動物記
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思わず涙がこぼれてしまいました。 熊が大好きになりました。 小説家になったらこんなお話しが書きたいです。 | ||||
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イヌを扱った小説には滅法弱く、これも面白く読むには読んだのですが、再読したいとは思いませんでした。基本のストーリーが「本人の責任ではないのに、かつて仲の良かったヒトや兄弟と対峙しなければならなくなった動物たちの悲劇」なので、その状況を身勝手な動機で作り出してしまった「サイテーのクソ人間」が進行上どうしても登場しなければならず、まずそいつらに付き合わなければならない不快感が一つ目の残念。その基本ストーリーがこの本では2回繰り返され、同じアイディアの使い回しと感じられてしまうのが二つ目の残念。これらが、最後のプレーリードッグの話の爽快感をもってしても消えることがなく、このような評価となりました。 | ||||
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新堂冬木先生のこの作品は白なのでしょうか?黒なのでしょうか? | ||||
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母親を失い、人間の手によって育てられることになった子グマたち。雄はアダム、雌はイヴと名づけられた。だが、この2頭を待っていた運命は過酷なものだった・・・。ある1頭のグリズリーの生涯を描いた作品を含む3編を収録。 人間は忘れてしまった。自分たちも自然の一部だということを。そして、人間もほかの動物も、生きているということでは同等だということを。人間がもう少しほかの動物を思いやる心を持ったなら、グリズリーのアダムも、ジャーマン・シェパードのシーザーとミカエルも、こんな悲しい生き方をしなくてもよかったのだ。人は自然に対してもっと謙虚であるべきだ。そうでなければ悲劇を繰り返すことになる。小学生の頃読んだシートン動物記のように、大自然のすばらしさを感じることのできる作品だった。 | ||||
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最近、いろんなジャンルを書いている新堂さんですが、今回の「動物記」は中でも傑作ではないでしょうか。 「動物物はなあ~」と敬遠している人は、多いかと思いますが、騙されたと思って読んで見てください。そこには人間ドラマ以上に、動物だからこその、物語と感動があります。特に最初の2編のグリズリーのアダムとジャーマン・シェパードの兄弟犬のラストには、うるうるきます。 新堂ファンなら、あの「忘れ雪」を思い出してください。あの犬の感動が前面に出ていると言ったらわかりやすいかもれませんね。 「無間地獄」「炎と氷」のような劇画風な作風がどうしても強い印象を持っていますが、なかなかどうして、こういった表現力も持っている作家なのだなあと。改めて感心しました。 欲を言えば、これだけ魅力的なキャラクターなのだから、もう少し長編で読みたかったなあ、と言ったところですね。もったいないですよこれほどの魅力あるキャラクターなんだから。ぜひ望む。 | ||||
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