1973年のピンボール

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評判

1973年のピンボールの評価:

3.84/5点 レビュー 137件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全229件 141〜160 8/12ページ
No.89
(5pt)

ヒットエンドラー

「1973年のピンボール」を有隣堂で見掛けた時、私は、よく片岡義男を愛読していた。
 この図書とピントが合うのは、起用されているIllustrationだろうと思われる。本屋で中身をチェックした模様、七瀬ちゃんの影響を受けていると見受けられた。七瀬ちゃん本も何度も読んでいるので、あっさりと買い付けた。
 処女作「風の歌を聴け」をその後、買ってみたら哀愁あるムード感溢れる作品だな、と心に止めた。「羊をめぐる冒険」でもそれらの雰囲気が醸し出されている。が、吊っているのがこの図書だと確現する。
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.88
(5pt)

時代の変化

3部作の中で一番地味な感じは否めないけれど、 一見見落としそうになる、 要所々にちりばめられたメッセージが素敵な本書。 この作品は全体を一通り読破した後に読み返すことで、何度も何度も味が出てくるものだと思われる。 鼠の心の闇はどこかで<僕>の心の闇でもあった。 二人とも、生きている確かな心地が欲しかったのだと思った。 生れつき金銭的に不自由さのない鼠は「資本主義国家」においては何もしなくても「強者」であり、その「強者」という社会からの価値観を半ば脅迫的常に押し付けられる形でしか生きられなくなっている。 その社会からの決めつけられた価値観と自分の心とのギャップを埋められず、迷走している。 物質的なものが重視され精神的なものが疎外され言葉を失う若者達。 このような3部作構成になっていると大いに「時代」の流れが流れ通りに感じられる気がして とても面白い。 特にこの作品には時代が生み出した「空虚感」が大いに漂っており、これが次の作品の冒頭に受け継がれていく。 全作を読み通した後でまた読み返したくなる作品。
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.87
(5pt)

時代の変化

3部作の中で一番地味な感じは否めないけれど、 一見見落としそうになる、 要所々にちりばめられたメッセージが素敵な本書。 この作品は全体を一通り読破した後に読み返すことで、何度も何度も味が出てくるものだと思われる。 鼠の心の闇はどこかで<僕>の心の闇でもあった。 二人とも、生きている確かな心地が欲しかったのだと思った。 生れつき金銭的に不自由さのない鼠は「資本主義国家」においては何もしなくても「強者」であり、その「強者」という社会からの価値観を半ば脅迫的常に押し付けられる形でしか生きられなくなっている。 その社会からの決めつけられた価値観と自分の心とのギャップを埋められず、迷走している。 物質的なものが重視され精神的なものが疎外され言葉を失う若者達。 このような3部作構成になっていると大いに「時代」の流れが流れ通りに感じられる気がして とても面白い。 特にこの作品には時代が生み出した「空虚感」が大いに漂っており、これが次の作品の冒頭に受け継がれていく。 全作を読み通した後でまた読み返したくなる作品。
1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.86
(2pt)

ピンボールと対決してほしかった。

どうも無難に終わらせた感がある。ピンボールとの対峙はなんだったんだ。消化の悪い終わらせ方である。
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.85
(2pt)

ピンボールと対決してほしかった。

どうも無難に終わらせた感がある。ピンボールとの対峙はなんだったんだ。消化の悪い終わらせ方である。
1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.84
(5pt)

時間の欠片。

この作品と『風の歌を聴け』は、芥川賞の候補策になりました。
しかし、世界的に共感をよぶ作家になった現在、この2作は未熟であったとして海外翻訳を行っていない作品として知られています。
未熟な部分を読み取ろうとすれば、「テーマがない」ということになるのではないかと思われます。
物語というよりも、いわばスケッチのような文章と時間の断片をパズルのように組み合わせた構成がなされています。
未来が予測できないものであることは判っていますが、この作品では、過去も現在もそれほど確かなものではないのではないか、という思いを抱かせます。
生きているという実感が薄らいでいる都市に住む若者の”気分”の描写に成功した作品ではないかと思うのです。

村上氏の作品は多分に作者を想像させられます。
主人公鼠が町を出ようとする件などを読むと、村上氏が専業作家になる為に経営していたジャズ喫茶を手放したことと結びつけてしまうのです。
瑞々しさが感じられ、とても好ましいと思っています。
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.83
(5pt)

時間の欠片。

この作品と『風の歌を聴け』は、芥川賞の候補策になりました。
しかし、世界的に共感をよぶ作家になった現在、この2作は未熟であったとして海外翻訳を行っていない作品として知られています。
未熟な部分を読み取ろうとすれば、「テーマがない」ということになるのではないかと思われます。
物語というよりも、いわばスケッチのような文章と時間の断片をパズルのように組み合わせた構成がなされています。
未来が予測できないものであることは判っていますが、この作品では、過去も現在もそれほど確かなものではないのではないか、という思いを抱かせます。
生きているという実感が薄らいでいる都市に住む若者の”気分”の描写に成功した作品ではないかと思うのです。

村上氏の作品は多分に作者を想像させられます。
主人公鼠が町を出ようとする件などを読むと、村上氏が専業作家になる為に経営していたジャズ喫茶を手放したことと結びつけてしまうのです。
瑞々しさが感じられ、とても好ましいと思っています。
1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.82
(4pt)

評価の難しい一品

例えば風の歌を聴けとかノルウェイの森とかは「好き」「嫌い」もしくは
「あう」「あわない」である程度論ずることが可能だと思う。
しかし、この「1973年のピンボール」はそうした二者択一的な、評価を受けつけない作品だと思う。
言ってしまえば「よくわからない」のである。
本作はそれほど長くない小説でありながら、風景描写がとても丁寧だ。
多分村上春樹の作品の中でも一、二を争うほどの繊細な描写だと思う。
一方でなぜ配電盤の葬式を行うのか、なぜピンボールに執着するのか、双子の女の子は何を表すのか、と言った点が非常に難解である。
というか、今までこの謎に対し、納得のいく書評を読んだことがない。
他の方のレビューを読んでもみなさんこれらの点について上手く咀嚼できていない方がほとんどだと思う。
そういった意味で取っ組みにくい作品であるし、一義的な評価を受けつけない作品なのだと思う。
個人的にはあまり好きなタイプの小説でない。
この作品で「あり」と思えるなら、世界の終わりとかねじまき鳥なども違和感なく読めるのかもしれない

ということで☆4つ
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.81
(4pt)

評価の難しい一品

例えば風の歌を聴けとかノルウェイの森とかは「好き」「嫌い」もしくは
「あう」「あわない」である程度論ずることが可能だと思う。
しかし、この「1973年のピンボール」はそうした二者択一的な、評価を受けつけない作品だと思う。
言ってしまえば「よくわからない」のである。
本作はそれほど長くない小説でありながら、風景描写がとても丁寧だ。
多分村上春樹の作品の中でも一、二を争うほどの繊細な描写だと思う。
一方でなぜ配電盤の葬式を行うのか、なぜピンボールに執着するのか、双子の女の子は何を表すのか、と言った点が非常に難解である。
というか、今までこの謎に対し、納得のいく書評を読んだことがない。
他の方のレビューを読んでもみなさんこれらの点について上手く咀嚼できていない方がほとんどだと思う。
そういった意味で取っ組みにくい作品であるし、一義的な評価を受けつけない作品なのだと思う。
個人的にはあまり好きなタイプの小説でない。
この作品で「あり」と思えるなら、世界の終わりとかねじまき鳥なども違和感なく読めるのかもしれない

ということで☆4つ
1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.80
(2pt)

羊をめぐる冒険へのプロローグ

この小説単品で読むとつまらないです。強いて言えば序盤の双子の登場あたりは面白いですが、読み進めるほどつまらなくなっていきます。
アクションも少ないですし、メタファーの存在も感じない(というか、実際あるのでしょうか?)。
とはいえ、この小説読まないと次作「羊をめぐる冒険」の楽しさが減ってしまうかもしれません。
「羊をめぐる冒険」に向けてのプロローグだと思って、比較的軽く読むことをオススメします。
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.79
(2pt)

羊をめぐる冒険へのプロローグ

この小説単品で読むとつまらないです。強いて言えば序盤の双子の登場あたりは面白いですが、読み進めるほどつまらなくなっていきます。
アクションも少ないですし、メタファーの存在も感じない(というか、実際あるのでしょうか?)。
とはいえ、この小説読まないと次作「羊をめぐる冒険」の楽しさが減ってしまうかもしれません。
「羊をめぐる冒険」に向けてのプロローグだと思って、比較的軽く読むことをオススメします。
1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.78
(3pt)

英語になっても文体は感じる

村上春樹の独特の文体は英語になっても変わらない。
倉庫のシーンはなんとも説明のしようがないが奇妙な味わいが残り村上春樹の独特さが感じられる。
1973年のピンボール 1973 PINBALL 【講談社英語文庫】 Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール 1973 PINBALL 【講談社英語文庫】より
4770022085
No.77
(3pt)

1Q84へ

専業作家になる直前の作品。

商売人としての著者の惨めな現実が、
どこか地に足のつかない架空世界を構築したのだろうか。
臭いセリフときざな描写は、気になりだしたらきりがないが、
そこは隠喩めいたストーリーの面白さに免じて、
まず受け入れるしかないのではないだろうか。

ほとんどの人間が、凡人として終わる現実の無意味性が
軽すぎる会話と浅い秘密の積み重ねで、
うまく表現されているような気がする。

文章が独自の進化と変貌を遂げて、
1Q84へ確かにつながったことを感じさせられた。
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.76
(3pt)

1Q84へ

専業作家になる直前の作品。

商売人としての著者の惨めな現実が、
どこか地に足のつかない架空世界を構築したのだろうか。
臭いセリフときざな描写は、気になりだしたらきりがないが、
そこは隠喩めいたストーリーの面白さに免じて、
まず受け入れるしかないのではないだろうか。

ほとんどの人間が、凡人として終わる現実の無意味性が
軽すぎる会話と浅い秘密の積み重ねで、
うまく表現されているような気がする。

文章が独自の進化と変貌を遂げて、
1Q84へ確かにつながったことを感じさせられた。
1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.75
(5pt)

最後の2ページが好きです

それまでなにも考えず、ただ読んでいましたが最後の2ページが僕は好きです

この小説は3部作の第2弾になってるようですが次も楽しみになりました


1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.74
(5pt)

最後の2ページが好きです

それまでなにも考えず、ただ読んでいましたが最後の2ページが僕は好きです

この小説は3部作の第2弾になってるようですが次も楽しみになりました


1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.73
(3pt)

2011年のレビュー。

国内最大級のベストセラー「ノルウェイの森」を読み、不快感を味わい、なぜ、この作家がこれほどまでに人気なのか、研究してみようと、3部作の2作目「1973年のピンボール」を読んでみた。
中途半端だが・・・。

感想としては、「普通」
別にどうという事もないストーリーが170ページ位続く。
読み終わった後、「う〜ん、何が言いたかったのだろう?」と思った。

だけど、ひとつだけ良いところは、「ノルウェイの森」みたいな不快感はなかった所かな。

1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.72
(3pt)

2011年のレビュー。

国内最大級のベストセラー「ノルウェイの森」を読み、不快感を味わい、なぜ、この作家がこれほどまでに人気なのか、研究してみようと、3部作の2作目「1973年のピンボール」を読んでみた。
中途半端だが・・・。

感想としては、「普通」
別にどうという事もないストーリーが170ページ位続く。
読み終わった後、「う〜ん、何が言いたかったのだろう?」と思った。

だけど、ひとつだけ良いところは、「ノルウェイの森」みたいな不快感はなかった所かな。

1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114
No.71
(3pt)

ピンボール

本作の著者の趣旨というか、文脈とは関係ないのだろうけど、ピンボールの蘊蓄や消えた機種を追い求める部分だけ、ミステリアスで冒険心がくすぐられて面白いとは思ったのだけど、あとは、どんな話だったか、読んだ後すぐ忘れてしまった。全体の雰囲気は悪くはないだろう。また何年か後に読むかもしれない。
1973年のピンボール Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボールより
4061168622
No.70
(3pt)

ピンボール

本作の著者の趣旨というか、文脈とは関係ないのだろうけど、ピンボールの蘊蓄や消えた機種を追い求める部分だけ、ミステリアスで冒険心がくすぐられて面白いとは思ったのだけど、あとは、どんな話だったか、読んだ後すぐ忘れてしまった。全体の雰囲気は悪くはないだろう。また何年か後に読むかもしれない。
1973年のピンボール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 1973年のピンボール (講談社文庫)より
4062749114