黒い家

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評判

黒い家の評価:

4.00/5点 レビュー 476件。 A ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全940件 621〜640 32/47ページ
No.320
(4pt)

「現実的な」怖さを良く読む人にはお勧め

本書を読んで強く感じたことは二つある。

 一つは、「人間は環境次第でもどんな色になることができる」ということ。

 若槻が勤める昭和生命にいちゃもんをつけて保険金をせしめようとしている人物たちや、犯人、その関係者そしてその生い立ちを見ている時に少し感じた。
 そして、その人物たちに対する金石などの、特に恵の言葉には強くそう思わされた。
 それを聞いた時、「少なくとも自分に関わる人間はこのようにしてはいけない」と思わされた。

 二つ目は、最終盤の384ページ12行目の「生計保険とはなんだろう」からはじまる、たぶん作者自身の意見。
 これには考えさせられた。
 たぶん、だれが読んでもそう感じるだろう。

 「現実的」な怖さを描いているのでそういったものが好きな人にはお勧めしたい。
 そういう人はきっと多くのことを感じることができるだろう。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.319
(4pt)

何の前情報も、たいした期待もなく読んだのに一気に引き込まれたジャパニーズホラーと言え

先日、韓国版『黒い家』の動画を見たが、カルトムービー『悪魔のいけにえ』の劣化バージョンの様な内容に唖然。

自らの記憶を確かめるべく再読する。本来は正調英国怪談派であるがホラーも読む。
何の前情報も、たいした期待もなく読んだのに一気に引き込まれたジャパニーズホラーと言えば鈴木光司『リング』、坂東真砂子『死国』と本作。
いずれも初期作であり著者の最高傑作とは言えないものの、異様な吸引力を秘めている。
本作には超常現象の類は一切出て来ないが、それゆえに却って怖い。

好悪が分れる作品だが戸締り熱心になることだけは請け合い。
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.318
(4pt)

何の前情報も、たいした期待もなく読んだのに一気に引き込まれたジャパニーズホラーと言え

先日、韓国版『黒い家』の動画を見たが、カルトムービー『悪魔のいけにえ』の劣化バージョンの様な内容に唖然。

自らの記憶を確かめるべく再読する。本来は正調英国怪談派であるがホラーも読む。
何の前情報も、たいした期待もなく読んだのに一気に引き込まれたジャパニーズホラーと言えば鈴木光司『リング』、坂東真砂子『死国』と本作。
いずれも初期作であり著者の最高傑作とは言えないものの、異様な吸引力を秘めている。
本作には超常現象の類は一切出て来ないが、それゆえに却って怖い。

好悪が分れる作品だが戸締り熱心になることだけは請け合い。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.317
(5pt)

すばらしい

私が貴志祐介の作品で最初に読んだのがこの「黒い家」です

読めば読むほど引き込まれていくのが良い小説なのでしょうが それがまさにこれです

これは人間の狂気を見事に書き出しています 

幽霊系ではないので人間は金のためならこうなってしまうという人の怖さがよくわかります

読んだことない人はぜひ読んでほしいです
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.316
(5pt)

すばらしい

私が貴志祐介の作品で最初に読んだのがこの「黒い家」です

読めば読むほど引き込まれていくのが良い小説なのでしょうが それがまさにこれです

これは人間の狂気を見事に書き出しています 

幽霊系ではないので人間は金のためならこうなってしまうという人の怖さがよくわかります

読んだことない人はぜひ読んでほしいです
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.315
(5pt)

さすが貴志祐介

かなり恐ろしい小説だった。
でも読むのを止められなかった。
ここまで人間の恐ろしい内面を描いた小説は読んだことがない。
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.314
(5pt)

さすが貴志祐介

かなり恐ろしい小説だった。
でも読むのを止められなかった。
ここまで人間の恐ろしい内面を描いた小説は読んだことがない。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.313
(1pt)

「自閉症」の意味が違う

図書館で借りて読んだので、初版第1刷だったからかもしれませんが、何度も出てくる「自閉症」の使い方が間違っています。著者も編集者も気が付かなかったのかな?今発売されている分は、訂正されているのかな?それにしても、「自閉症」という言葉を間違って使ってしまっているのは、別の言葉を間違って使った時より、(例えば、『役不足』など)ひどいことですよ。

それから、(大きいとはいえ)包丁しかもってない中年女性に、若い男性が、そこまで恐怖を感じるでしょうか?警備員さんは、不意打ちをくらったのでしょうから、女性でも男性を倒せたでしょうけど。

携帯電話で「ヒント」をくれた女性、そんなに主人公に尽くして(?)どうするの…って思ってしまいました。
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.312
(1pt)

「自閉症」の意味が違う

図書館で借りて読んだので、初版第1刷だったからかもしれませんが、何度も出てくる「自閉症」の使い方が間違っています。著者も編集者も気が付かなかったのかな?今発売されている分は、訂正されているのかな?それにしても、「自閉症」という言葉を間違って使ってしまっているのは、別の言葉を間違って使った時より、(例えば、『役不足』など)ひどいことですよ。

それから、(大きいとはいえ)包丁しかもってない中年女性に、若い男性が、そこまで恐怖を感じるでしょうか?警備員さんは、不意打ちをくらったのでしょうから、女性でも男性を倒せたでしょうけど。

携帯電話で「ヒント」をくれた女性、そんなに主人公に尽くして(?)どうするの…って思ってしまいました。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.311
(5pt)

本当に怖いです。読んだ後寒気がしました。

この本を読んだのはもう大分昔ですが、こんなに心理的に恐ろしい内容を読んだことはありませんでした。
大袈裟ではなく、人間の深層心理とか醜い心、憎悪などが気持ち悪いくらい表現されています。
身内に対して、息子を保険金欲しさに殺す母親の異常さが怖いです。
まず全編に漂う不気味な表現、何か身体にねとーっと纏わりついてくる感じです。

私もこの本は知人から薦められて借りて読んだのですが、薦めてくれた知人に感謝します。
サイコサスペンス好きなら読んで損はしないと思います。
後味最高に悪いですが…。内容もしっかりしていて実に面白いです。
私は一気に読破しました。お薦めします。
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.310
(5pt)

本当に怖いです。読んだ後寒気がしました。

この本を読んだのはもう大分昔ですが、こんなに心理的に恐ろしい内容を読んだことはありませんでした。
大袈裟ではなく、人間の深層心理とか醜い心、憎悪などが気持ち悪いくらい表現されています。
身内に対して、息子を保険金欲しさに殺す母親の異常さが怖いです。
まず全編に漂う不気味な表現、何か身体にねとーっと纏わりついてくる感じです。

私もこの本は知人から薦められて借りて読んだのですが、薦めてくれた知人に感謝します。
サイコサスペンス好きなら読んで損はしないと思います。
後味最高に悪いですが…。内容もしっかりしていて実に面白いです。
私は一気に読破しました。お薦めします。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.309
(5pt)

怪作・快作、傑作

「日本ホラー小説大賞」受賞作であるが、ホラーというジャンルに収まらない、サスペンス・ミステリーとしても第一級の傑作。

作者の体験に基づいた人間洞察、社会への警鐘がベースとなり、今、そこにある恐怖として描かれる。奇々怪々といったホラーのイメージとは異なるが、現実味があって本当に怖かった。
ストーリー構成も巧み。本筋に伏線・エピソードが効果的に絡み、読む者を暗黒の世界へ引きずり込んでいく。心理学に関する知識にも感嘆させられたが、サソリやムカデ、クモといった虫に関する挿話が非常に暗示的で、「捕食者」の恐ろしさを際立たせている。

一時期「心の闇」という言葉が社会に氾濫したが、「闇の心」=「心がない」方が、さらに恐ろしいと思わされた。
典型的な「サイコパス」、良心が欠如した真犯人像が浮かび上がる終盤。そこまではアイドリングからアクセル少し踏んで戻しての展開だったが、ここからブースト全開で主人公らに危険が迫り、狂気が目に見える形で暴走する。

読後、自分だったら主人公の恋人のように、立ち直ることが出来るだろうかと、ちょっと考えた。
「人権主義的」だと思われた彼女が、その実 シニカルな観察者であることが明かされるが…
この人も、ある意味で怖い。彼女ら二人の今後を考えると、男の立場では怖いな、と感じた。

個人的には、東野圭吾『容疑者Xの献身』に勝るとも劣らない、傑作だと思う。
犯人が主人公を知るきっかけとなった電話が、犯罪の前歴を考えれば辻褄が合わないなど、重箱の隅を突けば矛盾がなくもないが、細かいことには目をつぶって評価したくなる、怪作であった。

この分野では、ノンフィクションだが『FBI心理分析官』が有名。小田晋の本も面白かった(という表現で良いのかどうか…)。毒を和らげるか、さらなる毒にあたってしまうかは、読み手次第…
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.308
(5pt)

怪作・快作、傑作

「日本ホラー小説大賞」受賞作であるが、ホラーというジャンルに収まらない、サスペンス・ミステリーとしても第一級の傑作。

作者の体験に基づいた人間洞察、社会への警鐘がベースとなり、今、そこにある恐怖として描かれる。奇々怪々といったホラーのイメージとは異なるが、現実味があって本当に怖かった。
ストーリー構成も巧み。本筋に伏線・エピソードが効果的に絡み、読む者を暗黒の世界へ引きずり込んでいく。心理学に関する知識にも感嘆させられたが、サソリやムカデ、クモといった虫に関する挿話が非常に暗示的で、「捕食者」の恐ろしさを際立たせている。

一時期「心の闇」という言葉が社会に氾濫したが、「闇の心」=「心がない」方が、さらに恐ろしいと思わされた。
典型的な「サイコパス」、良心が欠如した真犯人像が浮かび上がる終盤。そこまではアイドリングからアクセル少し踏んで戻しての展開だったが、ここからブースト全開で主人公らに危険が迫り、狂気が目に見える形で暴走する。

読後、自分だったら主人公の恋人のように、立ち直ることが出来るだろうかと、ちょっと考えた。
「人権主義的」だと思われた彼女が、その実 シニカルな観察者であることが明かされるが…
この人も、ある意味で怖い。彼女ら二人の今後を考えると、男の立場では怖いな、と感じた。

個人的には、東野圭吾『容疑者Xの献身』に勝るとも劣らない、傑作だと思う。
犯人が主人公を知るきっかけとなった電話が、犯罪の前歴を考えれば辻褄が合わないなど、重箱の隅を突けば矛盾がなくもないが、細かいことには目をつぶって評価したくなる、怪作であった。

この分野では、ノンフィクションだが『FBI心理分析官』が有名。小田晋の本も面白かった(という表現で良いのかどうか…)。毒を和らげるか、さらなる毒にあたってしまうかは、読み手次第…
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.307
(4pt)

命と金をめぐる人間の醜悪な闇を描いた傑作

個人的趣味で言うのなら、貴志祐介の作品の中で一番のお気に入りは『ISOLA』なのだが、
気持ち悪さと恐ろしさでは、この『黒い家』に敵う作品はまずないだろう。

『ISOLA』『クリムゾンの迷宮』と貴志祐介の作品には名作が多いが、
恐ろしいけれどもどこか現実味に欠けるゆえに、純粋に物語にのめり込むことができたこれらと違って、
『黒い家』の恐ろしさで特筆すべきは、現実に起こり得そうなリアリティ。

ネタばれになるので、ここではあまり言及しないが、犯人の造形がこれまた不気味。
下手をしたら隣に住んでいてもおかしくない普遍性と、それとは真逆の常軌を逸した思考。
これを読んでから、深夜のオフィスで一人残業するのが恐ろしくなってしまった。

日常と隣り合わせの惨劇といい、金銭に絡む人間の醜さといい、
宮部みゆきの『火車』に相通ずる怖さがある。
社会派小説の金字塔として、この2冊を超えるものはなかなか出てこない。
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.306
(4pt)

命と金をめぐる人間の醜悪な闇を描いた傑作

個人的趣味で言うのなら、貴志祐介の作品の中で一番のお気に入りは『ISOLA』なのだが、
気持ち悪さと恐ろしさでは、この『黒い家』に敵う作品はまずないだろう。

『ISOLA』『クリムゾンの迷宮』と貴志祐介の作品には名作が多いが、
恐ろしいけれどもどこか現実味に欠けるゆえに、純粋に物語にのめり込むことができたこれらと違って、
『黒い家』の恐ろしさで特筆すべきは、現実に起こり得そうなリアリティ。

ネタばれになるので、ここではあまり言及しないが、犯人の造形がこれまた不気味。
下手をしたら隣に住んでいてもおかしくない普遍性と、それとは真逆の常軌を逸した思考。
これを読んでから、深夜のオフィスで一人残業するのが恐ろしくなってしまった。

日常と隣り合わせの惨劇といい、金銭に絡む人間の醜さといい、
宮部みゆきの『火車』に相通ずる怖さがある。
社会派小説の金字塔として、この2冊を超えるものはなかなか出てこない。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.305
(4pt)

人物描写が良い

ホラーと聞いて、一旦は購入を止めようと思いましたが、結局購入しました。

ホラーと呼ばれるものは初めてでしたが、この部分だけで言うと「この程度でホラーなのか」と言うのが正直な感想です。自分としてはホラーと言うよりサスペンスと感じました。

さて、肝心の内容に関してはさすが勝手知ったる生保業界といった感じで、具体的かつリアル感のある日常の客先応対などから始まるストーリー展開に没頭し、徐々にサスペンスの恐怖に導かれていく展開は圧巻です。
また、主人公以外の登場人物の設定も上手く、物語に厚みを増してます。特に元ヤクザの人なんて、「こんなの書いて生保業界からクレームが来ないかな?」と思っちゃう程リアルでした。実際そう言う『係り』がいるんでしょうね。

描写も的確なので、気が弱い人などはホラー小説として怖い思いをするかも知れません。しかしディテールも含め描写が上手い作者なので、別の作品も読んでみたくなりました。
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.304
(4pt)

人物描写が良い

ホラーと聞いて、一旦は購入を止めようと思いましたが、結局購入しました。

ホラーと呼ばれるものは初めてでしたが、この部分だけで言うと「この程度でホラーなのか」と言うのが正直な感想です。自分としてはホラーと言うよりサスペンスと感じました。

さて、肝心の内容に関してはさすが勝手知ったる生保業界といった感じで、具体的かつリアル感のある日常の客先応対などから始まるストーリー展開に没頭し、徐々にサスペンスの恐怖に導かれていく展開は圧巻です。
また、主人公以外の登場人物の設定も上手く、物語に厚みを増してます。特に元ヤクザの人なんて、「こんなの書いて生保業界からクレームが来ないかな?」と思っちゃう程リアルでした。実際そう言う『係り』がいるんでしょうね。

描写も的確なので、気が弱い人などはホラー小説として怖い思いをするかも知れません。しかしディテールも含め描写が上手い作者なので、別の作品も読んでみたくなりました。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.303
(4pt)

ちょっと怖い

久しぶりにホラー系を読みましたがやはり恐いですね。人間の心理がいかに複雑で、育つ環境によってどのような形にも成りうるものだと、色々と考えさせられました。人の嫌な部分が見え気分が悪くなったりもしましたが、後半は止まらず最後まで一気に読み切りました。
黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568
No.302
(4pt)

ちょっと怖い

久しぶりにホラー系を読みましたがやはり恐いですね。人間の心理がいかに複雑で、育つ環境によってどのような形にも成りうるものだと、色々と考えさせられました。人の嫌な部分が見え気分が悪くなったりもしましたが、後半は止まらず最後まで一気に読み切りました。
黒い家 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.301
(5pt)

モダンホラー

予想通り私が大好きな「暗い」作品でした。
雰囲気が暗い。ストーリーが暗い、個々の登場人物の設定が暗い、作中に起こる各イベントが暗い。とにかく全編暗い内容で大変満足しました。

内容は奇をてらったものではなく、どちらかというとモダンホラーの部類。目新しい設定はないけどそれだけに文章力勝負、最初から最後までノンストップで読める内容に仕上がってました。

人間の心の黒い部分を詳細に描写することでより恐怖心を煽られ、後半からドキドキしっぱなしです。
クライマックスはスターバックスでコーヒー飲みながら読んでたのですが、隣でぴーちくぱーちく喋る女子高生の声も聞こえないくらいのめり込みました。

評価:90点

黒い家 Amazon書評・レビュー: 黒い家より
4048730568