信念と向き合い、言葉にすることで、国が進んでいっているであろう道と、
自分が進みたい道との違いを真摯に考え抜くヒロイン。
彼女のまっすぐな瞳と思慮深い表情がまぶしい。
三篇通してのテーマは「公」と「私」の関係。
あの時代。急速に何かが変わっていったあの時代も、
きっと、みんなは自分の幸せだけではなく、自分達の子供達の幸せを願っていた。
自分の幸せよりも国の将来を優先させた志の高い人もたくさんいた。
それなのに、よくわからない何かに巻き込まれてしまったあの時代。
私には結局、「公」と「私」の関係はよくわからない。
あの時代を俯瞰的に捉えることもできないでいる。
しかし、英子は時代に対する違和感を放置しない。
どこに違和感があるのかを見据え続け、考え続ける。
その強さは、北村作品のヒロインが共通で持っている魅力でもある。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.13
(5pt)

北村薫の良さがとても良く出た上質なミステリ

忌まわしき戦争へ向かう不穏な影がちらつく時代背景の中で、ベッキーさんの、英子ちゃんの、そして北村薫の、やさしくも鋭い、人間に対する眼差し。
北村節健在です。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.12
(4pt)

独特の雰囲気がたまらない

 昭和初期の女子学習院に通う上流階級のお嬢様たちが主人公のミステリー。
 『街の灯』の続編で、英子の運転手のベッキーさんも健在。
 3編いずれも日常のちょっとした謎がモチーフになっているが、その謎解きよりも、心のひだに入り込んでくる温かい心理描写の数々、程よい塩梅のペダントリー、そして何よりもこの時代の女学生をめぐる空間の描き方が、大変心地がよい。物語を読んでいて自分まで、感受性豊かなあの時代の女学生みたいに胸をキュンとさせていることに気づき、少々顔を赤らめてしまった。
 読書の喜びを十分に味わうことができる本だと思う。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.11
(5pt)

宮部みゆき氏の講演会で知りました。

北村さんとはデビューがほとんど一緒で、いろいろなことを教えてもらっています
そのように、超売れっ子の宮部さんが言及された事を記憶している。
それでというわけではないが、ベストセラーになっているというので、読んでみた次第。
寝る前に床で読みはじめた。おもしろくてひきこまれっぱなし。表題の1作だけ読了した時点
で、翌朝このレビューをかいている。時代背景といい、よみやすい会話といい、登場人物といい、
江戸川乱歩もしたをまく(はずの)うまさである。
巻末にあった参考文献のうちの「東京物語」(朝吹登水子著)をよんでみるつもり。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.10
(4pt)

懐かしい

体験したわけでもないのに、懐かしい。
よく知っているような気がするのに、全然知らない。
そんな時代のお嬢様と、美貌の女性運転手のお話です。
女性の在り方も地位も考え方も現代とは違うけれど、
自分を持って生きている彼女たちに共感しました。
平和に対する彼女の見方も、あの時代だったら本当に、『女であろうと殴り倒されたろう』
殴り倒される時代に住まないわたし達は、何を考えて毎日暮らしているんだろう…。
でもとりあえず、ミートクロケットを食べに資生堂パーラーに行こうとは思いました(笑)
できるなら、横浜のではなくて銀座のお店に。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.9
(5pt)

キラキラしていた明治

 本書の雰囲気から輝かしき明治時代を感じることができた。
 話の展開自体は目新しいものはないが、キラキラしていたであろう、優雅であったろう、と黎明期の明治を体感した。
 この上もなく、ドレスアップをして、社交界に招かれて贅沢をした気分を味わい、満足です。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.8
(5pt)

文学的な香りの高い素晴らしい傑作

こんなに圧倒されたのは、久方ぶりです。
もちろん、ミステリーとしての謎解きの面白さもありますが、この作品はそうした枠組みを超えています。探偵役に花村英子という女学生、しかも昭和初期のエリート階級のお嬢さんで、一人での外出も出来ないような、およそ探偵には似つかわしくない人物を置くという意外性のある設定から、そこに展開される昭和初期の風物の見事な描写、それもそうした描写にぴったりとマッチした文体で読むものを引き付けずにはおきません。
更には、戦争や思想統制に対する強い反対のメッセージがあります。
この作品は、ミステリーを超え、大衆小説の枠組みさえも超えた、文学的な香りの高い素晴らしい傑作になっています。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.7
(5pt)

直木賞というものがなかったら

この世の中に直木三十五賞なるものがなければ、
私はきっと生涯北村薫という作家の本を
手にとることもまして読むことなどなかっただろう。
ここ数年自分に課してる課題のひとつは
直木賞の候補が発表されてから、
選考会までに全ての作品を読んで
受賞作を予測するということである。
そういうことで第136回にノミネートされた
「ひとがた流し」を読んだのが最初で、
今回のこの作品が私が北村作品を読む2回目である。
(ターン、スキップの頃には候補作を読む作業はしてない)
トリックのある小説というのは大いなる御都合主義で
書かれていることが普通なのであるし、
古典的な使いふるされたトリックを
いかにうまく表現するかが腕の見せ所であるのだが、
この小説は実にそこがうまい。
実に楽しく読める作品である。
でもこれで直木賞なら選考委員の見識を疑う。
北村先生も今更直木賞は欲しくないだろう。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.6
(5pt)

遠い日の風(kaze)も北村薫のこの新作をやはり読んだのでしょうか

 北村薫の「街の灯」の続編となるミステリー短編集です。舞台は昭和8年の東京。経済界の一翼を担う良家に生まれた少女・花村英子とその家のおかかえ運転手・ベッキーさんこと別宮。この二人が謎に挑む3編が納められています。
 前作「街の灯」に比して本書は謎解きの興趣の程度が一段とあがっています。しかしそのこともさることながら、北村薫のメッセージ性が全面に出た作品集となっていて、そのことを私は大きな驚きとともに受け止めました。
 昭和初期、日本社会を巨大で暗鬱な時代精神が包み込み、ひとつの方向へ押し流そうとしている。多くの日本人はその先にあるものを見据えることもなく、無邪気に熱狂している。そんな社会にあって、主人公である女性二人は凛とした態度で時代と対峙しようとするのです。
 北村薫が主人公たちを使ってこの物語群の中で時代に打ち込む楔(くさび)は、時として飾り気もなく剥き出しともいえるほど直截的です。その言葉の一槌一槌に私は幾度もたじろいでしまったほどです。
「公は常に、私の愛に嫉妬するものだ。そういう時の、公の牙は実に醜く鋭く、容赦ない」(131頁)。
 振り返ってみると、私は「街の灯 (本格ミステリ・マスターズ)」の書評で「『私と円紫師匠』のシリーズのほうがまさっている」と記したことがあります。しかしそのことを実はこの「玻璃の天」読了後に少し悔いています。
 前作以来、北村薫はこのベッキーさんシリーズでひとつの覚悟をもって筆をとり続ける決意を固めていたのではないかと私は思います。それはもちろん昭和初期という時代をみつめるという懐古趣味ではなく、今私たちが生きている時代を警告を込めて描くという明確な目的をもっての企てであるはず、そう私は今想像しています。
 私はこの北村薫の決意を高く評価し、そして私自身も覚悟を決めて彼のこのシリーズを読み続けていこうと考えています。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.5
(4pt)

熱さをもつきれいなミステリー

昭和初期の、花村家令嬢と女性運転手ベッキーさんをめぐるストーリー。
北村薫さんの作品は、ミステリーという、ある意味娯楽分野にあって
とても清潔というか、プラトニックな香りただよう上品なミステリーで
読むと、娯楽と教養の両方を味わえる気がします。
ただ芯の部分には、北村さんの「熱い」考えがしっかりとあるので
それが、作品をミステリーのジャンルにとどまらない
深いものに仕上げているように感じます。
不必要な残虐性や、いいかげんな薄い描写はみられないので
ミステリーが苦手な方にこそ読んでほしい作品です。
じつは何者?と思わせるベッキーさんも魅力的です。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.4
(4pt)

時代を上手に活かしている

本作の舞台となるのは昭和も初期。女性の活躍の場はあまりない。
本作の主人公はとある令嬢とその女性運転手。日常に降りかかる不思議。女性ながら運転手であるベッキーさんの活躍と令嬢の行動力で謎がときあわされていく様はまさに爽快。
魅力ある物語です。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.3
(5pt)

元教師の誠意を感じさせる強い思い

 ベッキーさんシリーズ2作目。
 全3部作で、もちろん順番通り読むのが望ましいのですが、この真ん中が一番出来が良い巻になっています。
 右翼の物言いに、日教組が日本をダメにしたという話がありますが。
 少なくとも戦争反対の面では、教師たちは左翼的なおもわくでもなく(当然だ、共産国家にだって軍隊はある)、資本主義批判でも、平等思想でもなく、ただただ子供を死なせたくないという思いで行動したのだと、その切々とした気持ちが伝わってくる内容です。
 作者が元教師で、教師だったからこそ長年徹底的に考えてきた事が、ぎゅっと詰まった、重い、重い、一冊です。
 北村薫の描く少女は、美しすぎて嘘っぽいと思う人も多いようですが。
 若者の多くが、ある面不器用なまでに美しい思いを抱えているという事実を、彼は教師という職業を通して、また父親として知ったのではないでしょうか。
 そして、それを守りたいと切実に思い、しかし守ることの困難さも実感したのだろうと思うのです。
 全ての若い女性のそばに、(彼女を守り、彼女を導く、分別ある年上の女性)ベッキーさんを一人ずつ置いてあげたい。しかしまた、その素晴らしいベッキーさんも、一人の弱い女性であり、できるなら彼女の側に彼女を守る素晴らしい男性にいてもらいたい。
 それが北村薫の偽らざる本心だろうと思うのです。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.2
(5pt)

知的に再現された失われた時代の姿

女子学習院の生徒のお嬢様を主人公として描かれるのは,1933 (昭和8) 年の東京の上流階級の世界.作者は厖大な資料を駆使して,今では完全に失われてしまった社会を昨日のことのように描き出す.この時代の空気は,ここに書かれた通り,物言えば唇寒し所か,生命の危険さえある漠然たるテロの恐怖に満ちたものであった.その空気が実感できるのが作者の手柄である.私はこの恐ろしい空気の中を生きただけに,作者に感謝したい.それと日本の古典文学,中華の漢文文書に対する教養は,この時代の初等中等教育の水準の高さの結果であることに注意したい.戦後の学制改革,教育改革は本質的に敗戦国の教育水準を下げる企みで,その結果が現在の嘆かわしい状態なのである.貴族階級が亡びるのはよいとしても,知的水準までが亡びるのは口惜しい.そういうことをこのお嬢様シリーズは痛感させてくれる.強く推薦.なお,会話の応答で,返す,という表現はこの時代ではあり得ない (お言葉を返すようですが,と言って反論する時に限る).それから食材という言葉はなかった.強いて言えば素材か材料だろう.難点はその程度で,真に見上げた時代再現である.
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.1
(4pt)

たしなみ

ベッキーさんのたしなみが感じられる作品だと思う。
驕れる人の行動に対して,抑制のある行動が取れる人間。
こういう人が少なくなってしまったのだ。
「女のくせに」
昭和初期に使われる言葉,今でも平気で使われる言葉でもある。
自分を振り返ることができない人は,他人に対して何もできないはずなのだ。
ベッキーさんは,自分という人間の位置がよくわかっているのだろう。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053