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LAST
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LASTの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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2008.7石田衣良を初めて読んだ!【LAST】短編だったし 入り口にぴったし!!また読もうかな。 | ||||
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「ラスト」をキーワードにした短編集。 短編ゆえ、おもしろいのもつまらないのも混じっているが、 わりに金がらみの話が多い。 短くてあっさりしてしまって、 ちょっと物足りない感があるが、 逆にいえば、いい暇つぶしにはなる。 | ||||
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どん底に追い詰められた人々が、最後に出す決断。人生いろいろと思うけれど、ここまで堕ちてしまったとき、果たしてのし上がる道はあるんだろうか? 「ラストシュート」以外はすべて「お金」、それさえあればこんなことにはならなかったのに、という悲しい人間ばかりが登場する。それも、良くぞここまで落としたなぁ〜、というほどにみんながぎりぎりなのだ。温かいご飯、家族、当たり前のそんなものがものすごい幸福に思える。 そしてどれもが救いがない。ひたすら落ち込む本でしたが、誰もが目を背けたくなる社会の現実に真っ向から切り込んだ石田氏の意欲には脱帽で、星3つです。 | ||||
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読み終えると、いくらか疲労感がたまったような―だったら読まなければ良い、というご批判は最もですが、それでも読者を放さないだけの力はあると思います―印象を受けました。多分に感想というものは、読者の属する階層(金銭感覚から職業にいたるまでのもの)に依存するとは思いますが、本作品に対する感想は大別して、「笑いとばされるような陳腐で現実味のないもの」か「現実の世界に起こりうる事象として、臨場感を伴って体感できるもの」に二分されるのではないでしょうか。 私は後者の感想を抱きましたが、幾分すっきりした文体で表現される彼の本作品の文章は、それでもドロドロとして人間の否定的な部分―時代や場所が変わっても肯定的に捉えられるものではないが、確かに存在するもの―を多く描きます。 全体的に迫力があるわけではありませんが、私にとってはどことなく疲労感のたまるものでした。上記の前者のような感想を持つ方のほうが、評価は低くとも素直に楽しめるのではないでしょうか。 石田氏の作品では、個人的には『池袋ウエストゲートパーク』や『4TEEN』の方が断然好きです。 | ||||
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絶体絶命の境地に追い込まれた者達が最後にとった行動とは…? 借金 風俗 ホームレス 別居… まさに現代の日本が如実に描かれています。 読み物としてはかなり重いです。 これを日本の現状として受け止めるにしても、物語に未来への希望がないので読後感はとても悪いです。 石田さんはどのような心情でこの物語を書かれたのでしょう。 日本社会や制度への皮肉が表れているように感じてなりません。 | ||||
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正直私には重すぎた。 ダークな作品だとは作者も書いていたが、 何より読み終わった後に気分が重くなり、大げさではなく 生きていることの疑問すら感じてしまった。 なにか「救い」的要素が入っていれば。 | ||||
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「ラストライド」「ラストジョブ」「ラストコール」「ラストホーム」「ラストドロー」「ラストシュート」そして「ラストバトル」の計7編が収録された短編集。どの話の主人公も、不況や借金等が原因で人生の岐路に立たされている。このあたりの問題は、多くの人間に普通に起こりうる事なので、ある意味、臨場感が感じられた。個人的には、ごく普通の主婦が出会い系サイトを使いアルバイトを始める話の「ラストジョブ」が良かった。書き下ろしの「ラストバトル」もなかなか。「崖っぷちの人間をダーク&ビターに書きました。僕の別な顔に震えて下さい。 石田衣良」という宣伝文に目がとまり読んでみたが、うーん・・良く言えばどの話も続きが気になる。悪く言えば、中途半端とまではいかなくとも、消化不良な感がある話が多かったように思える。ただ、どの話も読み易いことだけは間違いない。 | ||||
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7つの短編集でしたが、どれもいまいちメッセージ性に欠けるというか、何か心を揺さぶられる、考えさせられるといったものではなく、物足りない気がしました。{LAST」というくらいだから、もっと追いつめられていく人間の心理の描写を味わえるかと期待しましたが、外れだったように感じました。池袋ウエストゲートパーク以来の石田衣良でしたが、次の傑作に期待します。 | ||||
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たくさんの「LAST]をテーマにした、短編集。長編ものだと思ってたので、短編物だと分かった時点で多少のがっかりはあったものの、それ以上がっかりするものではなかった。ただ、暗い。内容が暗すぎる。ダークに書きたかったと言われればそれまでだけど、後味が悪い。内容は、非現実にも聞こえる物のようだが、実際、どっかしらにあるだろうと思わされるので、余計に暗くなる。特に最後から2番目の「LAST」は、気分が悪くなるほどのダークな味付けだった。あれを最後にもってこなかっただけ、よしとしよう。 | ||||
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こわっ!!これ、ホラーです。「呪怨」みたいに、あんまり誰も助からない系の。幽とか霊とかは出てきませんけどね。社会的ホラー。僕は嫌いじゃない。たまにはこーゆーのもありかな、と。 | ||||
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