贋作『坊っちゃん』殺人事件

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

贋作『坊っちゃん』殺人事件の評価:

4.40/5点 レビュー 20件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 21〜37 2/2ページ
No.17
(5pt)

大好きです、この物語。

漱石の『坊ちゃん』は、昔読んだような読まないような、話をあまり覚えていないのですが、この柳広司さんのミステリーは、とても面白い。読んでいて、とても楽しかった。特に清さんに対する坊ちゃんの愛情がとても素敵で最後はほろりときました。清さんは家政婦で坊ちゃんの恋人ではなかったけれど、本当に大切な人、人生の中で愛した人に対して、人はきっとこう思うのだと感じました。これは、きっと柳先生の気持ちそのものなんだろうなと思います。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)より
4087478033
No.16
(5pt)

大好きです、この物語。

漱石の『坊ちゃん』は、昔読んだような読まないような、話をあまり覚えていないのですが、この柳広司さんのミステリーは、とても面白い。読んでいて、とても楽しかった。特に清さんに対する坊ちゃんの愛情がとても素敵で最後はほろりときました。清さんは家政婦で坊ちゃんの恋人ではなかったけれど、本当に大切な人、人生の中で愛した人に対して、人はきっとこう思うのだと感じました。これは、きっと柳先生の気持ちそのものなんだろうなと思います。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.15
(5pt)

もう一度『坊ちゃん』が読みたくなる

『坊ちゃん』の単なる後日談ではなく、殺人事件の謎解きをしながら、『坊ちゃん』の各エピソードの真相がわかるし、そちらの方が説得力があるという何重にも読者を楽しませる仕掛けが用意されている名作。何より、『坊ちゃん』への強い愛が感じられる。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.14
(5pt)

もう一度『坊ちゃん』が読みたくなる

『坊ちゃん』の単なる後日談ではなく、殺人事件の謎解きをしながら、『坊ちゃん』の各エピソードの真相がわかるし、そちらの方が説得力があるという何重にも読者を楽しませる仕掛けが用意されている名作。何より、『坊ちゃん』への強い愛が感じられる。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)より
4087478033
No.13
(5pt)

名作が名作を呼ぶ!

これは面白い!
現役教師からのお勧めで読んだ「虎と月」の爽やかさ、解釈の面白さに加え
こちらは、大人向けに一層深みを増した作品で、華麗な幻想、的確な時代認識、
胸熱くなるキャラクター等、一気に物語の世界に引き込まれた。
あの、天下の漱石相手に、かくも鮮やかに別の名品を創るとは!
柳広司、しばらく、マイブームとなりそうな予感です。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.12
(5pt)

名作が名作を呼ぶ!

これは面白い!
現役教師からのお勧めで読んだ「虎と月」の爽やかさ、解釈の面白さに加え
こちらは、大人向けに一層深みを増した作品で、華麗な幻想、的確な時代認識、
胸熱くなるキャラクター等、一気に物語の世界に引き込まれた。
あの、天下の漱石相手に、かくも鮮やかに別の名品を創るとは!
柳広司、しばらく、マイブームとなりそうな予感です。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)より
4087478033
No.11
(4pt)

目を瞠る鮮やかさ

とても良くできたパスティーシュです。
「坊ちゃん」の中の何気ない一言に思わぬ角度から光を当てて新たな解釈を与えます。
その連なりが新たな絵を描き出すのですが、その手際の鮮やかさは目を瞠るばかりです。
文体模倣も見事で、うっかり本当に漱石が書きたかったのはこの物語だったのでは?などと妄想してしまいました。
きっともう一度『坊っちゃん』を読み返したくなります。
見事に弄ばれ、楽しかったです。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.10
(4pt)

目を瞠る鮮やかさ

とても良くできたパスティーシュです。
「坊ちゃん」の中の何気ない一言に思わぬ角度から光を当てて新たな解釈を与えます。
その連なりが新たな絵を描き出すのですが、その手際の鮮やかさは目を瞠るばかりです。
文体模倣も見事で、うっかり本当に漱石が書きたかったのはこの物語だったのでは?などと妄想してしまいました。
きっともう一度『坊っちゃん』を読み返したくなります。
見事に弄ばれ、楽しかったです。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)より
4087478033
No.9
(5pt)

思想性の高い優れたミステリ

夏目漱石を主人公にした『吾輩はシャーロック・ホームズである』の次に、彼の書いた坊っちゃんを題材にした作品を読んだ。刊行順としてはこちらの方が先で、処女作である。
彼の他の小説でもそうだが、非常に思想性に富んでいる。日露戦争当時を時代背景として、社会主義運動、民権運動を絡めている。
特に大逆事件をモチーフにしたのであろう、ストーリーには驚いた。
彼の作品に今まで触れる機会がなかったのが、不思議。自分のアンテナも狂ってたかな?文庫解説の三浦雅士も書いているように笠井潔と親和性が高いのに。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.8
(5pt)

思想性の高い優れたミステリ

夏目漱石を主人公にした『吾輩はシャーロック・ホームズである』の次に、彼の書いた坊っちゃんを題材にした作品を読んだ。刊行順としてはこちらの方が先で、処女作である。
彼の他の小説でもそうだが、非常に思想性に富んでいる。日露戦争当時を時代背景として、社会主義運動、民権運動を絡めている。
特に大逆事件をモチーフにしたのであろう、ストーリーには驚いた。
彼の作品に今まで触れる機会がなかったのが、不思議。自分のアンテナも狂ってたかな?文庫解説の三浦雅士も書いているように笠井潔と親和性が高いのに。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)より
4087478033
No.7
(4pt)

思いもかけない

 2001年に朝日新聞社から出た単行本の文庫化。
 朝日新人文学賞を受賞したというミステリ。著者は特異な世界観のミステリを生み出すことで知られるが、本作もまた突拍子もない一冊であった。
 夏目漱石の『坊つちやん』を下敷きにしており、文章は物凄く上手に似せられている。まさに、あの世界が展開するのである。しかし、本書はそれだけではない。およそ漱石とは懸け離れた味わいが加えられており、真相が明らかになったときには、心の底から驚かされた。
 まあ、こういうのも文学的な遊びとしてはありだと思う。ミステリとしてはいまいち。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.6
(4pt)

思いもかけない

 2001年に朝日新聞社から出た単行本の文庫化。
 朝日新人文学賞を受賞したというミステリ。著者は特異な世界観のミステリを生み出すことで知られるが、本作もまた突拍子もない一冊であった。
 夏目漱石の『坊つちやん』を下敷きにしており、文章は物凄く上手に似せられている。まさに、あの世界が展開するのである。しかし、本書はそれだけではない。およそ漱石とは懸け離れた味わいが加えられており、真相が明らかになったときには、心の底から驚かされた。
 まあ、こういうのも文学的な遊びとしてはありだと思う。ミステリとしてはいまいち。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)より
4087478033
No.5
(5pt)

「坊っちゃん ~アナザー・ストーリー~」

夏目漱石の”坊っちゃん”の事件には、隠された秘密があった?!坊っちゃんを知っているほうがパロディとして楽しめますが、知らなくても大丈夫。坊っちゃんの真っ直ぐな視点から眺めると、世の中、理不尽なことだらけ。ミステリ・パロディ好きには、もちろん、歴史・雑学好きにもおススメ!
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.4
(5pt)

「坊っちゃん ~アナザー・ストーリー~」

夏目漱石の”坊っちゃん”の事件には、隠された秘密があった?!坊っちゃんを知っているほうがパロディとして楽しめますが、知らなくても大丈夫。坊っちゃんの真っ直ぐな視点から眺めると、世の中、理不尽なことだらけ。ミステリ・パロディ好きには、もちろん、歴史・雑学好きにもおススメ!
贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)より
4087478033
No.3
(5pt)

漱石もこうした推理小説を書いていたかも

 周知のごとく漱石は推理小説という形式に強い関心があり、その関心が『こころ』、『彼岸杉まで』などに色濃く反映されている。この作者の文体が漱石のそれを上手に取り入れているため、これが漱石本人の作といってもそう違和感を抱くことはないだろう。『はじまりの島』では『種の起源』出版当時の社会の雰囲気が実によく描出されていたが、本書でも殺人事件と当時の社会風潮の関係が立体的に描き出されており、読み終わると当時の社会に関する造詣が深くなることが本書を読む際の副産物となる。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.2
(4pt)

じーんときます

この作者の作品は最初に読んだのは『はじまりの島』。非常に面白かったので興味を持ち、このデビュー作『贋作「坊ちゃん」殺人事件』を読んだ。まず、言うまでもないことだが元祖『坊ちゃん』を見事に自分のものにしているため、1ページ目からスッと漱石の世界に引き込まれる。物語は「坊ちゃん」のその後。最初は漱石文体、漱石の世界を使った普通の推理小説と思わせるのだが、いつの間にやら作者独特の重厚な仕掛けにハマっている。元祖『坊ちゃん』自体にも当時の世相が反映されてはいるがあくまでも背景なのに対し、この「本歌取り」作品では当時の政治状況が事件の重要なカギになっている。事件の本質が表れてくるにつれ、作者が坊ちゃんの中に読み取ったある性質が明らかにされるが、これにはなるほどと思わせられるものがあった。読み終わってじんとした。『はじまりの島』も、一見ダーウィンが探偵役というだけの推理小説かと思いきや、実に壮大なテーマにつながっていくなど、この作者の作品は非常に奥が深いのだ。変な話だが、これを読んでもう一度『坊ちゃん』を読み直そうかと思った。絶対に、見方が変わってしまうはず。
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707
No.1
(5pt)

贋作『坊っちゃん』殺人事件

夏目漱石のおなじみの小説坊ちゃんの文体と登場人物もさながらのミステリー仕立てです。主人公坊ちゃんの気質もひょうひょうとしていて笑えます!山嵐、赤シャツ、野だマドンナ、それぞれが繰り広げる展開はとても興味あるものになっています。漱石版とくらべてみては?
贋作『坊っちゃん』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 贋作『坊っちゃん』殺人事件より
4022576707