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半落ち
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半落ちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 21~40 2/3ページ
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この作品を「ミステリー」として見た場合、物足りなさが目立つ。物語の主体である筈の「謎」が弱い。その「謎」に何故登場人物がここまで食い込んだのか、という理由付けのも弱いし、最後に謎が明かされるオチの部分でも突然謎の正体が明かされるというオチで作品を纏め上げる力に欠けている。 この小説の肝はオチの部分にある訳で、その部分で感動したと言う人も多いようだが、自分から見るとオチは最後にいきなりくっつけたようにしか見えない(実際は違うのだろうが)。最後の部分が述べたいのならもう少しページを使って、最後の部分に至るまでの過程をもう少し丁寧に書いて欲しかった。最後のオチが唐突すぎて、自分は感動すると言うよりも「へー、そうなんだ」と拍子抜けしてしまった。 つまり、この作品は「ミステリー」としてではなく「ミステリー風味のヒューマンドラマ」として読むのが正解なのだろう。 | ||||
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評価の高い作品だったので読んでみましたが…。 空白の2日間という1点で強引に物語を引っ張ってきて、最後の種明かしがあまりにも取ってつけたようで、拍子抜けしてしまいました。種明かしに至る物語の伏線がほとんど張られていないので、感動もイマイチ。単なるいい話にしかなってなく、そこまでして種明かしをするべきものだとも思えなかった。 章ごとに事件を取り巻く人たちの目線で物語が語られる(すなわち主人公らしき設定が入れ替わる)のも、ここでは失敗していると思う。 仕掛け自体もイマイチで、仕掛けかたもやっぱりイマイチという印象を持ちました。 実際のところ、犯人が自白して殺害方法や動機が完全に解明されてるなら、その後の行動がちょっとくらい不明でも、そんなに大問題にはならないと思う。死に場所を求めてさまよってた、で十分で、マスコミが騒いだり、調書捏造がどうとか…ちょっとオーバーというか…。最後のオチを読んでさらにこんなことのために(と言っては失礼だけど)、ここまで付き合わされたのかという肩透かし感が強く残りました。 | ||||
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この小説は360ページありますが200ページもあれば充分では??なにかとあれば「空白の二日間」また「空白の2日間」そして「空白の弐日間」物語の進行というか、真ん中あたりからズーット、ビデオの一時停止ボタン押したまま状態。各章で人がいれかわってますがほとんど同じ議題。国会中継を見てる感じでイライラする。最後は感動した。凄く感動した。しかしその感動にいたるまでのスッテプが皆無ではないのか!?最初の人の章と最後の人の章だけで充分でしょう。期待していただけあってガッカリ。ただ最後の章に限っては☆5つモノ。 | ||||
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いい話で、面白くもあったので、読んで損をしたとは思いませんが、 それにしてもリアリティーなさすぎで、たとえば最後の章の志木警 部正の行動は絶対、ない話でしょう。 「空白の2日間」というのも、その間の行動をなんで梶警部が隠さ なければいけないことなのか、私にはサッパリわからなかった。 半端な小説ですね。 | ||||
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病気を苦に死を望むのは罪か? その家族を殺すのは悪か? スジがどうのオチがどうのといったこと以前に全く上記に触れられていないのが一番の問題だと思う. | ||||
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落ちの弱さと、直木賞選考委員会で指摘された問題、木村晋介氏の批判などを除いても、まだ他にもミステリーとしての欠陥がある。詳しくはネタバレなるので書かないとしても、推理の過程に論理的破綻を来たしている。「主人公がそう思った」だけのことが事実としてストーリーに展開していったのでは、これは読者置き去りだ。 直木賞候補以前に、なぜこれで感動するのかとても疑問である。 | ||||
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何の展開もなく進むが、最後に少し感動を取り入れた作品 | ||||
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結末が最後まで分からなかったらもっと感動できるのでしょう。半分くらい読むと結末が分かってしまうような人にはお勧めしません。謎解きがあまりにも簡単です。 | ||||
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本書は空白の2日間の行動がポイントである。早々に問題提起がある。 各章ごとに主人公が代わっていく手法は斬新である。人物もしっかり描いているようです。 しかしながら、落ちがわかってからは物足りなさを感じた。これだけなのか?という疑問符が残る もう一ひねりほしい。 | ||||
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近年、読後にこれほど失望した作品もない。物語の冒頭に謎が提示され、あとはその謎をめぐり、延々サブキャラの物語が続く。梶警部の行動をめぐる同じような描写が何度も何度も繰り返され、いいかげん飽きてきたところで種明かし。硬派な社会派ドラマを見てきたつもりだったのに、物語のトーンは、ラスト数ページでいきなり陳腐な人情噺に変調し、ふいに終わる。絶句である。 しかも肝心要の梶警部の決意とは、論争にするまでもなく、素人でも首をひねるようなありえないことであり、「空白の2日間」は別に語らなくても違法ではないとは、何とも間の抜けた、しまりのないプロットである。また、いろいろな問題を提起して物語世界を深めようとしているようだが、どれも描き方が中途半端。結局、大風呂敷広げすぎて収拾つかなくなり、作者がそのまま勝手に帰ってしまったような印象である。 この程度の内容なら短編か中篇でも十分であり、作者にはさらなる勉強を望みたい。 | ||||
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期待して読みました。読みはじめてすぐに、がっかりしました。細かいことかもしれないけれど、「役不足」という言葉を、全く違う意味で使っていたことです。で、しばらく読んでいきましたが、またまたがっかりさせられた個所を発見してしまいました。これは、着物のことに詳しい者でなければわからないと思いますが、被害者の姉が弁護士に依頼をしに行くときに「質素な訪問着」を着ていくことになっています。が、訪問着というのは結婚式や七五三などハレの場で着る着物ですから、状況的に絶対おかしいです。ハレの時に着ていく着物なのですから、当然、豪華というか華やかな着物なわけです。質素な訪問着という言葉自体がおかしいです。「質素なタキシード」って言わないですよね。こういうところで、がっかりさせつつも最後まで読ませてくれましたが、とにかく引っ張りすぎ・・・あっけなかったです。横山秀雄は短編のほうがいいかも・・・。 | ||||
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さまざまな視点でひとつの事件を見つめるという点はなかなか奇抜でおもしろいと思ったが、「感動できたか?」と訊かれると「?」である。だって大体こうなるだろうと予想できてしまったから。こうなったらみんな感動するだろうと予想できてしまったから。こういう読み方してると半分以上のミステリーっておもしろくなくなってしまうんだよね~。 | ||||
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今期一番のミステリー、帯にはそう書いてあります。はっきりいってミステリーじゃないです。さんざんひっぱるので、いったいどれほどの強烈なオチがひそんでいるのか期待して呼んでいたので、かなり普通でした。最悪です。今年一番のミステリーなどといった触れ込みは、あまりにひどすぎます。しかし、さすが作者は元新聞記者だけあって、新聞社の実情の描写は見事です。ここを掘り下げれば、今度こそ本当の傑作が生まれると思います。 | ||||
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何故かなぁ。何故刑事ともあろう人が、あんな証拠をコートに?何故かなぁ。と、ついつい読んでしまいました。渋いおじ様がたくさん出てきます。それぞれの人生、いやぁなかなか大変。みんな大変なんですねぇ。勉強になりました。新宿に行った理由は解けるのですが、やはり本当にあんな証拠を何故でしょう。私にはちょっと納得は難しいです。それに、男の人生のために殺されたり、生かされたり、命はその程度のものでしょうか。贖罪のつもりなのかも知れないけれど、違うと思ってしまいました。 | ||||
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宮部みゆみさんや、東野圭吾さん、新保裕一の作品をみて読書が好きになりました。彼らの作品に比べると、どうしてこの「半落ち」という作品がそれほどいいのかわかりません。ストーリー自体もさわがれてるほどすごいものじゃないし、ストーリーの複雑さ、伏線の張り方、ラストの衝撃度など、どれを比べてもつまらないと感じました。 | ||||
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殺害から自首までの2日間に犯人は何をしていたか。これがテーマです。その 答えは最後の数ページでわかります。それを知ってがっくり。警察内部、検察、刑務官、新聞記者、弁護士。そう言う人たちを困惑させ、怒らせ、惑わせ・・・るようなことじゃないでしょう!その隠し事なんて。あ~あ、やはりそういうことだったのか、と思いました。それとも作者の意図は上記機関の「お家の事情」を書くことにあったのでしょうか。ようわかりません。映画にしたらそれなりにおもしろいとおもうけど、それなり、です。ドラマ性が薄いと思うな。わしは。 | ||||
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横山作品は2冊目でした。前に読んだ「動機」がぴりりとした短編集だったこともあるのか、今回の「半落ち」はだらだら長かったという印象です。寺尾聰さんが犯人役で映画化されるそうですが、わたしは適役だと感じています。画面での彼のまなざし1秒のほうが、文章よりも説得力がありそうだと思いました。新聞記者や裁判官などからの視点が興味深くないこともないが、物語にはほとんど関係ない。 これだけのページ数を読まされてのこの落ちには物足りなさを感じた。ページ数半分、あるいは4分の1の短編だったら引き締まった良い作品だったのではないだろうか。 | ||||
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作者の作家としての力量は一流であることは疑いがない。序盤から中盤にかけて、複数の脇役の紡ぐストーリが徐々に一つの織物に収斂していく過程は「犯人」が既に判っているにも拘らず、スリリングで読者を充分に惹きつけるものだ。しかし、肝心のご本尊と「動機」があまりにも貧弱で悲しい。読者を落としてくれるはずの結末が、「落ちない」のである。なるほど「半落ち」というタイトルはこういう意味だったのかと、慨嘆した読者も多かったであろう。作者は主人公に対し「責任」を負わなければならない。この作品に感動できる人は何にでも感動できる羨ましい人である。何か賞をもらったそうだが、次からは参考にはしないことにした。次は「全落ち」させてくれ。 | ||||
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作者の作家としての力量は一流であることは疑いがない。序盤から中盤にかけて、複数の脇役の紡ぐストーリが徐々に一つの織物に収斂していく過程は「犯人」が既に判っているにも拘らず、スリリングで読者を充分に惹きつけるものだ。しかし、肝心のご本尊と「動機」があまりにも貧弱で悲しい。読者を落としてくれるはずの結末が、「落ちない」のである。なるほど「半落ち」というタイトルはこういう意味だったのかと、慨嘆した読者も多かったであろう。作者は主人公に対し「責任」を負わなければならない。この作品に感動できる人は何にでも感動できる羨ましい人である。何か賞をもらったそうだが、次からは参考にはしないことにした。次は「全落ち」させてくれ。 | ||||
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