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エンジェル
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エンジェルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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多聞にある幽霊になった主人公が活躍するという作品の中で見ると、この作品はどうにも展開が弱い ミステリとして面白みのある作品じゃなし、感動ものとしてみるには優等生すぎてどうにも面白みがない この手の作品をあまり読んだことのない人なら、楽しめるかもしれない作品 | ||||
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主人公はいつの間にか殺されていた―― 死を迎えるまでの二年間の記憶がないまま、魂だけで現世をさまよう主人公が、真相を解き明かしていく物語。 発想と構成は良いと思うが、ミステリーというにはあまりに単純過ぎて、筋書きに妙味も意外性もない。人間の描き方、世界観、全てが中途半端になってしまっている。 タイトルのエンジェルも、個人投資家としてのエンジェルと、死後の幽体としてのエンジェルをかけているだけという、石田作品にしては厚みのない仕掛けである。 一応、飽きずに読めるが、再読したいという印象はなかった。 量産になっているとすれば残念である。 | ||||
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物語の冒頭、みずからの人生を全速力で生き直す主人公を描くフラッシュバックのシーンはなかなか読みごたえがあった。主人公の属する世代と私の世代がほぼ同じなので、その生き直しの場面に挿入される社会世相などに懐かしく感じさせるものがあるからだろう。 しかし、である。後段、幽霊と化した主人公を取り巻くほかの登場人物の挙動にどうも納得のいかない部分が多すぎると思う。例えば幽霊というものに対して抱く世間一般の恐怖心があまりに希薄な親分格の暴力団員。自分の身に危険が迫っているとわかった後もなぜか身を隠そうとしない女。殺した相手が幽霊となってことの真相を探り始めたと知りながら、殺した相手が生前住んでいたマンションに行って自分に不利な証拠がないか探してみようとしない犯人。そうした首をかしげてしまうような穴だらけの行動を取る脇役陣の姿を見るにつけ、どうもこの物語が都合のよい展開に満ちているような気がして、興が乗らなかった。 物語の落としどころがかなり早い段階で予想がついた。それだけ筋書きに驚きがないといえる。 | ||||
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