セブン殺人事件

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セブン殺人事件の評価:

2.75/5点 レビュー 8件。 E ランク

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平均点2.75pt

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全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(2pt)

推理合戦という趣向に期待したのだが、トリックに冴えがなく、裏切られた感が強い凡作

宮本という所轄のベテラン刑事と佐々木という若手キャリア警部補とが7つの事件を巡って推理合戦を繰り広げる(宮本武蔵vs佐々木小次郎のパスティーシュ)という体裁の連作ミステリ短編集。各短編の題名が「***殺人事件」という7文字で統一されている辺りにも作者の遊び心が窺える。文体といい、遊び心といい、推理合戦という趣向といい、私は読んでいて安吾の「安吾捕物帖(勝海舟(!)が引き立て役)」を思い浮かべた。

そして、各編の内容も安吾のミステリ同様、人間模様がジックリと描き込まれていて一応読ませるのだが、それも却って災いして、肝心のトリックに冴えがない。読者にとって分かり易過ぎる(あるいは蓋然性の低い)トリック・犯人しか出て来ず、(執筆年を勘案しても)新規性を全く感じなかった。これでは推理合戦もへったくれもない。特に、ミステリの世界においては忌み嫌われる"万能接着剤"である男女の仲を中心としたものが多く、私の好みには合わなかった。

デビュー当時の作者はバリバリの本格ミステリ派。それだけに推理合戦という趣向に期待したのだが、裏切られた感が強い。これなら、推理合戦ではなく、犯人側から見たエロティック・サスペンスあるいは倒述ミステリにした方が良かったとさえ思った。
セブン殺人事件 (1980年) (Joy novels) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (1980年) (Joy novels)より
B000J88INY
No.11
(2pt)

推理合戦という趣向に期待したのだが、トリックに冴えがなく、裏切られた感が強い凡作

宮本という所轄のベテラン刑事と佐々木という若手キャリア警部補とが7つの事件を巡って推理合戦を繰り広げる(宮本武蔵vs佐々木小次郎のパスティーシュ)という体裁の連作ミステリ短編集。各短編の題名が「***殺人事件」という7文字で統一されている辺りにも作者の遊び心が窺える。文体といい、遊び心といい、推理合戦という趣向といい、私は読んでいて安吾の「安吾捕物帖(勝海舟(!)が引き立て役)」を思い浮かべた。

そして、各編の内容も安吾のミステリ同様、人間模様がジックリと描き込まれていて一応読ませるのだが、それも却って災いして、肝心のトリックに冴えがない。読者にとって分かり易過ぎる(あるいは蓋然性の低い)トリック・犯人しか出て来ず、(執筆年を勘案しても)新規性を全く感じなかった。これでは推理合戦もへったくれもない。特に、ミステリの世界においては忌み嫌われる"万能接着剤"である男女の仲を中心としたものが多く、私の好みには合わなかった。

デビュー当時の作者はバリバリの本格ミステリ派。それだけに推理合戦という趣向に期待したのだが、裏切られた感が強い。これなら、推理合戦ではなく、犯人側から見たエロティック・サスペンスあるいは倒述ミステリにした方が良かったとさえ思った。
セブン殺人事件 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (双葉文庫)より
4575518972
No.10
(2pt)

推理合戦という趣向に期待したのだが、トリックに冴えがなく、裏切られた感が強い凡作

宮本という所轄のベテラン刑事と佐々木という若手キャリア警部補とが7つの事件を巡って推理合戦を繰り広げる(宮本武蔵vs佐々木小次郎のパスティーシュ)という体裁の連作ミステリ短編集。各短編の題名が「***殺人事件」という7文字で統一されている辺りにも作者の遊び心が窺える。文体といい、遊び心といい、推理合戦という趣向といい、私は読んでいて安吾の「安吾捕物帖(勝海舟(!)が引き立て役)」を思い浮かべた。

そして、各編の内容も安吾のミステリ同様、人間模様がジックリと描き込まれていて一応読ませるのだが、それも却って災いして、肝心のトリックに冴えがない。読者にとって分かり易過ぎる(あるいは蓋然性の低い)トリック・犯人しか出て来ず、(執筆年を勘案しても)新規性を全く感じなかった。これでは推理合戦もへったくれもない。特に、ミステリの世界においては忌み嫌われる"万能接着剤"である男女の仲を中心としたものが多く、私の好みには合わなかった。

デビュー当時の作者はバリバリの本格ミステリ派。それだけに推理合戦という趣向に期待したのだが、裏切られた感が強い。これなら、推理合戦ではなく、犯人側から見たエロティック・サスペンスあるいは倒述ミステリにした方が良かったとさえ思った。
セブン殺人事件 (ケイブンシャ文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (ケイブンシャ文庫)より
4766926498
No.9
(2pt)

推理合戦という趣向に期待したのだが、トリックに冴えがなく、裏切られた感が強い凡作

宮本という所轄のベテラン刑事と佐々木という若手キャリア警部補とが7つの事件を巡って推理合戦を繰り広げる(宮本武蔵vs佐々木小次郎のパスティーシュ)という体裁の連作ミステリ短編集。各短編の題名が「***殺人事件」という7文字で統一されている辺りにも作者の遊び心が窺える。文体といい、遊び心といい、推理合戦という趣向といい、私は読んでいて安吾の「安吾捕物帖(勝海舟(!)が引き立て役)」を思い浮かべた。

そして、各編の内容も安吾のミステリ同様、人間模様がジックリと描き込まれていて一応読ませるのだが、それも却って災いして、肝心のトリックに冴えがない。読者にとって分かり易過ぎる(あるいは蓋然性の低い)トリック・犯人しか出て来ず、(執筆年を勘案しても)新規性を全く感じなかった。これでは推理合戦もへったくれもない。特に、ミステリの世界においては忌み嫌われる"万能接着剤"である男女の仲を中心としたものが多く、私の好みには合わなかった。

デビュー当時の作者はバリバリの本格ミステリ派。それだけに推理合戦という趣向に期待したのだが、裏切られた感が強い。これなら、推理合戦ではなく、犯人側から見たエロティック・サスペンスあるいは倒述ミステリにした方が良かったとさえ思った。
セブン殺人事件 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (徳間文庫)より
4195676053
No.8
(5pt)

本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような作品群

短編ながらもどの作品も緻密な構成で説得性のある
犯人捜しで読み応えがあった。
本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような
見事さであった。
セブン殺人事件 (1980年) (Joy novels) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (1980年) (Joy novels)より
B000J88INY
No.7
(5pt)

本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような作品群

短編ながらもどの作品も緻密な構成で説得性のある
犯人捜しで読み応えがあった。
本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような
見事さであった。
セブン殺人事件 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (双葉文庫)より
4575518972
No.6
(5pt)

本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような作品群

短編ながらもどの作品も緻密な構成で説得性のある
犯人捜しで読み応えがあった。
本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような
見事さであった。
セブン殺人事件 (ケイブンシャ文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (ケイブンシャ文庫)より
4766926498
No.5
(5pt)

本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような作品群

短編ながらもどの作品も緻密な構成で説得性のある
犯人捜しで読み応えがあった。
本編の主人公二人の長篇物も読みたくなるような
見事さであった。
セブン殺人事件 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (徳間文庫)より
4195676053
No.4
(4pt)

胸打つ悲劇をふくんだコージーミステリー

「日本刀殺人事件」以下、七文字で統一した七つの短編を収録。宮本部長刑事と佐々木警部補のコンビを探偵役とする、この作者には珍しい本格風味のコージーミステリーである。
コージーミステリーやユーモアミステリーの難所は、犯罪という本来深刻な素材とのバランスの取り方である。このへんに苦心するあまり、シリアス作品より遥かに陰惨で後味の悪い仕上がりとなった「ユーモアミステリー」のいかに多いことか。
この作品は、探偵コンビも事件も淡々と描写することでその幣を免れている。最後に明らかになる真実はいずれも悲劇的なものだが、切れ味鋭いフィニッシュで不必要にベタベタしないのだ。ラストの二編はとりわけ胸を打つ佳作である。
セブン殺人事件 (ケイブンシャ文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (ケイブンシャ文庫)より
4766926498
No.3
(4pt)

胸打つ悲劇をふくんだコージーミステリー

「日本刀殺人事件」以下、七文字で統一した七つの短編を収録。宮本部長刑事と佐々木警部補のコンビを探偵役とする、この作者には珍しい本格風味のコージーミステリーである。
コージーミステリーやユーモアミステリーの難所は、犯罪という本来深刻な素材とのバランスの取り方である。このへんに苦心するあまり、シリアス作品より遥かに陰惨で後味の悪い仕上がりとなった「ユーモアミステリー」のいかに多いことか。
この作品は、探偵コンビも事件も淡々と描写することでその幣を免れている。最後に明らかになる真実はいずれも悲劇的なものだが、切れ味鋭いフィニッシュで不必要にベタベタしないのだ。ラストの二編はとりわけ胸を打つ佳作である。
セブン殺人事件 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (徳間文庫)より
4195676053
No.2
(4pt)

胸打つ悲劇をふくんだコージーミステリー

「日本刀殺人事件」以下、七文字で統一した七つの短編を収録。宮本部長刑事と佐々木警部補のコンビを探偵役とする、この作者には珍しい本格風味のコージーミステリーである。
コージーミステリーやユーモアミステリーの難所は、犯罪という本来深刻な素材とのバランスの取り方である。このへんに苦心するあまり、シリアス作品より遥かに陰惨で後味の悪い仕上がりとなった「ユーモアミステリー」のいかに多いことか。
この作品は、探偵コンビも事件も淡々と描写することでその幣を免れている。最後に明らかになる真実はいずれも悲劇的なものだが、切れ味鋭いフィニッシュで不必要にベタベタしないのだ。ラストの二編はとりわけ胸を打つ佳作である。
セブン殺人事件 (1980年) (Joy novels) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (1980年) (Joy novels)より
B000J88INY
No.1
(4pt)

胸打つ悲劇をふくんだコージーミステリー

「日本刀殺人事件」以下、七文字で統一した七つの短編を収録。宮本部長刑事と佐々木警部補のコンビを探偵役とする、この作者には珍しい本格風味のコージーミステリーである。
コージーミステリーやユーモアミステリーの難所は、犯罪という本来深刻な素材とのバランスの取り方である。このへんに苦心するあまり、シリアス作品より遥かに陰惨で後味の悪い仕上がりとなった「ユーモアミステリー」のいかに多いことか。
この作品は、探偵コンビも事件も淡々と描写することでその幣を免れている。最後に明らかになる真実はいずれも悲劇的なものだが、切れ味鋭いフィニッシュで不必要にベタベタしないのだ。ラストの二編はとりわけ胸を打つ佳作である。
セブン殺人事件 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: セブン殺人事件 (双葉文庫)より
4575518972