三月は深き紅の淵を

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評判

三月は深き紅の淵をの評価:

3.74/5点 レビュー 93件。 C ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 21〜33 2/2ページ
No.13
(3pt)

騙し絵のよう

『三月は深き紅の淵を』。
なんて吸引力のあるタイトルなんだろう。
このタイトルだけで星を幾つか付けたくなる。
内容は皆さんが書かれている通り4部構成となっている。
その中には2重、3重の『三月は深き紅の淵を』が仕掛けられている。
読み手である私は、どれが本当の『三月〜』なのか見極めようとするうちに話にドンドン引き込まれていく結果になった。
読み終わってみて。
結局、どれが真の『三月〜』かは分からなかった。
どれもそうだったのかもしれない、どれも違ったのかも・・・
真の姿を見つけることができなかったからか、
『三月は深き紅の淵を』というタイトルが私の中でより一層あやしく光る。
これが恩田マジックなのだろうか。
三月は深き紅の淵を (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (講談社文庫)より
4062648806
No.12
(3pt)

なんとも不思議な味わいのあるミステリー

’98年版「このミステリーがすごい!」国内編第9位にランクインした、恩田陸の作品のなかでもミステリー色の濃い作品。
幻の本をめぐる4つの中編からなるオムニバス形式の連作集。
4章のうち私は第2章、第3章が良かった。特に第3章は著者の得意分野(?)である高校生たちが登場し、巧緻な心理戦を展開していて、「実は・・・だった。」という謎もいくつか用意されていて面白かった。
反面第1章は英国ミステリー風に凝りすぎていて、また第4章はあまりにも私小説色が強すぎていまひとつだった。
それでも全体として、ミステリー好きの私にとってはなんとも静謐で不思議な味わいのある作品として充分楽しめた。
三月は深き紅の淵を (Mephisto club) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (Mephisto club)より
4062087499
No.11
(3pt)

なんとも不思議な味わいのあるミステリー

’98年版「このミステリーがすごい!」国内編第9位にランクインした、恩田陸の作品のなかでもミステリー色の濃い作品。
幻の本をめぐる4つの中編からなるオムニバス形式の連作集。
4章のうち私は第2章、第3章が良かった。特に第3章は著者の得意分野(?)である高校生たちが登場し、巧緻な心理戦を展開していて、「実は・・・だった。」という謎もいくつか用意されていて面白かった。
反面第1章は英国ミステリー風に凝りすぎていて、また第4章はあまりにも私小説色が強すぎていまひとつだった。
それでも全体として、ミステリー好きの私にとってはなんとも静謐で不思議な味わいのある作品として充分楽しめた。
三月は深き紅の淵を (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (講談社文庫)より
4062648806
No.10
(3pt)

やっぱり

幻の本『三月は深き紅の淵に』 作者は不明、コピー厳禁、友人に貸す場合読ませていいのは一人だけ、それも一晩のみと言う条件のもとに配られた本を巡って繰り広げられるミステリー。もし実在するならば是非呼んでみたいと思うのですが・・・恩田さん特有の世界で4つの中篇には引きずり込まれるのですが、最後には、だから何なのといつものように思ってしまいました
三月は深き紅の淵を (Mephisto club) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (Mephisto club)より
4062087499
No.9
(3pt)

やっぱり

幻の本『三月は深き紅の淵に』 作者は不明、コピー厳禁、友人に貸す場合読ませていいのは一人だけ、それも一晩のみと言う条件のもとに配られた本を巡って繰り広げられるミステリー。もし実在するならば是非呼んでみたいと思うのですが・・・恩田さん特有の世界で4つの中篇には引きずり込まれるのですが、最後には、だから何なのといつものように思ってしまいました
三月は深き紅の淵を (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (講談社文庫)より
4062648806
No.8
(3pt)

不思議かつ興味深い・・

4編の物語から成る作品で、一見何の共通点もないように見られる一つ一つの物語の中に「三月は深き紅の淵を」という物語が何度となく出てきます。作者不明、内容も詳しくは語られず、たくさん制約があるにも拘らず人々の興味を集めどうしても読みたいと思わせる「三月は深き紅の淵を」という本を4つの視点から描いています。4つのエピソードは全くといっていいほどカラーが違うので、飽きる事無く読めると思います。「麦の海に沈む果実」を読んでいる方は最後の回転木馬を読むと、又違った感じを受けて面白いと思います。
三月は深き紅の淵を (Mephisto club) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (Mephisto club)より
4062087499
No.7
(3pt)

不思議かつ興味深い・・

4編の物語から成る作品で、一見何の共通点もないように見られる一つ一つの物語の中に「三月は深き紅の淵を」という物語が何度となく出てきます。作者不明、内容も詳しくは語られず、たくさん制約があるにも拘らず人々の興味を集めどうしても読みたいと思わせる「三月は深き紅の淵を」という本を4つの視点から描いています。4つのエピソードは全くといっていいほどカラーが違うので、飽きる事無く読めると思います。「麦の海に沈む果実」を読んでいる方は最後の回転木馬を読むと、又違った感じを受けて面白いと思います。
三月は深き紅の淵を (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (講談社文庫)より
4062648806
No.6
(3pt)

恩田カラー濃い目です。

恩田陸ファンならば読まなくてはいけない気にさせられる一冊。ファンとしては暗黙のルールの様な。勿論、恩田さん本人はそんな事おもっていないだろうけれど・・・・ でも、この本にチラリチラリと登場する「麦の海・・・」等を未読でも十分楽しめますがやはり恩田作品を沢山読んだ後に読むほうが、より良いですね。私は恩田ファンになりたての時に読みましたが、独特の不思議なムードに浸れました。あえて言うならば薄暗い冬の図書館にいるような感覚というか。 ただ、良くも悪くも著者のクセが出ている本だと思います。
三月は深き紅の淵を (Mephisto club) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (Mephisto club)より
4062087499
No.5
(3pt)

恩田カラー濃い目です。

恩田陸ファンならば読まなくてはいけない気にさせられる一冊。ファンとしては暗黙のルールの様な。勿論、恩田さん本人はそんな事おもっていないだろうけれど・・・・ でも、この本にチラリチラリと登場する「麦の海・・・」等を未読でも十分楽しめますがやはり恩田作品を沢山読んだ後に読むほうが、より良いですね。私は恩田ファンになりたての時に読みましたが、独特の不思議なムードに浸れました。あえて言うならば薄暗い冬の図書館にいるような感覚というか。 ただ、良くも悪くも著者のクセが出ている本だと思います。
三月は深き紅の淵を (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (講談社文庫)より
4062648806
No.4
(3pt)

人の数だけ本の数がある

コピーをとってはいけない、作者を明かさない、友人に貸す場合はたった一人だけで、それも一晩だけ。さまざまな条件をつけられた「三月は深き紅の淵に」という本。だがこの本は、その存在さえも疑わしいところがあった。この作品は、本を探す話、本の作者をつきとめようとする話、本が書かれようとしている話、本が書かれている最中の話の4部作になっているが、どれも独立した話になっていて、関連性がないように見える。だがどれもが「三月は深き紅の淵を」の本にまつわる話なのだ。人がそれぞれその本をどうとらえるかで、本はどんな姿にでもなり得る。人の数と同じだけの種類の「三月は深き紅の淵を」の本が存在する。そんな気さえした。
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4062087499
No.3
(3pt)

人の数だけ本の数がある

コピーをとってはいけない、作者を明かさない、友人に貸す場合はたった一人だけで、それも一晩だけ。さまざまな条件をつけられた「三月は深き紅の淵に」という本。だがこの本は、その存在さえも疑わしいところがあった。この作品は、本を探す話、本の作者をつきとめようとする話、本が書かれようとしている話、本が書かれている最中の話の4部作になっているが、どれも独立した話になっていて、関連性がないように見える。だがどれもが「三月は深き紅の淵を」の本にまつわる話なのだ。人がそれぞれその本をどうとらえるかで、本はどんな姿にでもなり得る。人の数と同じだけの種類の「三月は深き紅の淵を」の本が存在する。そんな気さえした。
三月は深き紅の淵を (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (講談社文庫)より
4062648806
No.2
(3pt)

本をめぐる謎(短編連作)

「三月は深き紅の淵を」というタイトルの本があるという。作者不明の自費出版物。転売禁止、人に貸すときは一晩限り・一人に一回限りという条件があるため、その本を読み終えた者は少ない。内容の面白さと、それを取り巻く状況の異常さから、本のうわさばかりが広まっている。この本の謎を下敷きにして、4つの短編が展開されている。1はパズルを解くこと自体がテーマ、2は作者を探す旅、3は少年少女の微妙な心のもつれあいが描かれ、非常に恩田陸らしい作品である。4は作者の心の中がかかれている(らしい)部分で、難解かつオチがない。1で登場する本の謎が魅力的なだけに、3・4とだんだん尻つぼみになっていくのが悲しい。4の中に美内すずえの『聖アリス帝国』の第一話の面白さとその後の凋落(という表現ではないが)振りが言及されているが、まさにそれに似た印象だ。
三月は深き紅の淵を (Mephisto club) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (Mephisto club)より
4062087499
No.1
(3pt)

本をめぐる謎(短編連作)

「三月は深き紅の淵を」というタイトルの本があるという。作者不明の自費出版物。転売禁止、人に貸すときは一晩限り・一人に一回限りという条件があるため、その本を読み終えた者は少ない。内容の面白さと、それを取り巻く状況の異常さから、本のうわさばかりが広まっている。この本の謎を下敷きにして、4つの短編が展開されている。1はパズルを解くこと自体がテーマ、2は作者を探す旅、3は少年少女の微妙な心のもつれあいが描かれ、非常に恩田陸らしい作品である。4は作者の心の中がかかれている(らしい)部分で、難解かつオチがない。1で登場する本の謎が魅力的なだけに、3・4とだんだん尻つぼみになっていくのが悲しい。4の中に美内すずえの『聖アリス帝国』の第一話の面白さとその後の凋落(という表現ではないが)振りが言及されているが、まさにそれに似た印象だ。
三月は深き紅の淵を (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 三月は深き紅の淵を (講談社文庫)より
4062648806