(短編集)

図書室の海

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評判

図書室の海の評価:

3.69/5点 レビュー 49件。 D ランク

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平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1〜20 1/2ページ
No.40
(4pt)

スピンオフ

だが元ネタ(本)を知らないので、予告編というのが近いか。
初めて作者の本を読んだが、短編ということもあってあっさりしていた。
よく言えば癖が無いというか。
イサオ・オサリヴァンを探して~の打ち切りみたいなENDは笑った。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.39
(4pt)

スピンオフ

だが元ネタ(本)を知らないので、予告編というのが近いか。
初めて作者の本を読んだが、短編ということもあってあっさりしていた。
よく言えば癖が無いというか。
イサオ・オサリヴァンを探して~の打ち切りみたいなENDは笑った。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.38
(5pt)

ホラー、SF,学園ものなどさまざまなジャンルで恩田さんの個性を凝縮したような短編集

こちらは平成14年(2002年)に刊行された本です。もう19年も前になるのですね。
恩田さんの本はすべて購入したつもりだったのですが、偶然これだけが抜けていたことに気がつきました。なぜだろうと考えてみて、すでに他のアンソロジーに収録されていたものがあり、既出のものばかりと思って買わなかったようです。
以下、作品名と最初に収録された本は、

「春よ、こい」→「異形コレクション、時間怪談」
「茶色の小壜」→「血の12幻想」
「イサオ・オサリヴァンを捜して」→「SFオンライン」
「睡蓮」→「蜜の眠り」
「ある映画の記憶」→「大密室」
「ピクニックの準備」→書下ろし
「国境の南」→「週刊小説」
「オデュッセイア」→「小説新潮」
「図書室の海」→書下ろし
「ノスタルジア」→「SFマガジン」

「図書室の海」は、恩田さんのデビュー作「六番目の小夜子」でファンになった方にはなつかしい作品だと思います。あの不可思議な雰囲気をまざまざと思い出しました。また、「ピクニックの準備」は「夜のピクニック」の前夜編といった感じです。「睡蓮」は「麦の海に沈む果実」の関連作品です。この3つは先に本編を読んでからの方が味わい深いと思います。
「春よ、こい」はタイムラグ・テーマの美しい幻想的な作品です。「茶色の小壜」と「国境の南」は途中で話が不気味な方向へ変わる転換点がスリリングです。
個人的に一番惹かれたのは「イサオ・オサリヴァンを捜して」でした。穏やかで物静かなのに謎めいたイサオという存在。作品全体にピンと張り詰めた緊張感漂う不思議な魅力のある作品です。SF長編「グリーンスリーブス」の予告編として書かれたものということですが、これはまだ発表されていませんね。ぜひ読んでみたいので出版を期待しています。

怪奇ホラーからSF,学園ものまでそれぞれのジャンルで、不穏さや不可思議な空気、繊細さといった恩田さんのエッセンスをぎゅっと凝縮したような短編集です。すでに他のアンソロジーで持っているとお得感は減りますが、ファンには珠玉のような作品集だと思います。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.37
(5pt)

ホラー、SF,学園ものなどさまざまなジャンルで恩田さんの個性を凝縮したような短編集

こちらは平成14年(2002年)に刊行された本です。もう19年も前になるのですね。
恩田さんの本はすべて購入したつもりだったのですが、偶然これだけが抜けていたことに気がつきました。なぜだろうと考えてみて、すでに他のアンソロジーに収録されていたものがあり、既出のものばかりと思って買わなかったようです。
以下、作品名と最初に収録された本は、

「春よ、こい」→「異形コレクション、時間怪談」
「茶色の小壜」→「血の12幻想」
「イサオ・オサリヴァンを捜して」→「SFオンライン」
「睡蓮」→「蜜の眠り」
「ある映画の記憶」→「大密室」
「ピクニックの準備」→書下ろし
「国境の南」→「週刊小説」
「オデュッセイア」→「小説新潮」
「図書室の海」→書下ろし
「ノスタルジア」→「SFマガジン」

「図書室の海」は、恩田さんのデビュー作「六番目の小夜子」でファンになった方にはなつかしい作品だと思います。あの不可思議な雰囲気をまざまざと思い出しました。また、「ピクニックの準備」は「夜のピクニック」の前夜編といった感じです。「睡蓮」は「麦の海に沈む果実」の関連作品です。この3つは先に本編を読んでからの方が味わい深いと思います。
「春よ、こい」はタイムラグ・テーマの美しい幻想的な作品です。「茶色の小壜」と「国境の南」は途中で話が不気味な方向へ変わる転換点がスリリングです。
個人的に一番惹かれたのは「イサオ・オサリヴァンを捜して」でした。穏やかで物静かなのに謎めいたイサオという存在。作品全体にピンと張り詰めた緊張感漂う不思議な魅力のある作品です。SF長編「グリーンスリーブス」の予告編として書かれたものということですが、これはまだ発表されていませんね。ぜひ読んでみたいので出版を期待しています。

怪奇ホラーからSF,学園ものまでそれぞれのジャンルで、不穏さや不可思議な空気、繊細さといった恩田さんのエッセンスをぎゅっと凝縮したような短編集です。すでに他のアンソロジーで持っているとお得感は減りますが、ファンには珠玉のような作品集だと思います。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.36
(5pt)

図書室の海をよろしく。

有名な『六番目の小夜子』や『夜のピクニック』の前日譚など他10編を収めた恩田陸の短篇集である。流石は実力派の著者といった所で、どれも手堅く面白い作品で簡単に読める。だが、星5を付ける程のインパクトは無いといった感じである。

 しかしながら、私は本作のある一文のみに星5つでは足りないほどの感動を覚えた。 
 それは表題にもなっている『図書室の海』におけるある一文である。
 『六番目の小夜子』の前日譚であり、主人公のような特別な存在にはなれないと考えていた関根夏が部の先輩から特別な使命を託される、という短編だ。

 ―主人公になれるのは揺れている者だけだ―
 
 古今東西あらゆる創作物における主人公という存在をこれ程端的に示した一文があるだろうか?いや、これ程簡潔で美しく示したものは無いだろう。
 成程確かに、主人公というヤツは精神的にしろ物質的にしろ欠けており、どこかしらが不安定な存在である。またそれを埋めるために物語が存在している。揺れていない者が主人公を務めた作品というのはお目にかかった事が無い。そして何より主人公足り得る絶対的要素を「揺れている」と表現した著者のセンスにも脱帽である。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.35
(5pt)

図書室の海をよろしく。

有名な『六番目の小夜子』や『夜のピクニック』の前日譚など他10編を収めた恩田陸の短篇集である。流石は実力派の著者といった所で、どれも手堅く面白い作品で簡単に読める。だが、星5を付ける程のインパクトは無いといった感じである。

 しかしながら、私は本作のある一文のみに星5つでは足りないほどの感動を覚えた。 
 それは表題にもなっている『図書室の海』におけるある一文である。
 『六番目の小夜子』の前日譚であり、主人公のような特別な存在にはなれないと考えていた関根夏が部の先輩から特別な使命を託される、という短編だ。

 ―主人公になれるのは揺れている者だけだ―
 
 古今東西あらゆる創作物における主人公という存在をこれ程端的に示した一文があるだろうか?いや、これ程簡潔で美しく示したものは無いだろう。
 成程確かに、主人公というヤツは精神的にしろ物質的にしろ欠けており、どこかしらが不安定な存在である。またそれを埋めるために物語が存在している。揺れていない者が主人公を務めた作品というのはお目にかかった事が無い。そして何より主人公足り得る絶対的要素を「揺れている」と表現した著者のセンスにも脱帽である。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.34
(4pt)

夜のピクニックの準備

「ピクニックの準備」…何となく良い。甲田貴子、何となく好き。「夜のピクニック」の前日譚です。
「睡蓮」…幼いころのりせのお話です。 妖しいほどに美しい。
「春よ、こい」 「図書室の海」 なども軽く学生時代へタイムスリップできます。 良いですね。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.33
(4pt)

夜のピクニックの準備

「ピクニックの準備」…何となく良い。甲田貴子、何となく好き。「夜のピクニック」の前日譚です。
「睡蓮」…幼いころのりせのお話です。 妖しいほどに美しい。
「春よ、こい」 「図書室の海」 なども軽く学生時代へタイムスリップできます。 良いですね。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.32
(5pt)

原点を感じる

この短編集が、恩田陸の著書の中で一番好きです。
この人の持ち味は摩訶不思議なSFの世界観の根底に漂う、ノスタルジックな空気感だと
思うのですが、全編にその魅力が凝縮された形で表現されています。
「懐かしさを語ること」が自分たちの存在証明なのだ、という言葉にとても惹かれました。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.31
(5pt)

原点を感じる

この短編集が、恩田陸の著書の中で一番好きです。
この人の持ち味は摩訶不思議なSFの世界観の根底に漂う、ノスタルジックな空気感だと
思うのですが、全編にその魅力が凝縮された形で表現されています。
「懐かしさを語ること」が自分たちの存在証明なのだ、という言葉にとても惹かれました。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.30
(5pt)

展覧会

バラエティに富んだ短篇集です。 まるで透明水彩の展覧会です! 特に『春よ、こい』と『オデュッセイア』、『睡蓮』に痺れます。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.29
(5pt)

展覧会

バラエティに富んだ短篇集です。 まるで透明水彩の展覧会です! 特に『春よ、こい』と『オデュッセイア』、『睡蓮』に痺れます。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.28
(4pt)

不思議なおどろしさと爽快感

ネクロポリスで途中まで絶賛、最後に最低・・・・という評価を下した作家ですが、
それ以外読んだ事がなったので、ついつい買いました。
なんでしょうか、難解なものもあり、おどろおどろしいものもありですが、
不思議な爽快感みたいなものがある作品が多い気がします。
短編なんで、難解なものもそう長くなく、抵抗もないと思います。
ちょっと空想にトリップできそうな感じ。
読後はすっきりします。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.27
(4pt)

不思議なおどろしさと爽快感

ネクロポリスで途中まで絶賛、最後に最低・・・・という評価を下した作家ですが、
それ以外読んだ事がなったので、ついつい買いました。
なんでしょうか、難解なものもあり、おどろおどろしいものもありですが、
不思議な爽快感みたいなものがある作品が多い気がします。
短編なんで、難解なものもそう長くなく、抵抗もないと思います。
ちょっと空想にトリップできそうな感じ。
読後はすっきりします。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.26
(5pt)

短編集がぎゅっと凝縮

作者の作品はミステリーの中にもどこかファンタスティックな要素がありますが、この短編集の中の1つ、『イサオ・オサリヴァンを捜して』は少し違った趣があるように感じました。是非とも続きが読みたい!と続編を探してみましたが、まだ発刊されていないんですね。残念。さらに作者のファンになりました。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.25
(5pt)

短編集がぎゅっと凝縮

作者の作品はミステリーの中にもどこかファンタスティックな要素がありますが、この短編集の中の1つ、『イサオ・オサリヴァンを捜して』は少し違った趣があるように感じました。是非とも続きが読みたい!と続編を探してみましたが、まだ発刊されていないんですね。残念。さらに作者のファンになりました。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.24
(4pt)

濃厚な短編

短編集。
「六番目の小夜子」「夜のピクニック」のサイドストーリーや
SF、ホラー、さまざまに十篇のお話がつめこまれています。
こわいことなんか何も起こらない学園のお話から
犯罪にかかわるお話がいっしょくたになっているのに
すべてのお話に、こわいような、
どこか他のところからぎゅーっと操られ、箱につめられるような
じわじわとした迫力があり、
恩田ワールド全開です。
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.23
(4pt)

濃厚な短編

短編集。
「六番目の小夜子」「夜のピクニック」のサイドストーリーや
SF、ホラー、さまざまに十篇のお話がつめこまれています。
こわいことなんか何も起こらない学園のお話から
犯罪にかかわるお話がいっしょくたになっているのに
すべてのお話に、こわいような、
どこか他のところからぎゅーっと操られ、箱につめられるような
じわじわとした迫力があり、
恩田ワールド全開です。
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167
No.22
(4pt)

凝縮した魅力

作家の力量は短編に表れると思う。
限られた枚数の中でいかに心理を表現し読者を惹きつけるか。
この本は、独立した話・長編の予告・長編のサイドストーリーからなる10編が収められている。
“他の作品を読みたい!”と思わせる魔力がある。
私は、読み終えない内に「夜のピクニック」と「六番目の小夜子」を買いに走ってしまった……
図書室の海 Amazon書評・レビュー: 図書室の海より
4103971045
No.21
(4pt)

凝縮した魅力

作家の力量は短編に表れると思う。
限られた枚数の中でいかに心理を表現し読者を惹きつけるか。
この本は、独立した話・長編の予告・長編のサイドストーリーからなる10編が収められている。
“他の作品を読みたい!”と思わせる魔力がある。
私は、読み終えない内に「夜のピクニック」と「六番目の小夜子」を買いに走ってしまった……
図書室の海 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 図書室の海 (新潮文庫)より
4101234167