ジェネラル・ルージュの凱旋

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評判

ジェネラル・ルージュの凱旋の評価:

4.24/5点 レビュー 196件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全229件 161〜180 9/12ページ
No.69
(5pt)

おもしろかった 良い意味で期待を裏切られました

バチスタが期待通りではなく、今ひとつ読見たいという気持ちになりませんでしたが。
螺鈿、ジェネラル、ナイチンゲールと三冊一気読みでした。
三流官庁の厚生省への批判、グローバリズムの悪しき弊害への警鐘と考えさせられる点は多々有りますが、速水医師のかっこよさにしびれました。
ナイチンゲールの登場人物も魅力的でしたけど、三冊まとめと読むと一層分りやすいと思います。
お勧め!
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.68
(5pt)

面白かった。

「ナイチンゲールの沈黙」では非現実的な特殊能力があり、医療ミステリと言えるのか疑問がありましたが、こちらは現実的で読む手が止まらなかった。ナイチンゲールの沈黙と同時期の展開は読んでて面白かった。所々、前作で見た(読んだ)話が出てきたし、今回は殺人事件ではなく収賄疑惑なのだが、ICUという戦場がリアルに描かれていて、特にラストは一気読みしてしまった。そんな中で今回はちょっと三角関係的な恋愛感情もあって楽しめた。今まで話題にしか出てこなかった姫宮の登場も楽しめた要因だと思う。
田口・白鳥のコンビとしての活躍は今回も少なかったけど、続編が出たら読みたいと思う。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.67
(4pt)

詰めの甘さが残念

チームバチスタのシリーズで同じ病院を舞台にしている。
またシリーズということで、時間的にはバチスタの約9ヵ月後が舞台設定。
今回も医療現場の矛盾点と闇をとりあげて、とても読み応えのあり、
将軍のカリスマ性に惹かれて一気に読んでしまった。

ただ残念なのが、前半の丁寧な展開に対して、後半に進んでいくほど状況が端折りぎみ。
特に前半登場した小児科の看護師がいつの間にかフェードアウト。
その説明も、なんとなく小児科で何かゴタゴタがあってその所為らしい、ということ。
これはシリーズの『ナイチンゲール・・・』を参照ということか。
後半の新たな将軍の伝説も、それだけで本が一冊出来そうなくらいなのに、かなりあっさり。
チームバチスタの田口&白鳥コンビ復活!!という華々しい文句も、実際の絡みはかなりあっさり。
ページ数が足りなかったのか、筆者のスタミナ不足か。
後半に進むにつれ、展開が雑になっていくのが非常に残念。
このシリーズはまだまだ続きそうなので、これから先に期待したい。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.66
(5pt)

面白かった。

「ナイチンゲールの沈黙」では非現実的な特殊能力があり、医療ミステリと言えるのか疑問がありましたが、こちらは現実的で読む手が止まらなかった。ナイチンゲールの沈黙と同時期の展開は読んでて面白かった。所々、前作で見た(読んだ)話が出てきたし、今回は殺人事件ではなく収賄疑惑なのだが、ICUという戦場がリアルに描かれていて、特にラストは一気読みしてしまった。そんな中で今回はちょっと三角関係的な恋愛感情もあって楽しめた。今まで話題にしか出てこなかった姫宮の登場も楽しめた要因だと思う。
田口・白鳥のコンビとしての活躍は今回も少なかったけど、続編が出たら読みたいと思う。
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.65
(4pt)

詰めの甘さが残念

チームバチスタのシリーズで同じ病院を舞台にしている。
またシリーズということで、時間的にはバチスタの約9ヵ月後が舞台設定。
今回も医療現場の矛盾点と闇をとりあげて、とても読み応えのあり、
将軍のカリスマ性に惹かれて一気に読んでしまった。
ただ残念なのが、前半の丁寧な展開に対して、後半に進んでいくほど状況が端折りぎみ。
特に前半登場した小児科の看護師がいつの間にかフェードアウト。
その説明も、なんとなく小児科で何かゴタゴタがあってその所為らしい、ということ。
これはシリーズの『ナイチンゲール・・・』を参照ということか。
後半の新たな将軍の伝説も、それだけで本が一冊出来そうなくらいなのに、かなりあっさり。
チームバチスタの田口&白鳥コンビ復活!!という華々しい文句も、実際の絡みはかなりあっさり。
ページ数が足りなかったのか、筆者のスタミナ不足か。
後半に進むにつれ、展開が雑になっていくのが非常に残念。
このシリーズはまだまだ続きそうなので、これから先に期待したい。
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.64
(5pt)

文学として読んでも

ミステリーとして読むにせよ、医療小説として読むにせよ、いろいろな読み方があると思いますが、そのような分野の限定に関わりなく、文章の力がある作品だと思います。
戦場と化したICUの切迫感、海の上を渡る風の薫り、血に染まった白衣のはためきが目の前に現れてきます。
全2作と比べても、速水部長のキャラクターという視覚化しやすいキャラクターとの相乗効果で文章のうまさを感じた作品でした。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.63
(5pt)

文学として読んでも

ミステリーとして読むにせよ、医療小説として読むにせよ、いろいろな読み方があると思いますが、そのような分野の限定に関わりなく、文章の力がある作品だと思います。
戦場と化したICUの切迫感、海の上を渡る風の薫り、血に染まった白衣のはためきが目の前に現れてきます。
全2作と比べても、速水部長のキャラクターという視覚化しやすいキャラクターとの相乗効果で文章のうまさを感じた作品でした。
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.62
(5pt)

面白い

正直登場人物の動きに説明的であったり必要なのかな?といったような要素を少し感じまし

たが、その中でもとても面白くかつ医学の知識、現状を無理なく把握でき、作者の力量を

感じました。

問題提起のもっていきかたがわかりやすく裁判さながらの雰囲気があり、もっと医療現場

を知りたいと思いました。

また、唯の小説としてでなく、仮想モデルケースとして、医療、司法の関連者にも読んで頂き

たいと思いました。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.61
(5pt)

面白い

正直登場人物の動きに説明的であったり必要なのかな?といったような要素を少し感じまし
たが、その中でもとても面白くかつ医学の知識、現状を無理なく把握でき、作者の力量を
感じました。
問題提起のもっていきかたがわかりやすく裁判さながらの雰囲気があり、もっと医療現場
を知りたいと思いました。
また、唯の小説としてでなく、仮想モデルケースとして、医療、司法の関連者にも読んで頂き
たいと思いました。
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.60
(4pt)

血まみれジェネラル

ジェネラルがとにかくかっこよかった。
倫理委員会や、リスクマネージメント会議の際、
時代劇的に、言葉でずぶずぶと周囲を滅多切っていく様が、
それはもうあっぱれ。スッキリ!しました。
取材ヘリは飛ぶのに、なぜ医療ヘリは飛ばないのか?
私もジェネラルと同じ疑問を持ってしまいました。

何作が読んでいくうちに、作者が医療現場に対して持っている不満諸々、
外側の者からしてみれば、ちょっと他人事になってしまう部分が、
それなりに伝わってくるような気がしました。
しかしやっぱり、そっちの枝葉よりもメインストーリーに
目がいってしまいますが。

ジェネラルはかっこいいけど、
口紅引くのはどうよーとちょっと思いました。
そして今の若いお嬢さんに、ジバ★シーのブランドはどうでしょう。
40〜50代、中高年向け…と思ってしまうのは私だけでしょうか。

ナイチンゲールとのかぶりは、読んでいて少々うざかったです。
あともう無理にミステリー仕立てにしないほうがいい、と思いました。
ですが、面白かったです!
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.59
(4pt)

血まみれジェネラル

ジェネラルがとにかくかっこよかった。
倫理委員会や、リスクマネージメント会議の際、
時代劇的に、言葉でずぶずぶと周囲を滅多切っていく様が、
それはもうあっぱれ。スッキリ!しました。
取材ヘリは飛ぶのに、なぜ医療ヘリは飛ばないのか?
私もジェネラルと同じ疑問を持ってしまいました。
何作が読んでいくうちに、作者が医療現場に対して持っている不満諸々、
外側の者からしてみれば、ちょっと他人事になってしまう部分が、
それなりに伝わってくるような気がしました。
しかしやっぱり、そっちの枝葉よりもメインストーリーに
目がいってしまいますが。
ジェネラルはかっこいいけど、
口紅引くのはどうよーとちょっと思いました。
そして今の若いお嬢さんに、ジバ★シーのブランドはどうでしょう。
40〜50代、中高年向け…と思ってしまうのは私だけでしょうか。
ナイチンゲールとのかぶりは、読んでいて少々うざかったです。
あともう無理にミステリー仕立てにしないほうがいい、と思いました。
ですが、面白かったです!
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.58
(3pt)

むむむ・・・。

バチスタ、ナイチンゲールから続いてここへやってきました。
取り上げるテーマや登場人物としては面白いのに、なんだか不完全燃焼な作品です。
もっと痛快に!テンポよく!簡潔明瞭に!
ややこしい説明やこじつけたストーリー展開がうっとおしい。
「白い巨党」みたいなドラマが好きな人には好まれるお話かもしれません。
でも。私個人の感想としては、田口&白鳥コンビが事件の解決をしていくような
ストーリー展開を望みます。
キャラ設定が素晴らしいだけに、ストーリーが生きてこないのが本当に残念。
ただ、登場人物の速見先生に魅せられ、星3つで!
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.57
(3pt)

むむむ・・・。

バチスタ、ナイチンゲールから続いてここへやってきました。
取り上げるテーマや登場人物としては面白いのに、なんだか不完全燃焼な作品です。
もっと痛快に!テンポよく!簡潔明瞭に!
ややこしい説明やこじつけたストーリー展開がうっとおしい。
「白い巨党」みたいなドラマが好きな人には好まれるお話かもしれません。
でも。私個人の感想としては、田口&白鳥コンビが事件の解決をしていくような
ストーリー展開を望みます。
キャラ設定が素晴らしいだけに、ストーリーが生きてこないのが本当に残念。
ただ、登場人物の速見先生に魅せられ、星3つで!
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.56
(4pt)

ご家族向け時代劇

なので、敵役がステレオタイプでも(いくら大学病院でも公式の会議であんな言葉遣いやら、あからさまなおもねりはないでしょう)、ヒーローがあり得ないくらい超人的でも(予知能力まであるんじゃあねえ)、「たかが300床程度の病院にいったいいくつの診療科といくつの病棟があるんだ」とか、「そもそも大学病院の本院には最低600床が義務づけられてるんじゃないか」とかのつっこみどころがたくさんあっても、目くじら立てないで、ただただ楽しむべし。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.55
(3pt)

面白かったと思いますが…以下ちょっとネタバレ注意

身長180センチのたくましい男が
真っ赤な口紅をひいて鬼神のごとく立ち働く…って、
山場の光景として想像すると
印象的を通り越してグロテスクつぅか、滑稽では。

ルージュ=血まみれ、赤字、画面が赤く見える特殊能力(?)、小道具の赤い表紙のノート

…と、四つもかかってるんだから、さらにもう一つ補強する必要あったのかなー。
ショッピングモールに、どうにかしてひっかけたかったのか?
如月の口紅を借りる(それを花房が見て色々感じる)シーンが必要だったから?
う〜ん、どう想像しても異様に感じてしまいます。

士気を上げるため、真っ赤なキスマークを白衣につけてもらう、とかじゃダメだったのかな…それじゃセクハラか。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.54
(4pt)

ご家族向け時代劇

なので、敵役がステレオタイプでも(いくら大学病院でも公式の会議であんな言葉遣いやら、あからさまなおもねりはないでしょう)、ヒーローがあり得ないくらい超人的でも(予知能力まであるんじゃあねえ)、「たかが300床程度の病院にいったいいくつの診療科といくつの病棟があるんだ」とか、「そもそも大学病院の本院には最低600床が義務づけられてるんじゃないか」とかのつっこみどころがたくさんあっても、目くじら立てないで、ただただ楽しむべし。
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.53
(3pt)

面白かったと思いますが…以下ちょっとネタバレ注意

身長180センチのたくましい男が
真っ赤な口紅をひいて鬼神のごとく立ち働く…って、
山場の光景として想像すると
印象的を通り越してグロテスクつぅか、滑稽では。
ルージュ=血まみれ、赤字、画面が赤く見える特殊能力(?)、小道具の赤い表紙のノート
…と、四つもかかってるんだから、さらにもう一つ補強する必要あったのかなー。
ショッピングモールに、どうにかしてひっかけたかったのか?
如月の口紅を借りる(それを花房が見て色々感じる)シーンが必要だったから?
う〜ん、どう想像しても異様に感じてしまいます。
士気を上げるため、真っ赤なキスマークを白衣につけてもらう、とかじゃダメだったのかな…それじゃセクハラか。
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.52
(4pt)

実に切れ味がいい

「チーム・バチスタの栄光」で初めてこの作家の作品を読んだのだが、個人的には、本作品の方が切れ味がいいように思う。速水と沼田のやりとりは実に興味深い。この作家が書く作品をミステリーというカテゴリーに入れられるかどうかは、読者次第ということになるが、ストーリー展開や人物描写は優れていると思う。またこの作品は、日本の救命救急医療のあり方にも疑問を投げかけている。速水も語っているように、医療の現場、特に救命救急「ER」に資本主義を持ち込むべきであろうか?医療も確かにビジネスかもしれない。しかし、重要なインフラでもある。出産、急病、事故は待ったなしでやってくる。儲かる患者のみ受け入れる。そういう病院があっていいのだろうか。お金がないと適切な医療を受けられないのだろうか。
話は少しそれるが、現在放送中のドラマ「医龍2」でも同じことを伝えているような気がする。医療機関だから、金を湯水のように使っていいというわけではないが、医療機関が採算のみを重要視するようになった時、日本の医療は崩壊するであろう。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082
No.51
(4pt)

実に切れ味がいい

「チーム・バチスタの栄光」で初めてこの作家の作品を読んだのだが、個人的には、本作品の方が切れ味がいいように思う。速水と沼田のやりとりは実に興味深い。この作家が書く作品をミステリーというカテゴリーに入れられるかどうかは、読者次第ということになるが、ストーリー展開や人物描写は優れていると思う。またこの作品は、日本の救命救急医療のあり方にも疑問を投げかけている。速水も語っているように、医療の現場、特に救命救急「ER」に資本主義を持ち込むべきであろうか?医療も確かにビジネスかもしれない。しかし、重要なインフラでもある。出産、急病、事故は待ったなしでやってくる。儲かる患者のみ受け入れる。そういう病院があっていいのだろうか。お金がないと適切な医療を受けられないのだろうか。
話は少しそれるが、現在放送中のドラマ「医龍2」でも同じことを伝えているような気がする。医療機関だから、金を湯水のように使っていいというわけではないが、医療機関が採算のみを重要視するようになった時、日本の医療は崩壊するであろう。
ジェネラル・ルージュの凱旋 Amazon書評・レビュー: ジェネラル・ルージュの凱旋より
4796657541
No.50
(5pt)

ミステリからは離れたが、面白い

近作の騒動の渦中の人物はICUの長である速水。
速水は「螺鈿迷宮」の巌夫じいさんに似ている。
医療や患者や社会的要請のためならば、ルールなんぞクソ食らえという態度だ。
そういった人物の書き方が絶妙に上手くて格好いいものだから、
読者は現代医療の問題点についつい意識が言ってしまう。
やり方がズルいよ、いい意味で。

1番の驚きは、空気主人公である田口がちゃんと主人公らしいことをしていること。
一体どうしたんだ?

1級のエンタテインメントでありながら、問題提起まで格好よくキメていくのだから大したもの。
「ナイチンゲール」や「螺鈿迷宮」みたいな陰鬱な話でもないので、読後感もスッキリ。
医療の世界の英雄譚。
傑作です。
新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249082