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忘れ雪
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忘れ雪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 41~60 3/7ページ
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前半後半で極端に趣旨がかわる。 この極端さをどう受け止めるかで好みが分れるだろう。 | ||||
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いかにも「純愛小説」な前半はベタだが綿密に取材された「獣医」のデティール表現が活きているしすっと読む事が出来た。 問題なのが後半。 今までの新堂作品よろしくな「バイオレンス」「陰謀」「裏社会」が絡んできて魅力減退。 動物にもっと軸を写しても良かったのではないか。 一つ一つの要素は良いが喧嘩している。 | ||||
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作者頑張りすぎじゃね?と思わざるを得ない。 せめて前半で終わりにして、後半は無かった事にして欲しい。役者や台詞、背景がクサイクサイ。夢を見たい人にはいいかもしれない。 | ||||
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新堂作品は純愛ものとノワールに別れるけれど せっかくの純愛物語なのに やくざ社会が絡んできてがっかり。 似たようなパターンの『百年恋人』もしかり、 純愛ものにはやくざ(ちんぴら?)は登場させないで。 | ||||
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新堂冬樹は「カリスマ」ですっかりファンになり、「無間地獄」でちょっと熱が冷め、 「鬼子」で??となり。そこでよせばいいのに、ついうっかり買ってしまったのがこれ。 ひどいよぉ〜、これ。 安い韓流ドラマか美容整形の広告満載のレディスコミック並みのお話。 「鬼子」の主人公が売れない小説家で、ウンコみないな恋愛小説書いてるっていう設定 なんだけど、この「忘れ雪」ってその恋愛小説なみの出来なんだよね。 だからすっかり最後にオチのあるギャグか、痛烈な皮肉がこもってるんじゃないかと 期待して最後まで読んでしまいましたよ。 私の時間を返してください。。。。 | ||||
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出来過ぎた純愛小説だという印象を受けた。 少なくとも前半までは。 中盤から後半にかけて、サスペンス物語に変貌する。 複雑に錯綜する人物関係は、意外な繋がりと思惑の連続だ。 獣医という仕事に対しては献身的で、人間としては不器用な桜木の生き様は面白い。 深雪との関係も、出来過ぎた純愛小説で終始している限り、面白い感傷ドラマとなる。 しかし、事件性を帯びた複雑な展開になってくると、おやっ?と思う様になる。 物語のジャンルそのものが、途中で変わってくると、戸惑うばかりだ。 著者は以前は企業小説を発表してきたが、この作品を機に、純愛小説に傾倒する。 本作品は、著者の中で、橋渡し的なものではないかとも思う。 読者側に戸惑いは多いが、物語そのものは、それなりに面白い。 | ||||
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前半は動物色の強い恋愛小説、後半は推理色の強い恋愛小説。 恋愛小説にしてはストーリーに凝りすぎの感もありますが、悲しすぎるラストまで一気に読めます。 ※実際夜中3時、4時までかかって2日で読んでしまいました。 新堂冬樹を読んだのはカルト教団を描いた「カリスマ」に続いて2作目でしたが、同じ作者が書いたと思えない恋愛小説のレベルの高さでした。 安心して人に薦められる良書です。 | ||||
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体言止を乱用すると文章が安っぽくなりますよ、と言いたいところですが、確信的に使っているので困りものです。作者の小説を読むのはこの「忘れ雪」が初めてなのですが、他のでもこんなのでしょうか?内容も登場人物が思索・思考するシーンでも「脳内で」という言葉がよく使われていてどうもしっくり来ませんでした。ストーリーも言うに及ばず、主人公が少女との邂逅を全く覚えていないところは「お前は記憶喪失かっ!」と突っ込みを入れたくなるくらいのヤボったさです。とにかく文字だけで人を感動させるのが如何に難しいことかを教えてくれる作品。★一つにしたいところですが、それでもジロウのあまりの不憫さに泣けたので★★にしました。 | ||||
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設定の一つ一つは良いのに、それを詰め込みすぎてしまったという感じがします。 純愛、暴力、サスペンス、ミステリー、そんな全てを書こうとしてしまった。 純愛なら純愛だけを、サスペンスならサスペンスだけに絞って書けば、きっともっとよい作品が出来たのではないかと思います。 そういう意味でとてももったいない作品です。 | ||||
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新堂ワールドは黒系専門だったですが自分はこの「忘れ雪」なかなかのモノだったと 思います。溝鼠なんかに慣れきっている新堂ファンは前半のままでは消化不良。 ところが後半に入って「おお。やっぱ冬樹じゃん」ってにやり。最後の方はやっぱり黒系が 垣間見れました。でも意外なラストシーンは想像できずやられた!って感じです。 甘いポタージュを最後はピリ辛で酸っぱ甘いトムヤムクンに仕立て上げ、しかも全編おいしい!という見事な料理法だったと思います。 惜しむらくは後半の辻褄が妙にこじつけ風だったこと。もう一工夫スパイスが効いてれば最高の料理でした。なので星4つです。 でも終章では不覚にも涙をぽろぽろ流してしまいました・・・ | ||||
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ギャグともいえそうな極端なノワールを得意とする著者が恋愛小説に挑戦するのは正直違和感がぬぐいきれませんでした。許される非現実性の程度が、ノワールと恋愛小説では異なると考えています。ここまで二人の気持ちがすれ違っていて果たして恋愛が成立するのでしょうか?脇役たちが全く報われないのも実はノワールと思った所以です。 | ||||
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あまり数多くの小説を読んできたわけではないのですが途中から話が急展開してラストの後味の悪さを感じました。 私は主人公2人よりも静香の方に感情移入してしまい読み終わった後に 静香に対して同情の気持ちが沸いてきた。彼女について考えてしまった面ではこの小説は読んで損はなかったと思います。 | ||||
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序盤から中盤にかけては漫画よりベタベタ,メルヘンチックな恋愛物.それ以降はミステリーと言うべきか,サスペンスと言うべきか,はたまたバイオレンスなのか,世界が変わっている. この世の善を寄せ集めた,良い人である主人公「一希」に感情移入できるはずも無く,周りなどお構い無しに我が道を行くヒロイン「深雪」には魅力を感じなかった.むしろ静香,満,鳴海といった不器用な脇役達のほうがよほど好感を持てた.お得意の暴力描写も取って付けた様で中途半端.この本は駄作だろう. | ||||
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新堂氏の作品は初めてでしたが、最初の二人が出会う部分があまりに温かく、素直に物語りに入っていくことができました。 途中、もどかしさを感じる箇所が多々あったのですが、二人の気持ちが強いからこそ大丈夫だろうという、ある種の安堵感を持って読み進めることができました。だからこそ最後は…なのですが。。 私はハッピーエンドではないと思います。受け取り方の違いですが、流した涙がやすせない涙だったので。 しかし、良い意味でとても「物語性」を感じさせる一冊であり、非現実感はあるものの作品の世界にすーっと浸ることができる時間をもてました。 | ||||
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著者の本は殆ど読んでいますから、「純愛」・・・興味津々で購入しました。 さりげなさを装った舞台設定に対して、有得ない偶然の連続。 意味もなく暴力が始まったと思ったら、脈絡のない奇跡の連発!! 偶然の事故でヒロインが失明して、世界中の医者も匙投げて、でも 偶然に本が頭に落ちてきたらその本の著者が天才眼科医で、しかも 手紙を書いたらすぐに来い!手術するぞっ!!・・・・って。。。。 シナリオ御都合主義もココまで来れば立派です。 新聞広告や週刊誌のの「絶賛!」には脊髄反射しないように、改めて 感じた次第。 思わず韓国ドラマのノベライズ!!??と思ってしまいました。 | ||||
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純愛小説で泣こう!と思って購入しました。 前半はベタベタな純愛風でいささか食傷気味。ここまでベタにしなくてもと思いつつ読み進めると後半はどえらい暴力描写があり、びっくり。 登場人物たちがそれぞれエゴを抱えていて、それが納得のいくものでなく、ついに誰にも感情移入できないまま読み終わってしまいました。 純愛小説って思ったらダメですよ! | ||||
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私は本を読んで泣くタイプではなかったのですが、この本を読んだら号泣してしまいました。登場人物の一人ひとりにドラマがあります。主人公はもちろん、脇役にも色々な思いがあり、強い個性があって、幸せになってほしいな、と思います。でも、もう少し登場人物の願いや思いを叶えてあげて、幸せにしてあげても良かったんじゃないのかな、と思ったので、☆☆☆☆にしました。 | ||||
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皆さんが書いているように、前半がとても良かっただけに 後半の展開はとても残念。残念すぎる。。 登場人物がそれぞれ魅力的で、とりわけ大学生になった 深雪がとても良かった(猟奇的な彼女、みたいな感じ) だけに、その先の展開がとても楽しみでいい本に出会った と思っていたのに。 なぜ、このような展開にしてしまったのか理解できません。 前半の感じでいけば、「名作」と言われる作品になっていた だろうに・・・ この人の作品は初めて読みましたが、もう二度と読む事は ないでしょう。時間がもったいない。 | ||||
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一冊の本としては、面白かったと思います。 ただ、前半と後半のギャップがあまりにも大きすぎて、変な違和感が残ります。前半は、生粋の純愛小説なんですが、後半は完全にミステリーです。 これが、新堂冬樹流の純愛小説と捉えればいいんですかね。 「最近の恋愛小説は生ぬるくてやだ」という人には、持って来いの本だと思います。 強烈な本でした。 | ||||
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気が滅入るのを通り越してもう笑うしかないようなエログロノワールを 書いてきた新堂冬樹が、おセンチな純愛小説を書いた!! その事実だけでも☆五つの快挙。しかし小説としての完成度を考えると、 残念ながら☆を三つほど引かざをえない。 新堂テイストのやたらクドイ描写は、ノワールの世界でこそ活きるものの、 恋愛小説には不向きではないだろうか。 やりたいことはわかる。泣きのツボを捉えた物語の設定も申し分ない。 しかし筆圧の高さに比べて表現の技術が低いので、出てくる人間が いちいち嘘臭く、ストーリーの詰めも笑っちゃうくらいに甘い。 金無垢のライターやレンタルビデオ店の会員証が、どうやったら都合よく ポケットから落ちてくれるというのか。いくら考えてもわからない。 他にも、登場人物の性格に一貫性がなかったり、説明調のセリフを長々と 繰り返したみたり、黒幕の行動が軽率すぎだったりと、 気になる部分がいたる所に見受けられる。 高いテンションと低い情感が売りの新堂冬樹にはやはり、 恋愛小説は無理ではないだろうか。そんな気がして仕方ない・・・・。 | ||||
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