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不遜な被疑者



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不遜な被疑者の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

一筋縄ではいかない若手弁護士と被疑者の確執を描く傑作

小杉健治さんの本を初めて読みました。2000年に初版されています。7つの短編集から構成されていますが、どれも梶原 藤子という30歳の未婚女性弁護士が、被疑者と面会するところから始まります。

それぞれの被疑者はとても特徴があり、すぐに罪を認めるものもいれば、否認するケースももちろんあります。

多くの場合、この弁護士の手腕により、無罪釈放となるわけですが、実は罪なきと見えた被疑者たちからの、さらなる裏の仕掛けが用意されています。

恋愛よりも仕事を優先させる熱血弁護士ですから、常に違和感があれば、その仕事を頭の中で考え続けます。そして、その違和感を紐解いていくうちに本当の真実が暴かれていきます。

こういう類の小説はあまり読んだ経験がありませんでしたので、とても興味深く読み進むことができました。

また機会があれば、小杉健治さんの本を読んでみようと思います。

ありがとうございました。
不遜な被疑者たち (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:不遜な被疑者たち (集英社文庫)より
4087472183

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