(短編集)

独白するユニバーサル横メルカトル

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評判

独白するユニバーサル横メルカトルの評価:

3.57/5点 レビュー 114件。 C ランク

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平均点3.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(3pt)

悪くはない、という感じ

面白かったもの、面白くないというか読みづらいものの、クッキリ二分された印象。
■ニコチンと少年
不条理感が、いかにも平山テイストと思った。
何の解決も無く、説明もない感じに好き嫌いが分かれると思う。
けど、それが夢明クオリティ。
■Ωの聖餐
人食い+数学。
一番、読んでいてゾクゾクした。
■無垢の祈り
一番、夢明らしさを感じた。
■すまじき熱帯
悪夢の冒険譚。
ロクでもない話、いい意味で。
あとの作品は、冗長に感じた。
それは、個人的に『超怖い話』、『東京伝説』の分量になれたせいかも知れません。
でも、作品の出来、不出来に寄るところもあると思う。
まあ、そんな波も夢明特有なものだと思うので、肌に合わないな、という感じも含めて楽しむべきなんだろうな、と思った。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.9
(3pt)

悪くはない、という感じ

面白かったもの、面白くないというか読みづらいものの、クッキリ二分された印象。
■ニコチンと少年
不条理感が、いかにも平山テイストと思った。
何の解決も無く、説明もない感じに好き嫌いが分かれると思う。
けど、それが夢明クオリティ。
■Ωの聖餐
人食い+数学。
一番、読んでいてゾクゾクした。
■無垢の祈り
一番、夢明らしさを感じた。
■すまじき熱帯
悪夢の冒険譚。
ロクでもない話、いい意味で。
あとの作品は、冗長に感じた。
それは、個人的に『超怖い話』、『東京伝説』の分量になれたせいかも知れません。
でも、作品の出来、不出来に寄るところもあると思う。
まあ、そんな波も夢明特有なものだと思うので、肌に合わないな、という感じも含めて楽しむべきなんだろうな、と思った。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.8
(3pt)

グロテスク小説

奇抜なタイトルと「このミステリーがすごい」1位で知られる本書だが、この小説にミステリーの要素はなく、ホラーと呼ぶのも違う気がする。
新しいジャンルとして「グロテスク小説」に分類するのが妥当だろう。
この小説から受ける印象は「恐怖」ではなく「不快」である。
ただただグロい情景描写が続いてゆく、これを「独特の世界観」と評するに値するかどうかは見解の分かれるところであろう。
評価の分かれる本と言ってしまえばそれまでだが、「この本を好きだという人とは親しくなりたくないなぁ」そんな本である。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.7
(3pt)

度を越した異常さが、この作品の魅力でもあるのだろう

 2007年版このミステリーがすごい!第1位、2006年度日本推理作家協会賞受賞である本作は、異常な作品である。この度を越した異常さが、この作品の魅力でもあるのだろうけど、好き嫌いがはっきり分かれる作品であることは間違いない。自分はあまり好きではないタイプだった。どこがミステリで、どこが推理なのかは読み終わったあとでも謎である。(この謎が解けない時点ですごい秘密とかに気づいていないだけかもしれないが。。)オムニバス形式の短編集で、「世にも奇妙な物語」をとてつもなくグロくしました、といった様相。というか、もう「グロい」どころの騒ぎではないね。どんな精神状態であればこのような文章が書けるのか不思議であるほどのこの壊れっぷり。読んでいて、体のあちこちが痒くなる感覚。そんな中、ある種の爽快さも感じるのが不思議である作品だ。
 壊れた社会に巻き込まれた太郎が老人との出会いで変わってゆく「C10H14N4(ニコチン)と少年」、人を食べ死体処理をするオメガが最後に食したい人間は「Ωの晩餐」、見捨てられた少女の祈りは殺人犯に届くのか「無垢の祈り」、芸術が禁止された条件付けの世界を描く「オペラントの肖像」、死刑囚のために刑務所に導入されたロボットとは「卵男」、賞金首を追って異常なジャングルに入り込む「すさまじき熱帯」、地図の独白により明るみになる真実「独白するユニバーサル横メルカトル」、夢に救いを求める「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」。
 とくに、本作品のタイトルともなっている「独白する―」と「C10H14N4(ニコチン)と―」は、なかなか味がある語り口で新鮮だったし、「卵男」はなんだか「羊たちの沈黙」に、「すさまじき熱帯」は「地獄の黙示録」の最後の方に似ていて面白かった。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.6
(3pt)

これってミステリーなんですか?

どっちかというとホラー小説のような気がしました。
夢と現実の境目を描いたようなグロ描写は凄まじく、読み手を選ぶでしょう。
というか、まともな人間は読まない方がいいと思います。
怖いかと聞かれれば、どうかなあ。
今や現実の方が凄惨な事件は多いし・・・
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.5
(3pt)

「下劣」です

 評価の高い作品なので、うっかり読んでしまう方が続出することが予想されます。
 警告。これ、いやな後味ですよ。しかも内容は「下劣」。登場人物の性格は「愚劣」。
 わざわざお金と時間をつかってまで嫌な思いをしなくてもいいだろうと思う方は、読まない方がいいです。
 もちろん、「この世の汚さから目をそらすな」という物言いは存在しますが。しかし現実は充分醜いですし、「目をそらすな」とおっしゃる方々が、そんな醜い世界を変えるための努力をしているわけでもありません。(むしろ、汚いことを書いたり読んだりしたいだけの人が大部分です。)
 読まなくても、読みたくないとおっしゃっても、この本の場合、全く恥ではないと思います。
 わたし的には、読まなくても良い本でした。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.4
(3pt)

微妙

個人の読書歴によってスッパリ感想が別れる作品。
既存のモンにちょっとチガウ味の
薬味いれてオリジナルですって売ってるニセ新商品みたいな...
パクったとか言わんけど、つい最近流行った映画とかに酷似してて
それも多数の話で使用してて...このミス一位、信用でけんなって事。
グロ描写とか全然グロくないし!血とか糞とか字だけで興奮できる人凄いな!
ストーリーとか構成に、臭いたつ怖さがないよ。
星3なのは、短編たくさん書いてる人だけあって、キレはあるかな...(一話の長さとか)
最後まで読めたし、あんまり本よまん人になら勧められる可能性あるんで。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.3
(3pt)

『Ωの聖餐』オススメ。

小説読んで寒気がしたり、ついつい顔をしかめてしまうことって中々ないと思います。
物語を読む時って、自分は現実に生きているという安心を土台にして、創作された世界に小旅行する感じだと思っているのですが、
その安心が崩されそうになるほど、この小説は負の強い力を持っていると感じました。
評価している割に★が少ないのは、すべての短編を支持しているわけではないからです。
残念ながら半分くらいしか興味が持てませんでした。
その中でもオススメなのは『Ωの聖餐』。
とにかく恐怖が垂れ込めていて、ジメジメとした嫌な匂いが感じられそうなくらいリアル。
この作品こそ、平山夢明の真骨頂なのではないでしょうか。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.2
(3pt)

独特の世界観

本作は「このミス」で選ばれるまでまったく知らなかった。というか著者も知らなかったのが。
グロテスクな描写ばかりなので、それが好きか嫌いかによって評価は分かれそう。中には星新一のショートショートを思い浮かべるような作品もあった。
本作の評価がどうかというと、人によってはっきり分かれそうなので書きづらいが、個人的には可もなく不可もなくといった感じ。ただ、この本作がなぜ「このミス」で1位になったのかだけは最後までわからなかった。ミステリーという感じはしないんだけどなぁ・・・
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.1
(3pt)

ちょっと期待しすぎたかな…

帯のヨイショコメントや、ファンの方の絶賛ほどにはいいとは
思えませんでした。
8本入っている中では、後半の3本はなかなかの出来でした。中盤あたり
までは、既視感しかないような安手のSFのイメージだったのですが。
実験的にいろんな文体に挑戦しているあたりも楽しめるし、最後の作品が
なかなか強烈なので、読後直後にはインパクトが残りますが、それでも
これ以上の世界を創造しうる小説はいくらでもあります。
個人的には、絶望と生理的な嫌悪感に満ちた最後の作品はかなり好みです。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103