(短編集)

ジョーカー・ゲーム

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評判

ジョーカー・ゲームの評価:

3.98/5点 レビュー 242件。 B ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全265件 201〜220 11/14ページ
No.65
(4pt)

短編集

5編から構成される短編集です。

それぞれの短編は、D機関そのものの
活動を扱ったもの、D機関出身者の
活動を扱ったものです。

スパイを養成する過程、
スパイに必要な行動規範などが
鋭角的に描かれています。

すべてに「とらわれない」こと
寂しくかっこいいです。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.64
(4pt)

短編集

5編から構成される短編集です。
それぞれの短編は、D機関そのものの
活動を扱ったもの、D機関出身者の
活動を扱ったものです。
スパイを養成する過程、
スパイに必要な行動規範などが
鋭角的に描かれています。
すべてに「とらわれない」こと
寂しくかっこいいです。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.63
(4pt)

「幻想を観ずに現実を観ろ」とのメッセージが強烈な作品

昭和十年代を舞台に、陸軍中野学校を先鋭化した様なスパイ養成機関、通称「D機関」、に纏わるエピソードをゲーム感覚で描いた連作中編集。D機関のメンバ達はスパイ活動をゲームとして捉えているので、作者と合わせ、二重のゲーム感覚で綴られた爽快感が売り物と言えよう。全編を貫くのは、機関の創設者、結城中佐の漆黒の底意。

タイトル作「ジョーカー・ゲーム」は、D機関に反発する参謀本部から監視役兼パイプ役として送り込まれた佐久間中尉が味わう悲哀を皮肉な視点で描いたもの。ただし、メンバと佐久間を初めとする軍人との思想的対比は型通りだし、挨拶代わりの作品と言った印象。「幽霊」は、メンバの蒲生の活動を通して、スパイのあり方をコーチングした様な作品。題名を巧みに絡めた創りではあるが、小説としての肉付けが足りない気がした。むしろ、英国領事の夫婦のあり方が笑いを誘う。「ロビンソン」は、英国においてスパイである事が露見した伊沢の行動を通して、捕獲されたスパイの有り様を描いたものだが、全体構想と小道具の用法が巧みで洒脱な出来だと思った。作者にも、やっと遊び心が出て来た感じ。「魔都」の舞台は上海。憲兵隊の内通者探しが眼目だが、これまでの作品と異なり、本事案とD機関の係わりが当初不明な点が特徴。前作と合わせ、小説として練れて来ている感がある。内通者の正体は容易に推測出来るが、D機関との係わりと共に、もう一つの真相が意表を突く。往時の上海の雰囲気も良く書き込まれている。「XX」は、メンバの飛崎に卒業試験として、ドイツ人二重スパイの死の謎を解かせると言う、これまた凝った趣向。「幻想を観ずに現実を観ろ」との本作の主題を象徴した作品。

Daemon, Devil, Darkness, Dangerous。結城中佐に代表される、暗くて危険で悪魔的な「D」機関。面白い狙いで、小説としてこなれて来た後半三作は特に読み応えがあった。

ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.62
(4pt)

「幻想を観ずに現実を観ろ」とのメッセージが強烈な作品

昭和十年代を舞台に、陸軍中野学校を先鋭化した様なスパイ養成機関、通称「D機関」、に纏わるエピソードをゲーム感覚で描いた連作中編集。D機関のメンバ達はスパイ活動をゲームとして捉えているので、作者と合わせ、二重のゲーム感覚で綴られた爽快感が売り物と言えよう。全編を貫くのは、機関の創設者、結城中佐の漆黒の底意。
タイトル作「ジョーカー・ゲーム」は、D機関に反発する参謀本部から監視役兼パイプ役として送り込まれた佐久間中尉が味わう悲哀を皮肉な視点で描いたもの。ただし、メンバと佐久間を初めとする軍人との思想的対比は型通りだし、挨拶代わりの作品と言った印象。「幽霊」は、メンバの蒲生の活動を通して、スパイのあり方をコーチングした様な作品。題名を巧みに絡めた創りではあるが、小説としての肉付けが足りない気がした。むしろ、英国領事の夫婦のあり方が笑いを誘う。「ロビンソン」は、英国においてスパイである事が露見した伊沢の行動を通して、捕獲されたスパイの有り様を描いたものだが、全体構想と小道具の用法が巧みで洒脱な出来だと思った。作者にも、やっと遊び心が出て来た感じ。「魔都」の舞台は上海。憲兵隊の内通者探しが眼目だが、これまでの作品と異なり、本事案とD機関の係わりが当初不明な点が特徴。前作と合わせ、小説として練れて来ている感がある。内通者の正体は容易に推測出来るが、D機関との係わりと共に、もう一つの真相が意表を突く。往時の上海の雰囲気も良く書き込まれている。「XX」は、メンバの飛崎に卒業試験として、ドイツ人二重スパイの死の謎を解かせると言う、これまた凝った趣向。「幻想を観ずに現実を観ろ」との本作の主題を象徴した作品。
Daemon, Devil, Darkness, Dangerous。結城中佐に代表される、暗くて危険で悪魔的な「D」機関。面白い狙いで、小説としてこなれて来た後半三作は特に読み応えがあった。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.61
(5pt)

スパイ小説の中編集の傑作

主人公とひとつの設定を軸に中編をまとめあげるのは結構難しいのだけどこの作品は素晴らしい。
時代背景と主人公の結城中佐の思想が本当にうまくマッチしている。
多分、作者は大映の陸軍中野学校をもとに創作したとおもいますが、この作品は更に深く冷徹な世界を見せてくれます。
このような機関が本当に存在していれば日本の戦史も変わっていたでしょうね。
ダブルジョーカーもよくできていました。次回の作品も期待していますがあまり拙速に作品を出さなくてもよいので構想がしっかりと練られた作品を期待。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.60
(5pt)

スパイ小説の中編集の傑作

主人公とひとつの設定を軸に中編をまとめあげるのは結構難しいのだけどこの作品は素晴らしい。
時代背景と主人公の結城中佐の思想が本当にうまくマッチしている。
多分、作者は大映の陸軍中野学校をもとに創作したとおもいますが、この作品は更に深く冷徹な世界を見せてくれます。
このような機関が本当に存在していれば日本の戦史も変わっていたでしょうね。
ダブルジョーカーもよくできていました。次回の作品も期待していますがあまり拙速に作品を出さなくてもよいので構想がしっかりと練られた作品を期待。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.59
(4pt)

程々

醸し出す雰囲気はいい。しかしミステリーとしてはいまいち。
最後の「XX」なんて、どこかで読んだことのある話。
でも、雰囲気はいい。
このシリーズでなんぼでも書けそうだ。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.58
(4pt)

程々

醸し出す雰囲気はいい。しかしミステリーとしてはいまいち。
最後の「XX」なんて、どこかで読んだことのある話。
でも、雰囲気はいい。
このシリーズでなんぼでも書けそうだ。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.57
(5pt)

なにもかもがカッコいい!

大満足。こんなに面白い小説に出会えたことに感謝したい。まずカバーがカッコいい。おそらく結城中佐だと思うが、歴戦のツワモノといった雰囲気が程良い雰囲気で描かれていて思わず手に取ってしまった。そして内容。短編形式で物語りは進んでいくが、設定・文体・謎…どれも奇抜でいて読みやすく、しっかりと落ちもついている。無理が全くないので頁をめくる手が止まらない。個人的にハマったのはスパイ試験のシーン。だって普通の試験であんなことを尋ねられるなんてまずない!読み終えたときには私も数えたりするようになってました(笑)。ヒーローものが好きな方には是非お薦めしたい一冊です。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.56
(5pt)

なにもかもがカッコいい!

大満足。こんなに面白い小説に出会えたことに感謝したい。まずカバーがカッコいい。おそらく結城中佐だと思うが、歴戦のツワモノといった雰囲気が程良い雰囲気で描かれていて思わず手に取ってしまった。そして内容。短編形式で物語りは進んでいくが、設定・文体・謎…どれも奇抜でいて読みやすく、しっかりと落ちもついている。無理が全くないので頁をめくる手が止まらない。個人的にハマったのはスパイ試験のシーン。だって普通の試験であんなことを尋ねられるなんてまずない!読み終えたときには私も数えたりするようになってました(笑)。ヒーローものが好きな方には是非お薦めしたい一冊です。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.55
(5pt)

もしも完璧なスパイ組織があったら…

007の映画を見て、「001〜006はどこで何をやってんだろう」と思ったことはないだろうか。で、まあ多分007が飛び抜けたエースだったっことで…と自分で納得したりして。
 もしも最高のスパイ組織があるとすれば…最高の技能と頭脳を備えたスパイが、何十人もいたら…と考えて書かれたのが本書である。まあスポーツ系のゲームで、オリジナルのスーパーヒーローばかりのチームを作っちゃう感覚に似ているのでは?
 各章に登場するスパイたちが、いずれも別人。各々の接点は、ただD組織出身というだけ。いいですわ。しびれますわ。元ネタだの史実だのを持ち出してけなすのは見当違いだと思いますわ。

ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.54
(5pt)

もしも完璧なスパイ組織があったら…

 007の映画を見て、「001〜006はどこで何をやってんだろう」と思ったことはないだろうか。で、まあ多分007が飛び抜けたエースだっことで…と自分で納得したりして。
 もしも最高のスパイ組織があるとすれば…最高の技能と頭脳を備えたスパイが、何十人もいたら…と考えて書かれたのが本書である。まあスポーツ系のゲームで、オリジナルのスーパーヒーローばかりのチームを作っちゃう感覚に似ているのでは?
 各章に登場するスパイたちが、いずれも別人。各々の接点は、ただD組織出身というだけ。いいですわ。しびれますわ。元ネタだの史実だのを持ち出してけなすのは見当違いだと思いますわ。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.53
(5pt)

しびれますね

戦前に養成された軍のなかでも機密中の機密部隊D機関。
諜報部隊である。

結成を行ったのは、伝説のスパイといわれた結城中佐。

物語は、その結城中佐を軸にショートストーリーが紡がれる。

ショートストーリーといっても、一話一話は濃密。
ストイックなスパイの暗闘がよく描かれてます。

いかにもなスパイ小説ではなく、スパイという孤独な職務を遂行していく
それぞれの主人公、そして結城中佐にしびれます。

ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.52
(5pt)

しびれますね

戦前に養成された軍のなかでも機密中の機密部隊D機関。
諜報部隊である。
結成を行ったのは、伝説のスパイといわれた結城中佐。
物語は、その結城中佐を軸にショートストーリーが紡がれる。
ショートストーリーといっても、一話一話は濃密。
ストイックなスパイの暗闘がよく描かれてます。
いかにもなスパイ小説ではなく、スパイという孤独な職務を遂行していく
それぞれの主人公、そして結城中佐にしびれます。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.51
(5pt)

傑作。

一読した感想は、横山秀夫の「第三の時効」に近いかなと。中身の濃さ、ヒネリが効いている点、結末の意外性、登場人物の冷静沈着さ等、時代背景もストーリーも全く異なるが共通点は多い(勿論、硬派な文体も)。最大の共通点は、どちらも大傑作であり、読み始めたら、面白くて止められなくなる、という事で…褒めすぎかな?
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.50
(4pt)

日本では珍しい本格的スパイ小説

帝国陸軍がD機関という秘密のスパイ養成機関を作っていたというフィクション。この物語設定に基づいた短編集となっている。最初の2編ほどは映画『陸軍中野学校』をそのまま小説にしたようなやや安易なストーリーだったが、二重スパイと暗号通信のエッセンスを鋭く衝いた「ロビンソン」は秀作。ル'カレの作品を読めば分かるように、実際のスパイは「見えない存在」であり、その仕事は極めて地味なものとされている。スパイが派手なアクションを展開するのは映画の世界だけだと言われている。本書は通俗的なスパイ小説とは一線を画し、ル'カレ流の地味なスパイ小説を戦前を舞台にして書き上げたものである。我が国でもようやく本格的なスパイ小説が誕生した。本書は短編集ということもあり、プロットも浅いものが多かったが、今度はさらに読み応えのある長編を期待したいところである。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.49
(4pt)

日本では珍しい本格的スパイ小説

 帝国陸軍がD機関という秘密のスパイ養成機関を作っていたというフィクション。この物語設定に基づいた短編集となっている。最初の2編ほどは映画『陸軍中野学校』をそのまま小説にしたようなやや安易なストーリーだったが、二重スパイと暗号通信のエッセンスを鋭く衝いた「ロビンソン」は秀作。ルカレの作品を読めば分かるように、実際のスパイは「見えない存在」であり、その仕事は極めて地味なものとされている。スパイが派手なアクションを展開するのは映画の世界だけだと言われている。本書は通俗的なスパイ小説とは一線を画し、ルカレ流の地味なスパイ小説を戦前を舞台にして書き上げたものである。我が国でもようやく本格的なスパイ小説が誕生した。本書は短編集ということもあり、プロットも浅いものが多かったが、今度はさらに読み応えのある長編を期待したいところである。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.48
(5pt)

本格スパイ小説の誕生!

一言で言えば、「かっこいい」につきる。上質のスパイ小説の誕生です。ここで著者の狙いとは外れるかもしれませんが、この震えるほどかっこいい短編スパイ集で、表題かつ、第1篇のジョーカーゲームより、第2編、第3編と進むにつれ、エンターテイメント性がどんどん加速していきます。あぁ!続編を読みたい!と思わせる、ぜひ一読をお勧めします。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
404382906X
No.47
(5pt)

本格スパイ小説の誕生!

一言で言えば、「かっこいい」につきる。上質のスパイ小説の誕生です。ここで著者の狙いとは外れるかもしれませんが、この震えるほどかっこいい短編スパイ集で、表題かつ、第1篇のジョーカーゲームより、第2編、第3編と進むにつれ、エンターテイメント性がどんどん加速していきます。あぁ!続編を読みたい!と思わせる、ぜひ一読をお勧めします。
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518
No.46
(4pt)

ぐいぐい読めた。楽しみました。読んでみては?

色々の評価はあると思いますが、一度読み出すとぐいぐい引き込まれて一気に読み。
一番面白かったのはタイトルになった『ジョーカー・ゲーム』。
短編で一話完結なので、エピソードごとに重複するフレーズがあるのは仕方なし。
どの作品にも、明らかにヒントと分かる伏線が張り巡らされていて、読者も謎解きに必ず参加できるのはミステリーとして楽しめた。ヒントの与え方が明示的なので、コアなミステリーファンには、「甘い」と思われたりするのかも?
私は伏線大好きなぞかけ大好きなので、この作風好きです。
とても読みやすいので、とりあえず読んでみては?
ジョーカー・ゲーム Amazon書評・レビュー: ジョーカー・ゲームより
4048738518