夏の災厄

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評判

夏の災厄の評価:

4.44/5点 レビュー 68件。 A ランク

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平均点4.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全180件 141〜160 8/9ページ
No.40
(5pt)

薬品投棄

絹の変容を連想させるミステリータッチのSFパニック小説.現代の危機管理システムは全く進歩していない.環境保護も同様だ.この感染症の発端はといえば,燃料コスト削減のための薬品投棄である.これは産業廃棄物処理法違反である.しかし,現実問題,消費増税が実施されれば総合病院の負担が増える.例えば5億円の営業益がある総合病院ならば3億.大学病院や個人でやってる所とは状況が異なるのだ.機械工学専攻の自分は医療に関して詳しくないのだが,この作品のようなことが起きないよう,東電の二の舞を演じることの無いよう祈るばかりだ.
夏の災厄 Amazon書評・レビュー: 夏の災厄より
4620105228
No.39
(4pt)

寸評(ネタバレ有り)

───房代
 物語後半で老医師をたやすく懐柔し手玉に取る魔性の女っぷりには恐れいった。
───小西
 "バードウォッチャーに悪人は居ない"の法則を体現する生真面目かつ行動派の漢(オトコ)。
───Dr.鵜川
 名探偵、信念の医師、アジテーター、など様々な顔を併せ持つが器用貧乏は否めない。
───青柳
 世が世なら一軍を率いる将の器だが、生まれる時代を誤ったためラブホの受付を務める。
───永井係長
 青柳と並ぶ豪の者。一介の係長で収まる器ではなく、いずれ政界に進出するであろう。
───Dr.辰巳秋水
 ブルーベリーアイスさえ与えておけばどうにでも操れる、物語中屈指のくみし易い人物。
───エミル・サリム
 描写は略されていたが手首には金時計、全ての指にダイヤの指輪、歯は総金歯のはずだ。
夏の災厄 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (角川文庫)より
4041028124
No.38
(4pt)

寸評(ネタバレ有り)

───房代
 物語後半で老医師をたやすく懐柔し手玉に取る魔性の女っぷりには恐れいった。
───小西
 "バードウォッチャーに悪人は居ない"の法則を体現する生真面目かつ行動派の漢(オトコ)。
───Dr.鵜川
 名探偵、信念の医師、アジテーター、など様々な顔を併せ持つが器用貧乏は否めない。
───青柳
 世が世なら一軍を率いる将の器だが、生まれる時代を誤ったためラブホの受付を務める。
───永井係長
 青柳と並ぶ豪の者。一介の係長で収まる器ではなく、いずれ政界に進出するであろう。
───Dr.辰巳秋水
 ブルーベリーアイスさえ与えておけばどうにでも操れる、物語中屈指のくみし易い人物。
───エミル・サリム
 描写は略されていたが手首には金時計、全ての指にダイヤの指輪、歯は総金歯のはずだ。
夏の災厄 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (文春文庫)より
4167605015
No.37
(4pt)

寸評(ネタバレ有り)

───房代
 物語後半で老医師をたやすく懐柔し手玉に取る魔性の女っぷりには恐れいった。
───小西
 "バードウォッチャーに悪人は居ない"の法則を体現する生真面目かつ行動派の漢(オトコ)。
───Dr.鵜川
 名探偵、信念の医師、アジテーター、など様々な顔を併せ持つが器用貧乏は否めない。
───青柳
 世が世なら一軍を率いる将の器だが、生まれる時代を誤ったためラブホの受付を務める。
───永井係長
 青柳と並ぶ豪の者。一介の係長で収まる器ではなく、いずれ政界に進出するであろう。
───Dr.辰巳秋水
 ブルーベリーアイスさえ与えておけばどうにでも操れる、物語中屈指のくみし易い人物。
───エミル・サリム
 描写は略されていたが手首には金時計、全ての指にダイヤの指輪、歯は総金歯のはずだ。
夏の災厄 Amazon書評・レビュー: 夏の災厄より
4620105228
No.36
(5pt)

埼玉県昭川市役所の主人公を描く。

元東京都八王子市役所勤務の篠田節子が、
埼玉県昭川市役所の主人公を描く。

臨時の看護婦と、近所の医師の3人で、感染症の手当と追求を行う。

少し表現がぶれると危ない内容だが、
しっかりした医療関係の取材の元に記述しているのだろう。

参考文献をあげてないのは、素人判断をしないためかもしれない。
夏の災厄 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (角川文庫)より
4041028124
No.35
(5pt)

埼玉県昭川市役所の主人公を描く。

元東京都八王子市役所勤務の篠田節子が、
埼玉県昭川市役所の主人公を描く。

臨時の看護婦と、近所の医師の3人で、感染症の手当と追求を行う。

少し表現がぶれると危ない内容だが、
しっかりした医療関係の取材の元に記述しているのだろう。

参考文献をあげてないのは、素人判断をしないためかもしれない。
夏の災厄 Amazon書評・レビュー: 夏の災厄より
4620105228
No.34
(5pt)

埼玉県昭川市役所の主人公を描く。

元東京都八王子市役所勤務の篠田節子が、
埼玉県昭川市役所の主人公を描く。

臨時の看護婦と、近所の医師の3人で、感染症の手当と追求を行う。

少し表現がぶれると危ない内容だが、
しっかりした医療関係の取材の元に記述しているのだろう。

参考文献をあげてないのは、素人判断をしないためかもしれない。
夏の災厄 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (文春文庫)より
4167605015
No.33
(5pt)

今の原発でも同じだ

自然環境問題を扱った「アクアリウム」の後に出されたもので、東京近郊の架空の小都市昭川でそれは繰り広げられる。新型日本脳炎に市役所保健センターの職員や看護婦、そして街の医者たちの対応が描かれる。

この脳炎には従来のワクチンが効かず、それでもやらざるを得ない状況の中、海外で作られた有効なワクチンを知り、これを使いたいと思うのだが、それは100万人に40人の重大な副作用を伴う上、新しいものを使うには、色々な法制の壁があり直ぐとは行かない。

一地域限定の発生のため、国や県が中々動かないなか、被害はどんどん深刻になり、副作用ゆえ予防注射そのものに反対していた医師や市民も考えを変え、副作用を覚悟してでも使用の方向に変わってゆく。

医療の最前線で働く人達と、役所の上の方とのせめぎあいが続くが、ある事をきっかけに使用へと大きく動くこととなる。今私達に現在進行形で起こっている、福島第一原発問題も、同様の事が言えるのではなかろうか。

住民の避難が遅かったし、現在も広範囲な地域で、放射能汚染に晒されている子供達の退避は、直ちに行わなければならないと思うのに、この程度は安全の論があるのはうなずけない。皆もっと声を上げるべきだし、為政者の決断が望まれる。95年出されたこの作品は、96年の日本中をパニクらせた大腸菌O-157騒動の前であり、予言小説といえる。
夏の災厄 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (角川文庫)より
4041028124
No.32
(5pt)

今の原発でも同じだ

自然環境問題を扱った「アクアリウム」の後に出されたもので、東京近郊の架空の小都市昭川でそれは繰り広げられる。新型日本脳炎に市役所保健センターの職員や看護婦、そして街の医者たちの対応が描かれる。

この脳炎には従来のワクチンが効かず、それでもやらざるを得ない状況の中、海外で作られた有効なワクチンを知り、これを使いたいと思うのだが、それは100万人に40人の重大な副作用を伴う上、新しいものを使うには、色々な法制の壁があり直ぐとは行かない。

一地域限定の発生のため、国や県が中々動かないなか、被害はどんどん深刻になり、副作用ゆえ予防注射そのものに反対していた医師や市民も考えを変え、副作用を覚悟してでも使用の方向に変わってゆく。

医療の最前線で働く人達と、役所の上の方とのせめぎあいが続くが、ある事をきっかけに使用へと大きく動くこととなる。今私達に現在進行形で起こっている、福島第一原発問題も、同様の事が言えるのではなかろうか。

住民の避難が遅かったし、現在も広範囲な地域で、放射能汚染に晒されている子供達の退避は、直ちに行わなければならないと思うのに、この程度は安全の論があるのはうなずけない。皆もっと声を上げるべきだし、為政者の決断が望まれる。95年出されたこの作品は、96年の日本中をパニクらせた大腸菌O-157騒動の前であり、予言小説といえる。 

夏の災厄 Amazon書評・レビュー: 夏の災厄より
4620105228
No.31
(5pt)

今の原発でも同じだ

自然環境問題を扱った「アクアリウム」の後に出されたもので、東京近郊の架空の小都市昭川でそれは繰り広げられる。新型日本脳炎に市役所保健センターの職員や看護婦、そして街の医者たちの対応が描かれる。

この脳炎には従来のワクチンが効かず、それでもやらざるを得ない状況の中、海外で作られた有効なワクチンを知り、これを使いたいと思うのだが、それは100万人に40人の重大な副作用を伴う上、新しいものを使うには、色々な法制の壁があり直ぐとは行かない。

一地域限定の発生のため、国や県が中々動かないなか、被害はどんどん深刻になり、副作用ゆえ予防注射そのものに反対していた医師や市民も考えを変え、副作用を覚悟してでも使用の方向に変わってゆく。

医療の最前線で働く人達と、役所の上の方とのせめぎあいが続くが、ある事をきっかけに使用へと大きく動くこととなる。今私達に現在進行形で起こっている、福島第一原発問題も、同様の事が言えるのではなかろうか。

住民の避難が遅かったし、現在も広範囲な地域で、放射能汚染に晒されている子供達の退避は、直ちに行わなければならないと思うのに、この程度は安全の論があるのはうなずけない。皆もっと声を上げるべきだし、為政者の決断が望まれる。95年出されたこの作品は、96年の日本中をパニクらせた大腸菌O-157騒動の前であり、予言小説といえる。 

夏の災厄 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (文春文庫)より
4167605015
No.30
(5pt)

公務員という災厄

公務員というものは、組織の中でミスを犯さないことにひたすら意識を集中させ、常に自分の保身を第一に考えています。それでいて自分が世の中を動かし、自分がいなくては世の中はたいへんなことになると信じてもいます。そのあたりが実にコミカルに、そしてちょっと無気味に描かれます。篠田作品にたびたび登場するまじめというか、単に物の見方の非常に狭い男とひょうひょうと生きていく優男、そしてしっかりした女性陣が大活躍します。
夏の災厄 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (角川文庫)より
4041028124
No.29
(5pt)

公務員という災厄

公務員というものは、組織の中でミスを犯さないことにひたすら意識を集中させ、常に自分の保身を第一に考えています。それでいて自分が世の中を動かし、自分がいなくては世の中はたいへんなことになると信じてもいます。そのあたりが実にコミカルに、そしてちょっと無気味に描かれます。篠田作品にたびたび登場するまじめというか、単に物の見方の非常に狭い男とひょうひょうと生きていく優男、そしてしっかりした女性陣が大活躍します。
夏の災厄 Amazon書評・レビュー: 夏の災厄より
4620105228
No.28
(5pt)

公務員という災厄

公務員というものは、組織の中でミスを犯さないことにひたすら意識を集中させ、常に自分の保身を第一に考えています。それでいて自分が世の中を動かし、自分がいなくては世の中はたいへんなことになると信じてもいます。そのあたりが実にコミカルに、そしてちょっと無気味に描かれます。篠田作品にたびたび登場するまじめというか、単に物の見方の非常に狭い男とひょうひょうと生きていく優男、そしてしっかりした女性陣が大活躍します。
夏の災厄 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (文春文庫)より
4167605015
No.27
(5pt)

すばらしい!

これが自分にとってのはじめての篠田作品で、読む前は期待半分という感じだったのだが、読んですぐに篠田節子のファンになった。さすが前に役所勤めを経験されてただけあって、描写が事細かで、かつ平易な言葉でわかりやすかった。カッコいいヒローはいないけれど、どこにでもいそうな普通の市民が問題を解決するべくあっちこっちぶつかりながら奔走する姿に力強さを感じた。
夏の災厄 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (角川文庫)より
4041028124
No.26
(5pt)

すばらしい!

これが自分にとってのはじめての篠田作品で、読む前は期待半分という感じだったのだが、読んですぐに篠田節子のファンになった。さすが前に役所勤めを経験されてただけあって、描写が事細かで、かつ平易な言葉でわかりやすかった。カッコいいヒローはいないけれど、どこにでもいそうな普通の市民が問題を解決するべくあっちこっちぶつかりながら奔走する姿に力強さを感じた。
夏の災厄 Amazon書評・レビュー: 夏の災厄より
4620105228
No.25
(5pt)

すばらしい!

これが自分にとってのはじめての篠田作品で、読む前は期待半分という感じだったのだが、読んですぐに篠田節子のファンになった。さすが前に役所勤めを経験されてただけあって、描写が事細かで、かつ平易な言葉でわかりやすかった。カッコいいヒローはいないけれど、どこにでもいそうな普通の市民が問題を解決するべくあっちこっちぶつかりながら奔走する姿に力強さを感じた。
夏の災厄 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (文春文庫)より
4167605015
No.24
(3pt)

事実は小説より奇なり

日常の中に潜む恐怖を描いた作品。つまりベッドタウンに突然伝染病が発生したらという・・・。そのアイデアが切れている。プロットは普通。読んでいく中で想像するとおりに進んでいく。人物描写はいまいち。類型的で感情移入できる人物がいなかった。

本書の中ではある生物がウィルスの宿主として登場する。本来あり得ないとされている宿主により感染が広まる。

でも現実の世界では同じことが起こっていたりして、「現実は小説より奇なり」である。

本書の中で提示される篠田氏の企業観は偏っているように思え、その辺は興ざめだった。例えば森沢をヒーローに据えても面白かったのにと・・・。
夏の災厄 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (角川文庫)より
4041028124
No.23
(3pt)

事実は小説より奇なり

日常の中に潜む恐怖を描いた作品。つまりベッドタウンに突然伝染病が発生したらという・・・。そのアイデアが切れている。プロットは普通。読んでいく中で想像するとおりに進んでいく。人物描写はいまいち。類型的で感情移入できる人物がいなかった。
本書の中ではある生物がウィルスの宿主として登場する。本来あり得ないとされている宿主により感染が広まる。
でも現実の世界では同じことが起こっていたりして、「現実は小説より奇なり」である。
本書の中で提示される篠田氏の企業観は偏っているように思え、その辺は興ざめだった。例えば森沢をヒーローに据えても面白かったのにと・・・。
夏の災厄 Amazon書評・レビュー: 夏の災厄より
4620105228
No.22
(3pt)

事実は小説より奇なり

日常の中に潜む恐怖を描いた作品。つまりベッドタウンに突然伝染病が発生したらという・・・。そのアイデアが切れている。プロットは普通。読んでいく中で想像するとおりに進んでいく。人物描写はいまいち。類型的で感情移入できる人物がいなかった。
本書の中ではある生物がウィルスの宿主として登場する。本来あり得ないとされている宿主により感染が広まる。
でも現実の世界では同じことが起こっていたりして、「現実は小説より奇なり」である。
本書の中で提示される篠田氏の企業観は偏っているように思え、その辺は興ざめだった。例えば森沢をヒーローに据えても面白かったのにと・・・。
夏の災厄 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (文春文庫)より
4167605015
No.21
(5pt)

ヒーローのいないパニック小説

~ 篠田ファンの人に、最初に読むなら何がいいかなと聞いて勧められたのがこの本でした。この手のパニック小説というと、たいていはお医者さんか科学者が主人公で、病原菌の謎を解き、最後にはあっと驚くような解決法を見いだす、といったストーリーが主流ですよね。だからこれも、そういった展開になるものと思って読み始めました。展開がわかっていても、作~~者の筆力次第でいくらでも面白い小説になるものですからね。
 ところが、読み進めていってもなかなか”ヒーロー”は出てこない。役場の職員や看護士など、どちらかというと”脇役”っぽい人たちがまとめて主役になっている。社会全体から見たら小さな存在かもしれない人たちが、この事件の中ではそれぞれがとても大きい存在感を示し出す。そう、社会って~~いうのは、誰か一人のヒーローではなく、こういった名もない一人一人が作り出しているものなんだ、と思わせてくれる。
 ラストは想像していたものとは違ったけれど、一種の爽快感さえ感じるほど気持ちのいいものだった。~
夏の災厄 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 夏の災厄 (角川文庫)より
4041028124