異聞 太平洋戦記
評判
異聞 太平洋戦記の評価:
3.50/5点 レビュー 16件。 A ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全16件 1〜16 1/1ページ
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異聞 太平洋戦記の評価:
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微妙な表現ではあるが、ほぼ事実を中心に、推測も交えて、全容を解明しようとする力作であろう。
まだ「超空の要塞」「目ン無い千鳥の群れ」「ブーゲンビル日記」しか読んでいないが、どの「作品」にも自分の知らなかった事柄が出て来て、勉強になった。
今回は、特に「ブーゲンビル日記」を取り上げたいが、謎の多い不可解な「海軍甲事件」を扱っておられる。
この本に書かれていなかった事柄を記すとすれば・・・
1.山本長官・宇垣参謀長をそれぞれ乗せた飛行機(一式陸攻)2機は、合計6機だけのゼロ戦で護衛されていたが、なんとアメリカ軍の戦闘機(P-38)が16機も待ち伏せしていて攻撃された。2機とも被弾して、山本長官の乗った飛行機は、島の中の広場みたいなところに不時着のように落ちて行った。宇垣参謀長の乗った飛行機は、海に不時着のように落ちて、3名が助かった・・・
しかし、護衛のゼロ戦6機と米軍戦闘機16機の戦闘場面は、詳述されずに、どの程度の空中戦だったかは不明だ。
記録によれば、ゼロ戦6機は空中戦をするも全機が「無傷」で帰島しているという・・・謎である。
米軍機も1機は飛行機のトラブルがあって落ちたみたいだが、残りの15機は無事で任務を終えたそうだ。
まるで「空中戦は行われず」「山本・宇垣の乗った2機だけ、あたかも被弾による墜落している」・・・そういう演出があるように感じられる。
後の記録では、長官・参謀長護衛のゼロ戦の飛行士たちは、全員激戦地に配置換えになって、全員死亡したそうだ・・・
墜落した長官機を捜索に出た兵士たちが、まるで口封じが如くに、捜索後に戦争の最前線に配置転換されて、その大部分が戦死したのに酷似する・・・
墜落した飛行機なのに、ほとんど無傷の山本と軍医だけが、墜落時に即死しないで、しばらくは生きていたという推理を著者の柴田氏はしている・・・