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千里眼 メフィストの逆襲



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【この小説が収録されている参考書籍】
千里眼 メフィストの逆襲 (小学館文庫)

千里眼 メフィストの逆襲の評価: 4.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

嵯峨君! いい仕事してるじゃない。

『陽』の岬と『陰』の嵯峨。それぞれの立場で それぞれが悩む、悩む、悩む...。
それでも 急展開する状況の中での ハレ舞台は岬美由紀に準備され、優秀であるものの、
平凡な経歴しかもたない『裏方』は嵯峨が担う。
判断力、行動力、心理戦 全局面で向かうところ敵なし…と見える岬美由紀の前に李秀卿が
現れる。二人の面会、心理の読みあい...美由紀の力が通用しない!
…が、うまいんです 松岡さん。 
ここで…さりげなく 嵯峨敏也に廊下を歩かせて、たったいま美由紀との面会を終えた 李 と
会話させるんです、いつものように自然な成り行きの中で。
これがどのような伏線になっていくのかわかるのは…たぶん、続編の『千里眼 岬美由紀』
の中でしょう。
「 誰であれ 賛成か、反対かの意思を表すものです。だからこそ話をする価値があるんじゃ
ないですか?どう思われます。 」...このさりげない嵯峨のせりふが 一瞬 李の心に届く。
嵯峨君! いい仕事してるじゃない。
                         ( 『千里眼 岬美由紀』に続く...たぶん )
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4094032576
No.5:
(4pt)

熟成されてきました

ついに絡んでくる北朝鮮、始めて語られる自衛隊パイロット時代の美由紀。嵯峨と美由紀の、カウンセラーとしての方向性へのとまどい。北のエージェント李秀卿との接し方に、今回、嵯峨と美由紀の決定的な違いが表れます。というわけで、相変わらずのリーダビリティを持続していますが、若干アクションは少なめで、現実寄りな展開かもしれません。上下巻セットにつき同時購入をお勧め。
千里眼 メフィストの逆襲 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:千里眼 メフィストの逆襲 (小学館文庫)より
4094032576
No.4:
(5pt)

<対話>を予兆した迫真の作品

この作品は千里眼シリーズの第5作、第6作にあたる売られ方をしているものの、従来の作品とは切り離して考えねばなりません。なぜなら、登場人物の名前は同じでも、設定は現実的な方向に完全にアレンジされているからです。舞台設定は2001年の後半ですが、出版は2002年の6月。主人公の岬美由紀も根気強く、北朝鮮の李秀卿と対話をつづけていきます。最後にわずかでも理解しあえる関係を築き、「できるかぎりのことはするつもりだ」という言葉をもらう美由紀…。刊行から3ヶ月後の現在、現実に起きたことを考えれば、平和的解決がいかに尊いかを考えていた意味においてこの小説は歴史の良き部分を先取りしていたと思います。
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4094032576
No.3:
(5pt)

<対話>を予兆した迫真の作品

この作品は千里眼シリーズの第5作、第6作にあたる売られ方をしているものの、従来の作品とは切り離して考えねばなりません。
なぜなら、登場人物の名前は同じでも、設定は現実的な方向に完全にアレンジされているからです。舞台設定は2001年の後半ですが、出版は2002年の6月。主人公の岬美由紀も根気強く、北朝鮮の李秀卿と対話をつづけていきます。最後にわずかでも理解しあえる関係を築き、「できるかぎりのことはするつもりだ」という言葉をもらう美由紀…。刊行から3ヶ月後の現在、現実に起きたことを考えれば、平和的解決がいかに尊いかを考えていた意味においてこの小説は歴史の良き部分を先取りしていたと思います。
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4094032576
No.2:
(5pt)

益々冴える現在進行形のサスペンス

この作品は次の「千里眼・岬美由紀」と上下巻であるため、片方ずつの評価は難しいのだが、今回は文句なしに面白かった。この上下2冊は徳間書店のハードカバー「千里眼の瞳」の文庫化だが、大幅に手が加えられ、ハードカバー版に不足していたスピード感、ユーモア、サスペンス、活劇、意外性などこのシリーズの売り物が戻ってきた。本物の岬美由紀が戻ってきたという感じだ。最後のドキリとさせるつなぎもいい。
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4094032576
No.1:
(5pt)

益々冴える現在進行形のサスペンス

この作品は次の「千里眼・岬美由紀」と上下巻であるため、片方ずつの評価は難しいのだが、今回は文句なしに面白かった。この上下2冊は徳間書店のハードカバー「千里眼の瞳」の文庫化だが、大幅に手が加えられ、ハードカバー版に不足していたスピード感、ユーモア、サスペンス、活劇、意外性などこのシリーズの売り物が戻ってきた。本物の岬美由紀が戻ってきたという感じだ。最後のドキリとさせるつなぎもいい。
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