■スポンサードリンク
イニシエーション・ラブ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
イニシエーション・ラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全276件 261~276 14/14ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お好きな方には申し訳ないですが、私はこの小説はつまらなかったです。実際、二回読みました。でも、それは楽しむというよりはただの確認作業でしたね。トリックには感心しましたけど、でもそれだけ。作者は意図的にそうしたのかもしれませんが、ストーリーや登場人物があまりにも陳腐です。すごく薄っぺらい。クソ面白くないと思いつつ、ラスト二行を読むためだけに我慢を強いられた感じです。読後の感想としては、作者の自慰行為に付き合っただけって気分ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
四分の一ほど読み、好みの話でなく、読み進めるのが困難になっていて、読むことを止めることにしました。でも最後の二行が、びっくりと本屋に書いてあった宣伝を思い出し、最後の二行を読むことによってようやく、最後まで読めるようになりました。なんで驚いてもいないし、とにかくA面もB面もつまらない小説だなあと思い、ただとても後味が悪い感覚を味わいながら、飛ばし読みでなんとか終了。それにしても、、何がこんなに読後が気持ち悪いんだろうと、、、ネットで調べてみて、物語の時系列に驚いたことよりも、作者が男だったということに驚きました。くるみって、名前に騙されました。いやあ、これ書く女流作家が想像つかなくて、何よりミステリーでした。主人公がヒロインを好きな理由が、マスコットというか、ペットというか、とにかく浅い感じがして、それが物語にクールさおびて妙なミステリー感増しているような気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直言って評判になっているほどではなかったと思います。 「男女7人」のくだりもいまとなっては、そんなドラマもあったかな程度で、 昔放映していた時もあんまり熱心に見ていなかった私としては、どうもピンと きませんでした。詳しいレビューを読んで、あ〜そういう伏線だったのね。 と納得したものの、ストーリー自体はちょっと退屈でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私の感想だと、ミステリーではない。懐古的青春日記?とも言えるような内容である。 どなたかのレビューにもあったように、男性目線のイニシエーションラブでしかない。それが女性受けを狙ったような(男性が買うのでは気恥ずかしいような)表紙の雰囲気とタイトルで、誰に読ませたいのかもわからない。落ちとあったが、目次だけであの年代ならわかってしまうようなヒネリというしかない。文章も会話も、作者は未だ醒めぬ夢見る夢男君なのか?と感じる台詞があちらこちらに。まずは中古で買うか、借りるかして読むことをおすすめする。もし気に入ったならば、新しいものを自分の為に買えばいいのだ。私は買わない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サクサク読めます。 速読のできない私も、3、4日間の通勤中で読み切りました。 そんな意味ではケータイ小説のように読みやすい本だと思います。 ただ、トリックを除いた恋愛模様の描写に関しては、 ケータイ小説のような刺激もないし、瑞々しさを通り越して、・・・なんか素人っぽい。 でも作者はそれを狙って書いているようです。それに付き合う読者は少し我慢が必要かもしれません。 トリック自体は素晴らしいものですが、至る所にヒントがあり、 ミステリー好きな読者の方には簡単でしょう。 確かに、2度読み直してみると(私の場合は解説サイトを見てから、2度目は飛ばし読み) パズルが解けていくような爽快感があります。 恋愛物と、ミステリーが混ざるとこんな作品になるんでしょうか。 私は独立してる方が好みなのかもしれません。なので星2つ。 騙し切るってのは、いいことなんかもしれないですね〜。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
sideA・Bどちらの話も中途半端に感じました。 盛り上げるだけ盛り上げといて、あとはポイ。 結局作者は最後のあの仕掛けを使いたかっただけなのかな。 発想は良かったと思う。 だけどせっかくなら中身をもっと二転三転させるように練ってほしかった。 必ず二回読みたくなる って帯にはあったけど・・・ 話の途中から“ん?”って思いながら読んで、最後に“ああそーゆうこと” とは思った。ただ、伏線がわざとらしすぎるのと、恋愛小説としての中身が薄いので、 キチンと色々確かめたい人は二回読むかもしれないけど・・・ はっきり言って特に読み返したいと思える内容ではなかった。 ちなみに本の後ろに“傑作ミステリー”って書いてあったけど、 そこに一番びっくりしたかもw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夫の「びっくりするよ!」につられて読みました。 夫の台詞や、帯の文から「どんでん返しもの」とわかって読んでいたくせに 鈍い私には最後までトリックがわかりませんでした。 っていうか、最後まで読んでも「???」で夫に教えてもらいました。情けない。。。 でも、トリック自体はとっても良く出来てます。 「やられた!」って感じ。確かに帯の文どおりもう一回よみたくなるなる。 「ええっ?そんなのあり?」です。流石。 しかし!そこに到達するまでは「ぬるい恋愛小説」なんだよね。 もう、読んでるとかゆくなる。 本当に力量があるならフィニッシュに至るまでの過程も 「読ませる」ものにして欲しいな。 これでどんでん返しが納得いかないものだったら怒ってたと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
説明過多な文章。面白みのない会話。 日記?感想文?なんじゃこりゃ。 トリックっていうけれど、たいしたことじゃない。 ばればれの伏線だらけ。そのばればれさが伏線かも、と我慢して 読み通したけど。結局落ちはそのまんま。ていうか落ちてもいない。 これで、いいのか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書店のポップにそそられて買いました。ラスト2行は最後まで読まないで!とあったので、わくわくしながら読みました。途中、というか、最後の2行目までは正直面白くはなく、かなり頑張って読みました。そして、最後の2行・・・でも、インパクト弱っ!解説サイトで説明を読みましたが、そんなミステリーというほどスリリングではなく、「あ、そうだったのね」程度・・・。この設定を生かして、もっといろいろ面白くできたのになぁ。こんな面白い発想なのに、この程度の出来事で、勿体無い。と思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何か仕掛けがある、という先入観を持って読んだのでかろうじて最後まで読み進めることができたが、そうでなければ設定も古く感情移入もできない苦痛なただの恋愛小説。 二部に分かれている時点でピンとくる人も少なくないだろうし、なんだか期待はずれ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ペンネームから女性作家と勘違いし、恩田陸さんの一連の青春小説のようなさわやかな恋愛小説を期待して買ったのが、間違いだった。 イニシエーション・ラブとは、私の想像していたようなさわやかな恋愛ではなく、初めての性体験のことだと、読んでみてはじめてわかった。それも、男性の側だけのイニシエーション・ラブで、女性の方は、そうではない。この本より先に読んだ市川拓司の「そのときは彼によろしく」に書かれていた通過儀礼という名の年上女性との性的初体験の話を忘れていたのだ。 恋愛小説としては、青春期特有の、生にたいする疑問や期待、正義感、異姓にたいする憧憬、傷つきやすく純真な心情、感じやすくみずみずしくロマンティクな情感、など何ひとつ感じられず、単に、相手女性の真実も見抜けない感性の乏しい男性の、性体験物語にすぎない。 また、ミステリーともいえないだろう。ミステリーにはもっとわくわくするような不思議なムードと、先へ先へと読者を誘導する強いパワーがある、これは、どこにおかしなところがあるか発見すればよいだけのクイズ小説だ。 解説者は二度読めというけれど、面白くないのを我慢し、やっと読んだのだから、二度は読めない。 評判のよいのが不思議なくらい、けれん味の目立つ、情感の感じられない小説である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
口コミで読んでみた。 確かに「いっぱい喰わされた」という驚きはあるものの 同時に「だからどうなの?」という 沸々とした物足りなさが残る。 ジグソーパズルをやっているのと変わりない。 小説は、もっとエンターテイメントだったり ハラハラドキドキしたり、 登場人物の心情にシンクロしたり、、、。 そういうトリックとは別の視点で読むと 何も残らない。この物語でも出てくるが、 手品は一瞬で終わる。でも一冊何時間か読んでみて オチがわかっだけで満足できるんだろうか? 少なくとも私は満足できない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終えてトリックはまったくわからなかったけど、とにかく後味がすごく悪くて、読み返す気になれませんでした。でもトリックは知りたくて関係するブログを読んで納得。 それで充分、やはりもう1度読み返す気にはなれなかった。 トリックとしては面白いと思うけど、ストーリーとしては好きになれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラスト二行で驚愕の結末が待っていると評判の作品だったが、オリジナリティに欠け、期待外れの出来。"登場人物が互いに愛称で呼び合ったら注意すべし"と言う鉄則を守れば作者の意図は容易に予測できる。親切にも作中で「十角館」に触れヒントを出したり、前後半の切れ目の時間的経過が大き過ぎて不自然だったり、"たっくん"の在籍(出身)学科が作品の前後半で変っている事を堂々と書いてたりしているのに気付かない方がオカシイ。そして、この作品の致命的な欠点は、作者の意図する意外性が何らかの事件と係わりがなく、真相が分かっても「だから、どうした」と言う感想しか持てない点である。作者はマユの人生を書いたのではなく、ミステリを書いたのであろうから。 文体が西澤保彦氏の「匠千暁」シリーズに似ているのも気になる。しかも"たっくん"と"タック"。工夫が無さ過ぎでしょう。ここからの連想でも、上述の真相が透けて見える。このような「書き方で読者を欺く」作品は作者の恣意によって、どのような結末へも導けるので、意外性があるとは呼ばないのである。ちなみに私も数学科出身なのだが、数学科の学生はコンピュータ・保険業界を除いて民間企業には就職しない(院に進むか、先生になる)。だから後半、ギフト・メーカーに就職したと聞いて「アレレッ」と思ってしまった。この辺にも注意を払って貰いたいものである。 ヒロインをサイコ・キラーにするとか、物語に複雑性を持たせ、本作が意図する意外性が事件の裏側から浮かび上がって来るような真の意味の意外性に育てて欲しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何らかのトリックがあるという前提で本書に接した場合、 そもそも目次にサイドAとBがある時点で、 綾辻行人の『殺人鬼』を思い出し、結末を予想してしまう人も、 いるのではなかろうか。 (私も「たぶん、そうであろう」と考え、「サイドB」に入った時点で、 ある「確信」を抱いた) この手の小説を全く読んでいない人なら、驚くと思うが…。 『殺戮に至る病』や『ロートレック荘』の場合には、 「“単純なトリックに気づかなかった理由”が読者の内面にある」 と気づいて、作者の意図に感心させられる点があったが、 この作品には感心しなかった…。 作者の慎重かつ大胆な筆致と、その結果に驚く、という点ならば、 泡坂妻夫が『生者と死者』などの驚異的作品を書いているし、 ここは辛い点数を付けざるを得ない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックというか仕掛けは並みのショート・ショート程度。 作者本人も認めているようだが、本作の大部分を占める恋愛小説部分は凡作なので、 「やられた!」どころか「何それ?」というのが読後の感想である。 「2回読む〜」というのも、内容が優れているため2回読みたくなるわけではなく、 長文の中に埋もれて分かりにくくなっている伏線を 発見するためと理解する方が正確だと思う。 本作品を面白いと思うならば、星新一氏が選者の「ショートショートの広場」を 読んでほしい。おそらく同程度のコストで、より高次元の仕掛けが 施された作品に数多く出会えるだろう。 なお、先に「ショートショートの広場」を読んでしまうと、 本作品で驚かされる確率は大幅に低下する可能性が高いので要注意。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!