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十三の冥府
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【この小説が収録されている参考書籍】
十三の冥府の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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内田さんの作品、中でも浅見光彦シリーズは大好きなのですが…。 この作品は、もうひとついつもの切れ味が薄いような気がします。ボリューム的には読み応えがありましたけど。 ちょっとマンネリ化して来たのかなぁ…。 正直、デビュー作の「死者の木霊」なんか、今思い返しても面白かったですけど、最近の作品には以前のようなドキドキ感は覚えなくなってしまいました。キャラクター的には登場人物それぞれに思い入れがあるだけに残念です。 先日、光彦の少年時代の話の作品を読みました。いつもと些か目先が変わって面白かったです。 ところで、たまに思うのですが…真実を追求する過程でやむを得ないとは言え、光彦クン時々残酷な程、暴かなくても良い他者のプライバシーを暴いてしまいますよね…。少年のような純粋さ故の残酷さを感じてしまいます…。 | ||||
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おなじみの浅見光彦シリーズ。 今回は青森県が舞台です。 南部から津軽まで、青森県の広い地域を光彦が取材しながら訪ねていくわけですが この作品、いつになくまとまりがないような印象です。 光彦の推理にもいささか迷いがあったようですし。 意外と早い段階で、この人怪しいなぁ・・・って思わせる人物が出てくるのも、浅見光彦シリーズでは珍しいことではないでしょうか。 事件は解決するのですが、なんとなくすっきりしない読後感です。 | ||||
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竹内文書をはじめとする東北地方の古代文書をめぐる殺人。 古代史をテーマにした浅見光彦もの。 紀行ミステリーの王道として 観光スポットの情報や歴史の説明などが入るのが嬉しい。 なるほどと思い勉強になることも多かったのだが、 作者の怒りによるのか 古文書に関することについて少々記述が込み入って 殺人事件とかみ合わなくなっていく。 ミステリー作品としてはどうもバランスが悪い。 十三参りに関しても、呉服業界が必死に宣伝している風習なので、 作者が書いているように「普通は知らないこと」という決めつけは出来ないはずである。 また、事件にお遍路さんがからむのだが、 現在のお遍路さんはどういった形で行われるのかがよく分からず、 漠然としたイメージになっている。 とにかく謎解きのほうの組み立てが弱い。 特に謎の女性のアリバイトリックに関しては、 ちょっと腑に落ちなかった。 | ||||
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