■スポンサードリンク


忘れ雪



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
忘れ雪
忘れ雪 (角川文庫)

忘れ雪の評価: 2.80/5点 レビュー 130件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.80pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
12>>
No.24:
(3pt)

長編で面白いんだけど…

行動動機がどうも腑に落ちないところが多かったです。まあ恋や愛は理屈ではないってことでしょうか。
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.23:
(3pt)

ヒロイン深雪のせいで純愛には思えませんでした。

著者の別の作品を読む機会があったので、今更ながらこちらの作品もつい最近読みました。
獣医の主人公とあり、動物(犬猫)の治療の様子の描写が細かく書かれてます。リアリティーを出す為なのかもしれませんが、直接ストーリーには関係ない手術の描写は、正直退屈なページでした。犬猫を飼ってる方には為になるかもしれませんか飼育書ではないので個人的にはマイナスです。
また、主人公の男性は非現実的な位お人好し。しかもイケメン。魅力的な主人公かもしれないのですが、獣医でありながら治療費を受け取らない、請求しないという所がなんか偽善者っぽくて好きになれませんでした。
また、ヒロインの深雪が、一方的に約束したり、付き合ってもないのに口付けしてきたり、無言で婚約者から去ったりとか、兎に角身勝手な女に感じてまったく好きになれません。むしろ大嫌いなタイプの女です。
好きになれない主人公達の恋愛は応援する気になれず、また、ヒロインの性格のせいで純愛にも思えませんでした。
また、身勝手なヒロインのせいで沢山の人が辛い思いをします。犬は殺され主人公とその弟は拷問みたいな仕打ちをうける。
不幸の根元に思える深雪は、失明するが「奇跡」により視力を取り戻すのが胸糞悪い。
ここは、失明したままでも困難に打ち勝ち生きていくって方が、まだ深雪を応援できた気がします。
読んでくうちに続きが気になり、楽しんで最後まで読めましたが、「純愛」「泣ける」というのはわたしには当てはまりませんでした。
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.22:
(3pt)

www

中学の頃に読んだ。

当時獣医学生だった主人公桜木は一人の少女、深雪と出会い7年後(?)に再開を約束する。

晴れて獣医師になった桜木は院内の美人ちゃんに好意を寄せられていた。

そんな中数々の困難(深雪が拉致られる?etc...)を経て二人は再開を果たす。

しか〜し!!!その現実を一人の女性は許さなかった。

「お前のせいでお前のせいで!!!」

「ファッ!!??」

(ブスリ。。)

「oh....」

こんな感じ。

中学生には刺激満点で割合楽しめましたwww
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.21:
(3pt)

あの新堂冬樹が・・・

深雪(十一歳)は一人っ子だった。だから、よけいに両親の深い愛情に包まれていた。その両親の結婚記念日、深雪を家において、両親はドライブと食事を楽しんだ。家に帰るのが遅くなった為、父親は車のスピードを上げていた。あまつさえ、信号を無視した結果、ダンプと衝突し、両親は即死した。

親戚(東京)に引き取られた深雪は、一年後、その親戚の事情もあって、次の親戚(京都)に引き取られることになる。その頃、近所の公園で、怪我をしている子犬を見つける。この子は私だ。誰か助けて――。通りかかった一希(十七歳)が深雪に事情を聞く。一希の父親は獣医だったので、何とか助かった。

深雪と一希はその後、クロス(犬の名)を交えて急速に親しくなる。が一ヶ月後、深雪は次の親戚のところへ行かなければならない。この一ヶ月の間に深雪は一希に対し、離れ難いものを感じていた。一希は将来、父と同じく獣医になると云う。最短でそれは七年後になるだろうとも云う。お別れの時、深雪は貯めた小遣いで買った指輪を一希に渡し、決心したことを云う。――あなたが、獣医になる七年後の三月十五日(初めて逢った日)の午後五時(初めて逢った時刻)に私はこの公園に来ます。あなたはこの指輪(婚約)を持って、私を迎えにきて下さい。一希は躊躇いながらも、約束しようと云った。
 
――そして七年後、深雪は約束どおり公園に来たが、一希は現れなかった。およそ二時間後、公園を出ようとしたら、一組のカップルが口付けを交わしていた。男のほうは一希だった。

そのほぼ一年後、深雪は新たな恋人と車でその公園にさしかかった時、同乗していたクロスが激しく吠えるので、ドアを開けたら、クロスは一目散に一人の男のほうに駆け寄った。――それは一希だった。

新堂冬樹は暴力の世界を得意とする作家で、今一番目が話せない作家でもある。私が初めて読んだのは「無間地獄」であるが、その圧倒的な暴力シーンに呆れたものだった。その新堂冬樹が惹句によると恋愛小説を書いた。これは事件である。

従って読まねばと思ったが「序章」を読んで、あまりのジュニア小説っぽさに気恥ずかしさを覚え、――止めてくれよと思ったが、新堂冬樹のことだ、我慢して読んだ。

断っておくが、これは決して完成度の高い恋愛小説ではない。むしろ、ご都合主義が随所にあり、それはないでしょうと云いたい箇所を探すのに苦労はしないほどだ。しかし、だからこそ、一気読みができ、究極の通俗小説として、頗る面白いのだ。      

忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.20:
(3pt)

極端

前半後半で極端に趣旨がかわる。
この極端さをどう受け止めるかで好みが分れるだろう。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.19:
(3pt)

ジャンル不明

出来過ぎた純愛小説だという印象を受けた。
少なくとも前半までは。
中盤から後半にかけて、サスペンス物語に変貌する。
複雑に錯綜する人物関係は、意外な繋がりと思惑の連続だ。
獣医という仕事に対しては献身的で、人間としては不器用な桜木の生き様は面白い。
深雪との関係も、出来過ぎた純愛小説で終始している限り、面白い感傷ドラマとなる。
しかし、事件性を帯びた複雑な展開になってくると、おやっ?と思う様になる。
物語のジャンルそのものが、途中で変わってくると、戸惑うばかりだ。
著者は以前は企業小説を発表してきたが、この作品を機に、純愛小説に傾倒する。
本作品は、著者の中で、橋渡し的なものではないかとも思う。
読者側に戸惑いは多いが、物語そのものは、それなりに面白い。
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.18:
(3pt)

恋愛小説の皮をかぶったノワール?

ギャグともいえそうな極端なノワールを得意とする著者が恋愛小説に挑戦するのは正直違和感がぬぐいきれませんでした。許される非現実性の程度が、ノワールと恋愛小説では異なると考えています。ここまで二人の気持ちがすれ違っていて果たして恋愛が成立するのでしょうか?脇役たちが全く報われないのも実はノワールと思った所以です。
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.17:
(3pt)

いやはや・・・・

あまり数多くの小説を読んできたわけではないのですが途中から話が急展開してラストの後味の悪さを感じました。
私は主人公2人よりも静香の方に感情移入してしまい読み終わった後に
静香に対して同情の気持ちが沸いてきた。彼女について考えてしまった面ではこの小説は読んで損はなかったと思います。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.16:
(3pt)

ミステリー寄りの純愛小説

一冊の本としては、面白かったと思います。
ただ、前半と後半のギャップがあまりにも大きすぎて、変な違和感が残ります。前半は、生粋の純愛小説なんですが、後半は完全にミステリーです。
これが、新堂冬樹流の純愛小説と捉えればいいんですかね。
「最近の恋愛小説は生ぬるくてやだ」という人には、持って来いの本だと思います。
強烈な本でした。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.15:
(3pt)

前半後半の差が・・・

他の皆さんが全て書いているのであえて書くこともないのですが、前半と後半の出来にあまりに差があって、最後には、あれ?何の小説だっけ?、と振り返る必要がありました。
事件が発生してからというもの、別の小説に変わってしまい、それまでの切ない内容が全て飛んでしまった感じです。
少し後味の悪い気分ですね。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.14:
(3pt)

最後の結末が拍子抜け。

前半まではいかにも「純愛小説」という感じでよかったと思う。でも後半からは純愛というよりはサスペンスだった。結末までの流れは無理矢理でこじつけ感が拭えない。結末は拍子抜け。最後くらい幸せで終わらせて欲しかった。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.13:
(3pt)

ハッピーエンドなら…

表紙のかわいさにひかれて購入しました。読み進むにつれてなんだかみんなかわいそうになってきて。誰ひとりハッピーエンドにはならなかったというのが…感動したというよりかわいそうで泣けてしまう作品でした。
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.12:
(3pt)

ラブストーリーとしては秀逸、けれど虚しい

新堂冬樹がラブストーリー? と、私の抱く新堂冬樹という作家のイメージを覆す、帯の宣伝文句に惹かれて購入。恋愛をテーマにした作品には、どの作家の作品であれ、受け取り手の好みが色濃くその評価に反映されるので、一概には言えないと思うが、さほど読後感の良い作品ではなかった。複雑な家庭環境を抱えた少女が、ある日公園で拾ったばかりの犬の怪我におろおろしていると、通りがかった高校生に助けられる。獣医の息子であるこの青年に、淡いながらもはっきりとした恋心を抱く少女は、その時の約束を忘れぬままに成長し、獣医となった青年の前に、ある日突然現われる。その後ももどかしくなるほどの回り道をして、二人はお互いの感情を確かめて行くのだが、その間にも、青年にはこれでもか、これでもか、という災難が降ってかかる。青年本人は何一つ悪事を働いていないというのに、この理不尽さ。終盤では、やはり新堂作品らしい暴力描写があり、恋愛ものとしての悲劇の要素には不要な場面ではないかと感じた。物語の中で、青年は、青年の友から求愛された少女(もちろん、既に成長しており、少女ではないのだが)に尋ねられる。恋人が魔女に魔法をかけられて蛇になってしまいました。あなたはどうする?1、気づかないふりをする 2、なんとか魔法を解こうと努力する 3、自分も蛇になる青年の友は3と答えた。青年は恐らく1と答えるだろう。でも私は3と答えてくれる人を選ぶ、と少女に言われた青年は…。「忘れ雪」とは、その冬最後に降る雪のこと。この雪に願いをかけると叶う、という言い伝えがあるそうだ。この物語の始まりと終わりにも、この忘れ雪にかける願いが登場している。因みに、少女が青年に問い掛けた質問の答え、私ならやはり1だな。
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.11:
(3pt)

それでも純愛小説!

前半にあまりにもメルヘンちっくな純愛部分が続くので,後半や結末に期待をしたが,後半はまるで違う小説を読んでいるような劇場的サスペンスな展開。前半での登場人物の細やかな描写が,後半部分にほとんど影響してこないのが残念。後半はいきなり登場してくる裏社会の人物がストーリーを独占していくので,せっかくの前半のメルヘンが活かされていない。結末も期待していたものとは異なり,意外な結末。これはこれでいいのだろうけど,なんか納得できない終わり方。ただ,長編でありながら最後まで一気に読み終えたところは,何か読者を引きつけるものはあると思う。淡い恋心への期待なのかもしれない。読み終えて,決して涙など出ないけど,何か切ない気持ちは残ったし,読んで良かったと思えた。
忘れ雪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:忘れ雪 (角川文庫)より
4043781016
No.10:
(3pt)

2冊の本を混ぜた感じ

広告や帯などは「純愛小説」という部分を推しているが作家が裏社会でのサスペンスチックな物を得意とする新堂冬樹である事を知らない人がその広告だけみて読んだとしたら・・・他のレビューのようにビックリして、満足されないと思う。純愛を書きたい気持ちはよくわかるし、純愛な部分は受け入れられるのだけど、その純愛な部分と裏社会の権力などを描いた部分がなかなか混ざり合わず、かなりの長編なので2冊の本をごちゃまぜに読んでいるような気になります。いろいろ深くからみあったものが、最後にはどうでも良くなって、キレイな部分だけ無理やり残したような部分もあります。あまり深く考え込まず、目の前の文章だけを読むのなら良いのかも。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.9:
(3pt)

微妙かも~・・・

話自体は、とても上手に書かれていて、良かったと思う。でも、途中から事件物になってきている点に、気になった。泣けなかったが、人それぞれだと思う。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.8:
(3pt)

純愛好きで、動物好きに人には

「忘れ雪」の伝説。。。春に雪が降ったとき、願い事をすれば必ずかなうよ、地面に触れた瞬間に消えゆく忘れ雪は、願い事を天に持ち帰って、かなえてくれるって。忘れ雪の中、お願い事をした少女が出会った初恋の相手。8年後に偶然の再会をはたし、お互いに愛し合うのだが、というお話。究極のピュア(純恋)ストーリーなので、「世界の中心で。。」や、「いま、会いにゆきます」が好きな人におすすめしたい小説です。あと、著者が動物が大好きなようで、この本の主人公は獣医です。だからペットや獣医の仕事に関して、かなり博学な知識が書いてあり、「動物のお医者さん」にはまった人にも一読してみてほしい。ただ、昔からの新堂ファン(ハード話好き)には、違和感があるかもしれません。また、他の方もおっしゃってるように、後半が中途半端にハードで、前半の雰囲気を壊してます。ところどころ、知識や詰めの甘さも感じられます。そして私にとっては、かなりわだかまりの残る終わり方でした。気になる点は多々ありますが、それでも読めてよかったなと思えた小説でした。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.7:
(3pt)

”意外”な展開

途中まではよかったんだけど、やっぱり、政治家とか、ヤクザとかが出てきた頃から不自然なカンジがした。作者自身もあの辺の展開は迷ったと思う。あの辺の「非日常さ」が、感情移入できなかった。おまけに、静香の嫉妬の結末がちょっとね・・・まぁ、締めがきれいに終わっているから、よかったけどね。去年買って、半年以上本棚に置きっぱなしにしておいてたんだけど、冬に読んで正解だった。雪で感情がよく描写されていたとおもう。映像になったら見てみたい作品。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.6:
(3pt)

泣きたいやつは泣け!笑うやつは笑い飛ばせ!!

æ-°å ‚冬樹初というç'"愛小説。どã"がいいã‚"だ、ã"ã‚"なもã‚"!そう思うæ-°å ‚ファンは多いだろう。でもé-‡ãŒã‚る、それã‚'つっã"みたいファンもいるはずだ。そã"そã"ででてくる人物描写はやはり巧みだ、ラストにおã'る鬼の形相の女なã‚"て最高だ。æ-°å ‚ファンã‚'くすぐるいい女の定番「アーモンドの瞳」の表現はつっã"みどろだよなあ。ノワールã‚'いく幻冬舎に対æŠ-ã-てç'"愛ã‚'書かせた幻冬舎の社長が在籍ã-ていたè§'川書åº-、帯にç"°ä¸­éº-奈もってきてるもの!æ"¿æ²»çš„にみても面白いじゃないか。æ-°å ‚氏にã-てみたら「『鬼子』の主人å...¬ã®é€†ã‚'いってみまã-た」ってç¬'い飛ばã-てã-まいそう。å†...容はもうストレートなç'"愛小説、テレãƒ"åŒ-ã-てもおかã-くないストーリー、それでもラストにはæ€'涛のように展é-‹ãŒè¤‡é›'かつスãƒ"ーデã!‚£ã«ãªã£ã¦ã„くとã"ろが読è€...ã‚'つかむのかもã-れない。ã"れはきっと何かの複線だ、何かã‚'狙ってる、次回がどã"までのノワール作å"ã«ãªã‚‹ã‹ã€ä¸‹åŠèº«ãŒç†±ããªã£ã¦ã-まう(ç¬')。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504
No.5:
(3pt)

う~ん・・・

いい作品と聞いて読んでみました。前半はすごく引き込まれるように入り込めましたが、後半から突然サスペンス調に変貌してしまい無理やり話のつじつまを合わせようとした嫌いがあります。出だしがよかっただけに残念!次回作に期待します。
忘れ雪Amazon書評・レビュー:忘れ雪より
4048734504

スポンサードリンク

  



12>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!