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眠れぬ真珠
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眠れぬ真珠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 1~20 1/4ページ
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楽しみに待っていたのですが、届いた商品は「誰か読みました?」というぐらい傷だらけ。 気持ちが悪いので返品させてもらいました。。 | ||||
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恋に堕ちるとは、こういうことなのだ。 主人公 咲世子は、確固たる実績を積んだ職業芸術家。独身。45歳の彼女が、突然17歳年下の素樹と恋に堕ちる。しかし、常に彼女の頭の中から離れないのはその年の差。新進の美貌の女優ノアと彼との関係。彼の映画監督としての挫折。そして、降って湧いたようなストーカー亜由美からの嫌がらせ。様々な悩みや苦しみを抱えながらも、恋に一途になれる咲世子の姿に感動すら覚える。 私は、ある女性作家の描く男性像にとても共感するのだが、この男性作家が描く女性像は、同性の女性からはどう見えるのであろうか?決して都合の良いような女性の描き方はしていないと思う。どちらかと言えば、不器用で、傷つきやすく、強そうに見えて弱さを抱えている。しかし、その体の中に少女のような淡い恋心を持ち続けている。人が恋に堕ちるときには、時間すら年齢すら無関係なのだ。 日本から遠く離れたタヒチの夕暮れ。ここから二人の新しい時間が動き出す。 | ||||
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いままで恋愛小説と言えば田辺聖子さんの本ばかり読んでいたせいでしょうか、なんだかピタッと主人公の女性に気持を合わせることが難しい、という感じがしました。絵空事、という言葉が浮かんできてしまって…。なるほど構成はきちんとでき上がっているのですが。 文庫版の解説は、早い話、内輪ぼめのたぐいと受け取っておいた方がよさそうです。星三つは、ご本人のチャレンジ精神を励ます意味でのオマケ評価です。 | ||||
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石田衣良さんの描く景色はほんとうにきれい。20のときに美丘を読んだ時も、嵐に吹かれたような衝撃でした。衣良さんの本にはエネルギーがあります。そして、主人公の女の人は必ず芯があってうつくしい。きっと石田衣良さん自身の中にこういう人がいるんですね。本当に素敵です。大切な作品がまた一つ増えました。ありがとうございます! | ||||
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作家や作品については個人の好みがあるので辛口レビューは気が引けるのですが、どなたかの参考になればと思い。あえて書き込みますね。私にとっては時間とお金の無駄でした。第3章まで読んで、ありゃこりゃダメだ、と思ったのであとは飛ばし読み、ストーリーラインも変(としか言いようがない)、更年期を迎えた女性の葛藤?が完璧中年男性からの『こんな気持ちになるんだろうなああああ』っていう想像で書かれていて、なんだか笑っちゃいました。ネタバレになりますが、中絶、不倫、略奪愛、性描写、とてんこ盛り。プラス、更年期、年齢を超えた愛、でしたね。あはは。こんなレトロな小説を書く方がまだいたんだな....と思ってしまったんですが、人気のある方のようなので、ファンの方、すみません。一体何が言いたかったのか????わかりません。 | ||||
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石田の世界はちょっと独特だけど、極端にキモいわけではない | ||||
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受賞作家が書いた官能小説と聞き、よこしまな興味で表紙を開いたが、同著者他作と共通のブリキ細工並み文章に閉口。 気分よさげに書いている顔が見えるが、これでは官能シーンにもそこらのエロ本以上のものはないだろう。 15頁で閉じさせていただきました。 | ||||
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年末の藤原紀香主演のドラマを観て,当時の余韻を楽しみながら読んでいます。石田衣良さんの文才には感嘆のみです。 | ||||
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咲世子世代なので、咲世子が幸せなエンディングだったのがこちらもハッピーで良い気持ちになれました。年下の男の子への気持ちの繊細な描写が印象的でした、ストーカー女を一度は傷付けられた愛車に乗せるか?!とかちょっと理解、共感出来ない下りもありましたので星4つでしたが石田衣良さんの他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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最初に言います。石田衣良の恋愛小説にありがちですが、まったく現実感がありません。 でも大人向け少女漫画の小説版という感じで、大好きな本です。 45歳の女性芸術家と28歳の男性映像作家の恋愛、と書いてしまうと、ありえないでしょ・・・どうせ陳腐な内容でしょ・・・と思われがちですが、見どころは45歳女性の芯の強さです。 本当に素敵な女性です。私もこういうふうに年をとっていけたら素晴らしいなと思います。 この本を初めて読んだのは20代前半の時なのですが、本を無くしてしまって改めて電子版で買い直すくらい大好きな本です。 恋愛中の方はもちろん恋愛したい方にぜひおすすめしたい本です。 | ||||
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石田さんは元々中性的な表現だったり女性的な表現が得意な方だなと感じていましたが、本作での女性的視点は、奥底にある女性の真理とは少し違うのでは、と、読み進めていく中で感じることが多かったです。 上手く表現はされているけれど、あくまで男の人のイメージする、かっこいい女性、という感じ。 だからなのか、私はあまり主人公に共感できませんでした。 しかし、自分の老いと向き合い苦しみを乗り越えていく様は、女性としてというよりかは人間としての強さを教わったように思います。 恋愛部分に関しては、アーティスティックな設定の中だからこそ許される展開なのかなぁと。 大人のシンデレラストーリーとして、主人公と同年代の方にはいいのではないでしょうか。 | ||||
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表紙の裏側が白地にあらすじが書いてあるのですがすごく汚くてびっくりしました。 中古のお店で買ってもここまで汚いのはあまり見かけないような気がします。 カバーして読むのでいいのですが。 | ||||
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端正だが軽量な石田衣良の文体は、 テーマによっては致命的に物語の奥行きを損なうが、 本作では、結婚・出産を諦めた女性の恋愛という重すぎる内容に、 絶妙な「軽さ」を与え、絶妙なバランスを生み出している。 登場人物のほとんどが少なからず"狂気”を抱えているが、 (健全な若者に見える素樹ですらノアとの関係性は常軌を逸している) それらが、ごくごく凡庸な人生経験の帰結であるという恐ろしさを 一見洗練されて見えるアーティストたちの生活と恋愛の中に さりげなく忍び込ませることに成功している。 | ||||
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作者は犬を飼った事が無いのではなかろうか。 一人暮らしの女が犬を飼っていたら、気軽に男の部屋に泊まりに行くことは出来ない。 この作品では、度々犬が放っておかれてしまっている。 寝食を忘れて作品に取り組むサヨコ、男と外泊するサヨコ等々、犬が放置されてしまっている。 犬の演出効果もあまり無いので、居なくても良かったのではないかと思う。 それでも、芸術と恋愛、年の差、などの要素はとても面白かった。 | ||||
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不倫とか、成就しない可能性の高い恋とか、… 勧められない恋愛が多く描かれているのに…泣きました… 正直に生きたい、と思いました。 | ||||
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親が勝手に自分のアカウントを使って買ったものなので、すみませんがレビューできません。 | ||||
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印象に強く残る名作ですが、共感においては万人受けしないかもとは思います。 ヒロインは版画家、ヒロインが年の差を越えて恋に落ちる相手の男性は、映画を撮る才能に恵まれながらも、様々な事情を抱え、脇道で今後の行き先を考えるタイミングで巡り会います。 彼らは一般のくくりの価値観でお互いを見つめません。 まさにアーティスト同士の魂の共鳴からなる、誰も介入出来ない絆を分かち合います。 ただ、彼らに惹かれる周囲の、一般人が、その絆に一般の価値観を押しつけ、二人を翻弄しようとします。 石田衣良さんの周辺に、リアリティあるこういうアーティスティックな友人がいらっしゃるのではないのでしょうか。 私は、自身も永く物書きをやっていた現実の中、このヒロインとよく似た経験、思い、愛のあり方を体験しました。 ヒロインの思いが見に染みました。 大好きな、大切な作品のひとつです。 | ||||
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大人の女性、この女性を男の人が書いたのかと思うと、作家さんて本当にすごいわ! と思ってしまいます。ラスト、ほっとしてじわっとして、石田衣良さんありがとう…と思いました。 | ||||
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ごく前半にある、主人公咲世子さんと三宅さんの不倫とそこに至るちょっと大胆な過程の描写がやや写実的で、もしかするとR18小説かもと思ってしまいました。しかし、その後は大したことはなく、後半になるほど普通になってしまうのですが、その前半の咲世子さんから受ける奔放さと後半の彼女のむしろ堅めのふるまいが、ちょっとつながりません・・・が、いや、でも、そういうものなのでしょうね、きっと。(このレベルの女性の心理や振る舞いをわかっているわけではないので・・・) 若くない人が読むと、”うーむ、確かに”と思う表現が幾つも出てきます。例えば、年をとるといいことも悪いこともあるが、いいことの一つは、自分にはできないことがはっきりわかることだ、とか、今日は明日よりも確実にいちにち若い、とか。 逆に、20プラスまでの女性には受けが悪いでしょうね。45のおばさんが、17歳年下のカッコいい若者を、それより若い女優からとっちゃう話ですから、年をとることの意味だの、銅版画のデキだの、ストーカに殺されかけるだの、その他に何が書かれていてもとにかく不快だということは、よく判ります。 でも、わたしにとっては、最近読んだ中でかなり上位になります。おしまいの方で、咲世子さんが、素樹さんを追い払う場面の台詞は少しばかり大根だとは思いましたが、ブラックマジックパールエフェクトのポロとか映画や音楽が実名で沢山出てきて、とてもファッショナブルでしゃれた物語だと思いました。 咲世子さんのイメージとその年頃のカトリーヌ・ドヌーブ(作中に2度ほど名前が出てきます)が重なった、と言ったら・・・ほめ過ぎでしょうね、きっと。 | ||||
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まだよんでいませんが、先に購入した同著者の作品がとてもよかったので、楽しみにしてます。 | ||||
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