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イニシエーション・ラブ
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イニシエーション・ラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全367件 221~240 12/19ページ
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ある女を愛した一人の男の物語かと思いきや、最後の最後にどんでん返し。 これ、最後のが無かったら、男が書いたのかと思う位都合のいい物語で。 なんか女の復讐の物語というか、なるほど、こういう異議申し立てもあるんだなと感心。 女の人の方がクールかつクレバーなのか、手法が見事だなぁ、と。 でも純文学とかって、こういう雰囲気のが多いから、逆手にとった作品という感じで、面白かったです。 裏切り方が見事。 | ||||
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ミステリーをそれほど読まない自分は最期まで読んでも最初は「ん?なにこれ?どういうこと?」とすぐに謎が解けませんでした。 あとがきを読んで、さらに解説のサイトを見て「あー、そういうことだったのかー!」とようやく理解。 よく出来てるなーと関心。気持よく騙されました。そして、謎が解けた後も考えてみると現実にも十分有りそうな話だという所も好きです。 | ||||
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文庫版で読んで好きだったのですが、無くしてしまいいい機会なのでKINDLE版を買ってiphoneで読みました。 作品については、賛否両論あるものの他の方達が十分触れているので割愛します。 なので、KINDLE版を購入しようという方に向けて一言。 すでに読んだ方ならさほど問題はないと思いますが、初めて読まれるという方は文庫版がいいと思います。 というのも、本作は巻末に大矢博子氏の解説と、「『イニシエーション・ラブ』を理解するための用語辞典」が載っているのですが、KINDLE版ではそれがありません。 読み終えて、その解説、用語辞典をさらに読むことで理解が深まり、新たな気づきが増して楽しめる作品だと思うからです。 まあ、サイトで検索してっていう手もありますが、どうせなら巻末も含まれているものをオススメします。 KINDLE版にもつけて欲しかったなぁ。 | ||||
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サイトでオススメBEST5にのってたので買ってみました。 最後の2行を楽しみに読んでましたが、私は単純に面白かったです。 恋愛話好きなんですらすら読めました。 普通にありそうな恋愛話だったので、よけいに。 最後の2行を読んで「え?」と思い、最初から読みなおしましたが意味がわからなくて‥説明サイトでようやく意味がわかった時「あー!そういうことか!」と思いました。 意味がわかると更におもしろく読めました! まぁ‥人は見た目じゃわからないですね(笑) そして女って怖い! あ、私は面白かったですがミステリー?なのか疑問ですね | ||||
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【まずはじめに、私は1年に数冊読む、程度の読書レベルです。】 私には、感じる心はあるけれど、表現する技術がないから、 皆さま方のレビューを見る前に、自身の表現力、説明力の向上を兼ねて ここに感想を書きます。 まず、あらすじと帯に書かれている前置きがこの本の ハードルを高くしていて、本当にこんな前ふりで大丈夫かと心配しました。 最後まで読んだ結果、そのハードルを飛び越えたのか、それともくぐったのか、 なんだか自分ではわかりませんでした。 おそらくその理由は、作中の伏線によって生じていた私の中のしこりが 最後から二行めだけで解消されず、判然としなかったこと。 私は解説を最後まで読んで、やっと初めて真相を理解しました。 できれば、最後から二行目だけで全てを物語る、ではなく、 その周辺に、カタルシス的要素をちりばめていてもよかったように思います。 (二行め直前にパラドックスを呼ぶよう、回想こそしていましたが。 あれがもっと刺激的に広がればおもしろかったかも、、、(素人意見御免)) 批判を先に書いてしまいましたが総括して、期待を裏切らない ふれこみどおりの本だったと思います。 初めは、あきらかに伏線とわかる描写、ただそれだけだったのが、 後半では、あきらかに伏線とわかる上、さらにそこに違和感すら与える描写、に変わっていきました。 このもはや不快ともいえる違和感こそ、ミステリーの最大の調味料だと改めて感じました。 sideA、sideBというインデックスにも、隠された意図があるとわかっていたにもかかわらず、 ましてはそれをずっと気にしながら読んだにもかかわらず、私にはこのカラクリを見抜けませんでした。 もっとたくさん本を読めば、見抜けたのかな。 まだまだ小説という芸術の可能性を感じさせる一冊でした。 追記... そうそう、他の方のレビュー読んで思いましたが、 確かに、恋愛小説色の方が強かったかなあ。 そのせいで、最後に至るまでが確かにやや退屈ではありました。 しかし、本書はそれが醍醐味です。 ミステリではありませんが、村上龍氏の「限りなく透明に近いブルー」 を彷彿とする仕掛けですね。 言わば、最後のパンチを食らうための調味料です。 | ||||
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映像化不可能!再読必至!!マユとたっくんのほろ苦い青春ラブストーリー。 「最後の2行でまったく違う物語になる」「必ず2回読みたくなる」 これが気になって急いで読み進めました。 でも読み終えた直後の僕の感想は「別に普通の話じゃん」というものでした。 しかし3分後、5分後、時間が立つに連れ頭の中に浮かぶいくつもの? そしてページを再度パラパラとめくる。 やられた!!完全に騙されました。 未読の方は是非手に取ってください。 | ||||
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まぁ評価高いし読んでみるか。 読み終わった時の衝撃は今も忘れません。想像を絶する程でした。作者に見事やられます。読了後、暫く放心状態が続きます。 最後の2行で物語が全く違う。大げさなタイトルで過大広告してる作品が幾つもある中で、この作品はそれに恥じない内容でした。思わず人に勧めたくなる作品です。 良作。 | ||||
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年間30冊程度、本を読むのが遅い私は8時間ほどかかって読み終えました。まんまと著者の術にはまり2度読みました(^_^; 二回目は4時間ほどで読み終えて、いろいろな伏線が理解でき作品に愛着がわいたのですが、ストーリーが淡々としていて内容はあまり万人受けする物では無いですね。 そんなに読書家でない私が飽きずに読めたのは時代背景かな?主人公とおなじ世代だし恋愛観も似ている。自分のイニシエーションラブとオーバーラップして読めたからだと思います。 昔は純粋だったと思っている同世代にはオススメできます。若い人にはオススメできないかな? 酷評が多いですが売れている本です。なぜ売れているのか・・・ マーケティング戦略勝ちだと思いますが、売れるからには理由があると思います。 どうしてこの作品が売れるのだろうと思いながら、ネットで書評を読むのも読後の楽しみのひとつになりました(笑) 映像化は無理だし、映像化してもたいして面白くないとおもいますが、 読書離れが進んでいる時代に 小説でしか表現できない世界に、驚きと面白さがわかってもらえる人たちが増えることを望みます。 | ||||
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必ず読み返したくなるでしたっけ? どんでん返しなストーリーが好きなので、読んでみました。 時代背景と年齢が合致する人なら、もっと楽しめるんじゃないかな。 ラブストーリーともミステリーとも言われる…とありましたが、 ラブストーリー色の方が強いんじゃないかな。 確かにミステリーとも取れるけど、正直ラストまで読み終えるまで退屈でした。 必ず読み返したくなるのは、謎が解けた時の答え合わせの為であって、 面白かったからではありません。 でもよく出来たお話だと思います。 話のネタにはなるので、友達に勧めてしまいました。 | ||||
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(僕が読んだのは、kobo touchの電子書籍版(文春ウェブ文庫)であることをお断りして おきます。) 当初は、「目次の段階でネタがバレバレ。二度読みどころか、一度も読む必要は無し。」 というレビューを書く筈でしたが、結局、二度読みしてしまいました。 (ただし、二度目は、確認の為、特定の場所をチェックしたのみ) 一度目を読んでいる途中は、「最後のどんでん返し」というのに一縷の希望を繋いで 苦痛を圧して読んでいる感じでした。 結局、どんでん返し自体は、想像通りでしたが、 (普通のどんでん返しを超えた、大どんでん返しを期待している方は読まない方がいいです。) 物語の構図が少々、当初思っていたのとは違い(但し、それも、途中で見えて来るし、作者も 隠そうとはしていないけれど)、この、「読前の予想が外れた部分」が意外と面白かったので ★4つとしました。(筒井康隆の某作品に対する評価と同じパターン) ただし、面白いと感じたのは、読み切るまで途中の読み返しを一切しなかったのが 大きな理由かも知れません(とにかく、最後まで「想像を超えた大どんでん返し」に賭けていたので)。 そんな、大どんでん返しなどないことがわかっていれば、途中で読み返したかも 知れないし、そうすれば、一つ一つ妙に納得してしまい、感動?が薄かったかも。 そういう意味では、僕にとっては、「必ず、2度読みたくなる」「最後から二行目で、 本書は全く違った物語に変貌する」という、ある種の予感を抱かせつつ、「ひょっとしたら、 その予感を超えるものがあるのかもしれない」という期待を持たせるコピー自体が 最大の罠でした。 蛇足ですが、Kobo touchの電子書籍版は、ページ同士の比較がしづらいですね。 近々、日本で発売されるAmazon kindleでも、やはり同様なのだとすれば、電子書籍の マイナス点だと思います。特に、この本は、ページ間の比較が必要になるので、 それを強く感じました。 また、kobo touch版には、解説が付いていません。 この本に限っては、紙の本で読んだ方が良かったかも知れません。 | ||||
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確かに二回読んでしまう小説です。 最後まで読むと、もう一度確認したい! という気持ちにさせられます。 最後にどんでん返しがあるよ、という噂、そして裏表紙に書かれてある、 「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する」 というくだりに期待して読みました。 ただ途中から、読むのは“最後の二行”に至るための作業になっていました。 登場人物に惹かれる部分がそんなに、ストーリーも読み進めたいと思わせるだけの盛り上がりに欠けると思いました。 もう少しコンパクトにまとまっているか、話の山場があるともっと楽しく読めたかな。 この仕組みで、ここまで話題にさせるというのもすごいことなのかもしれませんが。 最後の仕組みは、同じような小説を読んだことがある方なら、推察できると思います。 | ||||
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ミステリー小説はほとんど読まないのですが、その魅力を体験しました。 本当にびっくりしました。すごい小説です。 恋愛小説部分については、初々しさがほほえましく、楽しく読むことができました。 テンポも良いので、さらっと読めました。 しかしながら「イニシエーション・ラブ」とはうまく言ったものですね。 | ||||
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この小説のレビューは書き辛い。 どうしてもネタバレちっくになってしまう。 ネタバレ的なのが厳禁の方はこのレビュー読まないで小説に入った方がいいと思われます。 私は小説を読むときは結構なペースで流し読みしてしまいます。 この小説を読んだ時にもそんな感じで最後までいってしまって。なんか全然なんてことない恋愛小説って感じだったんですけど、 知り合いから正しい読み方(??)を教わってからもう一度読んだところ、ほんとやられたとしか言いようのない感じでした。 1周目とは違い、2周目を読み終わった後のなんともいえない胸につかえるような気持ち悪さを1週間は引きずってしまいました。 私の感想はとにかくやられたって感じです(^_^;) いまはこの感覚を周りの人達にも味わって欲しくて紹介してます!反応は上々です。 | ||||
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レビュー読んでから構えて本作を読んでしまうと楽しめないかも。 自分は展開を意識しすぎて読んでしまったので失敗したなと思いました。 どんでん返しがあると分かって読むと後半に入ってからずっと違和感があり、ラストで「やっぱりな」と思ってしまいました。 下調べするんじゃなかったと後悔しています。 それでも2回目を読みたくなるのですごく良くできた叙述トリック小説だと思います。 たまに我孫子武丸さんの「殺戮にいたる病」と比べられていますがどっちが上とかではなく好みの問題かなと思います。 | ||||
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まあケチつける人はどこにでもいるので笑 僕はすっかりだまされたクチですが、全貌を理解するのにしばらく時間がかかりました。 まずは自分で解釈した後、それでもしっくりこなければネットで検索すると分析している人がいるので、細部まで描かれていることが理解できます。 普段本を読まない人にも読んでほしい作品ですね。 | ||||
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友人から紹介されて読みました。 第一印象は「読みやすい小説」でした。ストーリーがこれほどまでに頭の中で描かくことが出来る読み物にはなかなか出会えません。読みやすさでは私が読んだ書物の中でも10本の指には入るでしょう。そのような意味でも、普段読書の習慣がない人にオススメ小説ですし、「小説家になろう」などの同人小説を書いている人にも、この本を読んで勉強してもらいたい。私も勉強になりましたw さて、本題のラストの部分。 友人から「驚愕。全く別の話になりますよ〜」と言われていましたし、表紙裏の解説・帯にも期待たっぷりに「ラスト2行前の驚愕」を押し出していたので期待していましたが、少し拍子抜け。背筋が凍りつくような”驚愕”を期待していたのですが、「ふーん。なるほどね〜」というような感じでした。例えるなら、 数学の問題を解いている途中、解き方が分からなくなって困っていたら先生から「こうやって解くんだよ」と教えてもらい理解して「あーーー!なるほどなるほど〜」と納得する感覚に近かったです。 レビューなので全てを書くわけはいきませんが、驚愕を期待する人にはちょっと…‥… 2度読みたくなるというのも分かりますが、出来れば先入観なく読みたかったです。 裏表紙や帯の記述は、書物を売るための広報目的というのも理解できます。しかし、そういう広報はせずに、口コミで広がるような「隠れた名作」として読むことが出来たら、もっと面白く読めたような気がします。 読み終わったら、是非色々なサイトでググってみてください。謎解き要素、伏線がこんなにもあったのかと驚きますよ。 私の評価は☆4つですが、 母校の戸越台中学校が待ち合わせの場所に使われて、嬉しかったので☆5つにします(笑) | ||||
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他の多くの方も書いている通り、描かれているラブストーリーとその小道具はあまりに陳腐で読む進めるのが辛いほどである。 が、それこそがトリックのキモであり、計算ずくの描写であったことがわかる。 全編を通して世界観がヌルいからこそ、ラスト2行の裏切りが引き立つのである。 作者はただ単に○○を書かなかっただけである。 読者をわざと勘違いさせるようなミスリードもしていない。 違和感や伏線もきちんと回収させている(個人的には一つだけ消化不良のトピックがあるが)。 面白い小説であったかというと微妙だが、良く出来ているということは認めざるを得ない。 | ||||
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最後の2行でうん? この人誰? すすめられて読みましたがこれがミステリーでしょうか。 とにかく多数の登場人物の名前がややこしい。 前半でこの主人公は2重人格者なの? 違和感の連続。トリックはこれかな、すぐ分かりましたが。 ネタバレになりますからこの辺でやめておきますが、読後感に驚愕はありませんでした。 ネットにネタバレがたくさん出ています。 ただこの作者が男性だったことの方が意外。 名前の先入感からでしょうね。 「リピート」も読者から圧倒的支持のようですからまとめて買いましたので今から読みます。 期待通りかな。 個人的に好き嫌いある小説だと思います。 残念ですが私は星4でも好意的評価ですが。 | ||||
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アイデア自体は珍しいものではないけど、確かにラスト2行で印象が一転、読み返しながら自分の恋はどうだったのかと心配になった。でも恋愛ってこういうものかもなとも思い、妙に納得してしまった。 各章のタイトルが80年代の名曲のタイトルだったり、物語のいたる所に80年代の雰囲気を感じて懐かしかった。 | ||||
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最初この本を完全にラブストーリーだと思い込んで読んでいました。 解説を読み、しばらく経ってから あ、そういうことかと気づきました。 読みなれている人は途中で気付くのかもしれませんが。 検索すると詳しく書かれていますが、 話の構成は絶妙で伏線が多数あり それらを踏まえてどういうことか考えながら読むという面白さがあるのだと思います。 ただ、読了後と真相を知った後の後味の悪さの残る作品でもありました。 | ||||
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