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異聞 太平洋戦記
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異聞 太平洋戦記の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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| 史実を知ってるとめちゃくちゃ頭が混乱します。まあ史実を知ってるからこそわかる面白さもあるんですが。 あと5つの短編で構成されてますが、最初3つのストーリーは順番を変えず読んだほうがいいでしょう。 | ||||
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| 太平洋戦争を検証する本と思って手にとったが、ひたすら飛躍に次ぐ飛躍で、私には合わなかった。 作者は他殺説の立場で下山事件に関する著作を執筆しているが、本書のような飛躍を繰り返して他殺説をこじつけているのだろう。 | ||||
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| 海外まで行って調査する前に東京大空襲に関する基本的な調査をしてから執筆すべき。 日本側の迎撃が少なかった理由なども他の人が書いている通りで、あわせて夜間迎撃ができる「技量甲」の操縦手は限られていたことを考えれば迎撃に当たることができた機体が40機強であることもすぐにわかる事である。 更に、3月10日は「陸軍記念日」であるから報復爆撃があるはずだという「ウワサ」が市中で出回っていたことも調べればわかる事である。(現実には複数候補日があり、特に強風が吹いている日を選んだ結果3月10日になったという事であるが。) なお、堀栄三の著作などを読むとアメリカの暗号解析などから日本軍側もある程度アメリカ側の動向を把握しており、こうした情報分析から日本側がアメリカの目標と攻撃してきそうなタイミングを察していた可能性もある。 ノモンハン事件の話に至ってはまさに荒唐無稽としか言いようがなく、こういった話を「お話」として読むのではなく本気で信じてしまう読者がいる事にも問題を感じる。別のレビューアーが「読み手を選ぶ」と書いているのはそういう事であろう。 「無知」で「陰謀に都合のいい情報」だけをピックアップして信じるタイプの著者が、そういう人向けにかいた本である。 | ||||
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| 文章自体は、ちょっと気の利いた高校生レベルで、読めなくはない。 内容は、ムーを愛読する中学生が書いたのなら合点がいくレベル。 本職の作家が書いたのなら、担当編集の職業意識を疑わざるをえない程度のもの。 これを売る出版社は、随分勇気があると思う | ||||
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| 久しぶりに「金返せ」と言いたくなる本だった。 本書は5章で構成。東京大空襲を描いた「超空の要塞」、真珠湾攻撃の逸話を書いた「目ン無い千鳥の群れ」、海軍甲事件の「ブーゲンビル日記」、沖縄戦の久米島事件をレポートする「鬼の棲む山」、ノモンハン戦の発端と陸軍中野学校を取り上げる「草原に咲く一輪の花」からなる。 多少なりとも読む価値があったのは「鬼の棲む山」だけ。あとは、陰謀論のてんこ盛りという「トンデモ本」。1章と2章だけ紹介しよう。 「超空の要塞」は、東京大空襲に関して、米国と日本政府が内通しており、日本側に事前に空襲が知らされていたとする内容。「インドネシヤ産業」という国策会社の従業員が、会社から事前に大空襲のことを知らされており、避難して無事だったというストーリーだ。 空襲の予告に関しては、まあそういう偶然もあるかもね、で済む話だが、論拠が頂けない。筆者はわざわざ渡米して、公文書館を当たり、日本側が迎撃機を飛ばさず、帝都を無防備状態にしていた、とする「傍証」をいろいろと見つけてくる。 だが、筆者は、3月10日の空襲が、低高度侵入による大規模焼夷弾空襲の最初のケースという事実を無視している。また、防空戦闘機が不活発だったという点も、当日は強風のため、脆弱な電探が機能せず、空に上がるのに手間取ったという単純な事実も忘れている。1月27日の空襲に比べ、B29の損害が余りにも小さいと言うが、昼間高高度爆撃に対する戦闘と、ろくな設備もない日本の夜戦の迎撃能力を単純に比較する知性が理解できない。結局、何一つ立証できないままセンチメントな犠牲者への黙祷で終わっている。また、最後の方に陰謀当事者として源田実のことが名を隠して出てくる。なぜ、そう書かない。ヘタレである。 続く「目ン無い千鳥の群れ」はこの続編。真珠湾空襲の当日、ホノルル放送から「目ン無い千鳥の群れ」が放送されたと語る元戦艦長門の通信士官の話から始まる。これも日米の陰謀により、真珠湾攻撃が始まったとするオチだ。 真珠湾攻撃総隊長の淵田美津雄が、九七艦攻の機上からホノルル放送のジャズを聴きながら進撃、途中で周波数を変えて天気予報を傍受し、攻撃隊の侵入コースを改めたというのは有名な話。 さて、気になるのは上記士官の証言の信憑性だ。柱島にいた長門艦上で、AM波であろうホノルル放送を受信できるのか? ト連送やトラ連送を長門がダイレクトにキャッチしたのも知られているが、ラジオ番組まで傍受していたのか? まずここで十分に怪しい。 そして筆者はまたホノルルまで足を伸ばして取材し、「傍証」のようなものを書き連ねる。ロバート・スティネットのトンデモ本を引用しながら、ルーズベルトは真珠湾を知っていたという話に向かわせている。 実にくだらないのが、赤城が129通の無電を発していたというトンデモを素で信じていることだ。この筆者は「擬電」という言葉を知らないらしい。このスティネットが書いた与太話は、すでにさんざんに批判されているというのに。また、「条約派」と「艦隊派」の言葉の意味を知らないような書きぶりがほほえましい。締めくくりは、何の成果も無かったことをごまかすセンチメントな表現である。 もういいだろう。3章は「フリーメーソン」、5章は「義経=ジンギスカン説」が出てくる。 まさしく「トンデモ本」。その味わい方に慣れている人にはお薦めする。 | ||||
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