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動物記
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動物記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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イヌを扱った小説には滅法弱く、これも面白く読むには読んだのですが、再読したいとは思いませんでした。基本のストーリーが「本人の責任ではないのに、かつて仲の良かったヒトや兄弟と対峙しなければならなくなった動物たちの悲劇」なので、その状況を身勝手な動機で作り出してしまった「サイテーのクソ人間」が進行上どうしても登場しなければならず、まずそいつらに付き合わなければならない不快感が一つ目の残念。その基本ストーリーがこの本では2回繰り返され、同じアイディアの使い回しと感じられてしまうのが二つ目の残念。これらが、最後のプレーリードッグの話の爽快感をもってしても消えることがなく、このような評価となりました。 | ||||
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母親を失い、人間の手によって育てられることになった子グマたち。雄はアダム、雌はイヴと名づけられた。だが、この2頭を待っていた運命は過酷なものだった・・・。ある1頭のグリズリーの生涯を描いた作品を含む3編を収録。 人間は忘れてしまった。自分たちも自然の一部だということを。そして、人間もほかの動物も、生きているということでは同等だということを。人間がもう少しほかの動物を思いやる心を持ったなら、グリズリーのアダムも、ジャーマン・シェパードのシーザーとミカエルも、こんな悲しい生き方をしなくてもよかったのだ。人は自然に対してもっと謙虚であるべきだ。そうでなければ悲劇を繰り返すことになる。小学生の頃読んだシートン動物記のように、大自然のすばらしさを感じることのできる作品だった。 | ||||
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