扉は閉ざされたまま

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評判

扉は閉ざされたままの評価:

3.24/5点 レビュー 89件。 A ランク

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平均点3.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全67件 61〜67 4/4ページ
No.7
(5pt)

一気読みです。

おどろおどろしい深い怨恨がないことも、もしかしたらそんな名探偵がいなければ逆にパッピーエンドだったかもしれない事件をどん底にたたき落とすような名探偵がでてこないことも、とても良い感じでした。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972
No.6
(4pt)

作者の本領発揮

この作者は「みんなが善人」というような雰囲気の話が多いのだが、
それが作品の底に流れるものと相容れず、
なぜか読者に(私に)大きな不快感をもたらす、ということが多かった。
この作品は、妙な善人風を吹かすのをやめて、一部の登場人物を表面上あえて無機的な感じにしたのが良かったと思う。
相変わらず、主に言葉のやり取りで謎に迫る手法はうまい。
動機については、もう少しドラマチックなことがあったのではないかと思いながら読んでいたので拍子抜けしたが、
一応、作品の中の世界では成立しうるかな、という気もする。
ラストも、これまでの石持作品の中で一番良かった。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
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No.5
(5pt)

手に汗握る心理戦・倒叙ミステリーの傑作

密室殺人を扱った本格ミステリーだが、探偵が密室トリックや犯人を暴くストーリーではなく、はじめから犯人と犯行方法が分かっている、TVドラマの「古畑任三郎」のような、いわゆる「倒叙もの」のスタイルをとっている。
「倒叙ミステリー」とはいえ、なぜ犯人は「密室状態」を構築してまで死体の発見を遅らせる必要があったのか、肝心の殺人の動機はなんだったのか、謎は、扉と同様に伏せられたままである。
物語は、犯人・伏見の犯行から始まり、中盤までは伏見の「事後」の成り行きを思惑通りに進めるための、臨場感あふれる心理描写中心に展開し、終盤、探偵役の女性・優佳(ゆか)と伏見との緊迫感のある「対話」へとなだれ込む。そして彼女によって事件の真相が暴かれ、最後に「密室の扉」が開かれる。
その場の皆が騙されるなか、ただひとり勘の鋭い優佳に疑問を抱かれ、伏見が焦る場面などは迫真で、おもわず手に汗握り、自分が犯人になったような気がしたほどである。
著者の石持浅海の作品は’02年のデビュー作『アイルランドの薔薇』をはじめ、’03年、各社のミステリーランキングの上位に選ばれた佳作『月の扉』、’04年、水族館を舞台にした話題作『水の迷宮』を読んできたが、いずれも程よい長さで、展開がスピーディで緊迫感にあふれていて面白かった。
本書もその例に漏れず、いやそれ以上に最後まで緊張感を持って、一気読みをしてしまった。さすが’05年のいろんなミステリー・ベストテンで上位にランクインされたミステリーである。
余談だが、そういう役回りを著者が演出したんだろうけれども、探偵役の優佳が私にはイヤミに感じられるくらいに個性的に描かれていて、ハナについてしまい、決してこういう人とはお近付きになりたくはないと思った。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
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No.4
(5pt)

ひさびさに新鮮なミステリー

天才的頭脳を持った犯人vsそれを上回る頭脳の探偵役、のシンプルな構図ですが、
この作品は一味違います。
疑念が不審に変わり、推測が推理に発展し、ついには結論へ。
これが閉ざされた密室のまま行われるとしたらどうでしょう。
ある意味、形を変えたアームチェアディテクティブのようなものですが、実際読んで
みると新鮮です。着地もひねりが効いていて見事。
動機は納得出来かねますが、特にマイナス要因とは思えず、私は気になりませんでした。
この作品のポイントはそこではないですからね。
ボリュームもコンパクトにまとめられ、新鮮度の高い作品です。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
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No.3
(4pt)

是非、読んで

いわゆる、犯人が最初からわかっていますが、最後まで動機がわかりません。いろんな意見があるでしょうが、あまり殺されるようなタイプでなにのにどうしてと思いながら読めました。動機がとてもユニークでミステリーを読み込んだ人でもあばけないかも。短いので手軽によめますよ。
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No.2
(4pt)

彼の作品のベストかも!!

私は、この作家の「アイルランドの薔薇」の構成の巧みさに惹かれ本が出るたび求めていますが、コレは今までの中で私の中では最高にヒットしました。ミステリはネタバレが命取りですのであまり話せませんが、細部まで熟考された作品に思います。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972
No.1
(4pt)

たまには倒叙ものも

内容紹介を読めばお分かりの通り、倒叙ものです。倒叙もの、というのは「刑事コロンボ」のように最初から犯人が分かっており、完璧と思われた犯行が、探偵役によって徐々に明かされていく形式のものです。はじめに犯人側が描かれるので、犯人に感情移入してしまいます。犯行が完璧であればある程、犯行が暴かれた際の驚きが大きく面白いです。本作の場合、初めから「あ~あ」と思うことがあるのですが、それではなく(私としては)意外なことがきっかけで、探偵役の疑いが濃くなっていきます。探偵と犯人の微妙な関係が良い感じです。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
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