(短編集)

儚い羊たちの祝宴

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評判

儚い羊たちの祝宴の評価:

3.96/5点 レビュー 160件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全294件 241〜260 13/15ページ
No.54
(5pt)

上品なホラー

最初に頁を開いた時は最後まで読めるかな?と不安に思いましたが
おもしろくて一気に読んでしまいました。
文章がとても知的で上品でした。読みづらいかなぁと思ったけれど
スラスラ読んでしまいました。
上品な文章なのに酷な内容のギャップが良かったです。
短編集ですがそれぞれがちょっとずつ絡んでいます。
私は特に「身内に不幸がありまして」が好きです。
「世にも奇妙な物語」のような、そんなお話です。
うまく全部はわからないんだけど怖い・・・こんな感じの本です。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.53
(5pt)

上品なホラー

最初に頁を開いた時は最後まで読めるかな?と不安に思いましたが
おもしろくて一気に読んでしまいました。
文章がとても知的で上品でした。読みづらいかなぁと思ったけれど
スラスラ読んでしまいました。
上品な文章なのに酷な内容のギャップが良かったです。
短編集ですがそれぞれがちょっとずつ絡んでいます。
私は特に「身内に不幸がありまして」が好きです。
「世にも奇妙な物語」のような、そんなお話です。
うまく全部はわからないんだけど怖い・・・こんな感じの本です。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.52
(5pt)

真価を発揮か

米澤穂信氏は軽いタッチの学園ミステリーですらマニアも納得させられる本格推理作家(本格には様々な定義がありますが)ですが、この作品はそんな彼の真価を堪能出来る作品です。

どの短編も伏線、動機、意外性が十分であり、最後のオチについては謎解きのようで、読者が色々な所で解釈を広げる話題性まであります。ただ短編のため、ページ制限の中で少しひねり過ぎてる感があるように思いましたが、読後まで達すると統一感の方が勝ります。

内容は他の方が書いて下さっているので割愛しますが、昭和初期の独特な世界観とどんでん返しミステリーが好きな方にはお薦めします。とにかく購入して読むに値する本です
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.51
(5pt)

真価を発揮か

米澤穂信氏は軽いタッチの学園ミステリーですらマニアも納得させられる本格推理作家(本格には様々な定義がありますが)ですが、この作品はそんな彼の真価を堪能出来る作品です。

どの短編も伏線、動機、意外性が十分であり、最後のオチについては謎解きのようで、読者が色々な所で解釈を広げる話題性まであります。ただ短編のため、ページ制限の中で少しひねり過ぎてる感があるように思いましたが、読後まで達すると統一感の方が勝ります。

内容は他の方が書いて下さっているので割愛しますが、昭和初期の独特な世界観とどんでん返しミステリーが好きな方にはお薦めします。とにかく購入して読むに値する本です
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.50
(5pt)

俵のネズミが米食ってチュウ

作者の語彙とそれを支える知識が4つの点で面白いです。

まず過去の出来事。次に今流行の言葉づかいやものの考え方。第3にミステリーの基礎知識。最後に作者自身の言葉づかいの韻律。

読んで面白く、聞いて面白い響きをもった表現がいたるところに見られます。

本作は、ミステリーとホラーの中間でしょうね。

さて、そのほかに付け加えるべきことがあって、最初の「身内に不幸がありまして」を私は短編とは知らずに読み始めました。

そして、文庫本の残りのページの分量から、きっと芥川龍之介の『藪の中』のような展開になるだろうと予想したのです。

語り手と語られる内容の相関がほどよく緊張感のあるものとなっていて、これはこのまま中長編に化けてもよかったかも知れません。

素晴らしい。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.49
(5pt)

俵のネズミが米食ってチュウ

作者の語彙とそれを支える知識が4つの点で面白いです。

まず過去の出来事。次に今流行の言葉づかいやものの考え方。第3にミステリーの基礎知識。最後に作者自身の言葉づかいの韻律。

読んで面白く、聞いて面白い響きをもった表現がいたるところに見られます。

本作は、ミステリーとホラーの中間でしょうね。

さて、そのほかに付け加えるべきことがあって、最初の「身内に不幸がありまして」を私は短編とは知らずに読み始めました。

そして、文庫本の残りのページの分量から、きっと芥川龍之介の『藪の中』のような展開になるだろうと予想したのです。

語り手と語られる内容の相関がほどよく緊張感のあるものとなっていて、これはこのまま中長編に化けてもよかったかも知れません。

素晴らしい。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.48
(4pt)

ミステリーファンにはたまらない一冊

「バベルの会」という読書サークルが各話を繋いでいる短篇集。
各話は独立しているストーリの短篇集だが、
最終話の5話目で衝撃のラストを迎えるように布石がうたれている。
その登場する名前や話の設定は、ミステリーファンも心をくすぐる。
内容的には、恐怖を感じるような悲惨なストーリーであるが、
各話の最後まで、その恐怖を感じさせずに、
衝撃のラストで、存分に感じるようなストーリー展開となっている。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.47
(4pt)

ミステリーファンにはたまらない一冊

「バベルの会」という読書サークルが各話を繋いでいる短篇集。
各話は独立しているストーリの短篇集だが、
最終話の5話目で衝撃のラストを迎えるように布石がうたれている。
その登場する名前や話の設定は、ミステリーファンも心をくすぐる。
内容的には、恐怖を感じるような悲惨なストーリーであるが、
各話の最後まで、その恐怖を感じさせずに、
衝撃のラストで、存分に感じるようなストーリー展開となっている。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.46
(4pt)

素晴らしい動機

2008年に出た単行本の文庫化。
 「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」「儚い羊たちの晩餐」の5本を収める短編集。
 5本とも、とてつもない上流階級の家庭を舞台としている。大金持ちで、メイドやコックや管理人などの召使いを抱えており、そうしたサーヴァントたちが物語の主役となっていく。
 「身内に不幸がありまして」は殺人の動機が秀逸。
 「玉野五十鈴の誉れ」はラスト一行があまりにも怖い。
 しかし、どの話も伏線の張り方や回収がイマイチで、読後にモヤモヤ感が残る。
 ミステリ・マニア向け。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.45
(4pt)

素晴らしい動機

2008年に出た単行本の文庫化。
 「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」「儚い羊たちの晩餐」の5本を収める短編集。
 5本とも、とてつもない上流階級の家庭を舞台としている。大金持ちで、メイドやコックや管理人などの召使いを抱えており、そうしたサーヴァントたちが物語の主役となっていく。
 「身内に不幸がありまして」は殺人の動機が秀逸。
 「玉野五十鈴の誉れ」はラスト一行があまりにも怖い。
 しかし、どの話も伏線の張り方や回収がイマイチで、読後にモヤモヤ感が残る。
 ミステリ・マニア向け。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.44
(3pt)

ちょっと暗めの娯楽小説

物語の作り方がうまく、終盤でハッとさせられることが何度かあった。でもそれだけ。目をみはるような仕掛けや感情を揺さぶられるようなやりとりはない。これまで米澤さんの本からは少なからず、そういった方面で得るものがあったため、期待しすぎたのかもしれない。表題のとおり、薄暗いテーマを小綺麗にまとめた普通のエンタメ本でした。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.43
(3pt)

ちょっと暗めの娯楽小説

物語の作り方がうまく、終盤でハッとさせられることが何度かあった。でもそれだけ。目をみはるような仕掛けや感情を揺さぶられるようなやりとりはない。これまで米澤さんの本からは少なからず、そういった方面で得るものがあったため、期待しすぎたのかもしれない。表題のとおり、薄暗いテーマを小綺麗にまとめた普通のエンタメ本でした。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.42
(4pt)

奇妙な世界観

とある読書サークルのメンバーに起こる事件をテーマにした短編集.

時代も社会背景も明かされないのが,
時代掛かった語り口,全体に漂う閉塞感で,独特の世界観を作り出している.
この雰囲気はかなり完成度が高く,
最終章でのサークルの成り立ちに説得力を与えている.
青春小説にあしらえたミステリーの多い米澤氏に,こんな小説も書けたのか?!と,正直,感嘆した.
単におどろおどろしいだけでなく,どこか歪んだ精神世界を巧みに描いた佳作.
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.41
(4pt)

奇妙な世界観

とある読書サークルのメンバーに起こる事件をテーマにした短編集.

時代も社会背景も明かされないのが,
時代掛かった語り口,全体に漂う閉塞感で,独特の世界観を作り出している.
この雰囲気はかなり完成度が高く,
最終章でのサークルの成り立ちに説得力を与えている.
青春小説にあしらえたミステリーの多い米澤氏に,こんな小説も書けたのか?!と,正直,感嘆した.
単におどろおどろしいだけでなく,どこか歪んだ精神世界を巧みに描いた佳作.
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.40
(5pt)

息もつかせぬおもしろさと後味の悪さすら心地よい

米澤穂信さんの作品は、『氷菓』をはじめとする古典部シリーズから始まり、いわゆる「ラノベ系ミステリー」(?)の作品に
はまりました。それだけに、『インシテミル』あたりからの、方向性の変化を知りつつも今回の作品を読みました。

5篇の作品がどれも浮世離れした上流階級の中の主人公が語り手になっています。
古典的なミステリに絡めた象徴的な表現が「バベルの会」という読書会を接点にちりばめられます。
上流階級という設定に乾いた空気感が漂い、残酷、冷徹、寂しさという言葉を想起させる手助けをします。

なかでも『玉野五十鈴の誉れ』は、結末へ至るまでの伏線の巧みさやどんでん返しに、後味の悪ささえ覚えますが、結末の一行に
「見事だな」と思わずにはいられないあざやかさすら感じます。日本人の因習やこだわりを巧みに引用しているところに、少しだけ、一連の横溝正史の作品にも似た、人間のはかなさや悲しさを感じ、強烈な印象を受けました。

他4篇も息もつかせぬおもしろさで一気読みできました。
表題の『儚い羊たちの祝宴』も上流階級の転落する姿と語り手の怨念にも似た復讐の念が二本の糸をより合わせるように
絡み合い「アミルスタンの羊」のもつ意味が浮かび上がるのです。

古典的なミステリと独特の空気感の融合に、これからの作品が待ち遠しいです。


儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.39
(5pt)

息もつかせぬおもしろさと後味の悪さすら心地よい

米澤穂信さんの作品は、『氷菓』をはじめとする古典部シリーズから始まり、いわゆる「ラノベ系ミステリー」(?)の作品に
はまりました。それだけに、『インシテミル』あたりからの、方向性の変化を知りつつも今回の作品を読みました。

5篇の作品がどれも浮世離れした上流階級の中の主人公が語り手になっています。
古典的なミステリに絡めた象徴的な表現が「バベルの会」という読書会を接点にちりばめられます。
上流階級という設定に乾いた空気感が漂い、残酷、冷徹、寂しさという言葉を想起させる手助けをします。

なかでも『玉野五十鈴の誉れ』は、結末へ至るまでの伏線の巧みさやどんでん返しに、後味の悪ささえ覚えますが、結末の一行に
「見事だな」と思わずにはいられないあざやかさすら感じます。日本人の因習やこだわりを巧みに引用しているところに、少しだけ、一連の横溝正史の作品にも似た、人間のはかなさや悲しさを感じ、強烈な印象を受けました。

他4篇も息もつかせぬおもしろさで一気読みできました。
表題の『儚い羊たちの祝宴』も上流階級の転落する姿と語り手の怨念にも似た復讐の念が二本の糸をより合わせるように
絡み合い「アミルスタンの羊」のもつ意味が浮かび上がるのです。

古典的なミステリと独特の空気感の融合に、これからの作品が待ち遠しいです。


儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.38
(1pt)

ラスト一行に衝撃も戦慄もない

装丁はきれいでちょっとぐらっとくるが、中身は夢幻紳士とか乱歩好きな人には物足りない。
短編集だと題名で筋が読めるけど出落ち、語り手が花物語みたいだが使い慣れてない雰囲気がするから読んでて醒める。
作者が持っていきたい落ちはこうだろうと大体読めてくるからつまらない。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.37
(1pt)

ラスト一行に衝撃も戦慄もない

装丁はきれいでちょっとぐらっとくるが、中身は夢幻紳士とか乱歩好きな人には物足りない。
短編集だと題名で筋が読めるけど出落ち、語り手が花物語みたいだが使い慣れてない雰囲気がするから読んでて醒める。
作者が持っていきたい落ちはこうだろうと大体読めてくるからつまらない。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.36
(2pt)

淡白な作品でした

五つの短編集から成る今作、それぞれの作品のラスト数ページは活目して見よ、「だけ」がこの作品の売りです。
まずは立ち読みでも良いので、最初の一編を読んでからでも買うのは遅くありません。
そこに何かを見出されたのなら、この作品はあなたにとって悪くはない買い物になるでしょう。


儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.35
(2pt)

淡白な作品でした

五つの短編集から成る今作、それぞれの作品のラスト数ページは活目して見よ、「だけ」がこの作品の売りです。
まずは立ち読みでも良いので、最初の一編を読んでからでも買うのは遅くありません。
そこに何かを見出されたのなら、この作品はあなたにとって悪くはない買い物になるでしょう。


儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821