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最長不倒距離
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最長不倒距離の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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幽霊が出るというスキー宿。 「幽霊が出なくなったから、もう一度出るようにして欲しい」という倒錯した 依頼を受けた物部太郎は、片岡直次郎とともに北関東のスキー宿に赴く。 まったく働く気のない太郎の思惑に反するように、スキー場では直次郎が巨木をまたぐ 幽霊シュプールを目撃し、密室状況にあった野天風呂では全裸の女性死体が発見される。 しかも、殺されたはずの女性から電話がかかってきて!? 《物部太郎》シリーズの第2弾。 本書の趣向でまず目を引くのが、冒頭の「口絵がわりの抜粋シーン」。 本格ミステリとしての見どころ、勘所が抜書きされており、読者の興味を、 いやが上にもかきたてます。 本作は、前作ほどのけれん味はありませんが、その分 地に足の着いた、堅実にしてスマートなロジックが展開されています。 そして、何と言っても物部太郎のキャラが秀逸。 事件が発生しても、最長不倒距離を目指すと宣言し、こたつに潜り込みます(w それでも、終盤では意外な特技を披露し、それまでとのギャップを見せつけるなど じつに“名探偵”らしい振舞いをしてくれます。 | ||||
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幽霊が出るというスキー宿。 「幽霊が出なくなったから、もう一度出るようにして欲しい」という倒錯した 依頼を受けた物部太郎は、片岡直次郎とともに北関東のスキー宿に赴く。 まったく働く気のない太郎の思惑に反するように、スキー場では直次郎が巨木をまたぐ 幽霊シュプールを目撃し、密室状況にあった野天風呂では全裸の女性死体が発見される。 しかも、殺されたはずの女性から電話がかかってきて!? 《物部太郎》シリーズの第2弾。 本書の趣向でまず目を引くのが、冒頭の「口絵がわりの抜粋シーン」。 本格ミステリとしての見どころ、勘所が抜書きされており、読者の興味を、 いやが上にもかきたてます。 本作は、前作『七十五羽の烏』ほどのけれん味はありませんが、その分 地に足の着いた、堅実にしてスマートなロジックが展開されています。 そして、何と言っても物部太郎のキャラが秀逸。 事件が発生しても、最長不倒距離を目指すと宣言し、こたつに潜り込みます(w それでも、終盤では意外な特技を披露し、それまでとのギャップを見せつけるなど じつに“名探偵”らしい振舞いをしてくれます。 | ||||
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