■スポンサードリンク


星の巡礼



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
星の巡礼
星の巡礼 (角川文庫)

星の巡礼の評価: 4.02/5点 レビュー 44件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.02pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

なかなか難しい

この本の霊性な部分に入り込めず、難しいという印象を受けた。巡礼の道と同じくとても長く険しい読書の旅だった。でも、最後の著者紹介の部分を読み、いい意味で少し違う印象を受けた。読み終わってみると巡礼の旅が終わって少しもの寂しく感じている自分がいるのが不思議だ。
星の巡礼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:星の巡礼 (角川文庫)より
4042750028
No.5:
(3pt)

魔法使いの日記

原書では「魔法使いの日記」というようです。
素朴な巡礼の話を期待していましたが、巡礼を利用して自分の属する教団の修行を具現化するのが目的で、超常的な力を手に入れる、魔法使いになるための旅です。巡礼というよりは旅の中で行う修行の話でした。
巡礼路の雰囲気は味わえますが、修行が気になってしまいました。
星の巡礼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:星の巡礼 (角川文庫)より
4042750028
No.4:
(3pt)

宗教色が強め

アルケミストをよんで、とても面白かったのでパウロコエーリョ関連の本をまとめ買い
この作品は宗教色が強く、ファンタジー感が少ない作品でした。
星の巡礼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:星の巡礼 (角川文庫)より
4042750028
No.3:
(3pt)

巡礼の道

アルケミストの続きかと思い手に取ったけど、ずいぶんと違う世界の話だった。
非常にスピリチュアルな世界ではあるけれど、作家にとってノンフィクションなんですね。
サンチャゴの巡礼の道を歩く姿がその体験と共に描かれています。
これが中世くらいを舞台にしていたら小説として楽しく読めたのかもしれないけど、あくまで数十年前とはいえまぎれもなく現代においての話だということに違和感があった。
作家の所属する宗教団体がどういうものかはっきりわからないけど、キリスト教には属するけど魔術や精霊もまた存在する世界です。
訳者あとがきにどういう経緯で書かれたのかが書いてあるので、それをまず読んでから読み始めるといいかも。
読み終わってみると、本作とアルケミストは表裏一体なんだと感じました。
作者の実体験としての「星の巡礼」があり、それを作品として昇華させたのが「アルケミスト」なんではないかと思います
星の巡礼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:星の巡礼 (角川文庫)より
4042750028
No.2:
(3pt)

初めてのパウロ・コエーリョにしない方がいい

パウロ・コエーリョの本には少なからず宗教色ーとくに聖母信仰の色ーがありますが、この本は彼の作品の中でも
ダントツで宗教色が濃い!。こってりコテコテに濃く、新興宗教に感じるような抵抗感を感じる、日本人には
馴染みにくい、宗教的な修行・自分発見の旅をつづったもの。
「ベロニカは死ぬことにした」「アルケミスト」と、彼の作品の中でも割と読みやすい本を経てきた私も
ものすごく抵抗を感じました。この本から手に取った人はパウロ・コエーリョの作風を誤解しそう。
でも他の作品を読めば、彼の作品は宗教的な影響が大きいけれども、それは普通の日本人が読んでも
十分受け入れられるようなもので、宗教は作品のなかで、あくまで「真理」や「普遍的に大切なこと」としての
「エッセンス」のような役割をしているだけだと分かるはずです。
それが分かってから読めば、主人公が修行中に考える悩みや回想は誰にでも通ずるようなもので、
「アルケミスト」がそうだったように、この本も主人公と一緒に旅して自分を見つめ直す
機会になるのではと思います。
3冊目か4冊目に読んで、「彼の作家生活はこの作品から始まったのか。」と思いながら楽しむのがオススメ。
星の巡礼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:星の巡礼 (角川文庫)より
4042750028
No.1:
(3pt)

ぼくも魔術師になりたい

主人公はあと少しのところで、魔術師になる試験に不合格となり、怒った師に与えられるはずであった剣を隠されてしまうのであった。その剣はスペイン北部バスク地方を横断し、サンチャゴ・デ・コンポステラにいたる星の野原をガイドに導かれながら、再び見出されるまで修行の巡礼を続けることになる。主人公は道すがらさまざまな儀式や実習を重ねて経験値をふやし、内なる声=メッセンジャーとの対話をつづけ、幾度となく襲ってくる犬の姿をした悪魔と戦いつづける。そして最後にとうとう主人公は……。 と、こうやって書くと、ドラゴンクエストかファイナルファンジーと見まがうRPGのプロットそのものだけど、現代に生きる著者の実体験にもとづいたほとんどノンフィクションということである。うーむ、八百万の神と同衾している日本人もびっくりのオカルトぶりである。ウンベルト・エーコも「フーコーの振り子」でキリスト教世界の神秘主義と魔術オタクを描いたが、あれは特異な人々じゃなく、ヨーロッパの日常だったのね。 ゲームのノベライゼーションの体裁そのままだが、内容も深く、メッセージもあり、主人公と同様な達成感もある。ミステリーの体裁をとったエーコの記号論小説の上をいっているのかもしれない、新しいストーリーテリングの手法を発見した気がする。 第2作「アルケミスト」で何故魔術にああも拘泥する表現をするのか、首を捻ったが、実際にこの星の巡礼で魔術師になっていたのだ、作者は。まさに書を捨てよ、巡礼に出よってね。作者の所属する教団の実習メソッドも紹介されている。次の休暇はこの本を片手にボクも魔術師になるっ、ていったら、お前がやったらゲームそのままじゃんって笑われてしまった。
星の巡礼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:星の巡礼 (角川文庫)より
4042750028

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!