蒼煌

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蒼煌の評価:

4.40/5点 レビュー 20件。 C ランク

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平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 21〜40 2/3ページ
No.26
(4pt)

ノンフィクションに近いのではないでしょうか

日本画京都画壇の室生晃人さんは、気が遠くなるような出世の階段を登り続け、71歳にしてようやく日本芸術院会員になるチャンスを掴みます。そこで、投票権を持つ先輩会員が自分に入れてくれるよう、金品を贈りながら地元から東京、地方へと挨拶回りをするのですが、そのえげつない選挙運動を、当人や弟子、ライバル、選挙参謀等の目を通して綴った物語です。
船山蕉風、藤原静城、米田洳雲のような画家名が沢山出てくるほか、京都らしく龍璽院だの、日本美術の話らしく夏栖堂、梓影堂等の店名があり、ワタシの能力では、するするとは読めませんでした。また選挙運動と言っても、百万、千万単位の金品を贈るのですから、脱税行為を伴い、それを隠蔽するための手順がややこしいので、納得するための停滞もあります。
そのように、話は具体的ですこぶる丁寧に描かれており、多くの凡人があこがれる才能の集う美術の世界が、先行きわずかな老人さえ恐ろしいいほどの名誉欲にかられている場所だというのが明示的で、小汚い社会のルール破り(脱税等)と合わせて、まさに幻滅の極みです。
後ろの解説に、”「一見美しい世界の裏側でこんな醜いことが行われているんですよ」という暴露小説、情報小説と捉えると、この物語の面白さを見失う”とありますが、取って付けた言い訳のようなものにしか思えませんでした。何故絵を描くのかとの本質的な問いが書かれているのも確かに見えますが、巨大な幻滅の前ではちっぽけです。
なお、物語の面白さは今一つでした。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.25
(4pt)

ノンフィクションに近いのではないでしょうか

日本画京都画壇の室生晃人さんは、気が遠くなるような出世の階段を登り続け、71歳にしてようやく日本芸術院会員になるチャンスを掴みます。そこで、投票権を持つ先輩会員が自分に入れてくれるよう、金品を贈りながら地元から東京、地方へと挨拶回りをするのですが、そのえげつない選挙運動を、当人や弟子、ライバル、選挙参謀等の目を通して綴った物語です。
船山蕉風、藤原静城、米田洳雲のような画家名が沢山出てくるほか、京都らしく龍璽院だの、日本美術の話らしく夏栖堂、梓影堂等の店名があり、ワタシの能力では、するするとは読めませんでした。また選挙運動と言っても、百万、千万単位の金品を贈るのですから、脱税行為を伴い、それを隠蔽するための手順がややこしいので、納得するための停滞もあります。
そのように、話は具体的ですこぶる丁寧に描かれており、多くの凡人があこがれる才能の集う美術の世界が、先行きわずかな老人さえ恐ろしいいほどの名誉欲にかられている場所だというのが明示的で、小汚い社会のルール破り(脱税等)と合わせて、まさに幻滅の極みです。
後ろの解説に、”「一見美しい世界の裏側でこんな醜いことが行われているんですよ」という暴露小説、情報小説と捉えると、この物語の面白さを見失う”とありますが、取って付けた言い訳のようなものにしか思えませんでした。何故絵を描くのかとの本質的な問いが書かれているのも確かに見えますが、巨大な幻滅の前ではちっぽけです。
なお、物語の面白さは今一つでした。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.24
(4pt)

ノンフィクションに近いのではないでしょうか

日本画京都画壇の室生晃人さんは、気が遠くなるような出世の階段を登り続け、71歳にしてようやく日本芸術院会員になるチャンスを掴みます。そこで、投票権を持つ先輩会員が自分に入れてくれるよう、金品を贈りながら地元から東京、地方へと挨拶回りをするのですが、そのえげつない選挙運動を、当人や弟子、ライバル、選挙参謀等の目を通して綴った物語です。
船山蕉風、藤原静城、米田洳雲のような画家名が沢山出てくるほか、京都らしく龍璽院だの、日本美術の話らしく夏栖堂、梓影堂等の店名があり、ワタシの能力では、するするとは読めませんでした。また選挙運動と言っても、百万、千万単位の金品を贈るのですから、脱税行為を伴い、それを隠蔽するための手順がややこしいので、納得するための停滞もあります。
そのように、話は具体的ですこぶる丁寧に描かれており、多くの凡人があこがれる才能の集う美術の世界が、先行きわずかな老人さえ恐ろしいいほどの名誉欲にかられている場所だというのが明示的で、小汚い社会のルール破り(脱税等)と合わせて、まさに幻滅の極みです。
後ろの解説に、”「一見美しい世界の裏側でこんな醜いことが行われているんですよ」という暴露小説、情報小説と捉えると、この物語の面白さを見失う”とありますが、取って付けた言い訳のようなものにしか思えませんでした。何故絵を描くのかとの本質的な問いが書かれているのも確かに見えますが、巨大な幻滅の前ではちっぽけです。
なお、物語の面白さは今一つでした。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.23
(4pt)

ノンフィクションに近いのではないでしょうか

日本画京都画壇の室生晃人さんは、気が遠くなるような出世の階段を登り続け、71歳にしてようやく日本芸術院会員になるチャンスを掴みます。そこで、投票権を持つ先輩会員が自分に入れてくれるよう、金品を贈りながら地元から東京、地方へと挨拶回りをするのですが、そのえげつない選挙運動を、当人や弟子、ライバル、選挙参謀等の目を通して綴った物語です。
船山蕉風、藤原静城、米田洳雲のような画家名が沢山出てくるほか、京都らしく龍璽院だの、日本美術の話らしく夏栖堂、梓影堂等の店名があり、ワタシの能力では、するするとは読めませんでした。また選挙運動と言っても、百万、千万単位の金品を贈るのですから、脱税行為を伴い、それを隠蔽するための手順がややこしいので、納得するための停滞もあります。
そのように、話は具体的ですこぶる丁寧に描かれており、多くの凡人があこがれる才能の集う美術の世界が、先行きわずかな老人さえ恐ろしいいほどの名誉欲にかられている場所だというのが明示的で、小汚い社会のルール破り(脱税等)と合わせて、まさに幻滅の極みです。
後ろの解説に、”「一見美しい世界の裏側でこんな醜いことが行われているんですよ」という暴露小説、情報小説と捉えると、この物語の面白さを見失う”とありますが、取って付けた言い訳のようなものにしか思えませんでした。何故絵を描くのかとの本質的な問いが書かれているのも確かに見えますが、巨大な幻滅の前ではちっぽけです。
なお、物語の面白さは今一つでした。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.22
(5pt)

実名で出版! おもろいのに、できんか。

H26.10.31 ニュースで日展が報道されてました。
やっぱし!
ナンチャラ日展と名称が変わったとか。
内実はどうなんやろう?
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.21
(5pt)

実名で出版! おもろいのに、できんか。

H26.10.31 ニュースで日展が報道されてました。
やっぱし!
ナンチャラ日展と名称が変わったとか。
内実はどうなんやろう?
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.20
(4pt)

天才

リアル。
こんなに切ない(?)エンディング。
さすが元美術教師なだけあって、面白い。
登場人物と会話のリアリティ。やっぱり天才。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.19
(5pt)

美術界の闇を描いた、読み応え満点の作品

芸術院会員をめぐる壮絶な戦いがテーマである。
主人公の室生は、名門の出ではなく、努力によって這い上がってきた画家だ。
画家としての力量もあるが、それだけではけっして芸術院会員になれないのが、この世界だ。
彼は、老舗の老画商、殿村を参謀につけ、なりふりかまわぬ熾烈な選挙工作をする。
その結果、彼は成功を手にしたかに見えたが、ある事件をきっかけに状況が一転する。
もう一人の主人公は、大村だ。彼は、画家として才能があるにもかかわらず、師匠の室生にかわいそうなほどこきつかわれるが、彼のまわりに群がる美大の女子学生たちに手を出し続ける。これらの女性たちもすこぶるしたたかだ。

画家、彫刻家、書家などの閉鎖的な世界が生み出した腐敗の構造が浮き彫りにされた読み応えある小説である。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.18
(4pt)

天才

リアル。
こんなに切ない(?)エンディング。
さすが元美術教師なだけあって、面白い。
登場人物と会話のリアリティ。やっぱり天才。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.17
(5pt)

美術界の闇を描いた、読み応え満点の作品

芸術院会員をめぐる壮絶な戦いがテーマである。
主人公の室生は、名門の出ではなく、努力によって這い上がってきた画家だ。
画家としての力量もあるが、それだけではけっして芸術院会員になれないのが、この世界だ。
彼は、老舗の老画商、殿村を参謀につけ、なりふりかまわぬ熾烈な選挙工作をする。
その結果、彼は成功を手にしたかに見えたが、ある事件をきっかけに状況が一転する。
もう一人の主人公は、大村だ。彼は、画家として才能があるにもかかわらず、師匠の室生にかわいそうなほどこきつかわれるが、彼のまわりに群がる美大の女子学生たちに手を出し続ける。これらの女性たちもすこぶるしたたかだ。

画家、彫刻家、書家などの閉鎖的な世界が生み出した腐敗の構造が浮き彫りにされた読み応えある小説である。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.16
(5pt)

日本画壇界の白い巨塔

室生晃人の野望にかげりが見え始めるあたりから、物語は、俄然面白くなってくる。著者の作品としては、ちょっと、従来の作品とは、違うが、山崎豊子ばりの、筆力で、グイグイ読ます。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.15
(5pt)

日本画壇界の白い巨塔

室生晃人の野望にかげりが見え始めるあたりから、物語は、俄然面白くなってくる。著者の作品としては、ちょっと、従来の作品とは、違うが、山崎豊子ばりの、筆力で、グイグイ読ます。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.14
(4pt)

旬の話題

フィクションではあるが、日展の審査で様々な報道がなされている中、この本を読んだ。
旬の話題でもあり、芸術の世界の暗部を感じるにはちょうど良かった。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.13
(4pt)

旬の話題

フィクションではあるが、日展の審査で様々な報道がなされている中、この本を読んだ。
旬の話題でもあり、芸術の世界の暗部を感じるにはちょうど良かった。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.12
(5pt)

嘘じゃないのが怖い

実力や才能の世界と思われがちな芸術の世界も、派閥やら賄賂やらが渦巻くありがちな業界の一つ(いや、数値化できない物なだけにますます酷いかも)なのだ!という哀しいお話。 私も身内にその業界の人間がいて、ついている先生が云々とは聞いていたけど、ここまでとは… とにかく面白くて一気読み必至の作品です。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.11
(5pt)

嘘じゃないのが怖い

実力や才能の世界と思われがちな芸術の世界も、派閥やら賄賂やらが渦巻くありがちな業界の一つ(いや、数値化できない物なだけにますます酷いかも)なのだ!という哀しいお話。 私も身内にその業界の人間がいて、ついている先生が云々とは聞いていたけど、ここまでとは… とにかく面白くて一気読み必至の作品です。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.10
(5pt)

絵画に興味が無くても面白い!

日本画とか芸術の世界に全く関心がない私でも、とっても楽しめました。業界の裏側をのぞく楽しみ、絵画の知識を得る楽しみ、選挙の行方にハラハラする楽しみ、何重にも楽しめます。底辺を蠢く登場人物達は好きになれませんが、人間の欲望や醜さ丸出して、ある意味魅力的です。好きになれないけど目が離せない、どこか哀愁が漂ういとおしさ、とでもいうのでしょうか。心には残るんですよね。棘のように。絵画に興味のない人にもお勧めです!
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.9
(4pt)

美術界をめぐる

日本芸術院会員の座を巡って京都の美術界を代表する画家二人が熾烈な選挙戦を展開する。己の立身のため、後進への道を開くため、恩師へ報いるため…取り巻き連中の思いも複雑に絡み合いながら一進一退の攻防が続く。国会議員顔負けの油ぎった爺さんたちのオンパレード。芸術で食っていくってのは全く大変なことである。しかしそんな偉い爺さんたちも黒川氏の筆にかかればいつもの小悪党たちと同じ一人の人間にすぎないのであった。
蒼煌 Amazon書評・レビュー: 蒼煌より
4163233709
No.8
(5pt)

絵画に興味が無くても面白い!

日本画とか芸術の世界に全く関心がない私でも、とっても楽しめました。業界の裏側をのぞく楽しみ、絵画の知識を得る楽しみ、選挙の行方にハラハラする楽しみ、何重にも楽しめます。底辺を蠢く登場人物達は好きになれませんが、人間の欲望や醜さ丸出して、ある意味魅力的です。好きになれないけど目が離せない、どこか哀愁が漂ういとおしさ、とでもいうのでしょうか。心には残るんですよね。棘のように。絵画に興味のない人にもお勧めです!
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088
No.7
(4pt)

美術界をめぐる

日本芸術院会員の座を巡って京都の美術界を代表する画家二人が熾烈な選挙戦を展開する。己の立身のため、後進への道を開くため、恩師へ報いるため…取り巻き連中の思いも複雑に絡み合いながら一進一退の攻防が続く。国会議員顔負けの油ぎった爺さんたちのオンパレード。芸術で食っていくってのは全く大変なことである。しかしそんな偉い爺さんたちも黒川氏の筆にかかればいつもの小悪党たちと同じ一人の人間にすぎないのであった。
蒼煌 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼煌 (文春文庫)より
4167447088