フェティッシュ
評判
フェティッシュの評価:
2.60/5点 レビュー 5件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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フェティッシュの評価:
2.60/5点 レビュー 5件。 C ランク
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…との事ですが、ジャンル的にはミステリーではなくサイコサスペンス?当たり外れの激しい西澤氏の作品の中でもこれは外れの部類。本格ミステリーらしい謎解き要素や意外なドンデン返しなどは期待しない方が良いかと…。
まず読み始めてすぐ気になったのが、各キャラの陰鬱な背景描写がダラダラと長く、ストーリー展開のテンポが悪い点。しかも章ごとに人物の視点がコロコロ変わり、話がいちいち「ぶつ切り」になるので余計に冗長に感じられた。さらにその被害者同士には「クルミに魅了された者」という以外の接点が無く、これらの被害者たちがパズルのピースとして揃っていなくてはならない「必然性」が何も見当たらない。
それに加えて、タイトルにまでなっている「フェティシズム」というテーマ要素がストーリー展開において何も有機的に関連してこない。各人物の「性癖」が「謎解きやテーマの訴求」に重要な意味を持っているならともかく、そうした要素がほとんど無く、何のために「フェティシズム」をこんなに推しているのかよく分からない。他にも事件を追う刑事まで「手フェチ」で「女装癖」があり、被害者の一人が彼の「小学生時代の新任教師」だったといった設定なども無意味で、本作の事件と何も関係ない要素が多すぎる(要するに、この刑事にしても彼がそういう性癖持ちでなくても別にストーリー展開に何も関係ないという事)。
結局、「誰がこんなコトやってんの?」というフーダニットの謎に加え、ある人物の「狂気の背景」を含めた人物像が何も描かれないので、「なんであんな手間やリスクを掛けてまでこんなコトやってんの?」、というホワイダニットの動機部分においても意味が分からず仕舞い。
しかもラストに救いが無いのに尻切れトンボな終わり方。唐突に梯子を外されて「え?終わり?」という感じ。無理やり悲劇的なオチにしただけといった印象で、これまた「そうなるべき必然性」がない。結局「何が言いたかったのか」、「何を見せたかったのか」が不明瞭なまま。
PS:きちんと「低評価の理由」を書いてあるにも関わらず「いいえ」票を入れる人は、ちゃんとコメ欄に理由を書きましょう。理由の無い「いいえ」投票はリセットさせて頂きます。