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マッチメイク
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マッチメイクの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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満足 | ||||
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プロレスの試合直後、団体の総帥が死亡した。原因は、額の傷から入った毒物だった…。 大勢の観客を前に行われた大胆な犯行。その謎を探る新人レスラー二人の活躍が描かれたミステリだ。 勝負の世界でありショービジネスでもあるというプロレスの舞台裏が、個性的な登場人物を配して描かれており、興味を掻き立てられる。スタイルの異なる新人らがライバル同志という設定も良い。プロレスを知らない読者でも愉しめるだろう。 主人公が真相にたどり着いた時、ハラハラドキドキ、最大のピンチが訪れる。クライマックスで、タイトルに隠された意味が分かるという趣向なのだ。謎解きとしても満足度は高い作品である。 【乱歩賞】 | ||||
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プロレス界の裏側を描いたミステリー。 ストーリーは良くも悪くも王道で、ラストも予想通りの結末です。 プロレスのことを全く知らない人はストーリーを楽しむことが難しく、プロレスファンは中途半端な聞きかじりが鼻についてNGだと思います。 プロレス用語の使い方や認識違いが複数あることも気になりました。 ひと言でいえば、取材不足につきます。 | ||||
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初代タイガーマスクが好きで、その頃からしばらく親日を見ていました。 この本を読んでいると、猪木VSホーガンで、猪木が場外でノックアウトされた場面などが、なるほどそうだったのかなあと思わされてしまいます。また、アメリカン・プロレス風な展開で、ビートたけしがビッグバンベイダーを連れてきたり、アンドレがマスクをかぶって、ジャイアントマシーンとして登場したりしたのもこう言った下地があれば、ほぼ企画倒れではあるものの、納得できる展開というべきなのかなと思ってしまいます。(実は、ケーブルTVでWWF、WCW,その後のWWEもよく見ておりました。) | ||||
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プロレスを舞台にした傑作ミステリー。 しかも殺人のトリックが「ジュース」! プロレスファンなら絶対に楽しめ、プロレスファンならずとも、面白いこと請け合いです。 序盤から最期までノンストップで読めました。 作者はこのあとあまり作品を出していないようですが、是非ともこの路線でいろいろ書いてほしいです。 表紙のイラストも最高です。 | ||||
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第49回江戸川乱歩賞受賞作。プロレスとミステリーの融合という奇抜なアイディア。登場するレスラーやエピソードはプロレスファンならニヤリとするものばかり。 プロレス団体の総帥が試合直後に急死する。自殺なのか、他殺なのか…新人レスラーの山田と本庄が真相に迫る。 プロレスの裏側をかなり詳細に描いており、それなりに真実味があるのだが、登場するレスラーが実在の複数レスラーをモデルにしているためか、人物像が今一つ希薄に感じた。ミステリーとしても、今一つの仕上がりかな。 | ||||
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ミステリーファンが、江戸川乱歩賞受賞作品として期待して見ると違和感はあると思う。ミステリーとして見た場合は凡庸だから。 しかし、プロレスを舞台にしたミステリーということで、なかなか風変わりなエンタメ作品に仕上がっていると思う。 プロレスファンが読めば、登場人物のモデルは誰であるとか、エピソードのモデルになっているのはあの事件だなと、すぐに分かるので、そういう楽しみ方が出来る。 それじゃあ、プロレスファン以外は楽しめないのかというと、そういうことでも無いと思う。小説の面白いところは、自分の知らない世界・業界を垣間見れることなので、それなりに楽しめるのではないかと思う。だって普段、医者や、銀行員や、税務署員や、俳優が主人公の小説を読んで楽しんでいるわけだから。 まあまあ楽しめたが、参考文献がミスター高橋の暴露本だったということで、☆3つが限界かな。 | ||||
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プロレスを舞台にしたミステリで、プロレスファンならにやりとさせられる流れや、 現実の人物をオマージュさせたキャラがいたりとプロレス小説としては面白いが、 ミステリとしてはいまいち それでも魅力のあるキャラは多く、引き込まれるように読むことは出来る 良くも悪くもミステリとしてではなく、プロレス小説と読むべき作品だろう | ||||
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ミスター高橋の暴露本以降、プロレスの勝ち負けはアドリブではない、 内容さえもある程度試合前から決めてあると言う事が世間に認知されました。 金子達仁の「泣き虫」という本も、高田延彦について書かれている、 似たようなプロレスの裏側の暴露本です。 この本は、そんな類の本の一つではないかと思います。 ですから、上記のような本が好きな人なら、結構面白く読めるかも。 この作者も、本書を書く上でミスター高橋の本を参考図書にしていると聞きました。 逆に、綾辻行人、有栖川有栖、森博嗣、東野圭吾…といった、 本格ミステリ系が好きな人には、「う〜ん…」と言う内容かと。 プロレスに詳しくない人が読んでも、トリックとか犯人とか、 普通のミステリ的には楽しめないと思います。 私はプロレスを見ていたので、 ☆3にしますが、プロレスをあまり見たことのない人は☆2くらいかな、と思います。 | ||||
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プロレスとは究極のショービジネスだと思います。私の尊敬する人物の一人に全日本プロレスのエースでプロレスリングノアを立ち上げ、享年46歳でマットに倒れた三沢光晴がいます。三沢の功績はプロレスの強さとシービジネスとしてのエンターテイメント性を観客に見せるのは当然のこと、その中に悲壮感とそれに伴う感動と勇気を与えたことだと思います。彼らのプロレスにシナリオがあったのかは定かではありませんが、それを見た我々は感動と勇気を与えられたのは確かだと思います。本書でもプロレスがショービジネスであるがその裏に鍛え上げられた筋肉と本当の強さが備わっていることがしっかりと描かれています。そんな若者のプロレス感を読ませるのかなと思いきや、殺人事件に発展してしまいスポ根本としてもミステリーとしても中途半端になってしまった感じがします。 もう少しプロレスの強さや厳しさを描いてほしかったなと感じるのは私がプロレスファンだからだけではないと思います。 | ||||
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かなりユニークなミステリーで、プロレスの真髄をたいへんに面白く描いた作品。ミステリー性は弱いですが、独自の世界観を堪能できます。異色の乱歩賞作品を是非とも楽しんでください。 | ||||
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プロレス小説としてはなかなか面白かった。 ああ、この登場人物はあのレスラーがモデルなんだろうな、って想像できるのも良し。 ただ、主人公の練習生がプロレス界の約束事について全く無知であるという設定には正直、どうかなと。 おそらく読者と同じ視点に置くことでプロレス界の約束事を小説内の描写で説明しよう、という意図であったのかと思われますが。 | ||||
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粗い。 これが第一印象。 主人公も19歳とは思えない。今の19歳ってもっと幼いと思うけど。 脇役達も描写がいまいち。 ただ、期待させる何かがあるように思う。 作者が40を過ぎてこなれてくると結構いけるかも。 北方謙三が誉めているのは、デビュー当時の自分の文体に似ているからではないかというのは、うがちすぎだろうか。 730円はちょっと高いな。 | ||||
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意外におもしろかった、というのが正直な感想。 プロレスには興味がないから、もしかして途中で断念するかとおもったが、物語にぐいぐい引き込まれた。 新人とはいえプロレスラーが私のようなプロレスを知らない人間でさえ知っていることでも知らないってのはどうか、とか、犯人がわかってからが長すぎ、とか、それが実は犯人じゃないかもと思わせるミスリードはよかったものの、そのラストではだめろう、など問題点は多々ある。 あと女性描写のへたさとか。 いまどきポニーテールの女なんて、いないよ、とか、主人公がとても19歳とは思えないところ、とか。 そういう欠点を差し引いてもなお、おもしろかった。 乱歩賞は社会派だが、これは完全なエンターテイメント。 次回作も読んでみたい。 | ||||
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推理小説としての面白さではなく、プロレスの面白さで読ませる作品ですね。 プロレスファンなら、作中に出てくるプロレスラーやエピソードに、実在の モデルが存在する事がすぐ判ると思います。 試合の内情やトレーニングの様子、「門番」という存在など、外からでは 窺い知る事の出来ないプロレス界の実態が描かれているのは、読んで いて面白かったです。 ただ、ミステリーとしては、いまいち物足りないかも知れませんが。 あと、この主人公はちょっと無知ですね。 今時、「アングル」くらいはプロレスファンなら誰でも知ってると思うのに、 いくら新人とは言え、業界にいるプロレスラーが知らないなんて。 | ||||
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江戸川乱歩賞受賞作であるが、殺害方法、トリックなどに驚くべきものが見えず、 ミステリーとしての完成度は低いが、その分プロレスという題材の新鮮さとパワーで一気に読ませる。空港待合室や機内で読むには最適な娯楽小説と言える。 「門番役」の前座レスラーが道場破りの柔道家を一蹴して帰っていくところなど、劇画調で楽しく読める。 乱歩賞の評者たちは、作品の粗さに気付きながらも、「このパワー(才能)は本物」、と言う思いを強くしたのではないだろうか。 作者が今後もプロレスにこだわった娯楽小説作品を書いていくのか、或いは別の題材を使ってミステリー作家を目指すのか、分からないが、読ませるパワー(才能)を持った作家はそう多くない。楽しみな作家である。 | ||||
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ジャンボ鶴田とかの時代には結構プロレスみてました。ちょっと前だと武藤とかが元気だった頃もときどき見てました。が、最近はめっきり見てません。K-1とかダイナマイトとかボクシングとか格闘技がテレビで放映されるのでそっちをみてしまいます。 ですが、かつてのプロレスファンなので楽しみにして読みました。 あんまり熱狂なファンではないので裏話がとっても新鮮でした。ミステリーとしてはシリアスでゾクゾクと迫る感じは少ないですが、さわやかな感じがして私は結構好きです。 | ||||
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ただ,以前に出た暴露本の影響が多分にあるように感じました. どこまでが真実かはわかりませんが,知らない人が読むと誤解しそうです. また,登場人物もなんとなく姿が浮かぶような人(有名レスラー)たちばかりで, 読みやすいと思う反面,ちょっと魅力に掛けるかなという印象です. 肝心のミステリの部分はかなり弱いと感じました. 動機がプロレス界特有のゴタゴタというのは理解できますが, 犯行方法は今イチですし,犯人との『対決』では少し滑稽なところが. コアなプロレスファンの反応が気になるところですが, マニアックな表現が少なく,珍しい題材を扱っているため, 娯楽作品としてなら結構楽しめるのではないかと思います. | ||||
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とても面白く読めました。確かに、お世辞にも綺麗に纏まった作品とは云えません。プロレスについてはよく分かりませんが、謎解きは荒っぽさが目立ちますし、人物造形(特に主人公)にも難点が散見されます。笑える突込みどころもたくさんあります(個人的にはプラス・ポイントですが)。 しかし文章はなかなか達者ですし、一応謎解きの整合性も保たれています。何より著者の「熱気」が全編に溢れているのがいいですね。後半の意外な展開を批判する方も多いようですが、僕には「型を破ってやろう」という新人らしい工夫の顕れに思え、非常に好印象を持ちました。お行儀よくちんまりと纏まった作品より、ずっと面白かった。少なくとも、予定調和なストーリーに未解決の謎まで残されている『脳男』より、ずっといい作品だと思います。 この著者が「化ける」には時間がかかるかもしれませんが、「次は何をやってくれるんだろう?」というワクワク感は、ずっと与えてくれそうな気がします。読むのが遅くなってしまいましたけど、これからの活躍を心から期待しています。 | ||||
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選評にも書かれていたが、登場人物が多すぎる。 主人公の友人、大地や鏡子は明らかに必要ないし、犯人である人物の動機も??である。 肉体増強の描写は楽しめたし、プロレスに興味が沸いてくる様なシュチュエーションもあるにはあるが、子猫を助けようとするクライマックス等は読んでいて、思わず笑ってしまった。あれはほとんどコメディだろう。 長坂秀圭氏の「エノケン一座の嵐」以来の珍作である。 | ||||
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