(短編集)

ダブル・ジョーカー

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評判

ダブル・ジョーカーの評価:

4.27/5点 レビュー 98件。 B ランク

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平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 101〜118 6/6ページ
No.18
(4pt)

史実が重すぎて足かせになったか

風機関との対決編が最も痛快。他の作品は、誰がD機関のメンバーか展開がパターン化してきたのに変化を付けている。魔王本人の若き日のエピソードだったり、D機関員自身が視点人物になったりしている。
 ただ、実際の太平洋戦争とリンクしてくると、徹底的な敗北を喫した大戦だけに、完璧なスパイ機関という設定が色あせてしまう。結局完敗したという史実によって、フィクションの鮮やかさがくすみがちになる。そこが残念。
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.17
(4pt)

史実が重すぎて足かせになったか

風機関との対決編が最も痛快。他の作品は、誰がD機関のメンバーか展開がパターン化してきたのに変化を付けている。魔王本人の若き日のエピソードだったり、D機関員自身が視点人物になったりしている。
 ただ、実際の太平洋戦争とリンクしてくると、徹底的な敗北を喫した大戦だけに、完璧なスパイ機関という設定が色あせてしまう。結局完敗したという史実によって、フィクションの鮮やかさがくすみがちになる。そこが残念。
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.16
(5pt)

脱帽です。

ジョーカー・ゲームが面白かったので、当然の購入となりました。期待以上の出来で、前作以上だと思います。さりげない表現の中に重要な伏線があり、キッチリ読まないと、結末で、!?になります。それにしても、頭の良い作者ですね。短編小説でこれだけの中身の濃さ、ヒネリも効いているし、完全に脱帽です。2009年、一番のお気に入り!
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.15
(4pt)

荒唐無稽だがタッチは軽快

これまでは見られなかった、『第二次大戦の軍部』X『スパイ機関』、しかも主役の結城中佐は軍人なのに反体制的、彼が陸軍に設置したスパイ機関D機関では『死ぬな、生きろ』とスパイたちに命じる。ちょっと荒唐無稽ではあるが、現実にはあり得なかった反体制的な陸軍内のスパイ機関(反体制にしないと小説の主役にできいないとうことか)、しかも、命の犠牲を当然とする当時の軍部を真っ向から否定する価値観(必ず生きろ)を入れて、現代的な感性に合わせて設計してあるようだ。本作は主に海外編、中国、ベトナム、ドイツ、西海岸が舞台。前作と違い、視点が主役のD機関でなく、敵対勢力の目線で語られ、『D機関を出し抜いたつもりが、、、』的な展開。特に結城中佐、前作でもD機関が正義として描かれているわけではなかったが、今回も勧善懲悪を超越し、何が悪だか正義だかわからない展開ながら痛快に感じる不思議な読後感。正義・悪野判断は時代の趨勢によって真逆に変わってしまう可能性がある。 だから価値観と行動基準を貫く美学に価値がある、というようなテーマ設定を感じた。設定描写などを軽くしてあるので読みやすい。
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.14
(5pt)

予測不可能なスリル満点の展開。この面白さは一気読みあるのみ!

■D機関。それは、帝国陸軍内に設置されたスパイ養成学校だ。発案者は結城中佐。彼は《魔王》と呼ばれていた。
■D機関所属のスパイたちは「死ぬな、殺すな」と徹底的に教え込まれた。通常、スパイは目的のためなら殺人も犯し、囚われの身になったときは潔く自死せよというのが基本形だが、D機関は全く異なる教えを中枢綱領にしていた。しかも、彼らは軍人だが丸坊主姿ではなく髪を伸ばし背広姿で日常生活を送り、一般社会に溶け込んでいた。「天皇」という言葉にいちいち直立不動の姿勢などをとるなというのも重要なモットーだった。
■陸軍内部では結城中佐への反発や熾烈な妨害工作もあった。だが彼は、巧みにそれらを出し抜き、D機関を育て上げてゆく。結城中佐とD機関の活躍を描いた連作集『ジョーカー・ゲーム』は高評価を得て日本推理作家協会賞や吉川英治文学新人賞を受賞した。
■本書はその続編。5つの短編連作が収録されている。表題作は、D機関追い落としを図る陸軍内部の類似組織「風機関」との暗闘を描く。
■「蠅の王」は大陸で陸軍医のスパイがD機関に自滅に追い込まれる話。「柩」では結城中佐の過去の一部が明らかにされる。スパイ小説ゆえ、相手のウラのウラをかくのは当たり前。勝つか負けるか、罠から脱出できるか否か、どの短編もその展開は予測不能。とにかく最後まで一気読みするしかない。恐るべき面白さだ。
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.13
(5pt)

予測不可能なスリル満点の展開。この面白さは一気読みあるのみ!

■D機関。それは、帝国陸軍内に設置されたスパイ養成学校だ。発案者は結城中佐。彼は《魔王》と呼ばれていた。
■D機関所属のスパイたちは「死ぬな、殺すな」と徹底的に教え込まれた。通常、スパイは目的のためなら殺人も犯し、囚われの身になったときは潔く自死せよというのが基本形だが、D機関は全く異なる教えを中枢綱領にしていた。しかも、彼らは軍人だが丸坊主姿ではなく髪を伸ばし背広姿で日常生活を送り、一般社会に溶け込んでいた。「天皇」という言葉にいちいち直立不動の姿勢などをとるなというのも重要なモットーだった。
■陸軍内部では結城中佐への反発や熾烈な妨害工作もあった。だが彼は、巧みにそれらを出し抜き、D機関を育て上げてゆく。結城中佐とD機関の活躍を描いた連作集『ジョーカー・ゲーム』は高評価を得て日本推理作家協会賞や吉川英治文学新人賞を受賞した。
■本書はその続編。5つの短編連作が収録されている。表題作は、D機関追い落としを図る陸軍内部の類似組織「風機関」との暗闘を描く。
■「蠅の王」は大陸で陸軍医のスパイがD機関に自滅に追い込まれる話。「柩」では結城中佐の過去の一部が明らかにされる。スパイ小説ゆえ、相手のウラのウラをかくのは当たり前。勝つか負けるか、罠から脱出できるか否か、どの短編もその展開は予測不能。とにかく最後まで一気読みするしかない。恐るべき面白さだ。
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.12
(5pt)

踊らされてるのは自分?それとも魔王?

まず、第一に思ったのは前作を知っておくべきだったww
ジョーカー・ゲームを知らずにこちらから購入してしまいました。
ですが、物語がわからないということは全くなく、
それどころかすらすら読めてしまいます。

いろいろなミステリー小説を読ませていただきましたが、
これが一番おもしろいですwww
結城中佐に対抗する登場人物だけでなく、
読んでる自分も結城中佐の率いるD機関の手の内で踊らされますwww
読んで、「どっから情報が漏れた?」って声に出ちゃうほどです。
短編が5つ入ってるので長い推理戦をダラダラ読むということもありません。

この本は必ずあなたを騙しますよ。
そして「魔王」結城中佐の手の内で踊るのは言うまでもないですね・・・
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.11
(5pt)

踊らされてるのは自分?それとも魔王?

まず、第一に思ったのは前作を知っておくべきだったww
ジョーカー・ゲームを知らずにこちらから購入してしまいました。
ですが、物語がわからないということは全くなく、
それどころかすらすら読めてしまいます。
いろいろなミステリー小説を読ませていただきましたが、
これが一番おもしろいですwww
結城中佐に対抗する登場人物だけでなく、
読んでる自分も結城中佐の率いるD機関の手の内で踊らされますwww
読んで、「どっから情報が漏れた?」って声に出ちゃうほどです。
短編が5つ入ってるので長い推理戦をダラダラ読むということもありません。
この本は必ずあなたを騙しますよ。
そして「魔王」結城中佐の手の内で踊るのは言うまでもないですね・・・
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.10
(5pt)

祝!第2弾出版

前作、ジョーカーゲームが、私の昨年度のベスト書籍でしたので、続編の「ダブル・ジョーカー」を
書店で見かけたとき、速攻で購入。
クオリティに変化なく、本作も満足。星5つ。

第二次世界大戦前の日本におけるスパイ機関のお話。
といっても古臭い話ではなく、クールで現代にも通ずる話なのでご安心を。

短編で読みやすいので、通勤・通学中でも手軽に読め、また、読みきりなので
前作を読んでなくても楽しめると思います。

コミック化もされているようなので、ドラマや映画化されるもの時間の問題かも。
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.9
(5pt)

祝!第2弾出版

前作、ジョーカーゲームが、私の昨年度のベスト書籍でしたので、続編の「ダブル・ジョーカー」を
書店で見かけたとき、速攻で購入。
クオリティに変化なく、本作も満足。星5つ。
第二次世界大戦前の日本におけるスパイ機関のお話。
といっても古臭い話ではなく、クールで現代にも通ずる話なのでご安心を。
短編で読みやすいので、通勤・通学中でも手軽に読め、また、読みきりなので
前作を読んでなくても楽しめると思います。
コミック化もされているようなので、ドラマや映画化されるもの時間の問題かも。
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.8
(5pt)

続くのか?

嬉しくて思わずコミック「Dの魔王」とあわせて購入。
(連載してるんですね・・・)

「前作以上の興奮」という帯には偽りはないかと。
ただ、著者が持ち札を全部切ってしまったようで不安。

中佐の過去も明らかになり、アメリカ参戦後はスパイが活躍できそうにないし・・・

今後続編が出るとしても、時間軸はこれ以上進まないような気がする。

ブラックバードには完全に裏切られて愕然としました。
中佐は腹違いの兄弟と接触することを知らなかったのか?
中佐に限ってそれはありえないと思うのだが・・・
知っていたとしたら、自分の教え子が「とらわれない」と信じていた?
うーん。そこが今作一番のミステリーだと思いました。

個人的には「柩」がお気に入り。

どうでもいいですがD機関は採用に容姿も入れてるのかな。
みんな任務中は目立たないのに、よくみると美形なんですねw
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.7
(5pt)

続くのか?

嬉しくて思わずコミック「Dの魔王」とあわせて購入。
(連載してるんですね・・・)
「前作以上の興奮」という帯には偽りはないかと。
ただ、著者が持ち札を全部切ってしまったようで不安。
中佐の過去も明らかになり、アメリカ参戦後はスパイが活躍できそうにないし・・・
今後続編が出るとしても、時間軸はこれ以上進まないような気がする。
ブラックバードには完全に裏切られて愕然としました。
中佐は腹違いの兄弟と接触することを知らなかったのか?
中佐に限ってそれはありえないと思うのだが・・・
知っていたとしたら、自分の教え子が「とらわれない」と信じていた?
うーん。そこが今作一番のミステリーだと思いました。
個人的には「柩」がお気に入り。
どうでもいいですがD機関は採用に容姿も入れてるのかな。
みんな任務中は目立たないのに、よくみると美形なんですねw
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.6
(5pt)

続編期待!D機関の行く末を読みたい

日本推理作家大賞、吉川英治文学新人賞をダブル受賞した前作、『ジョーカー・ゲーム』の続編。
前作も面白かったが、今回もそれに輪をかけて面白い。謎の諜報機関っていう設定も良かったが、それ以上にその親玉やスパイたちのクールな行動が魅力的な作品だ。

柳広司氏の作品にしては、内容的にはあまり深くなかった前作に比べて、第二次大戦期の日本軍への批判なども込められているが、逆に謎解きの要素は少なくなっていて、エンターテイメント性は若干落ちている。
でも、『新世界』の著者としては、こちらのほうが「らしい」と思う。

シリーズ化するのかな?だとしたら、連作集ではなく、長編としてD機関の結末を読んでみたい。
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.5
(5pt)

続編期待!D機関の行く末を読みたい

日本推理作家大賞、吉川英治文学新人賞をダブル受賞した前作、『ジョーカー・ゲーム』の続編。
前作も面白かったが、今回もそれに輪をかけて面白い。謎の諜報機関っていう設定も良かったが、それ以上にその親玉やスパイたちのクールな行動が魅力的な作品だ。
柳広司氏の作品にしては、内容的にはあまり深くなかった前作に比べて、第二次大戦期の日本軍への批判なども込められているが、逆に謎解きの要素は少なくなっていて、エンターテイメント性は若干落ちている。
でも、『新世界』の著者としては、こちらのほうが「らしい」と思う。
シリーズ化するのかな?だとしたら、連作集ではなく、長編としてD機関の結末を読んでみたい。
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.4
(4pt)

日本のスパイも、なかなかやるもんだぜ

太平洋戦争へと突入していく不穏な時代。日本陸軍に秘密諜報員養成機関として設立された、通称“D機関”の活躍を描いた短編集。
 シリーズ前作『ジョーカー・ゲーム』を読まずにこちらから手にとってみたのですが、身を潜めて活動するスパイの、「おぬし、出来るな」とでもいった異才、異能を発揮する姿が印象的でしたね。とりわけ、D機関を率いる“魔王”こと結城中佐の、出来る奴らのなかでも抜群に“出来る”才能、凄みを秘めたキャラに惹かれました。

 大日本帝国陸軍内の新たな諜報機関、風戸(かざと)率いる通称“風機関”と、既存の諜報機関“D機関”との暗闘、食うか食われるかの争いを描いた表題作・・・・・・「ダブル・ジョーカー」
 陸軍軍医の脇坂が、慰問団の中に紛れ込んでいるスパイ・ハンター、暗号名「笑わぬ男」は誰なのか、その正体を突き止めようとする・・・・・・「蠅の王」
 フランス領インドシナこと仏印のハノイに派遣された通信士・高林が、暗号電文がらみのトラブルに巻き込まれる・・・・・・「仏印作戦」
 ベルリン郊外で起きた列車事故を機に、ドイツ情報部で伝説となっている日本のスパイ“魔術師”の影が、二十二年の時を経て浮かび上がる・・・・・・「柩(ひつぎ)」
 アメリカ西海岸のロサンゼルス。バードウォッチングを楽しむ日本人、仲根が目撃した出来事。一見平凡なその光景の裏側に、スパイ同士の非情な戦いが隠されていた・・・・・・「ブラックバード」

 五つの短編のなかでは、「柩」と「ブラックバード」がスリリングで面白かった。なかでも、前者「柩」に出てくる若き日の結城中佐の活躍が印象深く、前作『ジョーカー・ゲーム』ならびに霜月かよ子が描く漫画『Dの魔王』も読んでみたくなりました。
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.3
(4pt)

日本のスパイも、なかなかやるもんだぜ

 太平洋戦争へと突入していく不穏な時代。日本陸軍に秘密諜報員養成機関として設立された、通称“D機関”の活躍を描いた短編集。
 シリーズ前作『ジョーカー・ゲーム』を読まずにこちらから手にとってみたのですが、身を潜めて活動するスパイの、「おぬし、出来るな」とでもいった異才、異能を発揮する姿が印象的でしたね。とりわけ、D機関を率いる“魔王”こと結城中佐の、出来る奴らのなかでも抜群に“出来る”才能、凄みを秘めたキャラに惹かれました。
 大日本帝国陸軍内の新たな諜報機関、風戸(かざと)率いる通称“風機関”と、既存の諜報機関“D機関”との暗闘、食うか食われるかの争いを描いた表題作・・・・・・「ダブル・ジョーカー」
 陸軍軍医の脇坂が、慰問団の中に紛れ込んでいるスパイ・ハンター、暗号名「笑わぬ男」は誰なのか、その正体を突き止めようとする・・・・・・「蠅の王」
 フランス領インドシナこと仏印のハノイに派遣された通信士・高林が、暗号電文がらみのトラブルに巻き込まれる・・・・・・「仏印作戦」
 ベルリン郊外で起きた列車事故を機に、ドイツ情報部で伝説となっている日本のスパイ“魔術師”の影が、二十二年の時を経て浮かび上がる・・・・・・「柩(ひつぎ)」
 アメリカ西海岸のロサンゼルス。バードウォッチングを楽しむ日本人、仲根が目撃した出来事。一見平凡なその光景の裏側に、スパイ同士の非情な戦いが隠されていた・・・・・・「ブラックバード」
 五つの短編のなかでは、「柩」と「ブラックバード」がスリリングで面白かった。なかでも、前者「柩」に出てくる若き日の結城中佐の活躍が印象深く、前作『ジョーカー・ゲーム』ならびに霜月かよ子が描く漫画『Dの魔王』も読んでみたくなりました。
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603
No.2
(5pt)

さらば、いとしきスパイたち―スパイは平和を愛す

本書は、バラエティにとんだミステリー作品で知られる著者による

帝国陸軍内に設けられたスパイ組織・D機関と

そこを統轄する謀将・結城中佐の活躍を描いた人気シリーズ第2弾。

打倒D機関を目標に設立された

陸軍エリートからなるスパイ組織『風』機関。

「殺さず、死ぬな」を貫くD機関と

「躊躇せず殺し、潔く死ぬ」を掲げる風機関との暗闘(『ダブル・ジョーカー』)

慰問のため、漫才師が訪れた野戦病院を舞台に、

理想に燃えるスパイと、彼に迫る黒い影を描く『蝿の王』

第一次世界大戦末期のヨーロッパを舞台に繰り広げられる

若き結城と、ドイツ諜報部員の壮絶な戦い『棺』

―など、全5編を収録します。

個人的に印象深かったのは、

真珠湾攻撃直後のアメリカを舞台に

異母兄弟であるD機関員2人を主人公にした『ブラックバード』

本短編集のラストを飾る本作。

これまでのシリーズ同様のおもしろさはもちろん、

誰もが気になるであろう『シリーズ最大の謎』

その一端が明らかになるのが嬉しいです。

これまでの作品のように読み進めていた読者を、

二重、三重に裏切る残酷なラスト

彼ら、そして結城はその後どうなったのか

いつかまた、彼らを描いた続編が出ることを願ってやみません。

スパイ小説、サスペンスのスタイルながらも、

人が殺されないので、安心して読むことができる本書。

前作からのファンはもちろん、

サスペンスに普段はあまり興味のない方にも、強くおススメしたい作品です。
ダブル・ジョーカー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカー (角川文庫)より
4041003288
No.1
(5pt)

さらば、いとしきスパイたち―スパイは平和を愛す

本書は、バラエティにとんだミステリー作品で知られる著者による
帝国陸軍内に設けられたスパイ組織・D機関と
そこを統轄する謀将・結城中佐の活躍を描いた人気シリーズ第2弾。
打倒D機関を目標に設立された
陸軍エリートからなるスパイ組織『風』機関。
「殺さず、死ぬな」を貫くD機関と
「躊躇せず殺し、潔く死ぬ」を掲げる風機関との暗闘(『ダブル・ジョーカー』)
慰問のため、漫才師が訪れた野戦病院を舞台に、
理想に燃えるスパイと、彼に迫る黒い影を描く『蝿の王』
第一次世界大戦末期のヨーロッパを舞台に繰り広げられる
若き結城と、ドイツ諜報部員の壮絶な戦い『棺』
―など、全5編を収録します。
個人的に印象深かったのは、
真珠湾攻撃直後のアメリカを舞台に
異母兄弟であるD機関員2人を主人公にした『ブラックバード』
本短編集のラストを飾る本作。
これまでのシリーズ同様のおもしろさはもちろん、
誰もが気になるであろう『シリーズ最大の謎』
その一端が明らかになるのが嬉しいです。
これまでの作品のように読み進めていた読者を、
二重、三重に裏切る残酷なラスト
彼ら、そして結城はその後どうなったのか
いつかまた、彼らを描いた続編が出ることを願ってやみません。
スパイ小説、サスペンスのスタイルながらも、
人が殺されないので、安心して読むことができる本書。
前作からのファンはもちろん、
サスペンスに普段はあまり興味のない方にも、強くおススメしたい作品です。
ダブル・ジョーカー Amazon書評・レビュー: ダブル・ジョーカーより
4048739603