エンドゲーム 常野物語

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

エンドゲーム 常野物語の評価:

3.10/5点 レビュー 68件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 21〜40 2/3ページ
No.32
(3pt)

聖人の一族ととらえる人には評価低くなるかも

恩田陸さんの常野物語の第三弾で、文庫最新刊になります。 
 人にまぎれて生きる常野の一族は、その特殊な能力により人々の間にひそむ「何か」を相手に裏返したり裏返されたりという人知れず戦いを太古から続けてきました。一族同士の血の禁忌を避け、できるだけ固まらずに、できるだけ普通の人々と結婚し、子供を為し、広がっていました。
 この話も、そうした一族の、しかも圧倒的な力をもつ、父と母、タブーを破ってでも一緒になった二人の血をひく最強の申し子として生まれた女性が主人公のお話です。小さい頃に敵に「裏返されて」いなくなった父親、二人きりの家族だった母が敵にやられたのか意識不明の昏睡状態になった時、彼女ははじめて一族と連絡を取ろうとするところから物語は始まります。。。。
 あらすじ・ネタバレで言えば、書けるのはここまで、後は読んでいただいての皆様の反応待ちですが、、、正直この巻は救いがないというか、混沌としているというか、自己中心的な人ばかりというか、読んでいてとても苦しい話でした。一族の中でも新しい能力の持ち主たちとして「洗濯屋」が出てきたり、「つつむ」という新概念も出てくるんですが、なんででしょう、人々をまもる精神性の高い一族と見えてきた常野の一族が急に変なことになってしまったような気がします。それは敵の一族たちの明らかになった事のせいでもあるんでしょうが、なんでだろう、すっきりしませんでした。
 前作の「蒲公英草紙」、或いはこの「エンド・ゲーム」の前段にあたる「光の帝国」収録の「オセロゲーム」と比べると、ちょっと残念な感じでしょうか。常野一族にヒロイックなもの、聖人的なものを求めすぎていたのかも知れませんが、個人的には今ひとつ。
 ただし、一族が全員光の側のものであったり、聖人であるはずもなく、異端児達の物語として読めばそれはそれでサイコサスペンスものとしてありだとは思います。作品としての評価が低いのは個人的な好みかも知れません。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.31
(3pt)

聖人の一族ととらえる人には評価低くなるかも

恩田陸さんの常野物語の第三弾で、文庫最新刊になります。 
 人にまぎれて生きる常野の一族は、その特殊な能力により人々の間にひそむ「何か」を相手に裏返したり裏返されたりという人知れず戦いを太古から続けてきました。一族同士の血の禁忌を避け、できるだけ固まらずに、できるだけ普通の人々と結婚し、子供を為し、広がっていました。
 この話も、そうした一族の、しかも圧倒的な力をもつ、父と母、タブーを破ってでも一緒になった二人の血をひく最強の申し子として生まれた女性が主人公のお話です。小さい頃に敵に「裏返されて」いなくなった父親、二人きりの家族だった母が敵にやられたのか意識不明の昏睡状態になった時、彼女ははじめて一族と連絡を取ろうとするところから物語は始まります。。。。
 あらすじ・ネタバレで言えば、書けるのはここまで、後は読んでいただいての皆様の反応待ちですが、、、正直この巻は救いがないというか、混沌としているというか、自己中心的な人ばかりというか、読んでいてとても苦しい話でした。一族の中でも新しい能力の持ち主たちとして「洗濯屋」が出てきたり、「つつむ」という新概念も出てくるんですが、なんででしょう、人々をまもる精神性の高い一族と見えてきた常野の一族が急に変なことになってしまったような気がします。それは敵の一族たちの明らかになった事のせいでもあるんでしょうが、なんでだろう、すっきりしませんでした。
 前作の「蒲公英草紙」、或いはこの「エンド・ゲーム」の前段にあたる「光の帝国」収録の「オセロゲーム」と比べると、ちょっと残念な感じでしょうか。常野一族にヒロイックなもの、聖人的なものを求めすぎていたのかも知れませんが、個人的には今ひとつ。
 ただし、一族が全員光の側のものであったり、聖人であるはずもなく、異端児達の物語として読めばそれはそれでサイコサスペンスものとしてありだとは思います。作品としての評価が低いのは個人的な好みかも知れません。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.30
(3pt)

常野物語シリーズは好きなのに、、、

人間の意識の深層とか、超自然などのテーマが根底にあるシリーズであるので、今回も懐かしのサイバーパンクっぽい多層的な意識の世界であるとか、章によって時間軸が前後したり、など、技巧に技巧を凝らしています。さすがに物語り匠の著者らしい。
でも、技に溺れてない?読者を裏切り続けてサプライズを呼び起こすことに傾倒し過ぎてない?
個人的には常野の人々の血縁の強さとか同志愛、家族の暖かみなどをテーマにした前作の方が、好きだ。
今回も親子という題材はあるけど、あまりに抽象的だし、「血」が感じられない。
まだまだシリーズは続けるという著者の言葉を信じて、次回はもっと暖かいドラマを期待したいと思う。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.29
(3pt)

常野物語シリーズは好きなのに、、、

人間の意識の深層とか、超自然などのテーマが根底にあるシリーズであるので、今回も懐かしのサイバーパンクっぽい多層的な意識の世界であるとか、章によって時間軸が前後したり、など、技巧に技巧を凝らしています。さすがに物語り匠の著者らしい。
でも、技に溺れてない?読者を裏切り続けてサプライズを呼び起こすことに傾倒し過ぎてない?
個人的には常野の人々の血縁の強さとか同志愛、家族の暖かみなどをテーマにした前作の方が、好きだ。
今回も親子という題材はあるけど、あまりに抽象的だし、「血」が感じられない。
まだまだシリーズは続けるという著者の言葉を信じて、次回はもっと暖かいドラマを期待したいと思う。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.28
(3pt)

さ・最後が・・・

光の帝国での拝島親子の物語のつづき。
光の帝国は全編通して好きなお話だったけれど、
その中でもこの拝島親子の話は特に続きが気になっていた。

前の話と同様、全編を通して異色かつダークな感じ。
「裏返す」だの「洗濯する」だの
具体的に何がどうなるのかわからない言葉がいっぱい出てきて、
でも、その言葉について読み手が想像して話を読むわけだから、
より一層不気味な感じがするところは以前と同様。面白い。

ストーリーとしても母の失踪からはじまり、
誰が敵か味方かわからない、息つく暇もない展開で、
ぐいぐい読ませられる。ページを繰る手が止まらない。

が、惜しむらくはその最後。

「えええええ、そんな終わりでいいのっ」と
なんだか納得できない種明かしというかなんといか・・・。
ばーーーっと読ませられるので、
理解が追いつかないぶん腑に落ちなかったのかもしれないけれど・・・
もう少しじっくり読めばわかるのかもしれないけれど・・・
いまいちおなかにすとんと落ちてこない最後で消化不良な感じだった。

もうちょっと最後がよければなあ!というのが率直な感想。残念。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.27
(3pt)

さ・最後が・・・

光の帝国での拝島親子の物語のつづき。
光の帝国は全編通して好きなお話だったけれど、
その中でもこの拝島親子の話は特に続きが気になっていた。

前の話と同様、全編を通して異色かつダークな感じ。
「裏返す」だの「洗濯する」だの
具体的に何がどうなるのかわからない言葉がいっぱい出てきて、
でも、その言葉について読み手が想像して話を読むわけだから、
より一層不気味な感じがするところは以前と同様。面白い。

ストーリーとしても母の失踪からはじまり、
誰が敵か味方かわからない、息つく暇もない展開で、
ぐいぐい読ませられる。ページを繰る手が止まらない。

が、惜しむらくはその最後。

「えええええ、そんな終わりでいいのっ」と
なんだか納得できない種明かしというかなんといか・・・。
ばーーーっと読ませられるので、
理解が追いつかないぶん腑に落ちなかったのかもしれないけれど・・・
もう少しじっくり読めばわかるのかもしれないけれど・・・
いまいちおなかにすとんと落ちてこない最後で消化不良な感じだった。

もうちょっと最後がよければなあ!というのが率直な感想。残念。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.26
(3pt)

失われたもの

この作品を読んで一番最初に思った事は、「これは読者が望んでいた『オセロゲーム』の続きではないんじゃないか?」という事です。
作品としては決して悪くないと思う。だけど、なぜか違和感を感じてしまう。
「光の帝国」という作品に対して、思い入れが強すぎたせいかもしれません。
特にラストを読んで、すごく突き放されたような、悲しい気持になってしまった。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.25
(3pt)

失われたもの

この作品を読んで一番最初に思った事は、「これは読者が望んでいた『オセロゲーム』の続きではないんじゃないか?」という事です。
作品としては決して悪くないと思う。だけど、なぜか違和感を感じてしまう。
「光の帝国」という作品に対して、思い入れが強すぎたせいかもしれません。
特にラストを読んで、すごく突き放されたような、悲しい気持になってしまった。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.24
(3pt)

光陰。

光の帝国を先に読みました。

 物語のあらすじは他レビュアー様によってなされているので、

純粋に感じたことを。

 後半から、あまりにだれすぎている。

 辛辣になってしまいますが、これが一番感じた点です。

 そして、ネクロポリスでも感じたことなのですが、

謎の壮大さに、謎解きが「おいついていってない」、といったもどかしい感覚。

残念でなりません。

 名探偵が不在のミステリーを書かせた場合、

恩田陸に双肩しうる作家はそうはいません。

 謎は壮大、煽って煽って、それこそ名探偵にでも

華麗に解かせれば良いような舞台設定の中、

謎解きはあくまで読者と、登場人物の目線を通して行われ、

それが臨場感や共感、納得を生んでいる、と今までの著作を読んで感じてきました。

謎解きに「しょぼさ」を感じたことなどなかったのですが…。

 中盤までの…拝島一家の娘、時子と火浦が共に「寺院」(に似ているらしいのでそう記述します)に入るまでは、

それこそ手に汗握る感覚で楽しめたのですが。。。

それから先が、どうもわかりにくいのです…。

 主人公一家の過去にふれ、それぞれの根に関わる部分のパートが、

どうも薄っぺらく感じてしまいました。

 光の帝国がそれこそ光輝いていたのに比べて、

蒲公英草紙は「ほっこり」とさせるような暖かい光を。

 そしてこのエンドゲームが、「影」の部分を表している、のでしょうが…。

好き嫌いは分かれると思いますが、「常野の影を書きった」、とは私には思えません。

 続編が出たら納得するのかもしれません。

 ですが、絶対に出して欲しくありません。

そんな「後付設定」は悲しすぎるので……。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.23
(3pt)

光陰。

光の帝国を先に読みました。

 物語のあらすじは他レビュアー様によってなされているので、

純粋に感じたことを。

 後半から、あまりにだれすぎている。

 辛辣になってしまいますが、これが一番感じた点です。

 そして、ネクロポリスでも感じたことなのですが、

謎の壮大さに、謎解きが「おいついていってない」、といったもどかしい感覚。

残念でなりません。

 名探偵が不在のミステリーを書かせた場合、

恩田陸に双肩しうる作家はそうはいません。

 謎は壮大、煽って煽って、それこそ名探偵にでも

華麗に解かせれば良いような舞台設定の中、

謎解きはあくまで読者と、登場人物の目線を通して行われ、

それが臨場感や共感、納得を生んでいる、と今までの著作を読んで感じてきました。

謎解きに「しょぼさ」を感じたことなどなかったのですが…。

 中盤までの…拝島一家の娘、時子と火浦が共に「寺院」(に似ているらしいのでそう記述します)に入るまでは、

それこそ手に汗握る感覚で楽しめたのですが。。。

それから先が、どうもわかりにくいのです…。

 主人公一家の過去にふれ、それぞれの根に関わる部分のパートが、

どうも薄っぺらく感じてしまいました。

 光の帝国がそれこそ光輝いていたのに比べて、

蒲公英草紙は「ほっこり」とさせるような暖かい光を。

 そしてこのエンドゲームが、「影」の部分を表している、のでしょうが…。

好き嫌いは分かれると思いますが、「常野の影を書きった」、とは私には思えません。

 続編が出たら納得するのかもしれません。

 ですが、絶対に出して欲しくありません。

そんな「後付設定」は悲しすぎるので……。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.22
(3pt)

雨の日に読みたい、、、

私はこの常野物語はエンドゲームしか読んでないんですが、かなり静かに進んでいきますね。

でも、いろんな展開にいっちゃうし、いろいろと分からなかったりするので、、、★3つです。ハッピーエンドなんだか良く分からない感じで、まだまだ続きそうでした。

 個人的には火浦が謎でいいです。ミステリアスで非現実が好きな人にはいいと思います。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.21
(3pt)

雨の日に読みたい、、、

私はこの常野物語はエンドゲームしか読んでないんですが、かなり静かに進んでいきますね。

でも、いろんな展開にいっちゃうし、いろいろと分からなかったりするので、、、★3つです。ハッピーエンドなんだか良く分からない感じで、まだまだ続きそうでした。

 個人的には火浦が謎でいいです。ミステリアスで非現実が好きな人にはいいと思います。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.20
(3pt)

(・ω・`)ウーン…

読み終わるまでそんなに時間はかかりませんでしたが。

少し微妙です。

理解が少しできません

オセロゲームみたいな感じというのは分かりますが

『あれ』とはなんだろう。など。

ちょっと理解困難でした。

けど。

面白いです。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.19
(3pt)

(・ω・`)ウーン…

読み終わるまでそんなに時間はかかりませんでしたが。

少し微妙です。

理解が少しできません

オセロゲームみたいな感じというのは分かりますが

『あれ』とはなんだろう。など。

ちょっと理解困難でした。

けど。

面白いです。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.18
(3pt)

残念ながら短編のほうが上だと感じました

光の帝国の中の短編の続き的な作品で、短編の中で謎だったことが

分かるのでは無いかと言う期待を持って読み始めました。

序盤のほうは謎や、期待感で読み進みましたが、

中程あたりから、幻想的な世界になってきて、現実から浮き始めて、

分かりにくくなってきたように思いました。

個人的には、短編のほうが、まとまっていてよく出来ているように思います。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.17
(3pt)

残念ながら短編のほうが上だと感じました

光の帝国の中の短編の続き的な作品で、短編の中で謎だったことが

分かるのでは無いかと言う期待を持って読み始めました。

序盤のほうは謎や、期待感で読み進みましたが、

中程あたりから、幻想的な世界になってきて、現実から浮き始めて、

分かりにくくなってきたように思いました。

個人的には、短編のほうが、まとまっていてよく出来ているように思います。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.16
(3pt)

筆者も戦うのに疲れたのでエンドゲームにしたの?

煙に巻くのがうまいと昔は感じたものだが、今は改行してページ数を稼ぎ、ストーリー展開を遅々と匍匐前進させ、あげくの果てに登場人物たちが疲労困憊しているので妥協策として、一件落着風に片を付けるという趣きが強くなってきた恩田陸の作風。多作は散漫なストーリー展開を余儀なくし、スープの素を薄めるがごとき才能の浪費、無駄遣い、徒労を感じさせ、哀しくなる。

 「夜のピクニック」以降、納得できる作品に出会わない。ライトノベル風の「常野物語」「光の帝国」は子供用TVのSF作品の原作みたいで最初から好みではなかったが、今回もその延長に過ぎなかったような気がする。強いて言えば、昔の「七瀬」シリーズが支離滅裂に神様レベルに話を持っていったような感がある。(圧倒的な力を持つ老婆の存在等)

 こういう持って行き方はエンドゲームにして、「新しいハイブリッドな展開」を切に望む。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.15
(3pt)

筆者も戦うのに疲れたのでエンドゲームにしたの?

煙に巻くのがうまいと昔は感じたものだが、今は改行してページ数を稼ぎ、ストーリー展開を遅々と匍匐前進させ、あげくの果てに登場人物たちが疲労困憊しているので妥協策として、一件落着風に片を付けるという趣きが強くなってきた恩田陸の作風。多作は散漫なストーリー展開を余儀なくし、スープの素を薄めるがごとき才能の浪費、無駄遣い、徒労を感じさせ、哀しくなる。

 「夜のピクニック」以降、納得できる作品に出会わない。ライトノベル風の「常野物語」「光の帝国」は子供用TVのSF作品の原作みたいで最初から好みではなかったが、今回もその延長に過ぎなかったような気がする。強いて言えば、昔の「七瀬」シリーズが支離滅裂に神様レベルに話を持っていったような感がある。(圧倒的な力を持つ老婆の存在等)

 こういう持って行き方はエンドゲームにして、「新しいハイブリッドな展開」を切に望む。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913
No.14
(3pt)

裏の裏

常野シリーズの最新刊です。光の帝国の中の拝島親子の続編(過去・未来)です。
不思議な能力を持つ常野一族の中で拝島家は、普通の人には見えない敵、『あれ』との戦い、裏返すことを続けなくてはいけないことを宿命としている。そのため、いつどこでその敵と会うかも分からないことを恐れ人ごみを避け、群衆の中に埋没するように生きなくてはならない。
この話の中で、拝島一家の秘密、過去が語られていく。そして、あれを返し続け、戦い続けなくてはならない彼女たちの未来は。。。
拝島家の過去を辿る辺りは、現実味というか、物語の展開(洗い屋の存在等)として面白いが、父親が拝島母娘から去った理由は、母娘の生きてきた厳しさと比べると弱くつかみ所のなさを感じさせられました。
また、使われる言葉が、『返す』『洗う』『包む』など抽象的、物語の最後の部分の異空間の辺りも言葉から想像しなくてはならないことも抽象的、読みながら場面をイメージするのに苦労しました。確かに、抽象的な部分が物語の最終部のぼんやり感(読んだ方には分かるとおもいます)につながるのかしら?とも思います。
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)より
4087464326
No.13
(3pt)

裏の裏

常野シリーズの最新刊です。光の帝国の中の拝島親子の続編(過去・未来)です。
不思議な能力を持つ常野一族の中で拝島家は、普通の人には見えない敵、『あれ』との戦い、裏返すことを続けなくてはいけないことを宿命としている。そのため、いつどこでその敵と会うかも分からないことを恐れ人ごみを避け、群衆の中に埋没するように生きなくてはならない。
この話の中で、拝島一家の秘密、過去が語られていく。そして、あれを返し続け、戦い続けなくてはならない彼女たちの未来は。。。
拝島家の過去を辿る辺りは、現実味というか、物語の展開(洗い屋の存在等)として面白いが、父親が拝島母娘から去った理由は、母娘の生きてきた厳しさと比べると弱くつかみ所のなさを感じさせられました。
また、使われる言葉が、『返す』『洗う』『包む』など抽象的、物語の最後の部分の異空間の辺りも言葉から想像しなくてはならないことも抽象的、読みながら場面をイメージするのに苦労しました。確かに、抽象的な部分が物語の最終部のぼんやり感(読んだ方には分かるとおもいます)につながるのかしら?とも思います。
エンド・ゲーム―常野物語 Amazon書評・レビュー: エンド・ゲーム―常野物語より
4087747913