百万のマルコ

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百万のマルコの評価:

3.84/5点 レビュー 25件。 C ランク

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平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 21〜35 2/2ページ
No.15
(4pt)

気軽に読める謎解き集

 東方見聞録で有名なマルコ・ポーロ。彼が捕虜として牢獄で語った話を世に送り出した作家を主役としてマルコを描く短編小説の数々。
 全て法螺吹きマルコがフビライ・ハーンの命により行った先々での不思議な出来事。しかし、その話にはオチがない。肝心な部分が不明。そこで、居合わせた捕虜達があれこれと謎解きをするが、、、、。
 パラドクスやなぞなぞの類、古典などを下敷きにした柳氏の謎にあなたも挑戦してみませんか。私はほとんど分かりませんでしたよ。頭が固いのかな。
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045
No.14
(4pt)

短編よりも長編がいい

牢獄につながれたマルコ・ポーロが獄中で仲間に、フビライ・ハーンに命じられ、さまざまな国へ行ったときの不思議な出来事を語るという連作もの。

謎ときもあって楽しいがやっぱり、彼の小説の良さは長編にあるように思う。短編だと、あまりにも技巧的過ぎて、読んでいて入り込めない感じがした。ただ、とっても論理的で緻密なストーリーはそれはそれで楽しめるんだけど、彼の隠れた情熱があまり伝わらない。

でも、面白い。
百万のマルコ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (集英社文庫)より
4087443655
No.13
(4pt)

短編よりも長編がいい

牢獄につながれたマルコ・ポーロが獄中で仲間に、フビライ・ハーンに命じられ、さまざまな国へ行ったときの不思議な出来事を語るという連作もの。
謎ときもあって楽しいがやっぱり、彼の小説の良さは長編にあるように思う。短編だと、あまりにも技巧的過ぎて、読んでいて入り込めない感じがした。ただ、とっても論理的で緻密なストーリーはそれはそれで楽しめるんだけど、彼の隠れた情熱があまり伝わらない。
でも、面白い。
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045
No.12
(4pt)

軽く、楽しく、そして……

楽しい短編集です。
 そういえば、世界史で習った『東方見聞録』って、嘘八百だったなぁと思い出しながら読むと、この嘘とも本当ともつかない語りが、ますます味わい深く感じられることでしょう。西洋から見たオリエンタリズムって、確かにこんな感じですよね。
 さらに、最後に待っていた意外なオチは……。

 単行本で出版されずに、いきなり文庫になった、お買い得の1冊です。
百万のマルコ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (集英社文庫)より
4087443655
No.11
(4pt)

軽く、楽しく、そして……

 楽しい短編集です。
 そういえば、世界史で習った『東方見聞録』って、嘘八百だったなぁと思い出しながら読むと、この嘘とも本当ともつかない語りが、ますます味わい深く感じられることでしょう。西洋から見たオリエンタリズムって、確かにこんな感じですよね。
 さらに、最後に待っていた意外なオチは……。
 単行本で出版されずに、いきなり文庫になった、お買い得の1冊です。
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045
No.10
(2pt)

なぞなぞ

13篇を収めた短篇集。
 主人公はマルコ・ポーロ。イタリアに帰国して、中国や日本といった旅先での不思議な体験を語るという形式になっている。まさに『東方見聞録』の世界だが、そのなかに「謎」が混ぜ込まれるという趣向になっている。
 しかし、出来は良くない。『東方見聞録』を持ち出したアイデアは面白いし、方向性としては間違っていないと思う。しかし、「謎」のレベルが低すぎる。ほとんどは下らないオチで、笑うに笑えない。小学生の「なぞなぞ」といった感じだ。
 人物造形もいまいち。
百万のマルコ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (集英社文庫)より
4087443655
No.9
(2pt)

なぞなぞ

 13篇を収めた短篇集。
 主人公はマルコ・ポーロ。イタリアに帰国して、中国や日本といった旅先での不思議な体験を語るという形式になっている。まさに『東方見聞録』の世界だが、そのなかに「謎」が混ぜ込まれるという趣向になっている。 しかし、出来は良くない。『東方見聞録』を持ち出したアイデアは面白いし、方向性としては間違っていないと思う。しかし、「謎」のレベルが低すぎる。ほとんどは下らないオチで、笑うに笑えない。小学生の「なぞなぞ」といった感じだ。
 人物造形もいまいち。
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045
No.8
(5pt)

粒揃いのエンターテイメント

13世紀、ジェノヴァの牢の中。
新入りの囚人、マルコ・ポーロが、フビライ・ハンに仕えていた頃の体験を語ります。
黄金の国ジパングや常闇の国での出来事など、現実にはあり得ない話ばかりです。

でも、他の文化の情報が入ってこない当時は、全てが驚きの対象だったと思います。

マルコの話は、一休さんの“とんち”のようで、囚人たちの暇つぶしになります。
マルコと囚人のやり取りを通じて、当時の情勢が伝わってきます。

この本を読むと、「ピンチは最大のチャンス」という言葉を思い出します。
百万のマルコ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (集英社文庫)より
4087443655
No.7
(5pt)

粒揃いのエンターテイメント

13世紀、ジェノヴァの牢の中。
新入りの囚人、マルコ・ポーロが、フビライ・ハンに仕えていた頃の体験を語ります。
黄金の国ジパングや常闇の国での出来事など、現実にはあり得ない話ばかりです。

でも、他の文化の情報が入ってこない当時は、全てが驚きの対象だったと思います。

マルコの話は、一休さんの“とんち”のようで、囚人たちの暇つぶしになります。
マルコと囚人のやり取りを通じて、当時の情勢が伝わってきます。

この本を読むと、「ピンチは最大のチャンス」という言葉を思い出します。
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045
No.6
(4pt)

「オチ」が面白い

イタリア語で「百万」には「嘘八百」の意味もあるそうで、マルコ・ポーロがイタリアに帰ってから話したことといった設定になっています。
なお、この本は創元推理文庫の一冊です。つまり推理小説ということなのですが、一休さん並のトンチ小説というのが妥当でしょう。
さまざまな無理難題を知力で見事に解決していく「オチ」が面白い。しかも一編が20ページほどなので、「オチ」の前にあれこれ考えるのが楽しい。通勤時間に読むのに適した本といえるでしょう。
百万のマルコ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (集英社文庫)より
4087443655
No.5
(4pt)

「オチ」が面白い

イタリア語で「百万」には「嘘八百」の意味もあるそうで、マルコ・ポーロがイタリアに帰ってから話したことといった設定になっています。
なお、この本は創元推理文庫の一冊です。つまり推理小説ということなのですが、一休さん並のトンチ小説というのが妥当でしょう。
さまざまな無理難題を知力で見事に解決していく「オチ」が面白い。しかも一編が20ページほどなので、「オチ」の前にあれこれ考えるのが楽しい。通勤時間に読むのに適した本といえるでしょう。
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045
No.4
(5pt)

西洋版一休さん?(笑)

ミステリというよりも、とんち=頓智の世界♪

マルコ・ポーロが、足利義満ならぬチンギス・ハーンの命令(ワガママもあり!)によって生じてしまう様々な難問を、ひらりひらりと上手く交わしていく...
お見事!!と声をかけたくなるくらいです。

更にお茶目な設定なのは、それを語る場所が、捕虜として収容された牢屋の中ということ。
すっかり悲観的な他の捕虜達が放つ「ほら吹き野郎」との言葉や視線をものとはせずに、明るく話す様子は、読んでいても楽しいものです。

そして、話の途中でマルコ・ポーロが「さて、私がどうしたかおわかりですか?」と聞く場面では、捕虜達と同様に一瞬考え込んでしまったりします。
そしてその後に語られる解決方法に膝を打ったりする読者は、あながち私だけではないでしょう〜。

ちょっと気分が晴れない時に読む本として、意外にオススメかもしれません(笑)
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045
No.3
(5pt)

西洋版一休さん?(笑)

ミステリというよりも、とんち=頓智の世界♪

マルコ・ポーロが、足利義満ならぬチンギス・ハーンの命令(ワガママもあり!)によって生じてしまう様々な難問を、ひらりひらりと上手く交わしていく...
お見事!!と声をかけたくなるくらいです。

更にお茶目な設定なのは、それを語る場所が、捕虜として収容された牢屋の中ということ。
すっかり悲観的な他の捕虜達が放つ「ほら吹き野郎」との言葉や視線をものとはせずに、明るく話す様子は、読んでいても楽しいものです。

そして、話の途中でマルコ・ポーロが「さて、私がどうしたかおわかりですか?」と聞く場面では、捕虜達と同様に一瞬考え込んでしまったりします。
そしてその後に語られる解決方法に膝を打ったりする読者は、あながち私だけではないでしょう〜。

ちょっと気分が晴れない時に読む本として、意外にオススメかもしれません(笑)
百万のマルコ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (集英社文庫)より
4087443655
No.2
(4pt)

癒されます

推理小説作家という肩書きの柳氏だが、これは、いわばパズルを解くような軽い短編連作集。読みながら、ついホロリとしたりなるほどと唸ったり。「新世界」(角川文庫)に始まる連続文庫化されて以来の読み手だが、他の作品と共通するのは、作者の人間に対する温かい眼差し。登場人物に語らせる思想や価値観、死生観のようなものに、ふと心が安らいでいるのに気づきます。ガチガチのミステリファンにはツッコミ所満載かもしれないが、普通の小説として読んでも、きっと何か感じるものがあると思います。『新世界』の他、『はじまりの島』、『黄金の灰』もお勧めです。
百万のマルコ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (集英社文庫)より
4087443655
No.1
(4pt)

癒されます

推理小説作家という肩書きの柳氏だが、これは、いわばパズルを解くような軽い短編連作集。読みながら、ついホロリとしたりなるほどと唸ったり。「新世界」(角川文庫)に始まる連続文庫化されて以来の読み手だが、他の作品と共通するのは、作者の人間に対する温かい眼差し。登場人物に語らせる思想や価値観、死生観のようなものに、ふと心が安らいでいるのに気づきます。ガチガチのミステリファンにはツッコミ所満載かもしれないが、普通の小説として読んでも、きっと何か感じるものがあると思います。『新世界』の他、『はじまりの島』、『黄金の灰』もお勧めです。
百万のマルコ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 百万のマルコ (創元推理文庫)より
4488463045