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猫物語 黒
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猫物語 黒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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家に居場所が無い、少女は不憫でつらいよなあ。一見暴力でない酷い見えない暴力があるということを上手く表現してる。 そうゆうあえて触れたくない話を、書いてくれたので満足です。 家に居場所が無いという切なさ辛さを上手く表現している。 恵まれた家庭に育って、そんな不幸な事、想像もつかないという純粋な読者にも、こういった辛い暗い境遇の人も居るんだと理解していただけた事でしょう。 そういった意味では、社会的に出版して意味のある一冊かと思う。 冒頭の妹との会話もそんな会話できる相手がいる幸せみたいなのを表現したんでしょう。 この冒頭があるから後の話の侘しさ悲しさ辛さ苦しさ残酷さが際立つため、無駄ではないんでしょう。 | ||||
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全体を通した感想としては、とても面白かったと思います…。 ただ、手放しで最高!!っていえるのかといえば、微妙かな…というモヤモヤ感が残る作品でもあり、判定は難しい、正に賛否両論の作品なのではないかなと思いました。 個人的な感想としては、冒頭の80〜90ページ(全体で300ページくらいなのに…)もの大量なページ数をさいて、妹とパンツとおっぱいと恋の話を読まされたのは、かなり苦痛でした。 阿良々木も月火も嫌いじゃないけど、あれだけ物語と関係のない話をずっとされると、嫌いになってしまうのではないかというくらい、くどくかったですw でも、それがこのシリーズの良さと言っている人もいるし、わからなくはないので、これはかなり好き嫌いが分かれてしまうのかな…と思います。 もちろん、こういった軽いノリの会話が入るのはとても楽しいのですが、90ページちかく続くボリュームはちょっと… 偽物語からずっとくどくど続いているので、食傷気味になっていいるというのが率直な感想なのかも知れません。 もしかしたら、少し間隔をおいて読めば楽しめるかもしれませんね… 中盤からは、ずっと気になっていた、羽川のGW事件の内容になってきて、とてもスリルがあって面白かったので残念なところもありました。 ただ、中盤からのスピード感や展開は流石、化物語シリーズと思える内容になっていて、読んで決して損をする作品ではないと思います。 羽川の抱えている問題というのは、とても深いところにあるので、凄く考えされます。 この後に続く、個人的には物語シリーズの最高峰のひとつと思っている、猫物語(白)への布石にもなっていますし、是非読んで頂きたいと思う作品です。 | ||||
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前半の雑談が多すぎて、本編が思ったほど印象に残らなかった…というのが感想です。 肩肘張らずに気軽に読めばもっと違う感想が出たかもしれません。 もしくは白を読んでから黒を読んでいたらもっと違った味わいがあったかも…? | ||||
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化物語のヒロインの一人、羽川翼の内面に切り込む展開です。 化物語につながる先送りの話ですが、GW以上に羽川という怪異の母ともいえる 少女が生まれた理由や、暦の羽川に対する思いがよくわかる一冊になっています。 化物語1stシーズン最終巻としては、なんだか微妙な気もしますが欠かせない一冊だと思います。 | ||||
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前半のパンツの下りが長くて、結局一回しか読んでないので あまり良い参考にはなりませんよ、私のレビュー。 まあ良いか。だから星3つ。 西尾維新物語シリーズの中では一番お気に入りじゃないかなー。私はね。 | ||||
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ゴールデンウィークのときのエピソード。 それこそ一番最初、「化物語」のときから、存在自体はほのめかされつつ、その内容に関しては語られていなかった、ゴールデンウィークの猫の話。猫自体は、それこそ『化物語(下)』の「つばさキャット」でも出てきているし、また、これまでの断片的な情報から、漠然とした印象はもっていたが、実際に読んでみると、そんなに単純な話ではないことがわかる。どの辺りから、こういう展開を意識していたのかはわからないが、こちらに想像出来るだけの情報を与えつつ、そこから誤った事件を想像するよう仕向けるあたり、流石に上手いと思った。 後半部分でややバトルっぽい展開になるためか、前半でのエロ展開とのギャップがある。勿論意図的にやっていることだろうが、少し安易すぎる気もする。まあ、それも含めてこのシリーズの世界観とも言えるけど。 また、本書の内容とは関係ないが、巻末に今後の予定(タイトルとか出版時期とか)が掲載されていたが、このペースはかなり厳しいものだと思う。数ヶ月置きに、コンスタントに出版されるのは嬉しいし、ある程度ブームにあるうちにもとを稼ぎたい出版社の気もわからないではないが、きちんと質を確保してもらいたい。 | ||||
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のっけから西尾節炸裂で、まさに立て板に水状態。無駄に洗練された無駄のない無駄話を書かせたら、この方の右に出るものはいないんじゃないかと思います。話の本筋よりも、出だし全体の4分の1を割いた妹との会話の方がより印象に残っているというこの事実。当シリーズはもうしばらく続くようですが、最後までこの路線で行かれちゃうとちょっと苦しいかも。個人的には傷物語がベストかな。 | ||||
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作者独特の掛け合い(言葉遊び)は絶好調。 ストーリーも問題なく、シリーズファンなら不満はないと思う。 ただし、アニメから入った人は注意(心構え)が必要。 アニメのTV放送は無料。 しかし一般的な他の本に比べてもこの本は、1冊の文字数の割りに価格が非常に高い。 掛け合いがこの作者の特徴ではあるのですが 高い本の価格もあって 作者の特徴でもある掛け合いが「やりすぎ」だと感じるかも。 やりすぎな掛け合いによって話は一向に進まない。 しかも1冊の単価が高い(=ページ単価が高い) 掛け合いでより本を薄めているように感じるかもしれません。 私は個人的に別作品で「あまりにしつこすぎでしょ、早く話を進めてよ」と思ったことがあります。 嫌いな夏休みの宿題の代表”読書感想文”で 少ない内容でどれだけ規定の原稿用紙枚数を埋められるか、四苦八苦していたのを思い出します。 | ||||
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猫物語のだいご味はわかる!本! 漫画なの中でも心の心情がわかる面白い本だ。 購入してよかったら。 | ||||
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本作のヒロインは委員長(羽川)のはずですが、どうも月火ちゃんの方が目立ってます。 戦場ヶ原、神原、八九寺が登場する以前の話なので、もっぱら妹たちが会話の相手となるわけですが、 月火ちゃんの暴走が突出してます。 後半の猫とのバトルはもう一つ。 シリーズ内の伏線があったので、もっと忍の活躍を期待していたのですが。 もっとも、続刊の「白」でも何かあるのかもしれません。 また、巻末にシリーズ続々刊行の予定が載ってました。 楽しみなのは、やはり、八九寺の巻でしょうか。 撫子、忍、の巻も期待したいですね。 委員長ファンの方には、やや物足りず、 月火ちゃんの好きな方には、かなりお薦めといった感じです。 | ||||
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購入後(アフター)の俺「…冨樫を見習えよ」 猫物語(白)つばさタイガー 傾物語 まよいキョンシー 花物語 するがデビル 囮物語 なでこメデューサ 鬼物語 しのぶタイム 恋物語 ひたぎエンド 尋物語 こよみハーレム ですって…本編食っちゃってますよね… 西尾と俺(読者)、どっちが先に死ぬかの消耗戦の幕が切って落とされたわけです。 その頭上で講談社が腕を組み、下界を見下ろしながら高笑いしてる地獄絵図が容易に想像できますね、ファンタスティック。 内容よりもこっちの方が俺にとってはインパクトがありましたね。なので敢えて内容には深く触れませんが、化物語・傷物語・偽物語と惰性で購読してきた俺でも面白いと思ったので、西尾のあの癖のある文章や展開表現に抵抗のない人なら十分楽しめるのではないでしょうか。 しかし今更ながらですが、ボックス文庫って高くない?値段さえどうにかしてくれれば作品に伸びる手の数も増えるし俺の懐も暖かくなるのですが…。 と言うわけでレビューとしては、ほしみっつってトコで。 | ||||
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シリーズ6冊目となる本作は何度か触れられていた『あのこと』が語られる書き下ろしで, 時系列としては『傷物語』の少し後,そして1作目となる『化物語』の直前までとなります. 序盤から約4分の1ほどはおなじみと言いますか『売り』でもある掛け合いが中心の雑談. ただ,その展開を自虐的に語ったり,アニメ化や出版業界をネタにしたメタ発言の多さは, これまでにも増して『突き抜けた』印象で,これにはファンとはいえ賛否がわかれそうです. もちろん,それらの中には物語に関わる内容もあって全く無駄とまでは言えないのですが, ギャグやパロディも不発気味で,『作風』ではなく『マンネリ』に感じられるのが残念です. 照れ隠しなのかシリアスな場面で挿入されるのも,本作では少しばかり逆効果だったような…. とはいえ中盤以降はグッと引き込まれ,それまでとは一変のゾッとするほど重たい展開は, 完璧に映っていたヒロインの過去や深層心理,まさかの真相まで静かながらも驚かされます. また,そんな彼女へ主人公が抱く『恋心』,そして終盤での決断とその結果は切ないながらも, そのまま『化物語』へと繋がるようなラスト,特に最後の1行には明るい余韻さえ与えられます. この中盤以降がよかっただけに,それまでがもう少しスマートに進めばよかったのですが…. 巻末には一気の続刊予告もありましたが,この調子が続くようだと不安の方が先に出てきます. | ||||
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