(短編集)

盲獣

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

盲獣の評価:

3.85/5点 レビュー 20件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(5pt)

お買い得

乱歩没後50年の記念出版的な意味あいかもしれないが、この三作品で1000円は安い。 乱歩コレクシヨンとしても必須。
盲獣 Amazon書評・レビュー: 盲獣より
4862382266
No.11
(5pt)

奇妙な内容

乱歩の「変態」ぶりを感じさせる大いなるもの。 目の見えない殺人鬼がいかに被害者に近づき、自分の想いを達成していく部分がハラハラドキドキさせてくれる。 乱歩作品中でも読んで純粋に面白さを感じさせるものである。
盲獣 (江戸川乱歩推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲獣 (江戸川乱歩推理文庫)より
4061952137
No.10
(5pt)

推理文庫のコンプリートにもう一歩

この作品を含めてあと3作品で乱歩推理文庫がそろうので 帯付美品で嬉しく思います。
盲獣 (江戸川乱歩推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲獣 (江戸川乱歩推理文庫)より
4061952137
No.9
(4pt)

らしくない作品/らしい作品

「十字路」と「盲獣」の2篇が収められている。
「十字路」は、 渡辺剣次が筋書きやトリックを考え、それをもとに乱歩が執筆するという形式を取ったという。そのため、乱歩作品としては異色の味わい。
 倒叙形式で書かれているが、いまいち効果は薄いように感じられた。ストーリーは偶然をモチーフに進んでいくのだが、なんだか乱歩の語り口とは違和感がある。最後に登場する名探偵は魅力的だった。
 「盲獣」は、乱歩のグロテスク趣味のきわみともいうべき作品。いつものように美女が怪人に誘拐されるのだが、ヒーローや名探偵はあらわれず、陰惨で残酷な展開となる。怪人がひたすらおぞましい「美」を追求していくばかりなのだ。こういうのは、中途半端さがなくて、なかなか興味深い。

十字路;盲獣 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 十字路;盲獣 (江戸川乱歩文庫)より
4394301300
No.8
(5pt)

読んだら飯が喰えなくなるかも

少年時代に読んだ角川文庫版では、最低最悪な「鎌倉ハム大安売」の章はカットされていました。
同時期に「闇に蠢く」を読んで1週間ほど肉が食べられなくなりました。
もし当時本書(創元推理文庫版)が存在し、それを読んでいたらと思うとゾッとします。

本書で完全版を読み、改めて「最低な変態小説」との感を再認識しました。
でもこの作品を嫌いになれません。水木蘭子、真珠夫人、麗子未亡人、みんな何と魅力的なのでしょう。
特に印象的なのは、器量良しの海女(新妻)が恥じらいながらもやって来る場面で、疑いを知らぬ女性が恐るべき性的殺人鬼の餌食になる様に、得たいの知れないエロティシズムを感じます。(蟹はいったい何を見たのでしょうか?)

「触覚芸術」などという強引な落ちをつける乱歩先生。子供だましもいいとこで、全編リアリティのかけらもない作品です。
あまりのばかばかしさに、こんなのついていけないと思っても、いつの間にか憑いている不思議な物語です。
盲獣 (1952年) Amazon書評・レビュー: 盲獣 (1952年)より
B000JBCPSU
No.7
(5pt)

読んだら飯が喰えなくなるかも

少年時代に読んだ角川文庫版では、最低最悪な「鎌倉ハム大安売」の章はカットされていました。
同時期に「闇に蠢く」を読んで1週間ほど肉が食べられなくなりました。
もし当時本書(創元推理文庫版)が存在し、それを読んでいたらと思うとゾッとします。

本書で完全版を読み、改めて「最低な変態小説」との感を再認識しました。
でもこの作品を嫌いになれません。水木蘭子、真珠夫人、麗子未亡人、みんな何と魅力的なのでしょう。
特に印象的なのは、器量良しの海女(新妻)が恥じらいながらもやって来る場面で、疑いを知らぬ女性が恐るべき性的殺人鬼の餌食になる様に、得たいの知れないエロティシズムを感じます。(蟹はいったい何を見たのでしょうか?)

「触覚芸術」などという強引な落ちをつける乱歩先生。子供だましもいいとこで、全編リアリティのかけらもない作品です。
あまりのばかばかしさに、こんなのついていけないと思っても、いつの間にか憑いている不思議な物語です。
盲獣 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 盲獣 (江戸川乱歩文庫)より
4394301661
No.6
(5pt)

読んだら飯が喰えなくなるかも

少年時代に読んだ角川文庫版では、最低最悪な「鎌倉ハム大安売」の章はカットされていました。
同時期に「闇に蠢く」を読んで1週間ほど肉が食べられなくなりました。
もし当時本書(創元推理文庫版)が存在し、それを読んでいたらと思うとゾッとします。

本書で完全版を読み、改めて「最低な変態小説」との感を再認識しました。
でもこの作品を嫌いになれません。水木蘭子、真珠夫人、麗子未亡人、みんな何と魅力的なのでしょう。
特に印象的なのは、器量良しの海女(新妻)が恥じらいながらもやって来る場面で、疑いを知らぬ女性が恐るべき性的殺人鬼の餌食になる様に、得たいの知れないエロティシズムを感じます。(蟹はいったい何を見たのでしょうか?)

「触覚芸術」などという強引な落ちをつける乱歩先生。子供だましもいいとこで、全編リアリティのかけらもない作品です。
あまりのばかばかしさに、こんなのついていけないと思っても、いつの間にか憑いている不思議な物語です。
盲獣 Amazon書評・レビュー: 盲獣より
4862382266
No.5
(5pt)

触覚愛

グロテスクで残酷な描写が目立つが、主人公の「芋虫ごーろごろ」に笑ってしまったのは私だけでしょうか?。
なんだか無邪気過ぎて不気味な感じがしなかった気もしない・・・。
まぁ乱歩が言いたかったのは、「自分の快楽の為だけに、人を殺す事に何の躊躇いもない異常な殺人鬼」と事でしょう。
常軌を逸した変態ぶりはさすが江戸川乱歩。本人ですら「嫌気がさした」と言っています。
盲獣 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 盲獣 (江戸川乱歩文庫)より
4394301661
No.4
(5pt)

触覚愛

グロテスクで残酷な描写が目立つが、主人公の「芋虫ごーろごろ」に笑ってしまったのは私だけでしょうか?。 なんだか無邪気過ぎて不気味な感じがしなかった気もしない・・・。 まぁ乱歩が言いたかったのは、「自分の快楽の為だけに、人を殺す事に何の躊躇いもない異常な殺人鬼」と事でしょう。 常軌を逸した変態ぶりはさすが江戸川乱歩。 本人ですら「嫌気がさした」と言っています。
盲獣 Amazon書評・レビュー: 盲獣より
4862382266
No.3
(5pt)

素敵

乱歩の中でも病気度”高”に位置する作品。
衝撃のラストに度肝を抜かれました。
挿絵も素敵♪
盲獣 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 盲獣 (江戸川乱歩文庫)より
4394301661
No.2
(5pt)

素敵

乱歩の中でも病気度”高”に位置する作品。 衝撃のラストに度肝を抜かれました。 挿絵も素敵♪
盲獣 Amazon書評・レビュー: 盲獣より
4862382266
No.1
(5pt)

『盲獣』…触覚の世界

二編収録されているうち、『十字路』も正当派探偵小説という感じでよかったですが、個人的には、『盲獣』のほうが変わっていて好きでした。乱歩の描く世界には、地獄絵のような視覚美の幻想が満載であることが多い。しかし『盲獣』においては、その筆先が、「目開きには分からぬ触覚の世界の美」を描くことに向けられています。主人公の盲人は、自分の触覚の理想美を徹底的に追究するために次々と残酷極まる変質犯罪をおかしていきます。彼がつくりあげた触覚の理想郷である地底の彫刻部屋は、視覚的には「不協和音」の世界。しかし、盲人にさらわれてそこに連れ込まれた「目開き」の女性たちまでが闇の中で暮らすうちにその世界の虜になって「このすばらしさを知らない目開きの人たちがかわいそう」と憐れ!むほどになります。増村保造監督んの映画『盲獣』(緑魔子、船越英二ら出演)も原作からは随分かえてありますが、なかなか面白かったです。
十字路;盲獣 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 十字路;盲獣 (江戸川乱歩文庫)より
4394301300