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ぼくだけの☆アイドル
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ぼくだけの☆アイドルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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こんなオタク ダサダサなのに ストーリーは最高でした | ||||
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27歳独身の、昆虫(!)ショップの店員あきおくん、ちょっと(かなり)小太りが主人公。思い込みたっぷりのイケてないあきおくんは、でも、自己評価だけはむちゃくちゃ高い自分だけの世界で生きている。 その、限りなく妄想に近い思い込みとひとりごと、止めどなく発スル周囲への超勝手な批判光線。 いやぁ、むちゃくちゃ面白い。そうかぁ、確かにあるんだろうなぁ。 なんとも、こノ無茶苦茶さが、でも、実際にはとってもリアルで、イヤハヤ、ホント、面白い。 題名になった、アイドルへの思い込みの部分は、(結局ストーリの中心ではあるけど)本質的なところではない気がするな。狂言回しというか、ストーリーの柱なんだろうけど、より本質的な部分は、やはりあきおくん自身の、内的世界が外の世界と彼的にほとんどシームレス(時々、ふと我に返る部分がないわけでなく、そこがまた悲しい)に展開する、この自己中思い込み宇宙なんだろう。 そこまでほめて何故☆五つではないの。 それは。。。最後の最後がね.... ちょっと、尻切れトンボというか。だから、一つ落としました。 でも、すんごく面白いのは事実です。 | ||||
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27歳独身の、昆虫(!)ショップの店員あきおくん、ちょっと(かなり)小太りが主人公。思い込みたっぷりのイケてないあきおくんは、でも、自己評価だけはむちゃくちゃ高い自分だけの世界で生きている。 その、限りなく妄想に近い思い込みとひとりごと、止めどなく発スル周囲への超勝手な批判光線。 いやぁ、むちゃくちゃ面白い。そうかぁ、確かにあるんだろうなぁ。 なんとも、こノ無茶苦茶さが、でも、実際にはとってもリアルで、イヤハヤ、ホント、面白い。 題名になった、アイドルへの思い込みの部分は、(結局ストーリの中心ではあるけど)本質的なところではない気がするな。狂言回しというか、ストーリーの柱なんだろうけど、より本質的な部分は、やはりあきおくん自身の、内的世界が外の世界と彼的にほとんどシームレス(時々、ふと我に返る部分がないわけでなく、そこがまた悲しい)に展開する、この自己中思い込み宇宙なんだろう。 そこまでほめて何故☆五つではないの。 それは。。。最後の最後がね.... ちょっと、尻切れトンボというか。だから、一つ落としました。 でも、すんごく面白いのは事実です。 | ||||
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コワモテ作品が多いイメージの著者ですが、これはコメディ色の強い異色作です。 しがない昆虫ショップに勤めるあきおは、二七歳にもなってアイドル”みーちゅん”に いれあげるオタクで、妄想狂、と一見救いようがない男である。 しかしよく見ると、昆虫ショップのカブトムシとクワガタムシには精通しており、仕事は 社長抜きでもきちんとこなせる。映画のエキストラになったり、公園で見かけた偶然見か けたアイドルに声をかける度胸もある。たまに飲みに行く友達(コイツも相当ヘンだが)も ちゃんといる。 妄想狂なのはいただけないが、誰しも程度の差はあれ現実の自分のくだらなさから逃げる ために妄想に耽ることぐらいあるんじゃないだろうか。そう思うと、あきおはなかなか 愛しいキャラである。 現実を1つ手に入れることによって妄想を1つ手放す。その繰り返しで少しずつ中身の ある魅力的な大人になっていくしかない。あきおもそうなればいいなと読後思いました。 しかし「電車男」みたいにきれいにハッピーエンドにしてくれないところがいかにも 著者らしい(苦笑)。 | ||||
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コワモテ作品が多いイメージの著者ですが、これはコメディ色の強い異色作です。 しがない昆虫ショップに勤めるあきおは、二七歳にもなってアイドル”みーちゅん”に いれあげるオタクで、妄想狂、と一見救いようがない男である。 しかしよく見ると、昆虫ショップのカブトムシとクワガタムシには精通しており、仕事は 社長抜きでもきちんとこなせる。映画のエキストラになったり、公園で見かけた偶然見か けたアイドルに声をかける度胸もある。たまに飲みに行く友達(コイツも相当ヘンだが)も ちゃんといる。 妄想狂なのはいただけないが、誰しも程度の差はあれ現実の自分のくだらなさから逃げる ために妄想に耽ることぐらいあるんじゃないだろうか。そう思うと、あきおはなかなか 愛しいキャラである。 現実を1つ手に入れることによって妄想を1つ手放す。その繰り返しで少しずつ中身の ある魅力的な大人になっていくしかない。あきおもそうなればいいなと読後思いました。 しかし「電車男」みたいにきれいにハッピーエンドにしてくれないところがいかにも 著者らしい(苦笑)。 | ||||
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