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眠り猫
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【この小説が収録されている参考書籍】
眠り猫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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猫の人柄がとても楽しい。濃いキャラクターが多く登場して読んでいて楽しい小生。漫画のような破天荒な内容で、愉快、痛快な小説。作者の他の小生も読んでみたいと思った。 | ||||
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花村萬月の小説は、バイオレンスあり、エロありと、相当なハードボイルド小説の特徴を備えているが、そういったアクションがもたらす興奮というよりは、いつもホームドラマのような情感が漂う。それだけに、このような父子のモチーフにしたストーリーは、彼によくあっている。 | ||||
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花村萬月の小説は、バイオレンスあり、エロありと、相当なハードボイルド小説の特徴を備えているが、そういったアクションがもたらす興奮というよりは、いつもホームドラマのような情感が漂う。それだけに、このような父子のモチーフにしたストーリーは、彼によくあっている。 | ||||
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どうしても、「いい子」で過ごしてきた人間としては、裏の世界にどこかで憧れるところがある。 道理や義理の世界。怖いながらもかっこいぃ。 これは自分が成長したのか、小説がよいのかわからないけど、結構イメージをわかしながら読むことができた。情景とかも鮮やかに入ってきた。 エロいシーンやむごいシーンもあったので心拍数を上げながら | ||||
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満月といえば、過剰なまでのエロス、過剰なまでの暴力が淡々と描かれる凄みを期待してしまう。しかし初期作品だということで、あまり構えることなく読み始めた。最初は探偵「眠り猫」より長田の方が、余程存在感があった。ウサギがいい。マイナー女優の視点も新鮮で、探偵小説とは思えない展開だ。息子のタケがまた、天性のスケコマシ美少年とは変わってる。魅力的なキャラクターがいっぱい。 崩壊家庭やシャブ中毒やヤクザの離婚など、一歩間違えれば凄惨な場面の連続になる素材を、なんだか純真さや一途さを導入して軽めに仕上げた感じ。青春小説のような味わいがある。 | ||||
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登場人物が本当に魅力的でした。猫は勿論、長田も冴子も個性的で自分の大切なものに一生懸命。何を大切に思うかは人それぞれだけど、大切なものがある人は本当に光っていてカッコイイ。冴子が猫に惹かれていく心の動きにシンクロして私まで猫をどんどん好きになっていました。花村さんの作品はこの作品が初めてでしたがかなり楽しめました。題材は非日常的でしたが、頭の中には鮮明な情景が広がります。個人的には猫と猫の息子のやり取りが大好きです。 | ||||
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