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LAST
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LASTの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
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Audibleで読みかけたのですが、内容が心安らかになれないモノな上に、声優が声質テンポなどいずれも堪えられず中断しました | ||||
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良かったです | ||||
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プロの文章。 | ||||
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風俗とか闇金の話ばかり。 内容スカスカ。 | ||||
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時代背景を出し過ぎた作品というのは、後の古臭くなるというが、この作品はそこに敢然と挑戦しているように思える。 それぞれLASTな人たちが出てくるが、危ない人たちばかりだ。 イカレタ外科医のベトナムでの稚児買春に同行したカメラマンの話が一番、胸に響いた。 | ||||
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直木賞作家なんだけど、ドラマ化とかが多すぎて 「ちょっと軽すぎるんじゃないの?」 と敬遠し続けてきた石田衣良。 読む本がなかったので読んでみたら、そこそこ面白かったです。 「お金がない」 と言うところから出てくる緊迫感。 怖いですよねぇ・・・・・ 僕自身は、博打もしないし、定職もあるので、お金で命を失う、なんてことはないと信じていますが、この迫力は伝わってきました。 ちょっと安っぽいところがあったのと、作品に波があったので星四つ。 でもイメージが悪かったのに星四つは、面白かったと言うことでしょう。 評判の良い作品をもう少し読んでも良いかもと思いました。 | ||||
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私は落ち込みました。 人生って、こんなにひどいものですか? 自分がこうなるかもしれない。 家族がこうなるかもしれない。 いや、もしかしたら、既にこうなのかもしれない。 すごい作品だと思います。 だけど、他の人に勧めたくないです。 とんでもない作品を生み出してくれたもんだと恨みにさえ思います。 | ||||
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石田衣良氏の短編集を読むのは二冊目。「美丘」や「IWGP」などはどうも、話の途中でだれちゃってあまり好きじゃなかったんですけど、取り上げるテーマは面白かったので、面白い小説家の一人に入る。 「短編じゃもったいない!もっと先が読みたい!」 なんて思わせてくれることはなかったけど、暇つぶしに読むには丁度良い本でした。 | ||||
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2008.7石田衣良を初めて読んだ!【LAST】短編だったし 入り口にぴったし!!また読もうかな。 | ||||
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好きな作家ですが、後書きにあるとおり「意欲作」かつ「試作」の 要素が強い作品です。 普通、読み切りの短編集であれば、連作要素でもない限り幾つかの 作品をピックアップしたり、途中で読むのを止めても良いと思いま すが、今作はテーマと筆致が重いので、選び方や止め方を間違える と救われない気持ちだけが残り、後味が大変悪くなる可能性が高い です。 むしろ、全作を読みきってトータルとして呑みこまないと、作者の 意図が伝わりにくい・・・だから最後の作品をわざわざ書き下ろし たのでは?と思いたくなる構成でした。 いずれもどん底まで堕ちた、または喘いでいる人の結果として「生 き延び方」を描いているのですが、個人的には「小児性愛者を通し た異形者と呼ばれる人の苦悩」と「マグロ漁船に乗ることが何故多 額の借金相殺に繋がるのか」に少しの感銘を受けました。 ところで、この作者には、「障害者と性」をもっと深い筆致で作品 化して欲しいなあ、と感じたのは私だけでしょうか?終わり方が、 「つづく」みたいな「短編にせざるを得ないが故の無理な閉め方」 に思えて、残念でしたので。 | ||||
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【“現実”に押しつぶされそうになった七人の、予想もできない反撃!】 とゆう帯に惹かれて読みました。 ・ラストライド ・ラストジョブ ・ラストコール ・ラストホーム ・ラストドロー ・ラストシュート ・ラストバトル の七つの話からなる短編集。 中身は目を背けたくなるような現実。かなりヘビーで、少しグロくもあり。 ラストホーム、ラストバトル、ラストコールは良かった。 ただ、ギリギリまで現実に追い詰められた人間の最後にとる行動をテーマとした 作者の着眼点は面白いと思うが、 結局のところ手段は変えられても、結果の選択肢はあまりない。 やはりそうなのか・・・と感じてしまう。 この作品で一番衝撃を受けたのは、“マグロ漁船”の意味が分かった事w | ||||
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読みながら、時折こみ上げてくるこの苦しさはなんなのだろうか? そんなに苦痛になるなら、読まなければいい。 読むことから逃げたいのなら、いっそこの本を投げてしまえばいい。 ……そう思うくらい、時々旨の奥底で骨がきしむような嫌な胸騒ぎ を覚えた。 ……逆にいうと、それくらい引きつけてくれる短編集ということに なる。面白い、どこにどんでん返しが待っている???と、自分な りにストーリーをつくりながら、物語を追いかけていっても、まっ たく想像もしえなかった結末が待っている。これだからやめられな くなる、癖になります。 ちょっとした小説という名の媚薬として、触れてみるのも面白いか と……。 本読んでいて、逃げ出したくなる感覚なんて、そうそう味わえない ですよ。 | ||||
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敢えて全く違う方向性のものを出してみたかった、と後書きで語られている通り、爽やかな少年達の物語だった前作『4 TEENS』から一転。経済的に追い詰められ、都市の底辺で袋小路に陥った大人たちの、灰色の物語である。 連作集であるが、どれもプロットは似ている。街金に借りた金を返せず、身体を売ったり、犯罪に手を染めたりする大人達。解決になるはずがなく、先送りにしているだけだと分かっていながらも奇妙に安住しかけていたその時、転機が訪れる。 踏み出す一歩。 表題となっている『LAST』は、それぞれの短編の中での『転機』を表している。 必ずしも明るい物語ではない。 希望の兆しが僅かに見える話もあれば、出口のない話もある。 現実を、変に修飾しなければ、そうなるのだろう。石田は、『今』を書くことにこだわったと振り返っている。 好みの分かれる作品だろうと思うが、どれも状況の細部がよく描かれていて、読んでいて飽きなかった。 | ||||
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とにかく重く暗い。 借金、風俗、裏稼業・・・・・・すべての物語はこのどれかに関連している。 売春を扱った「ラストシュート」に至っては字面を追うのが辛いほどだった。 何故この作品を書こうと思ったのか− 直木賞受賞後第一作だったから?違う面を引き出そうという苦肉の策? などと考えてみたが、作家業とはそんな単純なものでもないのだろう。 しかし、最後まで読んでみてようやく救われた気がした。 そして<LAST>という言葉の意味に気がついた。 サブタイトルにはすべて<LAST>がついており、確かに<最後の・・・>という意味に使われている。 しかし、<LAST>にはもう一つ、全く逆の<続く>という意味があるのだ。 それに気付いたとき、終わってしまったかに見えた主人公たちの人生に微かな光が射した。 でも、個人的にはファンタジーでも良いから、もう少しわかり易く大きな希望として描いて欲しかった。 読み始めて生理的に受け付けないと思った人はその場で本を閉じて、 中盤まで読んだ人は最後まで読んだ方が良いと思います。 3話目「ラストコール」辺りでやめると却って嫌な気分が残ります。 | ||||
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内容のえげつなさ、救いのなさの割りに、意外と読後感としては何も残らないような、物足りなさを感じる。 小説としてのプロットは陳腐だし、人物にも魅力がない。救われない立場にあってもなお残る人間らしさ、人間臭さみたいなものを、今までにない形で描写してほしかったなぁ。いまいち芸がなくて薄かった。 | ||||
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短編集って面白さが個々にバラけがちだけど、結構全体的に楽しめた。 『LAST〜』で全体をくくることで、一貫性があって、あまり短編とゆうことを 意識させられなかったのも良い部分だと思う。 内容は暗めですが、なぜかワクワクさせられました。 | ||||
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「ラスト」をキーワードにした短編集。 短編ゆえ、おもしろいのもつまらないのも混じっているが、 わりに金がらみの話が多い。 短くてあっさりしてしまって、 ちょっと物足りない感があるが、 逆にいえば、いい暇つぶしにはなる。 | ||||
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借金で首が回らなくなった男のとった道は?借金返済のために女が選んだ職業は? そして、テレフォンクラブで受け取った電話の相手が最後にやったことは・・・。 どれも暗い話ばかりだ。読んでいて救いがない。人生の底辺をはいずり回っている ような息苦しさ、不快感がある。特に「ラストシュート」は読んでいて気分が悪く なる思いを味わった。この短編で作者が言いたかったことは何か?それがまったく 分からない。また、積極的に理解しようという気持ちさえ起こらない。読後感も よくなかった。 | ||||
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どん底に追い詰められた人々が、最後に出す決断。人生いろいろと思うけれど、ここまで堕ちてしまったとき、果たしてのし上がる道はあるんだろうか? 「ラストシュート」以外はすべて「お金」、それさえあればこんなことにはならなかったのに、という悲しい人間ばかりが登場する。それも、良くぞここまで落としたなぁ〜、というほどにみんながぎりぎりなのだ。温かいご飯、家族、当たり前のそんなものがものすごい幸福に思える。 そしてどれもが救いがない。ひたすら落ち込む本でしたが、誰もが目を背けたくなる社会の現実に真っ向から切り込んだ石田氏の意欲には脱帽で、星3つです。 | ||||
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読み終えると、いくらか疲労感がたまったような―だったら読まなければ良い、というご批判は最もですが、それでも読者を放さないだけの力はあると思います―印象を受けました。多分に感想というものは、読者の属する階層(金銭感覚から職業にいたるまでのもの)に依存するとは思いますが、本作品に対する感想は大別して、「笑いとばされるような陳腐で現実味のないもの」か「現実の世界に起こりうる事象として、臨場感を伴って体感できるもの」に二分されるのではないでしょうか。 私は後者の感想を抱きましたが、幾分すっきりした文体で表現される彼の本作品の文章は、それでもドロドロとして人間の否定的な部分―時代や場所が変わっても肯定的に捉えられるものではないが、確かに存在するもの―を多く描きます。 全体的に迫力があるわけではありませんが、私にとってはどことなく疲労感のたまるものでした。上記の前者のような感想を持つ方のほうが、評価は低くとも素直に楽しめるのではないでしょうか。 石田氏の作品では、個人的には『池袋ウエストゲートパーク』や『4TEEN』の方が断然好きです。 | ||||
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