蝶
評判
蝶の評価:
4.58/5点 レビュー 19件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21〜26 2/2ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
蝶の評価:
4.58/5点 レビュー 19件。 B ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
嫋やかに揺れ惑う幻想小説だと思い手に取ったら、冷たい煌きの白刃でバッサリ斬り捨てられた、、、そんなゾッとする感触も孕んだ美しくも危ない短編集。耽美な詩句をアクセントとして持ち寄り、それに依って異なる質感を醸していく作品こそ多々あれど、詩句そのものの情動を、まるでそれを核にして生脈させていくような本作の世界観は完全に異質。詩句そのものが放つ悲鳴のように鋭い感覚と交じり合う物語は、それと気づかせることすらなく、しかし確実に読み手を狂気の淵へと誘い、食む。
既にして誰が、どういう状態で話しているのかさえ不明となる錯乱めいた異様な気配を放つ『空の色さえ』に始まり、重厚かつ仄暗い枠の中で、艶やかで畸形なる耽美が描かれる『妙に清らの』、幼年期特有の塞いだ世界へ、再び夢現(ゆめうつつ)の境(あわい)を溶かす狂ったチューンが入り込む『竜騎兵は近づけり』へと続き、さらには秘められたエロスを求心軸に進む『幻燈』は、ラストで思いもかけない荒ぶりに打たれることとなり、個人的に最も好みであった『遺し文』での、劇的に途切れる光景へと終着することになる。
今自分に取り憑いている感覚が何なのか、それすらもハッキリとは判らないまでに強い幻惑を齎す作品の多くは、しかし同時に言いようもなく冷たく、硬質で凛とした佇まいで突き刺さる。気づけばスッと体温が下がり切っているような、わけの分からない感覚に落とされている。一字一句に背筋を伸ばして臨むことを求められるような、優美だが抜き身の狂気を感じさせる緊張感が素晴らしく、そして、怖い。