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エンジェル
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エンジェルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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不思議な作品だと思いました。 死んだ魂が、自分の死の謎を解こうとする。 謎は解けたんでしょうか? 設定も物語も不思議な所があり、とてもユニークな作品だと思いました。 しかし、登場人物たちに、共感出来る部分と出来ない部分があり、ちょっと微妙な感想です。 主人公の悩みには共感出来る部分もありました。 生きていると(死んだ後でも?)思い通りにいかない事は多く、それに対してどうすのかを悩み続けている姿に共感しました。 しかし、 殺人者達の理屈は、それで良いの?十分な殺人の理由になってる? 主人公の悩みは正しいの?お坊ちゃまが殺人者達相手にうまく立ち回れたの?最後の決断は本心? そして、文緒の本心が分からない。本当の所、どんな人だったの? ちょっと釈然としないものが残りました。 | ||||
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幽霊が主人公っていう設定はそう珍しくもないが 死ぬ直前から2年ぐらいの記憶がなくっている幽霊という設定は斬新。 自分がどうして殺されたのか、その真実をさぐるために、 幽霊としての能力を高めていく主人公。 次第に少しづつ見えてくる真実。 ただ、ラストには犯人に真実を全部語らせる手法は残念な感じがした。 殺しの動機もどうも甘い気が・・・ | ||||
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はじめての石田衣良作品がたまたまコレだった.映画「ゴースト」と見たことがあるものとして,どうしても基本ストーリーがかぶってしまう.個人的にオチが微妙で,ここまでその部分隠しておいてそれかぁと思ってしまった. | ||||
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主人公が幽霊であるという時点で、他の作品にあるような、「生っぽさ」がなくなっているような気がする。 ミステリーに超常現象を持ち込まれると嫌なひとはミステリーとして読まないほうがいいかも。 後味爽やかというよりは、後味じっとりといった感じ。 元々の主人公が覇気のある男ではなく、幽霊のような男なところも影響しているのかも。 | ||||
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なんといいますか、事件の真相を主人公がメールでさっさと公開してれば全部解決したのでは? 物語の後半になるまでメールを送らない意味が理解出来ないよ……。 | ||||
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読み始めたときに「このシチュエーションは聞いたことがある」と思った。 でも、「この本読んだ事がある」と気づいたのは30ページも読み進んでからだった。 それでも結末が全く思い出せなかったので、全部読んでしまう事にした。 自分が殺され埋められるところから始まる「幽霊」が主人公のミステリー(かな?)だ。 自分を殺した黒幕を追いかけ、愛する人を守り、抜け落ちた2年の記憶を探っていく。 主人公が「幽霊」だったり、メール書けたり、ちょっと設定がファンタジックなのに、殺された理由や殺され方がなんとも美しくない。 その辺にちょっとイメージのずれというか、違和感を感じた。 最後にはちょっと驚かせる(でも予想できたけど。って2度目だろ)事実と、少し感動させるエンディングが待っているのだが、何となく甘いというかぬるい感じが否めない。 とちょっと辛口になってしまったが、2回目なのに結局ラストを思い出せなかったのはつまるところインパクトがなかったからか? | ||||
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サスペンス、推理小説好きの私といたしましては、 いまひとつ。。。何かが足りなく感じてしまいました。 恋愛ものの描き方もあとひとつ。。。 あくまで、私の私見です。 | ||||
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幽霊となった純一は、自分が殺された理由を調べるために行動を開始する。 彼は、自由に空を飛べて、自由にあちこち行き来することができる。さらに、 それぞれの幽霊には固有の能力があり、もちろん純一もある能力を持っている。 うらやましい。読んでいて「幽霊も悪くないかも♪」と思ってしまう。人は自分 勝手な生き物だ。自分の利益のためには、他人の命を顧みないところがある。 純一が殺された理由が明らかになるにつれ、人間の醜い部分がたくさん見えてくる。 誰を信じていいのか分からない、殺伐とした現代社会のひずみがそこにある。 読んでいて暗澹たる気持ちになったが、ラストは無難にまとめられていたので 読後感は悪くなかった。 | ||||
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導入部がとても印象的で最初これはどんな話なんだ? って思った程です。 この世に未練を残した幽霊が街中をさまよい その幽霊は個々に特殊な能力を持つらしい。 そういう設定はよくありますが、全体的な流れといい 情景描写の綺麗さがすごくオススメです。 また、主人公の死に生い立ちを振り返る前半部分に 後半の伏せんとなるものがあったりとよかったです。 ぜひ一度読んでみてください。 | ||||
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序盤から中盤にかけては主人公の生い立ちが綴られ、主人公自体感情を表に出すことの無い影のある人間なので、あまり面白みは無い。ただ中盤から終盤にかけ好きな人を守りたいという愛情から起こる彼の内面変化・行動には、目をみはるものがある。悲劇的な結末を迎えるとは知らずに、ひたすら好きな人を守ろうと努力するシーンには涙をそそられます。 注目は、ズバリ終盤クライマックス部分!恋愛小説としてミステリー小説として1度で2つの味が楽しめる、おいしい作品です! | ||||
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斬新な小説です。 カテゴリーとしては、推理小説、になるのでしょうか。 一般的にそう呼ばれるものより、いろいろなものの描写のしかたが「上手いな」感じる場面が多い。言葉にかなり、力、というかカッコ良さが漂います。 内容はと言えば、一部記憶喪失の幽霊が自分の死んだわけを探る、というもの。半分ファンタジーの世界ですが、適度にリアリティがあるのは、情景描写が上手いからでしょう。登場人物も、主人公を含め、味のあるキャラに仕上がっています。 あえて言うなら、「推理」よりも、「登場人物」そして、作者の「表現」を味わって欲しい。スジを知ったあとに読み返しても、それなりに楽しい。そんな小説です。 | ||||
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