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LAST



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【この小説が収録されている参考書籍】
LAST
LAST (ラスト) (講談社文庫)

LASTの評価: 3.61/5点 レビュー 49件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.61pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 41~49 3/3ページ
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No.9:
(5pt)

死ぬ気になったら・・・

時代の変化の激しさについていくことが難しい・・・そんな世の中。あり得ない話しとは思えず・・・まるで新聞や週刊誌の記事を読むように食入るようにハマってしまいました。私の周りではあり得ないなんて言い切れない・・・。「死ぬ気になったら・・・なんでもできる(頑張れる)」世の中にそんなエールが贈られているようにも思えました。
LASTAmazon書評・レビュー:LASTより
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No.8:
(4pt)

石田さんって優しいんだな、きっと。

帯にある「ダーク&ビター」ってコトバにどきどきしながら読みました。どんなダークな世界が待っているんだろうと。様々なシーン、環境にいる追い詰められた人々。確かにドロドロしていてダーク&ビターなんだけど、最後には「救い」がある。エンディングの持っていき方では、もう本当にどうしようもないくらいどん底に彼らを落としこむこともできると思うのに、決してそうはさせない。だから石田さんって優しい人なんだろうなぁと思いました。
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No.7:
(3pt)

く、くらい・・・。

たくさんの「LAST]をテーマにした、短編集。長編ものだと思ってたので、短編物だと分かった時点で多少のがっかりはあったものの、それ以上がっかりするものではなかった。ただ、暗い。内容が暗すぎる。ダークに書きたかったと言われればそれまでだけど、後味が悪い。内容は、非現実にも聞こえる物のようだが、実際、どっかしらにあるだろうと思わされるので、余計に暗くなる。特に最後から2番目の「LAST」は、気分が悪くなるほどのダークな味付けだった。あれを最後にもってこなかっただけ、よしとしよう。
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No.6:
(3pt)

追い詰めないで

こわっ!!これ、ホラーです。「呪怨」みたいに、あんまり誰も助からない系の。幽とか霊とかは出てきませんけどね。社会的ホラー。僕は嫌いじゃない。たまにはこーゆーのもありかな、と。
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No.5:
(2pt)

頑張ったんだけど

人が窮地に立たされたときどうするか。生きていると必ずぶつかる悩み、性やお金や家族を辛く描いた作品。内容的には若い人向けだと思う。本格的な人間の裏や精神的なものが好きな人にはちょっと物足りないかな。
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No.4:
(2pt)

石田 衣良の笑うせえるすまん

成功した作家は読者を裏切ってみたい誘惑にかられるのだろう。でも目の当たりにする現実がすでに十二分にダーク&ビターなんでもうお腹一杯って感じ。その手の作品が好きな人たちは毒を持って毒を制すホメオパシー効果を求めてるんだろうけど自分はそこまで病んでいないんでこれはいただけないな。いつも通りの「どらえもん」読みたい人は「電子の星」買った方がいいと思う。
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No.3:
(4pt)

いままでの石田衣良とは違います。注意。

帯にあるとおりこの本で僕は彼の「僕の別な顔に震え」させられた。今までの、アンダーグラウンド的な世界を描きながらもどこか前向きな、そして読後に爽快感が残る今までの作品とは趣が異なり、一つの短編を読み終えるごとに、閉塞感ややりきれなさを僕は感じた。しかし読み始めるとぐんぐん読み進めることができるのはやはりいつもの石田衣良であることは間違いない。読んで損をすることは決してない本だと僕は思います。この本の中ではちょっとだけ変わった明るさ?の見られる「ラストジョブ」が好きです。
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No.2:
(5pt)

乾いたインモラル

 巻頭の「ラストライド」は凡庸だった。ところが二話目の「ラストジョブ」からぐいぐいディープになっていく。いい加減な生き方で食い詰めてしまい借金で首の回らないやつらが、一線を越えてゆく。そのさまが小気味いい。水族館で、奇妙な生き物や美しい生き物を眺めているような気分だ。「ラストホーム」で男が涙を流しながらフライドチキンを貪り食う描写に、なんだか無性に共感した。 反道徳的な行為の描写が淡々としていて露悪的でないところが良かった。
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No.1:
(4pt)

石田衣良の見事な裏切り!

直木賞受賞後の第1作。どの作品にも「LAST~」というタイトルがつけられているように、ぎりぎりまで追いつめられた人間の姿を描く短編集である。スト-リーの設定は、馳星周ばりのダークさだが、変に暗さだけを強調することなく、その逆境の中でも懸命に生きようとする人物が登場する点にこの作者の良さが表れているように感じた。前作ではティーンエイジャーを描き、得意の爽やかさを前面に出した作品だったが、今回はその路線を見事に裏切った傑作だと思う。個人的にはテレクラという限定された世界で繰り広げられる「ラストコール」がおもしろかった。
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