『ギロチン城』殺人事件

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『ギロチン城』殺人事件の評価:

3.59/5点 レビュー 17件。 B ランク

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平均点3.59pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21〜31 2/2ページ
No.11
(4pt)

主を喪い、自動化した『首狩り人形』が跳梁する城

『ギロチン城』という題名を裏切らない酸鼻な大仕掛け、そして、密室状況下で、
降霊術『スクウェア』を行っていた人間全員が殺され、被害者の首が順送り的に
すげ替えられるという不可能犯罪を可能ならしめるギミックなど、「物理の北山」
の異名にふさわしい、スケールが大きく遊び心溢れるガジェットが目をひく本作。
しかし、本作の主眼はそういった物理トリックでは
なく、前作同様、語り/騙りの詐術にこそあります。
本作の舞台となるギロチン城には、生体認証システムによる過剰なセキュリティが
しかれています。作者は、そうした、人間をパーツとして把握するシステムを逆手に
とった逆説的なトリックを本作に仕掛けているのです。
その驚くべきトリックは、周到な語り/騙りによって支えられているのですが、一方で
それ自体が、かなりキワドい、アンフェアぎりぎりの叙述法であるのもたしかです。
「三人称の地の文では、虚偽の記述をしてはならない」という大原則が
遵守されているとはいえ、だからといって、叙述レベルを恣意的に操作
してもいいかどうかは意見の分かれるところでしょう(作者が設けた原則
に従う限りでは、本作の叙述に矛盾はないと思われます)。
ともあれ、個人的には、新趣向に果敢に挑戦する作者の姿勢は非常に好ましく
感じられ、今後もその調子で、どんどんチャレンジし続けていってほしいですね。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062762978
No.10
(4pt)

ひとこと

北山先生はアリスから確実にうまくなってる。

雰囲気もいいね
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062762978
No.9
(4pt)

ひとこと

北山先生はアリスから確実にうまくなってる。

雰囲気もいいね
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061824163
No.8
(4pt)

ひとこと 

北山先生はアリスから確実にうまくなってる。
雰囲気もいいね
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061824163
No.7
(4pt)

ドライだけど衝撃は大きい。

他のレビューで「乾いている」という表現があった。
それには「確かに……」と感じるところがある。
だが、氏の新作「少年検閲官」でこの問題は解決できていると思う。
今回も色々な予想をしながら読み進めていたが、案の定やられた!
どうやったらこんなトリックが思いつくのだろうか!
楽しい時間を過ごさせていただきました。
でも、やっぱり私は「『アリス・ミラー城』殺人事件」の方が好きかもしれない。
是非一読を!
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4061824163
No.6
(5pt)

さて、

 あちらこちらで人間が描けてないと批判されまくっている北山さんですが、今作では開き直ったのでしょうか、キャラを徹底的に記号化している。もちろん、今作のテーマにもなっているんでしょうけど、人間=人形みたいなノリでかいている。名前はもっとすごい。一さん、ニさん、三さん、四さん、五さんと、そう龍伝も真っ青の名づけっぷりです。
 さらに、あいかわらずこんなんわかるわけないだろうという馬鹿ばかしいほど壮大な物理トリック。アリスミラーには及ばない感じでしたが、今作も面白かった。
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4061824163
No.5
(4pt)

北山ミステリ

”物理の”と冠される北山ミステリであるが、各作品の見所はといえば、物理トリック以外にも常にミステリ界において前例の無いものを提示している点です。首切りの理由、が各作品における主たる謎ですが、4作目において、今度はいかなる答えを示しているのでしょうか?ミステリ界においては独特の存在感を示している様に感じます。願わくはミステリ以外のモノも書いてもらいたい、そんな作家の一人です。
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4061824163
No.4
(4pt)

なんとも北山猛邦らしい作品

「物理」の北山が送る、「城」シリーズの4作目。非現実で到底ありえるとは思えない世界観に大胆で現実的な物理トリックを持ち込むという捩れた構図はこれまでの3作と同じ。そして、とにかく現実味がないと言う点もこれまでと同じ。到底現実世界では建築学的においても作ることすら出来ないとしか思えない館に、無茶とも思えるほどに大胆な物理トリック。そして人間の徹底的な記号化。まさに、トリックの何をやっても構わないという姿勢の現れである。作者の言う「同心円状に広がる世界の中心にトリックがあるというだけ」とはまさにこのことであり、この作風はほかにはない。
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4061824163
No.3
(3pt)

密室の白眉

著者の「城シリーズ」の特徴として、文章が乾いており、キャラクターがまるで人形のように思えるということがある。
このシリーズの場合、人間性や物語性よりも、「いかに犯罪が行われたか」というトリックの解明が中心となっているため、このことは大きな欠点ではないというものの物足りない感もあった。
しかし、今回の「ギロチン城」の場合、その欠点が逆に大きな長所となっている。
もしも作品の舞台が、現実的な、たとえば横浜の山下公園だなどと言われたら、あまりにも作り物めいた登場人物たちに辟易させられただろう。
しかし、非現実的な舞台では、いかにも作り物めいた人形のような登場人物たちがぴったりとあっている。その意味では、舞台をギロチン城に設定した時点でこの作品は成功を約束されたと言っていい。
また、相変わらずのトリックが中心の作品だが、肝心の物語も以前までに比べると格段にアップしているように思える。「アリスミラー城」の時は、読んだ後、あまりのばかばかしさに本を放り出したくなったが、今回は、物語としてもそれなりのものになっている。
残念だったのは、探偵が今ひとつだったこと。
現状では、ただ横柄なだけの美形探偵である。
できれば、そろそろ魅力的なシリーズ探偵に登場してもらいたいものである。それこそ、日本のフェル博士のような人物に。
現在、日本の本格界でカーにもっとも近い場所にいるのは、間違いなくこの作者だろう。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062762978
No.2
(3pt)

密室の白眉

著者の「城シリーズ」の特徴として、文章が乾いており、キャラクターがまるで人形のように思えるということがある。
このシリーズの場合、人間性や物語性よりも、「いかに犯罪が行われたか」というトリックの解明が中心となっているため、このことは大きな欠点ではないというものの物足りない感もあった。
しかし、今回の「ギロチン城」の場合、その欠点が逆に大きな長所となっている。
もしも作品の舞台が、現実的な、たとえば横浜の山下公園だなどと言われたら、あまりにも作り物めいた登場人物たちに辟易させられただろう。
しかし、非現実的な舞台では、いかにも作り物めいた人形のような登場人物たちがぴったりとあっている。その意味では、舞台をギロチン城に設定した時点でこの作品は成功を約束されたと言っていい。
また、相変わらずのトリックが中心の作品だが、肝心の物語も以前までに比べると格段にアップしているように思える。「アリスミラー城」の時は、読んだ後、あまりのばかばかしさに本を放り出したくなったが、今回は、物語としてもそれなりのものになっている。
残念だったのは、探偵が今ひとつだったこと。
現状では、ただ横柄なだけの美形探偵である。
できれば、そろそろ魅力的なシリーズ探偵に登場してもらいたいものである。それこそ、日本のフェル博士のような人物に。
現在、日本の本格界でカーにもっとも近い場所にいるのは、間違いなくこの作者だろう。
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4061824163
No.1
(2pt)

事件?

北山猛邦さんの本は初めて読みました。強引に事件に関わり、強引に終わらせているような・・・。城シリーズということなので、第1弾から読めば雰囲気がつかめて楽しめるのかもしれません。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061824163