■スポンサードリンク
眠れぬ真珠
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
眠れぬ真珠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いままで恋愛小説と言えば田辺聖子さんの本ばかり読んでいたせいでしょうか、なんだかピタッと主人公の女性に気持を合わせることが難しい、という感じがしました。絵空事、という言葉が浮かんできてしまって…。なるほど構成はきちんとでき上がっているのですが。 文庫版の解説は、早い話、内輪ぼめのたぐいと受け取っておいた方がよさそうです。星三つは、ご本人のチャレンジ精神を励ます意味でのオマケ評価です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
石田の世界はちょっと独特だけど、極端にキモいわけではない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
石田さんは元々中性的な表現だったり女性的な表現が得意な方だなと感じていましたが、本作での女性的視点は、奥底にある女性の真理とは少し違うのでは、と、読み進めていく中で感じることが多かったです。 上手く表現はされているけれど、あくまで男の人のイメージする、かっこいい女性、という感じ。 だからなのか、私はあまり主人公に共感できませんでした。 しかし、自分の老いと向き合い苦しみを乗り越えていく様は、女性としてというよりかは人間としての強さを教わったように思います。 恋愛部分に関しては、アーティスティックな設定の中だからこそ許される展開なのかなぁと。 大人のシンデレラストーリーとして、主人公と同年代の方にはいいのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙の裏側が白地にあらすじが書いてあるのですがすごく汚くてびっくりしました。 中古のお店で買ってもここまで汚いのはあまり見かけないような気がします。 カバーして読むのでいいのですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者は犬を飼った事が無いのではなかろうか。 一人暮らしの女が犬を飼っていたら、気軽に男の部屋に泊まりに行くことは出来ない。 この作品では、度々犬が放っておかれてしまっている。 寝食を忘れて作品に取り組むサヨコ、男と外泊するサヨコ等々、犬が放置されてしまっている。 犬の演出効果もあまり無いので、居なくても良かったのではないかと思う。 それでも、芸術と恋愛、年の差、などの要素はとても面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
親が勝手に自分のアカウントを使って買ったものなので、すみませんがレビューできません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラストはどうなるのだろうか?と思いながら読み進め、最後はそこか〜 とタイトルの意味がなんとなく最後にやっとわかる感じです。 眠れぬ真珠、、、 老いることに対して向き合うという意味では男女ともに考えさせられる作品です。 舞台が主に逗子なので逗子になじみのある読者には更に楽しい作品だと思います! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
45歳の女性版画家と17歳年下の新進映画監督との恋。 別れる際、彼女の家の窓に向って一礼するシーンが素敵でした。いい恋愛小説を読んだという満足感が得られた。 それだけによりを戻してしまったのが残念。 はかなくも悲しい恋に留めて欲しかったです・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
石田衣良は好きで、今までほとんどの作品を読んでいる。 個人的には池袋シリーズが一番ひかれるものがある。 この作品はお話としてわりとよくできていると思った。 解説を書いた小池真理子氏も絶賛なのだけれど・・・。 けれど、やはり男性が書いた女性小説の域を出ないのではないかと思った。 主人公、45歳、版画家の女性はずっと年下の男性に恋をして 自分の体の衰えを思ってしょっちゅう悲しんだり、 「自分はもうおばさんだから」「こんなおばさんなんかにかまわないで若い子と・・」「たるんだ体、老化した手」そんな自虐的な言葉ばかり発している。 今時のアラフォー女性はそこまで謙虚でもないし(笑) 自己否定もしないし、好きになった男性がずっと年下でも 男性の将来を考えて身を引くなんてことはしないと思う。 自分のまわりを見回しても、落ち込んでいる暇があったらエステやエクササイズやプチ整形なんか試みて自分を磨く方に励むだろう。 もし著者が作品を書く前に主人公と同じアラフォーの女性たちにインタビューしていたとしたら「もう年だから」「若い彼ができたとしても先を考えるとちょっと」という建前を鵜呑みにしてしまったんじゃないだろうか。25歳でも「おばさん」と呼ばれるような日本では、女性たちは世間の目を意識していったん謙遜に引いてみて、相手の反応を確かめる癖がついているのでは。自分では全然イケてると思っていても、である。 全世代が以前に比べて全般に10歳以上若くなっていると思える現在、 (昔は、たとえば50代といえばもうおじいさん、おばあさんの入り口だったんだろうが)むしろ時代の方が作者の先を走っているような気がする。 やっぱり少年を描いた話の方がすぐれているか。 少年を描けば、誰にもまねできないような生き生きとした文章が踊りだす。 舞台は湘南、銀座、南太平洋、生活臭のないトレンディな2時間ドラマにぴったりのストーリーだと思う。 軽く読んでみるのにはいいお話じゃないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
プロの版画家として経済的にも社会的にもゆとりがあり、精力あふれる愛人とのラブアフェアーをたのしみ、何不自由ない暮らし 更年期障害という女性の岐路に現れた若くて美しい17歳年下の恋人。 彼の一途な愛にどんどん惹かれて行く・・・ 彼の職業は映像作家、彼に被写体になりながら心も体も裸になる主人公、 すぐにでもドラマや映画になりそうな設定で石田さんぽくはないのですが、もう一花さかせたいという女性には夢や希望を与える作品。 設定があまりにもベタ、安易なのでかえって現実はなれしていて、かえって御伽噺の後のようないい読後感。 大人の女性が疲れて難しい本を読みたくないとき、軽くさーっとよめる作品です、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結局は、ハッピーエンドっていう事なのでしょうか?? 45歳の版画家咲世子と28歳の映像作家の素樹。 17歳も歳の離れた恋愛は・・。 「シワだらけ」とか「たるんでいる」とか「更年期」。 こんな言葉が、何回も繰り返されます。 45歳の女性を表現するのには、まして男女の歳の差を感じさせるには、こんな言葉がわかりやすいのか? 世間は、45歳をそんな風に感じているのか・・。 同世代の私は、ちょっとショック・・。 咲世子は、年上の女として素樹を若いノアの元に送り出す事が出来たけれど、きっと私は無理。 好きなのに、別れる事なんて出来るわけがない。 自立している女、咲世子。 ダイヤモンドのような輝きはないけれど、真珠のように奥深く内面で輝いている咲世子。 そんな意味では、大人の女である咲世子に、私は憧れてしまいます。 これを読んで、ちょっとは恋がしたくなったかな・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悪くないけど軽い、内容が薄い。 アラフォーのための、ちょっとオシャレな恋愛小説という感じ。 スラスラ読めて、悪い気はしない。 歯医者の待ち時間なんかにいいかも。 ズシンと来る濃厚文学で、ココロをギシギシ攻められたい読者には不向き。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の女性が凛としていてすごくかっこいい。 それだけにラストが夢想的過ぎてちょっと残念。 そういいつつも読んでるこちらもちょっとポーっとなってしまう。 アラフォーのためのスイーツ小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
基樹の人物像がイマイチ分からないのと、やはり男性目線で描かれた女性というのは否定出来ないです。更年期障害という文字がこれでもかと出てきて、その辺のデリカシーの無さが作者は女性ではないなと感じました。ハッピーエンドではあるけれど、同年代の女性は逆に凹む終わり方だと思いました。切なさが伝わってこないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近は読み応えのある小説が(特に恋愛物)少ないので、他との比較でおもしろい小説ということでしょう。文章も上手いし。ただし、タイトルはどんなものでしょうか、もうひと工夫欲しかったところです。 咲世子の心理は良く書けていると思いますが、素樹の人物がよく分かりません。旅行先に現れるところなど、韓流ドラマのようです。 他のビューアーの方々の評判はいいようですが、非常に深いところがある一方で、浅すぎるところも散見され、少し手抜きがあるのではと、思ってしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
石田衣良という名前から、女性だと思って読み始めたけれど、読んでいく内に、著者は男じゃないかと思い始めた。 こういう場面で、女だったら きっと何か感じるだろうな、というところで、全く主人公の気持ちを取り入れていない。 まるで、更年期の女性が、この主人公のように、考え、行動することを、男の立場から、期待して書いているようだった。 もう1つ 苦になったことは、やたらと カタカナを使っていること。 ロストバージン、エントランス、ルーティン、ファニーフェイス、とキリが無い。 前半は、特に暗くて、どんよりしていて、主人公はじめ、登場人物が好きになれなかった。 後半になると、まんざらでもないが、私が人に勧める本ではない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もちろん、よくできている小説だと思います。 登場人物のすべてが、それぞれ魅力のあるキャラクターだとも思います。 ですが…肝心な、主人公の男性がなぜ女性にそれほどまでに惹きつけられたかが 私には最後まで説得力が感じられないままでした。 それが恋に落ちるということだと言われてしまえばそうなんでしょうが(苦笑) そうか、主人公の女性に対する共鳴が足りないのかも、と書いていて気がつきました。 この年で、これくらい潔く現実と向き合って、前向きに生きていられたらいいなとは思いますが。 かっこよすぎるのかも(笑) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!