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半落ち
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半落ちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 61~79 4/4ページ
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~ 元警察官が病気によって苦しんでいる自分の妻を殺害し自供を認めるも、殺害後の2日間がアリバイがあやふやとなる。この「空白の2日間」が主題となり、謎を探るために6人の人間が真相に迫る。~~ 真相に迫る6人の一人一人がジグソーパズルのような真実の破片を拾い集め、それが物語の筋となっていくが、それに加えて6人各人の人生背景や価値観も書き綴られており、「1つの長編+6つ短編」と言った具合の構成になっていて、読む人を引きつけていくと思います。また、ハードボイルド的な文章の書き方によって、時間をかけずに読むことのできる一作だ~~とも感じました。 ただ、人によって捉え方は様々だとおもいますが、個人的には「落ち自体が『半落ち』では」、なんて思ってしまいました。良い作品だと思いますが、いろいろと考えていると矛盾点も浮かび上がってくるような・・・。 ~ | ||||
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話題につられて購入してしまいましたが、読後の心残りは否めません。これってミステリー小説なのでしょうか。だとすればあまりにもあっけないラストには落胆させられますね。社会派小説としても浅すぎるし、この本の好評ぶりが理解できません。期待して読んだだけに厳しくなります。なんか最近のミステリーって浅すぎて面白くないな~~。国内ですが。 | ||||
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期待していた割には普通の出来。著者の作品は、おしなべてミステリーというより、ヒューマンドラマですが本書もそう。むしろ、「動機」や「影の季節」のほうがピリッと引き締まっている感じがします。 | ||||
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人気本がやっと半額で手に入り即読了。各章ごとに違う立場の関係者が一つの事件に取り組み、思い、考える。影響を受けるのだが最後まで核心を引っ張るわりにあと一歩物足りない。読みやすさ分かり易さは星5つモノだが作者の代表作にはなりえないだろう。横山氏の実力はまだまだこれから優秀作を生み出せるだろうことを考えると本作で星4つ以上つけるのは作者に失礼にあたる、とさえ感じる。 | ||||
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悲しくも重大な罪を犯してしまう夫。妻を殺してからの空白の時間。そこに隠された秘密と、彼らを取り巻く社会というクモの巣。残念ながら、真実があかされたときの衝撃が、いまいちといった印象です。 | ||||
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横山氏の作品は今までに読んだことがなかったのですが、知識の深さ、文章構成など読んでいてすばらしいと感じるところがたくさんある作家さんだと思いました。6章全て違う中心人物がおり、それぞれに心理描写がきちんと描かれているため、その役柄の人物になりきって事件や犯人に向き合うことができ物語りを楽しむことはできました。しかし、この題名にもなっている「半落ち」の理由については私にとって疑問を感じました。それまで様々な人物の視点から犯人と対峙し、その者達同士が見えない緊迫した攻防を繰り広げ、やっと辿り着いた答えが、そういうことなの…ここまで山を登るような感じで盛り上がってきたのに、急降下するような感じを受けました。この本の最大の争点「半落ちの理由」がもっと納得できるものだったら★5だったのではないでしょうか? | ||||
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「このミス」1位ということで読み始めたが、凡庸な出来でちょっとがっかりである。ただしこの本、林真理子が"オチが非現実的でミステリーとして成立しない"と指摘し、しばらくの間業界内でああでもないこうでもないと中傷合戦が繰り広げられていた。そのゴタゴタを楽しむためのテキストとして読めた、という意味では"元が取れた"と思っている。 | ||||
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面白かったです。ストーリー的には、読ませる作家さんですね。すばらしく惹かれます。ぐんぐん読めます。でも、結末はちょっと期待はずれでした・・現実性があるなしにかかわらず、どうしても拘る一点にしては弱い気がしました。私には犯人の気持ちの臨場感が伝わってきませんでした。 | ||||
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今頃になってようやく読んだのですが、下馬評はすんなり信じてはいかんなぁ、というのが素直な感想。この人は、物語を引っ張っていくのがとても巧い。人生に陰を持ち、仕事に生きる男たちが次々と登場していくさまは、同じ年代の男性には共感するところが大きいでしょう。警察小説としても、熱いくらい職務に忠実な刑事が出てきて、「あらあらステレオタイプ」なんて思いながら読むんだけど、やっぱ刑事だしまぁいいか。しかしだ。あれだけ引っ張っておいて、結末はお粗末だった。構成として、どんでん返しの一つくらい入れなければ、謎解きは面白くないしワクワクドキドキもしないのだ。また、歌舞伎町の設定が安易で肩透かし。すごい組織があるのかなってちょっとは期待したのに。あれじゃあ激戦区環七辺りのラーメン店でいいじゃないか。また主人公の心情が全然伝わってこない、というよりキャラが弱い。人情ものにしたかったのだろうが、私は結末に涙一つ出ず、共感も出来ず、最後は冷め、「このミステリーがすごい」の評がまるで信じられなくなった。でも、この話は映像化しやすいように作られている、と感じて、やっぱりこの作者は巧いと思うのでした。 | ||||
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警察,検察,弁護士,裁判官それぞれの「業界」を支配している組織論理,その中で生きる職業人の卑小でもあり哀しくもある姿は,著者の経験と行き届いた取材が感じられる。刑事実務に関与する組織と個人の実情をここまで描くことは並大抵のことではないと思う。それを前提にしてあえていうと,設定にやや違和感がある。警察組織が組織防衛のために犯人の調書を捏造したとされ,その犯罪性を検察官が暴こうとするという設定が重要な柱なのだが,その点が現実性をもつかどうか疑問である。調書の「捏造」というのは,調書の全部か特定の頁を差し替えるとか,供述者の署名じたいを偽造するとかして,捜査官が全く調書をこしらえることをいうと思われるが,小説では,犯人と警察組織とがそれぞれの思惑から,事実に反する犯行後の行動状況を調書にしてしまったことをいうにすぎない。ストーリーではそのような供述を警察が強く誘導したことを「捏造」といい,とんでもない不祥事との前提で関係者が行動している。しかし,その程度の供述の誘導は,犯罪事実そのものに関して虚偽があるわけでなく,犯行後の情状に関するものにすぎないので,有り体にいえば現実の刑事実務ではありがちなことであって,不当なことではあっても「調書の捏造」とは異なり,さほど重大視されているわけではないと思われる。この点でやや現実感に欠ける設定と感じられた。 | ||||
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警察官による妻殺し、梶警部はアルツハイマーで悩む妻を殺した後3日目に自首してきた、殺害後の空白の2日間について警察、検察、新聞、弁護士、裁判官、看守がそれぞれの立場から解明しようとする。空白の2日の謎が最後に明かされるが横山秀夫にしてはひねりが足りなかった。 | ||||
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いきなり犯人逮捕の緊張した場面から物語が始まる。澄みきった目をした殺人犯・梶聡一郎が頑なに隠し通す<空白の2日間>の謎をめぐって、警察官・検察官・新聞記者・裁判官・看守からの視点とした連作短編で構成され、ラストの10ページですべての謎が解き明かされる。このように物語の構成はとても面白く、「2日間、何してたんだよ!」とそればかりが気になり、その大きな謎を抱えながら一気に読破しました。・・・が、その答えには納得できず、泣けもしませんでした。期待がしすぎたなぁ。 | ||||
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犯人の空白の二日間をさまざまな角度から描写し徐々に物語が一点に固まっていくプロットは確かにうまい。但し結末がちょっと?、途中までの展開がよかっただけに。。。うまい作家、これ以上に好きな作品もあり、各ランキングの評価が良かっただけに期待しすぎで読んでしまったことがちょっと。 | ||||
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それぞれの章がおもしろかったのに、あの落ちは納得できない。男はなぜにあんなことにこだわるのか。そのこだわりのために、打ちひしがれていったほかの男たちはそれでいいのか。でも、考えさせられはした。 | ||||
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直木賞選考委員の林真理子が指摘した「最終段階でミステリー小説として成立しない決定的な事実誤認」とは何か、というのを見つけるのを楽しみに読めば少しは面白く読めるのではないか。直木賞落選の謎探しミステリー小説(笑) | ||||
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警察官、検察官、裁判官といった周囲の人間達が、一人の男の生きざまを探っていくという構成がおもしろい。組織の一員であっても個を貫く気概を持ちつつ、どうにも説明不可解な理由で追求の手を緩めてしまう。そんな逡巡と葛藤を描いていて、登場人物たちに役職を超えた「顔」がある。熱を帯びた文体は哀愁があり、プライドや自己憐憫の感情は男性的である。組織の仕組みを知悉したディテールも含め、世のサラリーマンお父さんたちの共感を呼ぶだろう。主人公が心に秘めた謎が、最後の最後まで明かされないのもいい。他人が土足では踏み込めない心の奥底こそが、もっともミステリアスなのだ。 | ||||
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良く書けているとは思うが、人物描写やエピソードがやや類型的すぎる。犯人が黙秘した理由も「お涙頂戴」を狙いすぎ。佳作ではあるが、傑作ではない。 | ||||
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他の人達の感想を元に初めて読みましたが、一気に読み上げた程、読みやすく、引っ張ってくれるストーリーでしたが、個人的には、浅田次郎的な泣くのを我慢できない程の感動を期待し過ぎたかもしれません。涙腺をゆるめる程ではなかった。 | ||||
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