クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価:

3.91/5点 レビュー 159件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全213件 121〜140 7/11ページ
No.93
(5pt)

西尾維新文庫創刊

物理的にノベルスのほうが読みやすいです。分厚すぎて手に余ってしまいます。
挿絵も書き直しているわけではないのでなんだか表紙と不釣合いです。
そして、新規イラストで男性キャラクターは格好よく描かれているのですが女性キャラクターの魅力がなぜか半減しています。
竹さんの進化をどうとらえるかが焦点です。
表紙を見比べて買ったほうが良いかと。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.92
(4pt)

君の意見は完全に間違っているという点に目を瞑れば概ね正解だ

 ラノベのラノベたる所以か.登場人物がすべて漫画チック.その点にさえ耐えられれば良作.会話もテンポが良いし,ミステリーに用いられるトリックも(倫理的にはともかく)物理的には納得のいくものだ.シリーズが文庫化されるようなので,これから先の作品も楽しみにしている.
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.91
(2pt)

う〜ん

 作者の作品を熱心にすすめてくる人がいたので、まずは一冊読んでみようと思って手にとったのですが、正直、最後まで読むのがちょっとしんどかったです。
 文章がくどすぎ、作者の自意識がくどすぎ、ネタがベタすぎる。そして作者がどこまでも広げようとしている大風呂敷は、その布の質も広げる手さばきも全然そのレベルに追いつけていないので、期待させた分、結果としてごくごく貧相な印象になってしまっている…という感じを受けました。作者の脳内イメージが先行しているだけで、それを文章に起こして読者の快感を引き出すというレベルまでつながっていない。ので、読み手は欲求不満になります。読みながら、これが大好きだという人に森博嗣さんの『すべてがFになる』をおすすめしてみたいなぁと思いました。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.90
(5pt)

あなたは一度死んだ方がいいと言ったんです。

『化物語』の西尾維新の原点的な作品。
全6タイトルの『戯言』シリーズの一作目。
初読みだけど想像を絶するミステリ小説でした。
感想としては良くできている、です。
主人公の「ぼく」こといーちゃんは友人の玖渚友といっしょに孤島に招待される。そこには様々な分野の天才たちが集められていたが、そこで殺人が起こる。しかも亡骸の首の上にはあるハズのものがなかった・・・ってのがストーリーだけど、私はそこそこ楽しめた。
西尾維新と言ったら「言葉遊び」だけど、デビュー作というのもあってかキレはまだあまりない。だが、逆に玖渚をはじめとする5人の天才たちの多彩な個性とそのキャラクター性はとてもよく描かれていると思う。そしてトリックにしても動機にしてもこの作者だからできた、と思わせるほど凄まじいものであった。
講談社ノベルスのでかくて持ちづらいと思っていたのでこの文庫化は素直に嬉しい。
ただ問題はこのキャラクターたちへの感じ方。
「ついて行けない」か「おもしろい!」の2つだろうが私は後者。
登場人物も作者自身からも強烈な個性を感じられた小説です。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.89
(4pt)

はじめての人もそうでない人も

『戯言シリーズ』の1作目で,02年02月刊行のノベルスを文庫化.
第23回メフィスト賞の受賞作で,著者のデビュー作にもなります.
個性的な登場人物に目が行きがちも,ミステリとしてもまずまずで,
やたらに強調されていたアリバイには引っかかるところがあるものの,
それ以外は,トリックなどオーソドックスながらもまとまった印象です.
また,あえて違和感を残しておき,それを最後に一気に回収するくだりは,
『内容』もさることながら,いったん落ち着いていたぶんおどろかされます.
ほかにも,何度も見せる過去へのわだかまりや相棒との関係も興味を惹かれ,
本作ではまるで語られなかっただけに,このあとの続刊が気になるところです.
著者の作品では今やおなじみの掛け合いや繰り返しもこのころから見られ,
ほかから入った人には,今と比べてみるとまたおもしろいかもしれませんし,
すでにノベルス版で読みおえた人でも,新たに気づくことがあったりするので,
この文庫化(隔月で続刊予定)をきっかけに読み直してみてはいかがでしょうか.
『西尾維新文庫』と名づけられた,通常の講談社文庫とは異なる装丁にも注目です.
ノベルス版との違いは,表紙とアトガキ(あとがきのこと)と袖の口上で,
加筆や修正は,明らかな間違いなどを除きおこなわれていないとのことです.
挿絵は,扉絵の描きおろしカラー以外はすべてノベルス版と同じになっていて,
その代わりと言ってはなんですが,オリジナルイラストのしおりがついています.
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.88
(2pt)

うーん

パンドラVol.1 SIDEーAで西尾維新の作品を読み
この小説を読んでみたんだけど。
たぶん好き嫌いの問題なのかなぁ
言葉の表現がとてもくどい
同じような表現を2言3言つなげて書かれると読みづらい。
「無自覚で無意識で他人を踏みつけていく人間の方が、
善意で正義で他人を他人を踏み砕いていく人間の方が」本書より
こーゆー表現ばっかりだと読む気がしなくなっちゃう。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.87
(1pt)

キャラは立っているが、それだけ

「このライトノベルがすごい!」で非常に評価が高かったので、読んでみました。
途中から読むのが苦痛になりましたが、何とかシリーズを最後まで読み、その上での感想です。
キャラは確かに魅力があります。
それぞれ特徴的で、面白い。それを造形できた作者の力量は素晴らしいものでしょう。
しかし、それだけです。
やたら「人類最強」だの「人類最悪」だの「世界の終わり」だのという仰々しい形容詞が並びますが、それに見合う存在、事象が全く出てこない。
上っ面の言葉だけが大量に吐き出されているだけ。
ご都合主義の展開、破綻した物語の論理構成、大量に増産された馬鹿げた設定に、これほど熱狂的に一部の中高生が喝采を叫ぶのは、彼らの脳みそが刹那主義に汚染されているからなのだろうか?と思ってしまいます。
思わせぶりな描写をしながら中身や背景に説得力がなく、読み終わった後に残るものはありません。読んで「しまった!」と悔やむシリーズです。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.86
(2pt)

天才が多く登場する割りに事件の概要は普通そのもの

去年書店で見かけた時にずらっとシリーズが平積みされていたのでどんなもんか、と思い買った
先週久々に読み、読了したので感想でも…
つまらなくはないが冒頭から始まる戯言の数々―もとい台詞回しがクドイ
それがこのシリーズ、或いは著者の特徴なのかもしれんが。自分には合わなかった
文学作品としての観点で見れば及第点
ミステリーとして見れば今一つ物足りない著である。トリック然り。動機然り
最後の種明かしは荒唐無稽で納得の行かないものであった
ジャンルにすればライトミステリーといったところか
人に勧めるのならこれより読みやすい「三毛猫ホームズ」を勧める
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.85
(5pt)

ミステリーの醍醐味をライトノベルで味付けしたレベルの高い作品

 ミステリーと云うと殺人事件が起こって、気持ちの悪くなるような描写があっったり、そしてつまんない常識人がこの事件はどんな方法で創られたかを永遠永遠と論議するだけで、全く面白さを感じられなかったり、正直云ってつまんないものばかり……と云う印象が私は強かったです。
 しかし、この《戯言》シリーズはそのイメージとミステリーではない焦点からぶっ潰してくれた或る意味改革的な作品であると思います。
 これ以降の作品においては、ミステリーが重視されていなかったりして、ミステリーから遠ざかりライトノベルに最終的には近くなりますが、ミステリーの持つ特性を上手く利用して、ミステリーの謎が作品を創っているという構造を持っていて、ミステリーレーベルから出ている作品のシリーズとしては最高に良い意味で《飛んでくれちゃった》作品だと、私は思います。
 で、ここまでは《戯言》シリーズ全域に対して書いてみたのですが、ここからはこの作品に対して、話してみようと思う。
 この作品「クビキリサイクル」は、西尾維新のデビュー作あって、ミステリーが中心の新人賞(メフィスト賞)に応募した作品なので、新本格と呼ばれるミステリーが採用されていて、全体的に云えば、他のシリーズ作よりも劣っていると云われても仕方ない作品となっている。
 しかし、これまでのミステリーの現状を考えながらこの作品を見ていけば、最高傑作だと私は思う。
 これまでの作品はキャラクター性を前面にどっか〜ん♪と云う勢いでは押していなかった。
 なのに、どうだろうか。
 この作品は新本格ミステリーのトリックに重きを置きながらも、ライトノベル風味で上手く味を付けている。
 それを踏まえ、今までの新本格ミステリーの味を生かしながらも、ライトノベルとしてやらかした挑戦は、ミステリー界に更にはそれに繋がる、全ての業界に良い意味で影響を与えた作品だと思う。
 そして、私にとって最大の読書時間を掛けて読んだ、初めて感動した作品だった。これ以上に感動できる作品は、私にあっただろうか、と率直に思ったものだ。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.84
(5pt)

何回も読めます!

今まで読んだ本の中で、一回読んだだけで飽きてしまったなどという本はありませんか?
私が読んだ感想としては、戯言シリーズは飽きません。話のテンポが悪くてイライラするようなことはないし、だからといってすぐにオチが分かるようなつまらない話でもない。長い話が苦手な人でも気軽に読めると思う。内容としては、題名からして、ひどく残酷なシーンがあるように思えますね。
でも、マンガとは違って直接的にそれが訴えられるということはないし、表現もおさえてある。むしろ「残酷な本」というイメージは残らないほどのものだと思います。
読む価値は大です。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.83
(5pt)

西尾維新の原点!

はじめこの本を読んだ時、「不思議な本だ」と思いました。しかし読み進んでいくうちにこれが「戯言」なのかと気づきました。
やばいです。面白いです。2巻目の「クビシメロマンチスト」にくらべ読みにくいと思いますがめげずに最後まで読むとこの本の面白さに気づけます。
ちなみに自分はこのオチ(起承転結の結)に気づけませんでした
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.82
(5pt)

ライトノベルでここまでハマれたのは初めて。

☆5つです。
私はライトノベルという部類の本には、中々馴染めず購入したら古本屋に売り飛ばすという
金の無駄遣いをしていました。
でも、最後まで読めて続きが読みたい!と思ったのはこの作品が初めてです。
主人公と共感できる所が多々あり、色々考えさせられる内容もいいです。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.81
(3pt)

一巻ではまだ早い

戯言シリーズのどこがいいのか
と聞かれたら私はこう答える
 『戯言』だと
確かに、簡単過ぎるトリック、少しこじつけめいた真相、など
イマイチな部分もあるが
主人公の『戯言』には表現しにくい魅力がある
ちなみに主人公の『戯言』やキャラクターが本領発揮してくるのは
2巻以降になるので、この作品の良し悪しを
1巻でつけるのはまだ早い(というか1巻は出来が悪い)
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.80
(4pt)

すきですよ。

まだ読み終わっていないので、あえて☆4つ。
でもこの本は、今までに私が出会ったことのないような世界観がある
お話なのですごくすごく楽しいです。
登場人物が個性的で、なにしろ天才達がたくさん出てきますね!
読み出すと止まらなくなる本です。
友達が、「西尾さんの本を読んでから、世の中の世界観が変わったわ」と
言っていたけど、なんか分かる気がします・・。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.79
(5pt)

良い☆

僕は、この作品好きですよ。この本のキャラクターや、事件の内容、推理などは、あくまでも物語として楽しむ【モノ】であり、作者が【見て欲しい(伝えたい)】ことでは、無いでしょう。この本の本質は、【天才】についてでしょう。それを念頭において読むと凄く楽しめる作品だと思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.78
(5pt)

はじまり

きみとぼくに比べれば格段にミステリー色が強いですね。時代背景は近未来のようですがSFというほどではなく、特に気にせず読むことができます。SF入ったミステリーってあんまり好きじゃないんですよね。
正直、最初の密室トリックくらいまではなんとかわかったんですが、それからはヒントもらいながら必死に追うだけで精一杯。
それでも、いーちゃんの種明かしレベルまでなんとか追えたので、よっしゃ!と自己満足してたんですが・・・。
潤さんにしてやられました。そんなのわからないよ・・・。
これが戯言の魅力なんですけどね。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.77
(5pt)

この一冊で判断するのは

正直に述べると、この一冊はさして面白くなかった。
トリックはチープだし、主人公はやる気ないし、
登場人物はエキセントリックだし、世界観は奇抜だし、
なにより文体が他の作家からかけ離れ過ぎていて読みづらい。
とても読みづらい。
ではなぜ星5つなのか?
続編が巻を追うごとに面白くなるからだ。
この一冊はつまらないが、この一冊で西尾維新に見切りをつけてしまうのは勿体無いと思うあまりの星5つ。
この一冊は、既にビッグネームとなった西尾維新のデビュー作で、代表作の第一巻に当たる。
デビュー作だけに、大人しく書いていて作者が弾けていないのだ。
これで弾けてないのか?と思われる方もいるだろう。
一見すると、審査員の目にとまる為だけに無理やりに独自性を打ち出そうとして奇抜になったような印象を受けるだけに、とても抑えて書いているようには見えないのだから仕方ない。
しかし、後の西尾維新フリークたちから見れば、このデビュー作は西尾維新の特色・魅力がまるで出きっていない作品なのだ。
ライトノベルにありがちな商法として、
『第一巻はそこで打ち切られてもいいように一冊でまとめる。人気が出たら続編を出す』
という手法がある。
この手法の欠点は一冊目が大人しく纏まってしまって、後の巻の足を引っ張る事がある事だが、
この作品も一冊目だけに大人しい。
では大人しくなくなるとどうなるのか?
1:変な知り合いがどんどん増える。(と言うか、まともな人がいない)
2:登場人物が人命をなんとも思ってない。
3:二つ名を持ったインモラルな奇人・超人・殺人鬼・天才がどんどん出てくる。
4:主人公が上記の人達にモテるモテる。モラルがないからその内ハーレムを作るに違いないほどモテる。
5:主人公が毎回身体を張って怪我するので生傷が絶えない。病院に担ぎ込まれる事も珍しくない。
6:主人公が言葉遊びに執念を燃やす。
この辺が、このシリーズに限らず西尾維新の作品にほぼ共通した特徴と言える。
・・・本当だってば。
このシリーズも2冊3冊と読んでいくと中毒になるが、どうしても一冊で西尾維新を判断したいならこの作品よりも『きみとぼくの壊れた世界』を推す。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.76
(4pt)

クビキリ・サイクル→△(完全に間違っていると言う点に目を瞑れば概ね正解)

自分はそこまで文章は読む人間ではないですが、
そんな自分が読み進められないほど難しい文章でもなく、
あくびが出るような幼稚な文章でもなく、丁度良い按排の読み物だったと思います。
一応ミステリーのようですが、推理内容自体は、
コナンや金田一で全く推理が当たらない自分でもそれなりに予想がつくものでした。
推理に歯ごたえを感じたい人には、あまりお勧めでは無いかもしれません。
個人的に面白かったのは、語り手である「ぼく」の内面の掘り下げや
周りの人物との軽い問答めいたやり取りがなんとも小気味が良く、自然と読みふけっていたように思います。
星5つでも良かったのですが、物語の途中「ぼく」がやたら罵倒(?)されるシーンがあり
結構自分は「ぼく」に似ているタイプの人種だったので、
自分が罵倒されているみたいで少し気分が悪くなってしまったので、−星1ということで・・・。
ちなみに「戯言遣い」などと言うので、最初はそういう超能力で戦う物語だと思っていました^^;
実際は違うのでご安心(?)を(こんな戯言めいたことを思ったのは自分だけかもしれませんが・・・)
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.75
(5pt)

やられたー。

友達の紹介で読んだ初めての西尾維新。読み終えた後は正直やられた。ミステリにしてはとにかく一人一人のキャラが凄い。(シリーズ通して言えるが)自分が読みたいと思ったものを書いてくれてるよと感服。(実際そんなはずはないが)言葉遊びが楽しい一冊。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.74
(3pt)

推理は求めず、キャラを読む

主人公のやや鬱屈とした内省感情に入り込めない方には、数ページで見切りがつけられるのかもしれない。プロローグ以降に登場する個性豊かなキャラクターたちも、二分した考え方をすれば、アクが強い。
探偵小説の名著に当たっている方にはお勧めできないが、平板なテーマの多いライトノベルからは、一つ抜け出ているだろう。その点では、新進のエンタメとして押されるのにも頷ける。
著者は言葉の汲み取り方に長けており、調度良い具合に装飾のある文章はベーシックでありながら技巧的。
ただ、話の構成・展開に関して言えば、めくるめく事件というよりも、「思考するプロセス」が長いので、単調さに飽きるところもある。そして、予定調和的な完結の仕方は、著者側がシリーズとしての戦略を考えていたのだろうから仕方は無いとしても、1冊ではいーちゃんと玖渚の関係性に没入できず、置いてけぼりの感が少しある。その為、もう少し説得力のあるハイライトへの感情が欲しかった。
著者の嗜好からか、「ブギーポップ」へのオマージュを感じるのは私だけだろうか?
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330